説明

日新イオン機器株式会社により出願された特許

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【課題】エミッタンス測定およびリボンビームの強度分布均一化を簡易な手段で実施できるようにする。
【解決手段】イオンビームIBの軌道上に設けられて、そのビーム強度分布を測定するビームプロファイルモニタと、イオンビームIBを挟んでx方向に対向配置され、互いの間でイオンビームIBを通過させる開口を形成する一対のビーム遮蔽部材6とを利用する。そして、ビーム遮蔽部材6の少なくとも一方を、y方向には隙間なく、かつ、x方向には独立して進退可能に設けられた複数の可動遮蔽板61からなるものとしたうえで、可動遮蔽板61の位置を調整して、対向するビーム遮蔽部材6との間に微小開口Pを形成し、微小開口Pを通過したイオンビームIBについての強度分布測定結果から、イオンビームIBのエミッタンスを算出するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 ビーム走査器とビーム平行化器との間に設けられていて、イオンビームをY方向において絞る働きをするユニポテンシャルレンズを構成する電極の組立誤差や製作誤差によって生じるイオンビームのXZ平面内での軌道のずれを当該ユニポテンシャルレンズにおいて電気的に修正することができるイオン注入装置を提供する。
【解決手段】 このイオン注入装置は、ビーム走査器とビーム平行化器との間に設けられたユニポテンシャルレンズ40と、その第2電極42、第3電極43に直流電圧V1 、V2 を印加する直流電源60とを備えている。そして、ユニポテンシャルレンズ40の第1ギャップ51、第3ギャップ53の曲率中心の位置を、ビーム走査器の走査中心の位置と一致させており、第2ギャップ52の曲率中心の位置を、走査中心の位置よりもイオンビーム進行方向の下流側にずらしている。 (もっと読む)


【課題】配向処理装置全体を小型化し、さらには、基板を含む平面で切った場合の荷電粒子ビームの断面における短辺幅を小さくすることによって、基板が荷電粒子ビーム中を通過するのに必要な距離を小さくし、配向処理にかかる時間を短縮できるようにすること所期課題とする。
【解決手段】射出時における荷電粒子ビームBMの進行方向が、前記基板3に対して垂直となるように前記荷電粒子源1を設置するとともに、前記荷電粒子源1と基板との間に一様な磁場B又は電場Eを形成して前記荷電粒子ビームBMを偏向させ、前記基板3に所定の角度θで入射させる荷電粒子ビーム偏向部2を設けた。 (もっと読む)


【課題】 イオン源から引き出されたイオンビームの実際の進行方向を基板表面に投影した方向と実質的に等しい方向を、複雑な算出工程を用いずに測定する。
【解決手段】 上孔33を有する上板32および下孔35を有する下板34を備えていて少なくとも下孔35がスリット状をしている治具30と、治具30の上孔および下孔の両方を通過したイオンビーム12を受けてそのビーム電流を測定するビーム電流測定器60とを用いて、治具30およびビーム電流測定器60を、上孔33にイオン源10から引き出されたイオンビーム12が入射する場所に位置させた状態で、少なくとも下板34を軸38を中心に回転させて、イオン源10から引き出されたイオンビーム12を上孔33および下孔35の両方を通過させて、ビーム電流測定器60で測定するビーム電流が最大となるときの下孔の長さ方向51を測定する。 (もっと読む)


【課題】 イオン源の引出し電極系を構成する電極に印加する電圧について、イオンビームの偏差角度および発散角度の両方を小さくするのに適した電圧を、短時間でかつ容易に決定することができる方法を提供する。
【解決手段】 第1〜第3電極11〜13に印加する電圧をV1 〜V3 、V1 −V2 を差電圧V12、V2 −V3 を差電圧V23とすると、電圧V1 を所要の電圧に設定する。差電圧V12を変化させて、イオン源2から引き出されるイオンビーム20のビーム電流を測定して、そのピーク値およびその時の差電圧V12を求める動作を、差電圧V23を所定の範囲内で所定の電圧刻みで変えて行う。上記ピーク値の比較を行って、ピーク値が最大となる時の差電圧V12を求めてそれをV12P とする。0<V12≦V12P を満たす範囲内で、電圧V1 は変えずに、電圧V2 と電圧V3 の組み合わせを変化させて、イオンビーム20の偏差角度を測定する。そして、偏差角度が最小となる電圧V2 と電圧V3 の組み合わせを決定する。 (もっと読む)


