説明

日本ポリプロ株式会社により出願された特許

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【課題】 メタロセン系遷移金属化合物を含む担持触媒を用い、気相重合で、柔軟性や透明性に優れたプロピレン系重合体であっても臭いやベタツキがなく、また、加工時の発煙などが少ない非常にクリーンなプロピレン系重合体の製造方法及びその方法により得られる特定のプロピレン系ブロック共重合体の提供。
【解決手段】 担体に担持されたメタロセン系遷移金属化合物を含む重合触媒成分の存在下に、気相重合法によりプロピレン系重合体を製造する方法において、
連続重合法を用いて、重合触媒成分を炭素数3〜8の飽和炭化水素に懸濁させた触媒スラリーは、連続的又は間欠的に重合反応器へフィードし、一方、生成したプロピレン系重合体は、連続的又は間欠的に重合反応器から抜き出し、その際、飽和炭化水素の重合反応器への添加量の単位時間当たりの合計を特定量となるように調整することを特徴とするプロピレン系重合体の製造方法等による。 (もっと読む)


【課題】耐熱性や耐低温衝撃性及び耐落下破袋性や透明性、更には食品衛生性などが、バランスよく向上された、加熱殺菌処理食品の包装用フィルムを開発する。
【解決手段】第1工程でプロピレン系重合体成分(A)を、第2工程でプロピレン−エチレンランダム共重合体成分(B)を逐次重合することにより得られ、(i)〜(iv)の条件を満たすプロピレン−エチレンブロック共重合体から形成される、包装フィルム用プロピレン系樹脂組成物。(i)プロピレン系重合体成分(A)のTREFによる−15℃における可溶分が、0.8重量%以下である(ii)プロピレン−エチレンブロック共重合体の分子量分布が、3.5〜6.0である(iii)プロピレン−エチレンブロック共重合体全量に対する、プロピレン−エチレンランダム共重合体成分(B)の割合が、10〜40重量%である(iv)共重合体成分(B)のエチレン含量が、10〜50重量%である (もっと読む)


【課題】 成形性(流動性)に優れ、曲げ弾性率及び衝撃強度などの優れた物性バランスを持つ成形体を形成することができ、環境対応性に優れ、商業生産性を向上(成形体の製造コストを低減)し得るポリ乳酸含有マスターバッチ、その製造方法、ポリ乳酸含有プロピレン系樹脂組成物及びその成形体の提供。
【解決手段】 下記の成分(A)〜(D)を含有し、かつ下記の工程(I)とこれに続く工程(II)とからなる混練工程を経て製造されるポリ乳酸含有マスターバッチ等による。
成分(A):ポリプロピレン系樹脂
成分(B):酸変性ポリオレフィン系樹脂及び/又はヒドロキシ変性ポリオレフィン系樹脂
成分(C):ポリ乳酸系樹脂
成分(D):エポキシ変性ポリオレフィン系樹脂
工程(I):成分(C)と成分(D)とを溶融混練する工程
工程(II):工程(I)の生成物と成分(A)と成分(B)とを溶融混練する工程 (もっと読む)


【課題】柔軟性、耐熱性、透明性、クリーン性を兼ね備えた保存用嵌合容器部材の提供。
【解決手段】メタロセン系触媒を用いて特定の2種類のプロピレン−エチレンランダム共重合体成分を逐次重合して得られ、Tmが110〜150℃、tanδ曲線が0℃以下に単一のピークを有するプロピレン−エチレンブロック共重合体(ア)50〜100重量部および、曲げ弾性率がプロピレン−エチレンブロック共重合体(ア)よりも低く、密度が0.860〜0.920g/cm、MFRが1.0〜50g/10分の熱可塑性樹脂(イ)0〜50重量部を含有するプロピレン系樹脂組成物を成形してなることを特徴とする保存用嵌合容器部材。 (もっと読む)


【課題】主として液体プロピレンの蒸発潜熱を利用して重合熱を除去するポリプロピレンの重合反応器に、除熱に必要な液体プロピレンを均一に散布し、かつノズルの閉塞を防止して、特に、液体プロピレンの供給流量が小さくなる条件下でも、連続的に安定運転を達成することが可能なポリプロピレンの製造方法及び製造装置の提供。
【解決手段】重合反応器から未反応のプロピレンを主体とする混合ガスを取り出し、凝縮器に導入して凝縮液と非凝縮ガスに分離し、分離された非凝縮ガスの一部を凝縮液に合流させて2相流体とした後に重合反応器へ返還することにより、該凝縮液の蒸発潜熱を利用して重合熱を除去しながらプロピレンを重合することを特徴とするポリプロピレンの製造方法などにて提供。 (もっと読む)


