説明

サウディ ベーシック インダストリーズ コーポレイションにより出願された特許

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本発明は、炭化水素の転化のための触媒に関する。この触媒、ゼオライトの骨格中に組み込まれた、ゲルマニウムと、スズおよびホウ素からなる群より選択される少なくとも1種類の元素とを有するゼオライトおよびゼオライト上に堆積した第10属から選択された少なくとも1種類の金属を含有する。この触媒は、ゲルマニウムと、スズおよびホウ素からなる群より選択される少なくとも1種類の元素とを有するゼオライトを合成し、前記金属を堆積させ、ゼオライトの調製後および金属の堆積の前または後に、か焼することによって、調製される。この触媒は、触媒を、分子当たり2から12の炭素原子を有するアルカンに接触させ、生成物を回収すことよる、プロパンなどの炭化水素の芳香族化合物への転化のためのプロセスに使用してよい。 (もっと読む)


本発明は、アルキル置換された芳香族炭化水素出発化合物を、それぞれ、対応するアルケニル置換された芳香族炭化水素生成物にオキシ脱水素化するプロセスであって、ボリア・アルミナ触媒の存在下において、脱水素化条件で、出発化合物と酸化剤を接触させる工程を有してなり、このボリア・アルミナ触媒が共沈法により調製されるものであるプロセスに関する。この共沈法は、有機媒質中のアルミニウム塩の溶液を調製し、この溶液に、ホウ素化合物を加え、次いで、先の工程において得られた混合物にアンモニアガスを加えて、沈殿物および/またはゲルを形成する各工程を有してなる。このプロセスによって、高い選択率で、エチルベンゼンのスチレンへのオキシ脱水素化が可能になる。 (もっと読む)


本発明は、水素、一酸化炭素および二酸化炭素を含有する合成ガス混合物を製造するプロセスであって、二酸化炭素および水素を含有するガス状供給混合物を触媒に接触させる工程を有してなり、この触媒が、Mn酸化物と、Cr、Ni、La、Ce、W、およびPtからなる群より選択される少なくとも1つの元素の酸化物とから実質的になるものであるプロセスに関する。このプロセスにより、選択性が高く、触媒の安定性が良好で、プロセス条件が変動する下で、二酸化炭素の一酸化炭素への水素化が可能になる。このプロセスは、別々に適用しても差し支えないが、メタン改質もしくはアルカン、アルデヒド、またはアルコールなどの生成物を製造するための他の合成プロセスなどの、上流および/または下流両方の、他のプロセスと統合することもできる。 (もっと読む)


