説明

日本分光株式会社により出願された特許

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【課題】溶液試料を分析する分光測定方法において、溶液試料からの光を増強して測定感度を改善できる方法を提供することにある。
【解決手段】筒状部材4を用いて、一方の開口端42を溶液試料Wに浸して該筒状部材4の筒部43に溶液試料Wを取り込み、前記筒部43の他方の開口端41に向けて前記照射光を照射して、照射光が前記取り込まれた溶液試料中を進むことによって生じる溶液試料Wからの光を、該溶液試料W中にて前記筒部43の内周面により多重反射させることによって、前記他方の開口端41から出射する光を増強させ、前記他方の開口端41から出射する前記溶液試料Wからの光を検出する。 (もっと読む)


【課題】硬化過程における吸収スペクトルおよび粘度、粘弾性を同時に測定できて、測定者の負担が軽減する紫外線硬化樹脂の物性測定装置を提供すること。
【解決手段】紫外線硬化樹脂性の試料Sを挟持する回転プレート17およびトルク検出用プレート18と、回転プレート17を回転させることでトルク検出用プレート18に発生するトルクを検出するトルクセンサ20を備える。トルク検出用プレート18は、試料Sよりも大きい屈折率を有し、紫外線と赤外線に対する光透過性を示す全反射プリズムとする。従って、全反射プリズム越しに紫外線を試料Sに照射しながら、検出するトルクにより粘度、粘弾性を測定できる。同時に、赤外線を全反射プリズムに入射して、プリズム内部での全反射によって減衰する赤外干渉光を干渉光検出器14で検出して、赤外吸収スペクトルを測定できる。 (もっと読む)


【課題】簡易な設定で精度が高い3次元計測ベースの設定を行う。
【解決手段】ピークがZ軸正方向に出る場合は、半球・半楕円体(Z≧0)を求めるべきベース点の座標(x、y)を含むように配置し、その底面が(x,y)を含むように走査させ、それぞれの位置で表面形状像のZ位置と半球・半楕円体の高さの差の最小値lminと、(x、y)での半球・半楕円体の高さを求める。これらをそれぞれ足し合わせ、最大値をL(Xi,Yi)とし、ベース点を(X,Y,L(Xi,Yi))として設定する。そして、対象面の全体にベース点を設定するために、同様の方法により対象面内全体にベース点を設定していき、得られた複数のベース点に基づいて3次元計測ベースを設定する。 (もっと読む)


【課題】分離向上等の目的で分析条件を時間変化させる測定においても圧力変動の小さい超臨界流体用圧力制御装置を提供する。
【解決手段】 超臨界流体が通る流路に設けられた弁室12と、
該弁室12に配置され、弁閉時に弁室12へ先端部が嵌め合わされ、弁開時に弁室12より退避するよう電気的に操作された弁体16と、を備えた弁と、
前記弁室12の上流側又は下流側の流路内超臨界流体圧力を検出する圧力検出手段22と、
前記圧力検出手段22により検出された圧力が、目標圧力となるように制御する開閉制御手段24と、
前記超臨界流体の状態により開時の弁開度を調整する弁開度調整手段30と、
を備えたことを特徴とする超臨界流体用圧力制御装置10。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、使用者の操作性に優れ、かつ、測定の自動化、多機能化を容易にする恒温槽の制御機能を含んだ測定装置を提供することにある。
【解決手段】旋光度測定装置10は、セルホルダ11のセル部12の試料の旋光度を測定する測定装置本体1と、循環水の温度調整をおこないセルホルダ11へ循環水を供給する恒温槽2と、恒温槽2を制御するコンピュータ3とを備える。測定装置本体1およびコンピュータ3は、第一のUSBケーブル4で接続され、ペルチェ素子13の温度制御範囲の情報Aおよび試料の設定温度の情報Bの授受をおこなう。コンピュータ3は、各情報に基づき循環水の設定温度を演算し、演算した設定温度を含む制御信号Cを第二のUSBケーブル5を経由して恒温槽2へ伝送することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 二次以上の高次の干渉に基づく吸光ピークを長波長側の波長域に発生させ、狭いバンド幅で吸光度の高い吸光ピークを生じさせ得るホログラフィック・ノッチフィルターの製造方法、及びその方法により製造されたノッチフィルターを提供すること。
【解決手段】 裏面をミラー18とした透明な支持体14に支持されている記録材料16の表面に、記録材料16と略同一の屈折率を有するプリズム30を、その底面33が密接するように載置する。記録光20をプリズム30の入射面31から入射させ、プリズム30と記録材料16の界面を通過させる。そして該界面を通過した記録光20とミラー18の面からの反射光20rとを記録材料16内で干渉させて、二次以上の高次の干渉が除去すべき光の波長λに対応する波長域に生じるように非正弦波的な屈折率変調を記録する。 (もっと読む)


