説明

株式会社日立ハイテクサイエンスにより出願された特許

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【課題】 偏光を利用した蛍光X線分析装置において、多種類の2次ターゲットを用意する必要を無くし、試料表面の微小部を効率よく測定すること。
【解決手段】 本発明に係る蛍光X線分析装置は、X線を発生するX線管球1と、前記X線を受ける試料3を支持するための図示しない試料支持部と、前記X線を受けて試料3から発生するX線を受ける偏光フィルタ5と、偏光フィルタ5からのX線を検出する検出器4で構成されている。そして、X線管球1から試料3に向かう光路、試料3から偏光フィルタ5に向かう光路、及び偏光フィルタ5から検出器4に向かう光路の3光路が互いに90度となるようにX線管球1、試料3、偏光フィルタ5、検出器4が順に配置されている。 (もっと読む)


【課題】 本発明の課題は、一定速度で昇温または降温する温度プログラムを使用して試料の加熱または冷却を行う際、試料温度を温度プログラムに精密に追従させる熱分析装置を提供することにある。
【解決手段】 本発明における熱分析装置は、試料温度に対する試料1と加熱炉3の間の温度偏差の近似式ならびに温度偏差計測時の昇温または降温速度を保持する温度偏差近似式保持器6と、温度プログラムの昇温または降温速度に比例してプログラム温度の補正を行うプログラム温度補正器8を備え、温度プログラムの昇温または降温速度に比例して温度偏差の補正を行うため、昇温または降温を行う温度プログラムを使用して加熱または冷却を行う際、試料と加熱炉の間の温度偏差をより小さくするように制御することができる。 (もっと読む)


【課題】磁気インピーダンス効果センサにより外部磁界を外部ノイズやオフセット変化の影響をよく排除して正確に検出することを可能にする磁気インピーダンス効果センサ及び磁気インピーダンス効果センサによる外部磁界の検出方法を提供する。
【解決手段】外部磁界作用下での磁気インピーダンス効果素子1の端子電圧を検波器3で復調する。その検波出力を演算増幅器4で増幅する。5は出力端である。 6は負帰還コイル、7は制御コイルである。 70は演算増回路4の出力から特定周波数成分を取り出して、制御コイル7にフィードバックさせるフィルタであり、特定の周波数の外部磁界成分を打ち消す磁界を作用させ、かかる打消しのもとでの検波出力を検出出力とする。 (もっと読む)


1本の観測用プローブと複数本の作業用のプローブを有する、カンチレバーアレーにおいて、試料の観測中に作業用プローブが、試料の突起部に衝突しないように制御する方法を提供した。
【解決手段】 1)観測用探針と作業用探針の距離と高さの違いを事前に測定する。2)作業用探針が、観測用探針の走査の軌跡になるべく近いところを走査するように走査方向を決定する。3)作業用探針が、試料の突起部を通過する前に探針引き上げ量を突起部高さ以上に設定し、引き上げて測定する。 (もっと読む)


【課題】 原子間力顕微鏡技術を用いた微細加工装置のオーバーエッチや削り残しのない除去加工のスループットを向上させる。
【解決手段】 被加工材質より硬い探針1を有する原子間力顕微鏡のカンチレバー2のZピエゾのフィードバック制御系9を切って高さを狙いとする高さに固定した状態で被加工領域3のみ選択的に繰り返し走査(たわみを検知する場合カンチレバー2と平行、ねじれを検知する場合カンチレバーと垂直)しながら機械的な加工を行っているときのカンチレバー2のたわみまたはねじれを4分割光検出器7でモニターし、たわみ量またはねじれ量、即ちカンチレバー2の弾性変形量が設定閾値以下になるまで加工を繰り返す。終点検出のための高さ情報を取得するための観察のスキャンを行う必要がないので、加工のスループットを向上することができる。 (もっと読む)