本発明は、ゲルマニウムを含有するゼオライト触媒による、ヘキサン、ヘプタンおよびオクタンなどのC6からC12アルカンの、ベンゼン、エチルベンゼン、トルエンおよびキシレンなどの芳香族類への芳香族化のためのプロセスに関する。その触媒は、白金などの貴金属が堆積された、非酸性アルミニウム−ケイ素−ゲルマニウムゼオライトである。そのゼオライト構造は、MFI、BEA、MOR、LTLまたはMTTであってよい。このゼオライトは、酸性度を減少させるために、セシウム、カリウム、ナトリウム、ルビジウム、バリウム、カルシウム、マグネシウムおよびそれらの混合物などのアルカリ金属またはアルカリ土類金属により塩基交換されることによって、非酸性にされている。この触媒は、硫黄耐性であり、硫黄化合物により前処理、すなわち、硫化されてもよい。炭化水素供給原料は、硫黄を1000ppmまで含有してもよい。本発明は、主にパラフィン系および/または低ナフタレンの供給流に適用して差し支えない。水素の炭化水素に対する比率を減少させると、転化率および芳香族の選択性が上昇する。
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2つ以上の活性金属中心および少なくとも1つのフェノキシイミン化合物および少なくとも1つの置換シクロペンタジエニル、インデニルまたはフルオレニル誘導体を有してなる多核触媒錯体であって、各々のフェノキシイミン化合物がシクロペンタジエニル、インデニルまたはフルオレニル誘導体と接合して、配位子骨格を形成し、そのシクロペンタジエニル、インデニルまたはフルオレニル誘導体が、金属中心の内の1つと配位し、フェノキシイミン化合物が、シクロペンタジエニル、インデニルまたはフルオレニル誘導体が配位している金属中心以外の活性金属中心と配位しており、フェノキシイミン化合物が式(I)を有し、ここで、R1が、水素、アルキル、シクロアルキル、アリールまたはアラルキルであり、R2が、水素、ハロゲン、アルキル、シクロアルキル、アリール、O−アルキルまたはアラルキルであり、R3が、アルキル、シクロアルキル、アリールまたはアラルキルである触媒錯体;多核触媒錯体を調製する方法であって、置換されたフェノキシイミン化合物を置換されたシクロペンタジエニル、インデニルまたはフルオレニル誘導体に結合させて、配位子骨格を得、少なくとも1つの配位子骨格を活性金属成分と反応させる各工程を有してなる方法;およびオレフィン、特に、エチレンおよび随意的に1種類以上の他のα−オレフィンの重合方法であって、多核触媒が使用される方法が開示されている。
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本発明は、
1.メソ多孔質ケイ酸塩構造MCM−48の形態にある固体微粒子担持材を含む前駆体であって、このケイ酸塩構造が、アルミノキサン化合物および/または有機アルミニウム化合物により処理されている前駆体、および
2.少なくとも2種類のフェノキシ−イミン配位子と配位結合している、周期表の4族遷移金属の遷移金属錯体、
を含む担持触媒に関する。
この触媒は、オレフィンの(共)重合に適用される。 (もっと読む)


2つの酸化工程においてイソブチレン(IB)の部分酸化による気相生成物においてメタクリル酸(MAA)および酢酸からメタクロレイン(MA)を分離するためのシステムおよび方法が開示されている。この方法およびシステムにより、圧縮器、塔などにおける固体の堆積による詰まりおよび重合を最小にする条件下で、最小の資本コストおよびエネルギー費で三成分全ての回収率が最大になる。 (もっと読む)


本発明は、担持されたまたは結合したヘテロポリ酸触媒組成物、その触媒組成物を製造する方法、およびその触媒組成物を用いた、飽和および/または不飽和アルデヒドの不飽和カルボン酸への酸化方法に関する。この触媒組成物は、モリブデン、バナジウム、リンおよびセシウムを含有するヘテロポリ酸成分と、約0.1m2/gから約1.0m2/gの表面積を有する担体/結合剤とを有する。
この触媒は、ヘテロポリ酸化合物の各々の成分の化合物を溶液中に溶解せさ、ヘテロポリ酸化合物を沈殿させ、ヘテロポリ酸化合物を接触させて触媒前駆体を形成し、触媒前駆体をか焼して、ヘテロポリ酸化合物触媒を形成することによって、製造される。
メタクロレインなどの不飽和アルデヒドは、前記ヘテロポリ酸化合物触媒の存在下で酸化されて、メタクリル酸などの不飽和カルボン酸を生成する。
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本発明は、触媒と溶媒の存在下で反応装置内においてエチレンのオリゴマー化によって線状アルファオレフィンを調製する方法であって、溶媒、触媒および線状アルファオレフィンを含む反応装置からの排出流が、少なくとも1つの加熱手段によって、線状アルファオレフィンの実質的に全てが排出流中で溶解および/または溶融するような温度まで加熱される方法、およびそのための反応装置システムに関する。
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ゼオライトおよび結合剤を含む触媒組成物であって、ゼオライトがGa含有ゼオライトであり、結合剤がLa修飾カオリンである触媒組成物、およびこの触媒組成物を用いて、低級アルカンを芳香族炭化水素に転化する方法が開示されている。芳香族炭化水素がベンゼン、トルエンおよびキシレンを少なくとも45質量%含むことが好ましい。 (もっと読む)


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