説明

日新イオン機器株式会社により出願された特許

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【課題】 イオンビーム電流の計測誤差を小さくして計測精度を高めることができるイオンビーム計測装置を提供する。
【解決手段】 このイオンビーム計測装置20は、イオンビーム2を受け入れる入口24を有するファラデーカップ22と、ファラデーカップ22の入口24の上流側近傍に設けられていて接地電位を基準にして正のバイアス電圧が印加される抑制電極26と、ファラデーカップ22の外側に設けられていてファラデーカップ22内にイオンビーム2の入射方向と交差する方向の磁界Bを作る磁石30とを備えている。 (もっと読む)


【課題】
多結晶シリコンの反射率を測定することにより、注入されたイオンにより非晶質となった半導体領域の深さ方向の結晶化率を精度良く非破壊で測定する方法を提供する。
【解決手段】
半導体の深さ方向の結晶化率の分布を複数の異なる結晶化率の層からなる構造と見なして、実際に測定した反射率スペクトラムと同一のスペクトラムを有する計算によって求めた反射率スペクトラムに対応する複数の結晶化率の積層構造を特定する。 (もっと読む)


【課題】電子機器・装置・デバイスに必要な均一な磁場を小型で軽量な構造で実現できる電磁石および電磁コイルおよび電磁コイルの製造方法を提供すること。
【解決手段】ガラス又はカーボン繊維基材からなるエポキシプリプレグテープ1を巻き回し、更に表面にブラスト処理をした銅条3又はアルミ条と絶縁材である絶縁紙2とを所定の回数巻き回した後に、前記エポキシプリプレグテープ1を巻き回した第1のコイルの外周に重ねて、表面をブラスト処理した銅条3又はアルミ条と絶縁材である絶縁紙2とを所定の回数巻き回した後に、エポキシプリプレグ1を巻き回した第2のコイルとを備え、第1のコイルまたは第2のコイルの外周に熱収縮テープ4を巻き回した後に加圧変形を行い、所定の形状で成形し、加熱硬化させて形成した電磁コイルを真空中で樹脂含浸した後に、加圧した状態で加熱硬化した電磁コイル。 (もっと読む)


【課題】 基板に対する注入位置での長手方向(Y方向)のイオンビーム電流密度分布の均一性を向上させることができるイオン注入装置を提供する。
【解決手段】 このイオン注入装置は、イオンビーム50を発生するイオン源100と、イオン源100内でY方向に走査される電子ビームを放出する電子ビーム源Gnと、それ用の電源114と、注入位置近傍におけるイオンビーム50のY方向のビーム電流密度分布を測定するイオンビームモニタ80と、制御装置90とを備えている。制御装置90は、モニタ80からの測定データに基づいて電源114を制御することによって、モニタ80で測定したビーム電流密度が大きいモニタ点に対応する位置での電子ビームの走査速度を大きくし、測定したビーム電流密度が小さいモニタ点に対応する位置での電子ビームの走査速度を小さくして、モニタ80で測定されるY方向のビーム電流密度分布を均一化する機能を有している。 (もっと読む)


【課題】 基板に対する注入位置での長手方向(Y方向)のイオンビーム電流密度分布の均一性を向上させる。
【解決手段】 このイオン注入装置は、イオンビーム50を発生するイオン源100と、Y方向に走査される電子ビーム138を放出してプラズマ124を生成する電子ビーム源Gnと、それ用の電源114と、注入位置近傍におけるイオンビーム50のY方向のビーム電流密度分布を測定するイオンビームモニタ80と、制御装置90とを備えている。制御装置90は、モニタ80からの測定データに基づいて電源114を制御することによって、モニタ80で測定したビーム電流密度が大きいモニタ点に対応する位置での電子ビーム138の走査速度を大きくし、測定したビーム電流密度が小さいモニタ点に対応する位置での電子ビーム138の走査速度を小さくして、モニタ80で測定されるY方向のビーム電流密度分布を均一化する機能を有している。 (もっと読む)


