説明

独立行政法人日本原子力研究開発機構により出願された特許

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【課題】溶融金属中の含有ガスの脱ガスと蒸気圧の高い金属成分の除去により製品不良を少なくするとともに、真空精錬装置内の処理ガスを再利用してコスト低減を図ることを課題とする。
【解決手段】溶融金属を収納する真空精錬装置1と、該真空精錬装置に接続され,真空精錬装置内を1気圧以下に保持しえる高真空ポンプ10と、真空精錬装置内で溶融金属を攪拌する攪拌手段と、真空精錬装置内で生じる処理ガスを精製する精製器11、精製器に接続するコンプレッサ付き粗引きポンプ12と、真空精錬装置内にフラックス及び不活性ガスを導入するガス導入回転手段6を具備し、真空精錬装置1、高真空ポンプ10、精製器11及びコンプレッサ付き粗引きポンプ12がループ状になるように順次接続されている。 (もっと読む)


【課題】水素より多くの細孔径を、水素が選択的に透過可能な径に制御することができる、炭化珪素水素分離膜の製造方法を提供すること
【解決手段】多孔質支持体表面に適当な濃度の前駆体溶液を塗布することにより前駆体層を形成した後、前記前駆体溶液よりも薄い濃度の溶液に複数回浸漬することにより、浸漬で生じた前駆体溶液を支持体、あるいは支持体に形成された炭化珪素膜の細孔に浸透させ、支持体あるいは膜中に存在する細孔の径を、水素が選択的に透過可能な径に制御する。 (もっと読む)


【課題】セラミック化に伴う体積収縮を低減しクラックの発生を防止できると共に、ピンホール等の欠陥発生も抑制できるガス分離用セラミック薄膜の製造方法を提供すること。
【解決手段】ガス分離用セラミック薄膜は、セラミックス前駆体であるポリカルボシラン(PCS)またはPCSに他の高分子材料を混合したポリマーブレンドなどのケイ素系混合高分子材料をセラミック基材上に成膜し、真空中や不活性ガス中などの無酸素環境下において電離放射線により架橋した後、アルゴンガスなどの高級不活性ガス中で焼成することにより製造される。 (もっと読む)


【課題】放射化分析や質量分析の適用が困難な試料に対して、正確に原子核の分析を行う。
【解決手段】この原子核分析装置10は、γ線源11、放射線検出器15、γ線モニタ用検出器16、パーソナルコンピュータ(分析部)17を具備する。この分析方法においては、被測定試料原子核40にγ線12が照射されることによって、被測定試料31中の原子核40に(γ、n)反応を生じさせ、この際に発生する中性子41のエネルギー(スペクトル)を放射線検出器15によって測定することによって、原子核40の核種を特定する。ここで、γ線12のエネルギーを調整することによって特定の反応((γ、n)反応)のみを選択的に生じさせることができる。 (もっと読む)


【課題】農作物栽培、緑地管理の省力化、減農薬化の有力な技術手段として、海洋天然資源であるキトサンを原料とした、安全かつ安価であって効率的に植物を促進させることが可能な植物活力剤の製造方法と植物活力剤を用いた植物育成方法を提供する。
【解決手段】キトサンの処理溶液からなる植物活力剤の製造方法であって、キトサン粉末の溶解液を放射線照射した後に、もしくは放射線照射したキトサン粉末を溶解した後に、過酸化水素水を添加する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、短寿命フリーラジカルを直接観測することを可能とする方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、フリーラジカルの超微細結合定数を測定する方法であって、陽電子源が発生した陽電子を試料中に入射させてフリーラジカルを生成するステップと、前記フリーラジカル形成時に放出された電子と前記入射陽電子によりポジトロニウムを生成するステップと、前記フリーラジカルと前記ポジトロニウムのうち75%のオルソーポジトロニウムとの周期性のあるラジカル反応を起こさせるステップと、前記ラジカル反応の収率の時間依存性を、前記ラジカル反応の競争反応であり、すでに開発されているAMOCで観測可能な前記オルソーポジトロニウムのスピン交換反応の、時間依存性に現れる周期性のある振動を観測するステップと、前記AMOCにより得られたスペクトルに現れる周期性のある振動を用いて、前記フリーラジカルの超微細結合定数aを求めるステップと、を備える。 (もっと読む)


【課題】光ファイバ式岩盤内変位計システムにおいて、比較的小口径のボーリング孔内に多段に変位計を設置することができるようにする。
【解決手段】地盤に形成したボーリング孔1の浅い領域に複数段に設置した浅部用アンカー3a〜8aと、深い領域に複数段に設置した深部用アンカー9a〜14aと、ボーリング孔の開口部に設置されて浅部用アンカーに先端部分が結合され浅部用アンカーの変位に応じて進退する変位伝達ロッド3b〜8bの基端部分に結合され浅部用アンカーの変位量を検出する変位量検出センサーユニット3c〜8cと、深部用アンカーの側近に設置され深部用アンカーの変位量を検出する深部用変位計9〜14を備え、変位伝達ロッドは、各変位伝達ロッド毎にそれぞれに専用の小口径の保護シース3d〜8dによって1本ずつ包囲することにより変位伝達ロッドの変位がボーリング孔内に充填されるグラウト材16によって阻害されないように構成する。 (もっと読む)


【課題】簡便かつ安価な方法で、高収率にSiC材料を合成する方法と、その方法により製造されるSiCセラミック材料を提供すること。
【解決手段】ケイ素系ポリマー溶液と金属錯体溶液を混合し、乾燥させることによりケイ素系ポリマーと金属錯体からなるブレンド物を作製し、これを不活性ガス中で700℃以上で焼成することにより炭化ケイ素材料を合成する方法、及びポリカルボシラン溶液と酢酸パラジウム溶液を混合し、乾燥させた後、これを不活性ガス中で700℃以上で焼成して作製した、COガスを酸化してCO2ガスを生成する触媒性能を有するセラミック材料。 (もっと読む)


【課題】原子力施設内で発生する、放射性物質等の不純物を含有するテトラクロロエチレン廃液の安価な処理方法を提供する。
【解決手段】放射性物質を含有するテトラクロロエチレン廃液の処理方法が、放射性物質を含有するテトラクロロエチレン廃液が蒸留される工程(a)、蒸留により得られたテトラクロロエチレン、純水及び鉄複合粒子が混合され、テトラクロロエチレンが分解される工程(b)を実施する。 (もっと読む)


【課題】テープ状のターゲット上にパルスレーザー励起光を線状に集光する構成を用いて、安定してX線レーザーを発生させる。
【解決手段】テープターゲット11の巻き取り方向における一端は第1のリール12に固定され、かつ初期状態では第1のリール12に巻き付いた状態とされる。このX線レーザー発生装置10においては、テープターゲット11へのパルスレーザー励起光の照射時に、第1のモータ15及び/又は第2のモータ17に回転トルクを発生させることによって、テープターゲット11に張力が働く構成とされる。特に、パルスレーザー励起光が照射される、2つのターゲット支持用ローラ24間の領域においてこの張力が働く構成とされる。 (もっと読む)


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