説明

中村留精密工業株式会社により出願された特許

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【課題】当初の設置場所からの不適切な移設による機械の精度低下、機能低下、寿命低下などを防止すると共に、機械の移設先や移設履歴を知ることもできる工作機械の移設検出装置を提供する。
【解決手段】工作機械又はNC装置のフレームに掛かる荷重の変化を、フレームの歪の変化として検出する歪検出手段と、検出した歪の変化量が、予め定められたしきい値を超えた場合に工作機械の移設が行われた旨の移設判定を行う判定手段と、移設判定を記憶する記憶手段と、NC装置に工作機械の起動指令が与えられた時に前記記憶手段の内容を読取ることができない場合又は記憶手段が移設判定を記憶している場合に、NC装置に動作制限信号を出力する制限情報出力手段と、動作制限信号に基づく動作制限を解除するためのリセット信号を出力すると共に記憶手段の記憶内容を初期化するリセット手段とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ストッカと加工機との間の1回の往復動作で加工前後のワークの搬入と返却とを行うローダを備え、搬入搬出に伴う加工機の待ち時間が短く、かつ装置の設置面積が小さい板材の加工装置を得る。
【解決手段】ストッカと加工機との間で板材の搬入・搬出を行うローダと、加工機のワークテーブルの上方に位置する昇降保持具を備えている。ローダの搬送ハンドは、支軸回りに90度回動し、水平姿勢となったときの下面と上面とに、それぞれ個別に動作するワーク保持具を備えている。昇降保持具は、テーブルの上方に位置し、テーブルとの間及び搬送ハンドの上側保持具との間で板材の受け渡しをする。 (もっと読む)


【課題】2主軸対向旋盤を用いたワークの防振加工において、ワークに必要以上の軸力が付与されるのを防止して、ワークのひずみに起因する加工誤差や軸受の発熱を抑制する。
【解決手段】加工負荷を逐次検出する負荷検出手段と、検出された加工負荷に基づいて加工中のワークに付与する軸力ないし軸方向変位を演算する演算手段と、演算された軸力ないし変位をワークに付与するように主軸送りモータを逐次駆動する主軸送り手段とを備える。加工に際しては、ワークの両端を対向する主軸で把持し、その時々の加工負荷に基づいて演算した軸力ないし変位がワークに作用するように主軸送りモータを制御する。 (もっと読む)


【課題】工作機械に設けられる刃物台や移動主軸台などの移動台の摺動案内構造に関し、摩耗したシューを交換することが容易な構造の摺動装置を得る。
【解決手段】シューを長手方向略中央で2分割し、各シューの一端(露出端)が移動台の端面に位置するように、取り付ける。シューの露出端には、抜きねじ孔が設けられ、移動台の端面には、シューを交換する際に用いる治具を取り付ける取付ねじ孔が設けられている。基台には、移動台の下方となる位置に、空間を隔ててジャッキ受面が形成されている。治具は、取付ボルトを挿通するボルト挿通孔と、シューの露出端を受け入れる凹所と、抜きボルトを挿通するボルト挿通孔とを備えている。 (もっと読む)


【課題】平板状ワークの周縁加工において、ワーク毎に固有の加工誤差を含む総ての加工誤差を低減する。
【解決手段】主軸と、主軸の軸端に着脱されるワークホルダと、工具と、NC装置5とを備える。ワークホルダは、加工するワークの形状寸法に応じた平面形状のものを装着する。NC装置は、装着されるワークホルダ毎に個別に設定される偏倚量αと偏倚角θ0を用い、主軸1の基準位相からの回転角をθとして、Δx=α×cos(θ−θ0)で演算される補正値Δxを演算し、当該Δxで辺加工手段の移動位置の指令値xを補正する (もっと読む)


【課題】硬質脆性材料からなる円板状ワークの外周加工装置に関し、外周角の面取面と表裏面との間の角に生ずるチッピングの発生を可及的に防止する。また、砥石が摩耗したときに、砥石と円板状ワークとの相対位置の調整によって高い精度の加工形状を維持できるようにする。
【解決手段】ワークホルダで水平に保持された円板状ワークの上面側の外周角と下面側の外周角を面取する上下の面取砥石を備えている。上下の面取砥石は、外周面でワークの上下の外周角を摺擦する円板形の砥石で、ワークの上側の外周角の一箇所と下側の外周角の一箇所に接触している。上下の面取砥石は、ワークの摺擦方向がワークの内側から外側へと向かう方向に回転駆動される。上下の砥石は、ワークの直径方向に個別に位置調整可能に装着されている。 (もっと読む)


