説明

国立大学法人京都大学により出願された特許

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【課題】優れた吐出安定性を有するとともに、耐水性及び基材に対する密着性に優れた印字皮膜を形成可能であり、かつ、吐出口(ヘッド)等で乾燥しても再溶解させて容易に除去可能なインクジェット用水性顔料インクを調製可能なエマルジョンバインダーを提供する。
【解決手段】A−Bブロックコポリマーを含有するエマルジョンバインダーである。A−Bブロックコポリマーの数平均分子量が5,000〜100,000であるとともに、分子量分布(重量平均分子量/数平均分子量)が1.7以下であり、Aポリマーブロックの酸価が0〜30mgKOH/gであるとともに、ガラス転移点が60℃以下であり、Bポリマーブロックの酸価が75〜250mgKOH/gであり、A−Bブロックコポリマーがアルカリ物質で中和されて水系媒体中に自己乳化しており、その平均粒子径が30〜300nmのエマルジョン粒子が形成されている。 (もっと読む)


【課題】SOやHSなどの硫黄含有ガスを効率的に除去できる除去材を提供する。
【解決手段】本発明の硫黄含有ガス除去材は、硝酸鉄(III)の原料溶液に塩基を混合しpH3〜5に調整して沈殿物を生成する沈殿工程と、この沈殿物を乾燥および水洗して精製物を得る精製工程と、この精製物を100〜250℃で加熱して焼成物を得る焼成工程とを備える製造方法を経て得られる。本発明の除去材は、主にFeOOHまたはFeからなる非晶質ナノ多孔質体である。本発明の除去材によれば、高温のSOも安定して吸着し、除去できると共にHSをも効率的に除去できる。そして本発明の除去材は、上記の製造方法により容易に製造できる。 (もっと読む)


【課題】安定ラジカル化合物を組織化するために、界面活性剤としての機能を有する安定ラジカル含有化合物を提供し、当該化合物を用いたミセル又はエマルションを提供する。
【解決手段】1分子中に安定ラジカル構造及び、水素結合能力を持つ部位を有することを特徴とする化合物を提供し、併せて当該化合物を含むゾル、ゲル及びキセロゲルを提供する。安定ラジカルを含むキセロゲルは三次元網目構造を持つため、単位表面積当たりのラジカル密度が高く、有機ラジカル電池などの電極材料に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】目的のタンパク質を、植物細胞や植物体に安定して蓄積させる方法、及び、タンパク質を蓄積させた形質転換植物の提供。
【解決手段】タンパク質を植物細胞内に蓄積させる方法であって、液胞内在性タンパク質が欠損したミロシン細胞が、維管束周辺以外の植物体内にも存在している多重変異体に、N末端に細胞内膜系移行シグナルを有し、かつC末端に液胞移行シグナルを有する標的タンパク質をコードする遺伝子を発現させることにより、当該多重変異体内のミロシン細胞の内部に、前記標的タンパク質又は前記標的タンパク質のN末端領域が欠損したタンパク質を蓄積させることを特徴とする、タンパク質の植物細胞内への蓄積方法。 (もっと読む)


【課題】安定で均一な空間横モード動作をさせることのできる端面発光型半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】 この端面発光型半導体レーザ素子は、半導体層内に形成された2次元フォトニック結晶4を備えており、電極8の接触領域の一方向を長さ方向(X軸)とし、この長さ方向及び基板の厚み方向の双方に垂直な方向を幅方向(Y軸)とした場合、2次元フォトニック結晶4は、基板に垂直な方向(Z軸)から見た場合、電極の接触領域を含み接触領域よりも幅方向に広い領域内に位置し、且つ、一方向(X軸)に沿った間隔毎に屈折率が、ブラッグの回折条件を満たしつつ、周期的に変化する屈折率周期構造を備えている。 (もっと読む)


【課題】安定ラジカル化合物を組織化するために、界面活性剤としての機能を有する安定ラジカル含有化合物を提供し、当該化合物を用いたミセル又はエマルションを提供する。
【解決手段】1分子中に安定ラジカル構造、親油性部位及び親水性部位を有することを特徴とする両親媒性化合物及び当該両親媒性化合物を含有する界面活性剤を提供し、併せて当該界面活性剤を含むミセル及び当該両親媒性化合物と水・有機混合溶媒を含むエマルションを提供する。安定ラジカル構造をもつエマルションは、汎用的に各種物質を取り込むことができるため、医薬分子を取り込んでのドラッグデリバリシステムや色素・顔料を取り込んでの表示システムに好適に使用することができる。 (もっと読む)


【課題】 硬X線やγ線等の放射線を高感度で検出することができ、位置分解能及び計数率特性に優れた、新規な放射線画像検出器を提供することを目的とする。
【解決手段】 入射した放射線を紫外線に変換するシンチレーターと、紫外線を電子に変換し、かかる電子をガス電子雪崩現象を利用して増幅し、検出するガス増幅型紫外線画像検出器とを組み合わせた放射線画像検出器であって、シンチレーターがNd、Er及びTmから選ばれる少なくとも1種の元素を含有するLuF結晶であることを特徴とする放射線画像検出器である。 (もっと読む)


【課題】動作させるまでの時間が短縮されしかも安全性が高い溶融塩電池を提供する。
【解決手段】溶融塩電池で電解質として用いる溶融塩は、FSAイオン等の[R1−SO2 −N−SO2 −R2]で表されるイオンをアニオンとし、Naイオンをカチオンとした塩と、他のアルカリ金属又はアルカリ土類金属のイオンをカチオンとした塩との混合塩である。正極1の活物質は、Nax M1y M21−y2 (但し、M1はFe又はNi、M2はMn又はTi、0<x≦1、0<y<1)で表される金属酸化物である。正極1の活物質は、例えば、Na2/3 Fe1/3 Mn2/32 である。溶融塩電池が低温で動作するので、電池の温度を動作温度まで上昇させるための時間が短縮され、また電解質が不揮発性でしかも不燃性であるので、溶融塩電池は安全性が高い。 (もっと読む)


【課題】優れたガス分離性能を有する金属錯体を提供すること。
【解決手段】5−ニトロイソフタル酸と、ニッケルイオンと、下記一般式(I);
【化1】


(式中、R〜Rは明細書に定義されるとおりである。)とからなる金属錯体によって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】優れた炭化水素系混合ガスの分離方法を提供すること。
【解決手段】5−メトキシイソフタル酸、イソフタル酸などの5位に電子供与性基を有してもよいイソフタル酸誘導体から選ばれるジカルボン酸化合物(I−1)1〜30モル%と、5−ニトロイソフタル酸、5−ホルミルイソフタル酸、5−フルオロイソフタル酸、5−クロロイソフタル酸、5−ブロモイソフタル酸、5−ヨードイソフタル酸などの5位に電子吸引性基を有するイソフタル酸誘導体または3,5−ピリジンジカルボン酸誘導体から選ばれるジカルボン酸化合物(I−2)99〜70モル%とからなるジカルボン酸化合物(I);周期表の2族及び7〜12族に属する金属のイオンから選択される少なくとも1種の金属イオン;及び該金属イオンに二座配位可能な有機配位子;からなる金属錯体を用いる炭化水素系混合ガスの分離方法。 (もっと読む)


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