説明

日本化学工業株式会社により出願された特許

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【課題】正極材を製造する際のバインダー樹脂との混練の際のゲル化を抑制し、塗布性に優れるリチウム二次電池用正極活物質を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるリチウム複合酸化物に、Ca原子を含有させてなる正極活物質であって、該正極活物質を線源としてCu−Kα線を用いてX線回折分析したときに、(a)CaOに由来する2θ=37.4±0.2°の回折ピークに対する(b)2θ=18.7±0.2°の回折ピークの強度比(b/a)が10〜150であるリチウム二次電池用正極活物質。


(式中、MeはCo及びNi以外の原子番号11以上の金属元素を示す。xは0.98≦x≦1.20、yは0<y≦0.5、zは0<z≦0.5を示し、但しy+z<1を示す。) (もっと読む)


【課題】メソポーラスシリカの細孔組織にロジウムを均一に担持させたロジウム担持メソポーラスシリカを比較的温和な条件下での反応によって製造する方法を提供する。
【解決手段】珪酸ナトリウム水溶液をカチオン交換樹脂と接触させて活性シリカを調製する第1工程、次いで、上記活性シリカとカチオン界面活性剤とロジウム前駆体とをアルカリ性領域で、好ましくは、100℃を超えて、200℃以下の範囲の温度にて水熱反応させることによって、ロジウムを含有するシリカとカチオン界面活性剤との複合体を生成させる第2工程、上記複合体を焼成する第3工程をこの順序で行って、平均細孔径が10〜100オングストロームのメソポア組織を有すると共に、BET法による窒素吸着比表面積が500m2/g以上であるメソポーラスシリカにロジウムが担持されてなるロジウム担持メソポーラスシリカを得る。 (もっと読む)


【課題】紫外線透過率が低く、且つ可視光線の透過率が高い含水酸化チタン及び酸化チタンを提供すること。
【解決手段】X線回折パターンの少なくともひとつのピークが2ないし4nmのd面間隔を示す層状構造を有することを特徴とする薄片状含水酸化チタンを開示する。この含水酸化チタンはTiO2・H2Oで表され、アナターゼ型のものであることが好ましい。この含水酸化チタンを熱処理することで薄片状酸化チタンが得られる。この含水酸化チタンは、含水酸化チタンのコロイドが生成しない条件下に酸性チタン塩溶液を加水分解した後、溶液全体を凍結させて含水酸化チタンの結晶を析出させ、次いで解凍後に該結晶をろ過し水洗乾燥することで得られる。 (もっと読む)


【課題】高効率でかつ不斉収率の良い触媒的不斉合成方法による光学活性β−ヒドロキシカルボン酸誘導体の製造方法の提供。
【解決手段】β−ケト化合物類を、2,3−ビス(ジアルキルホスフィノ)ピラジン誘導体を配位子として有する遷移金属錯体化合物からなる触媒の存在下に不斉水素化反応に付することを特徴とする光学活性β−ヒドロキシカルボン酸誘導体の製造方法。ピラジン誘導体がキノキサリン誘導体であり、遷移金属がルテニウムであることが好ましい。キノキサリン誘導体としては、(S,S)−2,3−ビス(tert−ブチルメチルホスフィノ)キノキサリン、(R,R)−ビス(tert−ブチルメチルホスフィノ)キノキサリン、(S,S)−2,3−ビス(アダマンチルメチルホスフィノ)キノキサリン、(R,R)−ビス(アダマンチルメチルホスフィノ)キノキサリンなどが好ましい。 (もっと読む)