【課題】 プラズマ生成容器内のY方向におけるプラズマ密度分布の制御が容易であり、しかもプラズマ生成容器内に発生させる磁界によってイオンビームの軌道が曲げられるのを防止することができるイオン源を提供する。
【解決手段】 このイオン源10は、Y方向に長いリボン状イオンビーム2をZ方向に引き出すものであり、プラズマ生成容器12と、プラズマ生成容器12のZ方向端付近に設けられていてY方向に伸びたイオン引出し口26を有するプラズマ電極24と、プラズマ生成容器12内へ電子を放出してプラズマ22を生成するためのものであってY方向に沿って複数段に配置された複数の陰極40と、プラズマ生成容器12内に、しかも複数の陰極40を含む領域に、Z方向に沿う磁界56を発生させる磁気コイル50とを備えている。 (もっと読む)


【課題】残留DC電圧が低く、画像の焼き付きが生じにくい液晶配向膜を提供する。
【解決手段】残留DC電圧が低い液晶表示素子を得るために、少なくとも炭素元素及び水素原子を含有し非水性気相成膜法により形成された液晶配向膜について、CH結合の赤外吸収スペクトルのピーク強度(2930cm−1)と=CH結合の赤外吸収スペクトルのピーク強度(700cm−1)とを測定し、これらのピーク強度比CH結合/=CH結合が0.5以下である液晶配向膜を選出するようにした。 (もっと読む)


【課題】スキャン端付近での基板の加減速時間を主体とするロス時間の累積を抑制してスループットを向上させる。
【解決手段】このイオン注入方法は、イオンビーム4のビーム電流、基板2へのドーズ量を用いて、当該ドーズ量を実現するための基板2のスキャン速度を算出するステップと、スキャン速度が許容スキャン速度範囲内にあるか否かを判断して、当該範囲内にあればそのときのスキャン回数、スキャン速度をそれぞれ実用スキャン回数、実用スキャン速度とし、当該範囲の上限よりも大きい場合は処理を中断し、当該範囲の下限よりも小さい場合はスキャン回数を1増加させて修正後のスキャン回数を算出し、修正後のスキャン回数等を用いて修正後のスキャン速度を算出し、修正後のスキャン速度が許容スキャン速度範囲内に入るまでスキャン速度判断および修正スキャン速度算出を繰り返すステップとを有している。 (もっと読む)


【課題】 基板のスキャン回数が奇数になることを防止して、スキャン回数が奇数になる場合のロス時間を無くし、スループットを向上させる。
【解決手段】 イオンビーム4のビーム電流、基板2へのドーズ量および基準スキャン速度を用いて、当該ドーズ量を実現するための基板2のスキャン回数を小数点以下を切り捨てた整数値で算出し、そのスキャン回数が2以上か否かを判断して、2よりも小さい場合は処理を中断し、2以上の場合は当該スキャン回数が偶数か奇数かを判断して、偶数の場合は当該スキャン回数をそのまま実用スキャン回数とし、奇数の場合はそれよりも1小さい偶数のスキャン回数を求めてそれを実用スキャン回数とし、上記実用スキャン回数、ビーム電流およびドーズ量を用いて基板2の実用スキャン速度を算出し、これらに従って基板2にイオン注入を行う。 (もっと読む)


【課題】真空側の内側空間を短時間かつ確実に外側空間と同等の真空度にすることができ、絶縁性の低下とそれによる不測の放電を防止できるようにする。
【解決手段】真空隔壁3に貫通して取り付けられる外筒体11と、外筒体11内に延伸して配置される信号伝送端子15と、外筒体11内に埋設されて信号伝送端子15を外筒体11から電気的に絶縁して保持するとともに外筒体11を通じた気体流通を阻害する電気絶縁体14と、を具備してなり、外筒体11の真空側開口端部が相手方コネクタ2の嵌合筒体21と嵌合することにより当該相手方コネクタ2と接続されて高電圧電気信号を伝送する真空用電気コネクタ1において、前記外筒体11における真空側部位であって嵌合筒体21との嵌合領域を避けた部位に、当該外筒体11を貫通して外筒体11の内側空間S11と外側空間S12とを連通する貫通孔13を設けた。 (もっと読む)


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