【課題】 第一段重合工程でプロピレン系の結晶性重合体を、第二段重合工程でプロピレンとα−オレフィンとのゴム状共重合体を製造することによって、高剛性かつ高衝撃強度で、ゲル、フィッシュアイが低減したプロピレン系ブロック共重合体を連続的に製造する際に、塊状重合体や付着性重合体の生成を低減して、べたつきの無い流動性の良い状態で、しかも、高生産効率で製造する方製造する方法の提供。
【解決手段】 特定の触媒を用いるプロピレン系ブロック共重合体の製造方法であって、重合工程の特定の部位に停滞させた重合反応物に、特定の方法で電子供与体化合物を供給し接触させる工程を含む、特定の工程(a)〜(e)を有するプロピレン系ブロック共重合体の製造方法による。 (もっと読む)


【課題】透明性と防曇性に優れ、かつ再生使用しても変色や臭気の少ない防曇性プロピレン系樹脂シートの提供。
【解決手段】厚みが0.1〜2mmのプロピレン系樹脂シートに、固形分量で0.02〜2g/mの防曇剤を塗布した、プロピレン系樹脂シートであって、上記プロピレン系樹脂シートは、MFRが0.2〜30g/10分のプロピレン系樹脂100重量部に対し、下記の式(1)の造核剤を0.01〜0.5重量部で配合したプロピレン系樹脂組成物で形成され、防曇剤(炭素数6〜22の脂肪酸の蔗糖脂肪酸エステル)の遊離脂肪酸の含有量が50ppm以下である、防曇性プロピレン系樹脂シート。
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【課題】柔軟性を有し、べたつきが無く、良好な型シボ転写性を有することで、触感と製品外観に優れ、耐傷つき性にも優れた自動車内装部品を提供する。
【解決手段】 (i)〜(v)の要件を満たすプロピレン−エチレンブロック共重合体(成分ア)20〜90重量%と、オレフィン系エラストマーまたはスチレン系エラストマーから選ばれる熱可塑性エラストマー(成分イ)10〜80重量%とを含有するプロピレン−エチレンブロック共重合体組成物を、熱成形してなり、且つ特性1および2を有することを特徴とする自動車内装部品など。
(i)メタロセン系触媒を用いて、第1工程でプロピレン単独重合体成分またはプロピレン−エチレンランダム共重合体成分(A)を30〜95重量%、第2工程でプロピレン−エチレンランダム共重合体成分(B)を5〜70重量%、逐次重合する。
(ii)MFRが0.5〜200g/10分。
(iii)DSC法により測定された融解ピーク温度(Tm)が110〜150℃。
(iv)GPC法により測定された分子量分布(Mw/Mn)が1.5〜4。
(v)温度−損失正接曲線でtanδ曲線が0℃以下に単一のピークを有する。
(特性1)学振型染色物摩耗堅ろう度試験前後の表面色差が3以下である。
(特性2)JIS K6301によるA硬度が95以下である。 (もっと読む)


【課題】 ポリプロピレン系シートを融点以下の温度で固相圧空成形することにより得られる、足部として作用する脚部が隙間なく強固に融着した多層熱成形容器を成形する。
【解決手段】 特定のエチレン−プロピレン共重合体を含むプロピレン系樹脂組成物からなるポリプロピレン系シートを、プラグアシスト成形に従った、融点以下の温度で固相圧空成形すると、シートの折り曲げにより形成される容器の脚部は、隙間なく強固に融着した状態になっている、脚部を有する容器が収得できる。 (もっと読む)


【課題】立体規則性や触媒活性或いは重合体粒子性状などの触媒性能の全てにおいて充分な性能を示す触媒及びその触媒を用いるα−オレフィン重合体の製造方法の提供。
【解決手段】下記の成分(A1)〜(A4)を接触してなることを特徴とするα−オレフィン重合用固体触媒成分(A)。成分(A1):チタン、マグネシウム及びハロゲンを必須成分として含有する固体成分、成分(A2):下記一般式で表されるアルケニル基を有するケイ素化合物、成分(A3):有機ケイ素化合物、成分(A4):有機アルミニウム化合物


(式中、0≦m≦5、3≦n≦7である。) (もっと読む)


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