【課題】本発明の解決すべき課題は、被測定物の特定微小部位を目視観察しつつ、全反射測定による光学的デ−タを効率よく得ることのできる全反射測定装置を提供することにある。
【解決手段】カセグレン鏡12は、カセグレン主鏡16及びカセグレン副鏡18を有し、前記副鏡18、主鏡16の順に反射された入射光20を被測定物20上に集光し、反射光32を主鏡16、副鏡18の順に反射させて得る。
また、全反射プリズム14は、前記カセグレン副鏡18の下部に配置されている。
そして、前記入射光には目視観察用可視光と、分析情報取得用測定光が含まれ、
少なくとも全反射プリズム14への入射光ないし反射光を全反射領域Bと、通常反射領域Aとに分離し、前記入射光ないし反射光より、全反射領域Bの可視光を除去する可視光フィルターを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】演算負荷が小さく簡易な設定で精度が高いベースライン設定を行う。
【解決手段】X軸上に存在する半円、半楕円、又は二次曲線の図形をX軸方向に走査させ、前記図形を任意の位置を基準点として固定し、ピークがY軸正方向に出る場合は、X軸上に図形が存在する範囲においてスペクトルと図形の高さの差の最小値を求め、該最小値と前記基準点における図形の高さの和を求め、基準点を含む範囲において図形をずらしていき、それぞれの図形の位置において、同様にスペクトルと図形の高さの差の最小値と前記基準点における図形の高さの和を計算し、それらの計算された値のうち最大値L(xi)を求め、該最大値L(xi)を基準点のX座標におけるベースライン値として取得する。 (もっと読む)


【課題】 データ解析のためのパラメータの設定が容易に行えるようにすること
【解決手段】 クロマトグラムに対して設定されたパラメータを適用してデータ解析を行うクロマトグラフィー・データ処理装置である。パラメータを入力するパラメータ入力領域R1と、クロマトグラムを表示するクロマトグラム表示領域R2とを備えたダイアログボックスを表示し、[テスト]ボタン領域R3がクリックされると、パラメータ入力領域に入力されたパラメータをクロマトグラムに適用して仮の解析をし、その結果をクロマトグラム表示領域に出力する。パラメータ入力とテストを繰り返し実行し、所望のパラメータが得られたならば、[適用]ボタン領域R4をクリックすることで、そのときのパラメータ及び解析結果が保存される。 (もっと読む)


【課題】カラムにおける移動相の密度が調整され、試料成分の溶出力に著しく優れた超臨界流体クロマトグラフィー装置及びその方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる超臨界流体クロマトグラフィー装置は、移動相を流通する入口及び出口を有し、充填剤が充填された1つ以上のカラムからなる成分分離手段と、前記成分分離手段の入口と出口との間に負の温度勾配を与える温度調節手段と、
を備え、前記温度調節手段によって前記成分分離手段内における超臨界流体及び試料の密度が調整されることを特徴とする。 (もっと読む)


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