【解決課題】リチウム鉄リン系複合酸化物炭素複合体中のリチウム鉄リン系複合酸化物のLi、Fe及びPの組成調整が容易であり、X線回折分析において単相のLiFePOが得られ、リチウム二次電池に優れた電池性能を付与することができるリチウム鉄リン系複合酸化物炭素複合体の製造方法を提供すること。
【解決手段】リチウムイオン及びリン酸イオンを含む溶液(C液)に、2価の鉄イオンを含む溶液(A液)を添加しつつ、リチウムイオンを含む溶液(B液)を添加し、リチウム、鉄及びリンを含む共沈体を得る第1工程と、該共沈体と導電性炭素材料とを混合し、焼成原料混合物を得る第2工程と、該焼成原料混合物を不活性ガス雰囲気中で焼成し、リチウム鉄リン系複合酸化物炭素複合体を得る第3工程と、を有することを特徴とするリチウム鉄リン系複合酸化物炭素複合体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、リチウム二次電池に優れたサイクル特性を付与することができるリチウム二次電池正極活物質、その製造方法及びサイクル特性に優れたリチウム二次電池を提供する。
【解決手段】 本発明のリチウム二次電池正極活物質はリチウム化合物、遷移金属化合物、マグネシウム化合物及び硫酸塩を混合し、次いで焼成して得られるマグネシウム原子と硫酸根を含有するリチウム遷移金属複合酸化物であって、前記マグネシウム化合物としてマグネシウムのハロゲン化物を用いて得られたものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】構造が単純で製造が容易なメモリ素子を提供すること。
【解決手段】メモリ素子10は、第1の電極13、第2の電極16、第3の電極18を有する。またメモリ素子10は、第1の電極13と加熱ヒータ部15との間に介在する記憶部14を有する。加熱ヒータ部15の上に第3の電極18が配置されており、また加熱ヒータ部15の側部に第2の電極16が配置されている。記憶部14は、長い直線的共役構造部分を持ち液晶相としてスメクチック相を有する導電性液晶化合物を含む。加熱ヒータ部15の加熱により記憶部14の加熱処理を行い、導電性及び光学異方性の2つの性質を同時に持つ記憶部を選択的に形成させて情報の書き込みを行う。 (もっと読む)


【課題】半導体ウェハー上に形成された配線などの金属を有する基盤の研磨において、スクラッチと呼ばれる傷がなく研磨速度の高い配線金属研磨用組成物、製造方法、および研磨方法を提供する。
【解決手段】酸を含有しpHが2〜6であって、アミノ基含有シランカップリング剤が表面に結合した正電荷のシリカ粒子の水性媒体分散液を含有することを特徴とする半導体ウェハーの研磨用組成物、及び該研磨用組成物を用いた研磨加工方法。 (もっと読む)


【解決課題】リチウムイオン二次電池に優れた性能を付与することができるリチウムイオン二次電池正極活物質用リチウム遷移金属複合酸化物及びその製造方法を提供することにある。また、焼成粉末が焼成容器へ固着し難く、かつ、工業的に有利な、リチウム遷移金属複合酸化物の製造方法を提供することにある。
【解決手段】ケイ素原子の含有量が100〜1000ppmであり、かつ、フッ素原子の含有量が300〜900ppmであることを特徴とするリチウムイオン二次電池正極活物質用リチウム遷移金属複合酸化物。リチウム化合物、遷移金属化合物、フッ素化合物及びケイ素化合物を混合して、原料混合物を得、次いで、該原料混合物を焼成して、リチウム遷移金属複合酸化物を得ることを特徴とするリチウム遷移金属複合酸化物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】研磨特性に優れた半導体ウエハ研磨用組成物と研磨加工方法を提供すること。
【解決手段】シリカ粒子の長径/短径比が1.5乃至15の非球状の異形粒子群となっているコロイダルシリカを含有する半導体ウエハ研磨用組成物である。また、これを用いた半導体ウエハの研磨加工方法である。この研磨用組成物は、真球状のコロイダルシリカを用いた場合に比べ研磨速度が格段に高く、かつスクラッチを発生することはなく良好な鏡面研磨が達成できる。また、アルカリ金属の含有量が少ないことから、研磨後の砥粒残り等の半導体ウエハへの弊害を低減することができる。 (もっと読む)


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