説明

タカタ株式会社により出願された特許

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【課題】膨張した状態において乗員対向面に上下方向の凹部が形成され、乗員頭部が該凹部に深く入り込んで受け止められるエアバッグ及びエアバッグ装置と、このエアバッグ装置を備えた車両を提供する。
【解決手段】エアバッグ10は、右半側エアバッグ12と、左半側エアバッグ14と、基端室16とを有する。右半側エアバッグ12と左半側エアバッグ14とは縫目90Sによって縫合されている。各バッグ12,14内は、上部及び下部の開口91,92によって連通している。開口91,92の周縁部同士は縫目91S,92Sによって縫合されている。膨張したエアバッグ10の乗員対向面には上下に延在する凹部13が存在する。縫目91Sの下縁部は、頭部進入ラインEに沿って延在する。 (もっと読む)


【課題】ストラップの他端が解放された場合であっても、ストラップのエアバッグの外部における運動を制限することができるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ2と、エアバッグ2にガスを供給するインフレータ3と、エアバッグ2及びインフレータ3を固定するリテーナ4と、一端51がエアバッグ2の一部に接続されたストラップ5の他端52を解放可能に保持するストラップ保持装置6と、を有し、一端71がストラップ5に接続されるとともに他端72がエアバッグ2に接続されるストラップ拘束テザー7を有している。ストラップ拘束テザー7は、解放されたストラップ5の自由端の運動を制限する。 (もっと読む)


【課題】シートベルトタングとシートベルトバックルとの係合操作及び係合解除操作を片手で容易に行う。
【解決手段】シートベルト装置は、一端が車体側に固定されるとともに、他端がシートベルトリトラクタ装置に巻き取り及び引き出し可能に保持されたシートベルト20と、シートベルト20に設けられたシートベルトバックル40と、シートベルトバックル40と係合するように、車体側に固定された固定部材に接続されたシートベルトタング30と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】シートベルトの位置を容易に認識することができ、かつ、シートベルトを掴み易くする。
【解決手段】シートベルトタング30は、タングプレート32と、タングプレート32のバックル挿入部34を除く一部を覆う樹脂モールド部36と、樹脂モールド部36に設けられ、シートバック14の表面に沿って車体の略上下方向に延在するシートベルト20を上方側表面から下方側裏面に向かって挿通するベルト貫通孔36aと、樹脂モールド部36の裏面側に設けられ、シートバック14の表面と少なくとも一部が接触してシートベルト20とシートバック14との間に隙間Pを形成する膨出部36bと、を有する。 (もっと読む)


【課題】簡便な構造で連続的に引張力を制御することができるエアバッグ用伸張部材及びエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】通常時は折り畳まれており緊急時に膨張展開されるエアバッグ2と、エアバッグ2にガスを供給するインフレータ3と、エアバッグ2及びインフレータ3を固定するリテーナ4と、張力によってエアバッグ2の形状又は機能を制御するエアバッグ用伸張部材5と、を有し、エアバッグ用伸張部材5は、エアバッグ2の膨張展開によって相対移動可能な部分に接続される両端部51と、両端部51の中間部に形成された拡幅部52と、拡幅部52の延出方向に沿って形成され両端部51の間に生じる張力の大きさに応じて破断する破断部53と、を有している。 (もっと読む)


【課題】クラッチを正確に動作させるとともに、クラッチの動作に起因して発生する音を低減する。
【解決手段】モータとスプールとの接続を解除する際に、モータの始動時には、駆動電圧の値を大きくする。そして、モータの回転軸が回転を開始した後は、駆動電圧の値を、回転軸の回転を維持するのに最低限必要な大きさにする。これによれば、モータの回転軸の回転数が不必要に上昇することがなく、モータから発生する音を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成にて且つ容易に運転席用エアバッグ装置をステアリングホイールに対し微少に可動するように取り付けることが可能な運転席用エアバッグ装置の取付構造及びステアリングホイールを提供する。
【解決手段】運転席用エアバッグ装置20は、乗員側及び反乗員側に進退可能にステアリングホイール1に取り付けられ、コイルスプリング60により乗員側に付勢されている。運転席用エアバッグ装置20は、そのリテーナ30から反乗員側に延出した脚部40がステアリングホイール1に連結されることにより、該ステアリングホイール1に取り付けられている。脚部40は、リテーナ30に対し少なくとも反乗員側及び乗員側に微少に可動するように設けられている。 (もっと読む)


【課題】 インフレータの設置環境温度に応じて発生ガスの温度を抑えて、発生ガスが導入される側のエアバッグのダメージを低減する。
【解決手段】 インフレータ内部に、ガス発生剤17が充填された燃焼空間15が形成されたハウジング10と、ハウジング10の先頭側空間に形成された噴出孔19と、先頭側空間と燃焼空間15とを区画するように収容されたフィルタ16とを備える。燃焼空間15とフィルタ16との間に、主オリフィス31と、追加オリフィスとを形成し、燃焼空間15内のガス圧力が設定圧力以下の場合、主オリフィス31のみからガスをフィルタ16側に通過させ、設定ガス圧力以上の場合、主オリフィス31と追加オリフィスとから通過させ、噴出ガス温度を低下させる。 (もっと読む)


【課題】乗員を拘束するベルトを巻き取るリトラクタを正確に動作させる。
【解決手段】モータとスプールとを機械的に接続するクラッチの動作に要する時間だけ、モータの駆動電流の値が大きくなり、クラッチが動作した後は、駆動電流の値が、ベルトの張力によるスプールの回転を阻止するために必要なだけの大きさとなるような制御を行う。これにより、クラッチを確実に動作させた後は、乗員を拘束するのに必要な電力だけが消費される。したがって、モータでの消費電力を削減し、モータからの発熱を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】軸部材の衝撃吸収タイミングと、別の衝撃吸収部材の衝撃吸収タイミングとをずらすことで、エネルギ吸収特性を変化させ容易に最適化する。
【解決手段】シートベルトを巻き取るための回転可能なスプール4の内側に同軸上に配置されてスプール4と一体回転可能に接続される捩れ変形可能なトーションバー5と、スプール4の軸端部に配置されてトーションバー5の軸方向他方側の外周部と一体回転可能に接続されたリング19と、一端側がリング19の外周部に固定され、他端側がスプール4の軸端部の内周部付近で自由端となる塑性変形可能なプレート部材20と、スプール4の内周面から突出され、トーションバー5がスプール4と一体回転を開始して捩れ変形によりトーションバー5の衝撃吸収荷重が一定となった後にプレート部材20の他端20bと当接してスプール4のそれ以上の回転時にプレート部材を塑性変形させる荷重を付与する凸部4cとを備えている。 (もっと読む)


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