説明

日本分光株式会社により出願された特許

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【課題】円滑にかつ正確に偏心量を測定できる測定器を提供すること。
【解決手段】測定器30は、軸体に取り付けられる本体31、軸体から筒体の内周面までの間隔寸法を測定する測定手段34、先端から入力される操作駆動力を測定手段34に伝達する操作手段32を備える。測定手段34は、中心軸の周囲に所定角度の間隔で配置された4つのスピンドル41、スピンドル41を長軸方向に沿って付勢する付勢部、スピンドル41が付勢によって前進しないように保持するリングを有する。リングが回転すると、スピンドル41の保持を解除される。本体31を筒体に挿入した状態で、リングを回転させてスピンドル41を前進させ、その先端が筒体の内周面に当接した状態にする。そしてスピンドル41の位置から間隔寸法を測定する。 (もっと読む)


【課題】 被検試料の面上に存在する微粒子を測定するに際し、面測定の測定速度が大であり、かつ測定精度が高い微粒子測定装置を提供すること。
【解決手段】 本発明の微粒子測定装置10は、レーザー光源16から出射されるビーム状のレーザー光を、ウェハの如き被検試料26上でX軸方向に走査するAO偏向器20と、レーザー走査位置に第一焦点を有するレーザー光の被検試料26に対する入射方向に対し、正反射方向へ反射する不要光を吸収させるレーザー・トラップ38と、正反射以外の方向へ反射するミー散乱光を集光する検出用集光レンズ系28と、該集光レンズ系28により集光された光が結像する第二焦点位置に設置され、レーザー光による走査領域形状に対応する迷光除去のためのアパーチャ30と、該アパーチャ30の開口31を通過した光を受光する受光器36と、被検試料26をY軸方向に移動させる可動ステージ14とからなる。 (もっと読む)


【課題】容易に着脱でき、交換の際に光学調整の負担を軽減できる検出器およびその検出器を備えた赤外顕微鏡を提供すること。
【解決手段】検出器18は、赤外顕微鏡の筐体に対してスライド自在に設けられるケース50と、スライド方向に沿って筐体からの赤外光を内部に導く採光口56と、ケース50に内蔵され赤外光を検出する検出中心部とを備える。ケース50は、筐体側の雌コネクタと接続して検出データを出力する雄コネクタ58と、スライド方向に沿ってケースを移動させる引きねじ52、突っ張りねじ54と、ケースを筐体に固定する押えねじ64とを有する。コネクタ同士の接続が解除される解除位置と、コネクタ同士が接続される接続位置とを結ぶ線は、スライド方向と平行である。ケース50は、引きねじ52によって解除位置から接続位置までスライドされた状態で、押えねじ64によって筐体に固定される。 (もっと読む)


【課題】偏光プローブを用いて高精度に軸方位および位相差を測定できる位相差測定装置を提供すること。
【解決手段】試料Sの前段の偏光子41をPEM42と一体として回転させる回転機構5を設け、試料Sの後段の偏光プローブ2の透過軸に対して、偏光子41の透過軸の方位角を変更することで、偏光プローブ2で集光される近接場光の光強度信号を取得するので、偏光プローブ2に対して試料Sを回転させることも、試料Sに対して偏光プローブ2を回転させることも不要となる。また、偏光プローブ2を用いて近接場光を集光することで、試料Sの測定面に生じる近接場光を光の波長以下のオーダーの面内空間分解で測定することができる。従って、偏光プローブ2を用いて試料Sの軸方位および位相差を高精度に測定することができる。 (もっと読む)


【課題】極低温下で行なわれる光学測定において、簡便に優れた測定精度が得られる試料冷却方法、及び光学測定用クライオスタットを提供する。
【解決手段】試料管を収納する側光部と、寒剤収容部とを備えた光学測定用クライオスタットを用い、極低温下で行なわれる光学測定において、
前記測光部と寒剤収容部との間に、寒剤透過性を有する隔壁を設置することを特徴とする試料冷却方法。 (もっと読む)