【課題】 蛍光X線分析装置において、着目元素を効果的に励起してピークバック比を改善させるとともに、バックグラウンドとなる散乱X線を低減させて、着目元素の検出下限を改善すること。
【解決手段】 試料容器101は、X線が透過する材質でできた1つ以上の壁面を有し、壁面105に1次X線104が照射されるようにX線源103が配置されている。また、試料容器101は、1次X線104が照射される面とは異なる壁面109がX線検出器入射窓113に対向するように配置されている。さらに、X線源103からの1次X線104はX線検出器入射窓113を対向させた試料容器101の壁面109を照射できるように配置する。試料容器101は、X線検出器114内の検出素子110がX線入射窓113から見込む視野の広がりに伴って大きくなる形状をしている。また、試料容器101の試料容器壁には、1次X線の通過領域および着目元素からの蛍光X線の検出器への通過以外の領域に、着目元素を2次的に励起する金属107を配置する。 (もっと読む)


【課題】 原子間力顕微鏡技術を用いたフォトマスクの余剰欠陥修正でオーバーエッチや削り残しのない加工や高精度な加工を実現する。
【解決手段】 フォトマスクのパターン材質より硬い探針1で行きの高荷重または高さ固定モードの走査で余剰欠陥3を加工し、戻りの低荷重または間欠的な接触モードの走査で観察して高さ情報から余剰欠陥3の終点検出を行う。同じ場所の次回の加工では終点であるガラス基板5に達した部分は高荷重または高さ固定モードの走査を行わず、終点に達していないところだけ高荷重または高さ固定モードの走査で加工する。 (もっと読む)


【課題】アシストパターンを有するフォトマスクを、ダイ・ツー・データベース参照方式によりマスクデータに対して高精度にマッチングして位置合わせすると共に正確なマスク修正を行って高品質なフォトマスクを作製すること。
【解決手段】マスク画像を取得する画像取得部11と、マスクデータD1からメインパターンを抽出する抽出部12と、抽出されたメインパターンとマスク画像から得られた描画後のメインパターンとをマッチングにより比較して欠陥部分を検査する検査部13と、検査部で特定された欠陥部分を修正する修正部14とを備え、抽出部が、メインパターン及びアシストパターンを1つの図形として認識する認識部と、所定の条件に基づいて認識した各図形からアシストパターンを特定する特定部と、アシストパターン以外の図形をメインパターンとして抽出するメインパターン抽出部とを備えている半導体マスク修正装置1を提供する。 (もっと読む)


【課題】副次的に発生し検出されるX線を低減させて、検出下限を改善した蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】蛍光X線分析装置1は、一次X線Aを照射するX線源2と、中央部に貫通孔7を有したコリメータ6が前面に置かれた検出器3とを備え、試料Sに一次X線Aを照射して、試料Sから発生し、コリメータ6の貫通孔7を通過する一次蛍光X線Bを検出器3で検出するものである。X線源2及び検出器3は、試料Sに近接して配置され、一次X線Aが試料Sで散乱した一次散乱線C、及び試料Sから発生した一次蛍光X線Bが照射されるX線源2または検出器3の被照射面9は、一次散乱線C及び一次蛍光X線Bの照射により発生する二次散乱線や二次蛍光X線を低減する二次X線低減層10、11、12によって覆われている。 (もっと読む)


【目的】ナノチューブ探針を固定し、切断し、しかも他種類の原子の注入等でナノチューブ探針の材質改善を行うことができる走査型顕微鏡用プローブを実現する。
【構成】本発明に係る集束イオンビームによる走査型顕微鏡用プローブは、カンチレバー4に固着したナノチューブ探針12の先端14aにより試料表面の物性情報を得る走査型顕微鏡用プローブにおいて、集束イオンビーム装置2内でイオンビームIにより有機ガスGを分解し、生成した分解成分の堆積物18によりナノチューブ12とカンチレバー4を固着することを特徴としている。また、集束イオンビームIを用いて、ナノチューブ先端部14に付着した不要堆積物24を除去したり、ナノチューブの不要部分を切断して探針の長さ制御を行ったり、ナノチューブ先端部14にイオンを注入してそのナノチューブ探針の改質を行える走査型顕微鏡用プローブを提供する。 (もっと読む)


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