【課題】硬質脆性材料からなる円盤状ワークの外周角の面取装置に関し、面取面と表裏面との間の角に生ずるチッピングの発生を可及的に防止することにより、面取加工後の2次研削加工を省略できるようにする。
【解決手段】
鉛直方向の回転ワーク軸で保持された円盤状ワークの上面側及び下面側の外周角を摺擦するカップ状の上下の砥石と、上下の砥石を装着する上下の面取砥石軸と、砥石軸を回転駆動する砥石モータとを備えている。上下の砥石軸は、これに装着した上下の砥石の周縁が円盤状ワークの上下の面取面にそれぞれ一箇所で接触するように、ワーク軸の軸心と斜めに立体交差する方向で設けられている。砥石モータは、砥石と円盤状ワークとの接触箇所における上下の砥石の摺擦方向が共に円盤状ワークの内側から外側へと向かう方向となる回転方向にこれらの砥石を回転駆動している。 (もっと読む)


【課題】NC旋盤やマシニングセンタを用いて人体の各部位に特有な動作条件で人工関節の摩耗試験を行うことができる装置を得ること、及び当該装置を用いて人工関節の摩耗試験を行う方法を提案する。
【解決手段】工作機械のワーク軸に装着されるワーク軸側ホルダと工具軸に装着される工具軸側ホルダとを備える。ワーク軸側ホルダは、試料又は試験皿を固定するテーブルとを備え、取付部をワーク軸に固定したときにテーブルをワーク軸の軸線に沿う方向又は当該軸線と直交する方向に沿って案内するガイドと、テーブルに固定した試料の球体の中心をワーク軸の軸線上に保持可能とするための、高さ調整具及び前記方向とワーク軸の軸線との両者に直交する方向の位置を調整する位置調整具と、テーブルに作用する前記直線方向の力を検出するセンサとを備えている。工具軸側ホルダは、工具軸に装着するシャフトと試料又は試験皿を固定する受台とを備えている。 (もっと読む)


【課題】ガラス板などの硬質脆性板に板厚方向に貫通する丸孔、長孔、溝孔などのくり貫き加工において、加工時に生ずる大きな欠けや割れを可及的に防止すると共に、寸法や形状の異なる丸孔や溝孔を加工することが可能な方法及び装置を提供する。
【解決手段】くり貫き砥石は、先端に硬質脆性板を板厚方向に研削してゆく先端面を備えた円筒形の砥石で、加工しようとする丸孔ないし溝幅より小径の砥石である。制御器は、ワーク軸の回転角をθ又はΔθ、砥石台の移動量をxとして、少なくとも以下の関係を保持して制御する溝孔加工手段を備えている。x=(A+R−r)/cosθ、x=CcosΔθ+(R−r)cosφ、但し、sinφ=CsinΔθ/(R−r)、及び、x=(A−R+r)/cosθ。上式中、Rは、溝孔の溝幅の1/2、rは、くり貫き砥石の半径(r<R)である。 (もっと読む)


【課題】複数の工具ステーションごとの切削液通路を備えたタレットに切削液を供給する装置に関し、切削液配管に逃し弁や切換弁を設けることなく、高圧の切削液が供給された場合でもノズルのタレットからの後退動作を可能にする。
【解決手段】ハウジングに軸方向摺動自在に嵌挿されたノズルは、ハウジングに嵌挿された部分の中間部に小径部を備えている。ノズルを進出方向に付勢するばねが設けられている。ノズルをタレットから後退させる油圧力を作用させる作動油室が、ノズルの小径部と基端側大径部との間に形成されている。ノズルのノズル孔に切削液を導く切削液室は、ノズルの先端側大径部の小径部側端部にノズル挿通孔側を凹所にして設けられている。ノズルの小径部の先端側端部に、切削液室とノズル孔とを連通させる貫通孔が設けられている。 (もっと読む)


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