【課題】超臨界流体クロマトグラフィーにおける試料分離ピークのリーディングが少なく、クロマトグラム測定精度及び分取精製の生産性に優れた装置及び方法を提供する。
【解決手段】超臨界流体を供給する超臨界流体供給部と、前記超臨界流体を含む移動相中へ試料溶液を注入する試料インジェクタを含む試料注入部と、カラムを含む試料分離部とを備え、超臨界流体供給部及びモディファイア供給部より送出される超臨界流体が、試料インジェクタを経てカラムへ至る流路が配された超臨界流体クロマトグラフィー装置における試料注入装置であって、前記流路において、前記試料インジェクタを迂回するバイパス流路が設置されていることを特徴とする試料注入装置。 (もっと読む)


【課題】 超臨界流体に含まれる多成分の試料を、廉価に高い回収率で回収し得る超臨界流体システム用の試料回収容器、試料回収装置、試料回収方法を提供すること。
【解決手段】 試料を含む超臨界流体を大気圧に近い圧力に減圧し、断熱膨張して形成される液体成分のエアロゾルを含んだ気体COを含有試料毎に分画してリッキッド・ハンドラーのプローブ60へ送り、大気圧下にあるバイアルキャップ100付きの多数本の回収バイアル300へ分注する。エアロゾルを含む気体COはバイアルキャップ100に設けた導入チューブ210の先端から回収バイアル300の内周面308に沿って円周方向よりは下向きに噴き出され、旋回して下降する間に、試料を含む液体成分は内周面308に衝突して捕捉され、気体COはバイアルキャップ100の排気孔109から排出される。 (もっと読む)


【課題】 本発明の解決すべき課題は、演算負荷が小さく、しかも簡易な設定で精度の高いベースライン補正を行うことにある。
【解決手段】
基準軸Xと、該基準軸Xに対し直交方向に伸張する計測値軸Yとを有し、前記基準軸X上の各点に対し一の計測値が特定される計測曲線のベースライン設定方法において、
基準軸X上の特定点xに対応し、基準軸に平行に所定長の線分Lを引き、
前記線分L上の各点L(x)おける計測値yのうち、最も基準軸に近いyminを、前記特定点(x,yi)におけるベースライン点(x,ymin)とし、
有効基準軸範囲でベースライン点を取得し、該ベースライン点を結ぶ線をベースラインとすることを特徴とするベースライン設定方法。 (もっと読む)


【課題】試料水溶液を収容するための開口面積が大で洗滌が容易であり、かつ測定コストを上昇させない安価な近赤外線分光分析用の分析用具および分析方法を提供すること。
【解決手段】固体試料に近赤外線を照射し、その正反射光を測定するための測定ユニット3を使用し、その試料台4上に試験管立て9に試料水溶液を収容したミニ試験管6を直立させる。すなわち、内径2〜5mmのミニ試験管6内に試料水溶液7を収容し、試料水溶液7中に光路長を設定するための円柱状SUS反射体8を沈めた状態とする。斜め左下方の発光部から照射する近赤外線はミニ試験管6の底壁ガラスを透過して試料水溶液7内へ入射され、円柱状SUS反射体8によって試料水溶液7内へ反射され、ミニ試験管6の底壁ガラスを透過して斜め右下方の受光部で受光され、設定された光路長の試料水溶液7を透過した近赤外線の吸光度スペクトルが得られる。 (もっと読む)


【課題】 赤外線の吸収領域、吸収曲線の形状が類似している既知の複数成分からなる測定試料について、各成分の濃度を正確かつ迅速に定量することができ複数成分の自動連続定量分析方法およびその装置を提供すること。
【解決手段】 複数成分それぞれの単独の赤外吸光度スペクトルに存在する吸光ピークの中で他成分の赤外吸光度スペクトルにおける吸光ピークと可及的に重ならない吸光ピークとして選択される特定吸光ピークの尖端の波数を当該成分の定量波数とし、測定試料のスペクトルまたは直前に作成された差スペクトルにおける所定順位の成分の定量波数に相当する波数における吸光ピークの吸光度と予め作成した当該成分についての検量線とから当該成分の濃度を定量し、続いて測定試料のスペクトルまたは直前に作成された差スペクトルから、定量波数において上記吸光度と同一の強度を示す当該成分の赤外吸光度スペクトルを除して差スペクトルを作成する操作を繰り返す。 (もっと読む)


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