【課題】 コイルの渡り部の張り出し距離を小さくして分析電磁石の小型化および低消費電力化を可能にし、ひいてはイオン注入装置の小型化および低消費電力化を可能にする。
【解決手段】 イオン注入装置を構成する分析電磁石200は、第1内側コイル206、第2内側コイル212、三つの第1外側コイル218、三つの第2外側コイル224およびヨーク230を備えている。内側コイル206、212はそれぞれ鞍型のコイルであって、両者が協働してイオンビームをX方向に曲げる主磁界を発生させる。各外側コイル218、224は、それぞれ鞍型のコイルであって、主磁界の補正を行う副磁界を発生させる。各コイルは、積層絶縁体の外周面に、絶縁シートおよび導体シートを互いに重ね合わせたものを複数回巻いて積層し、その外周面に積層絶縁体を形成した扇型筒状の積層コイルに切欠き部を設けた構成をしている。 (もっと読む)


【課題】 コイルの渡り部の、ヨークからのビーム入出射方向への張り出し距離を小さくして分析電磁石の小型化を可能にすると共に、消費電力を小さくすることができる分析電磁石を提供する。
【解決手段】 この分析電磁石200は、第1内側コイル206、第2内側コイル212、三つの第1外側コイル218、三つの第2外側コイル224およびヨーク230を備えている。内側コイル206、212はそれぞれ鞍型のコイルであって、両者が協働してイオンビームをX方向に曲げる主磁界を発生させる。各外側コイル218、224は、それぞれ鞍型のコイルであって、主磁界の補正を行う副磁界を発生させる。各コイルは、積層絶縁体の外周面に、絶縁シートおよび導体シートを互いに重ね合わせたものを複数回巻いて積層し、その外周面に積層絶縁体を形成した扇型筒状の積層コイルに切欠き部を設けた構成をしている。 (もっと読む)


【課題】 1枚の基板に対して、複数のレシピに依るイオン注入を、明確にかつ効率良く行うことができるイオン注入方法を提供する。
【解決手段】 このイオン注入方法は、イオン種、イオンビームのエネルギー、ドーズ量、基板のチルト角、基板のツイスト角および基板面内の領域の6注入条件を含む複数のそれぞれ内容の異なるレシピを1枚の基板26について設定するレシピ設定工程と、そのレシピを実行する順番を設定する順番設定工程と、1枚の基板26に対して、前記順番に従って、当該順番のレシピごとに当該レシピの内容でイオン注入を行う複数のイオン注入工程と、一つのレシピに依るイオン注入とその次のレシピに依るイオン注入との間に、注入室24内に基板26を残した状態で、しかもイオンビーム12が基板26に入射していない状態で、レシピを次のレシピに切り換えるレシピ切り換え工程とを備えている。 (もっと読む)


【課題】基板に均一にイオンビームを注入でき、ホルダの移動に関して自由度の高いイオンビーム照射装置を提供する。
【解決手段】イオンビーム照射装置1は、Z軸方向に沿って進行するイオンビームを、真空チャンバ10に設けられたホルダ9に保持された基板に照射するイオンビーム照射装置であって、ホルダ9をZ軸方向に沿って移動させるZ軸摺動機構3と、ホルダ9をY軸方向に沿って昇降させるY軸摺動機構2とを備え、Z軸摺動機構3は、ホルダ9が設けられてZ軸方向に沿って往復摺動するZ軸スライダユニット6と、Z軸スライダユニット6をZ軸方向に沿ってガイドするZ軸ガイド7と、Z軸スライダユニット6を往復摺動させるために設けられたZ軸駆動モータ8とを有し、Y軸摺動機構2は、Z軸ガイド7をY軸方向に沿ってガイドするY軸ガイド4と、Z軸ガイド7をY軸方向に沿って往復運動させるために設けられたY軸駆動モータ5とを有する。 (もっと読む)


【課題】 電極対をY方向に複数段に配置して成る静電偏向器を用いて、リボン状のイオンビームのY方向における複数位置での進行角を補正する方法を提供する。
【解決手段】 リボン状のイオンビーム2の経路に、当該経路をX方向において挟む電極対32をY方向に複数段に配置して成る静電偏向器30を設けておく。そして、静電偏向器30の下流側近傍において、各電極対32間を通過したイオンビーム2のZ方向からの角度である進行角をそれぞれ測定し、その進行角を所定の角度に補正するのに必要な各電極対32に印加する直流電圧をそれぞれ求め、その直流電圧を各電極対32にそれぞれ印加する。 (もっと読む)


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