説明

財団法人ヒューマンサイエンス振興財団により出願された特許

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【課題】尿路上皮癌の発生リスク及び予後不良リスク並びに腎盂・尿管癌の膀胱内再発リスクを決定するための新規な方法を提供する。
【解決手段】本発明は、(a)被験体の尿路上皮由来のゲノムDNAを準備するステップ、(b)(a)で準備したゲノムDNAについて、尿路上皮癌発生関連領域、尿路上皮癌予後関連領域又は腎盂・尿管癌予後関連領域でのDNAメチル化の有無を調べるステップ、及び(c)ステップ(b)で明らかになったDNAメチル化パターンから、該被験体が発癌高リスク群、予後不良群又は膀胱内再発高リスク群に分類されるか否かを決定するステップを含む、尿路上皮癌の発生リスク若しくは予後不良リスク、又は腎盂・尿管癌の膀胱内再発リスクを検出する方法に関する。 (もっと読む)


【課題】骨領域と近接する末梢血管とを分離し、血管の画像を容易に得る。
【解決手段】骨と造影剤が投入された末梢血管とを含む部位の三次元原画像IoをCT装置で取得する。コンピュータの画像処理により、原画像Ioを、画像を平滑化する平滑化関数により処理して再構成画像Ir1を生成する。原画像Ioを、エッジ強調関数により処理し、再構成画像Ir2を生成する。再構成画像Ir2を、骨の閾値を用いて処理することにより、骨の再構成画像Ir4を生成する。再構成画像Ir1から骨の再構成画像Ir4を減算することにより、末梢血管の画像Ifを得る。画面上に、スライダバーを配置し、エッジ強調関数を連続的に変更可能とし、エッジ強調関数が変更されたときは、抹梢血管の画像Ifを得る処理を自動的に再実行させる。 (もっと読む)


【課題】ヒトに対する移植用細胞、生物製剤において、Neu5Gc含有糖鎖の含有量を減らすための方法を提供する。
【解決手段】N−アセチルマンノサミン(ManNAc)もしくはその誘導体またはN−アセチルノイラミン酸(Neu5Ac)もしくはその誘導体を培地中に添加して細胞を培養することにより、N−グライコリルノイラミン酸(Neu5Gc)含量を低下させて抗原性Neu5Gc含有糖鎖を細胞から除去する方法、および、これに用いる培地。また、これによりNeu5Gc含有糖鎖が除去された細胞、あるいはそれらの細胞を含む組成物、ならびに、該培養細胞により産生される物質を含むNeu5Gc含有糖鎖を含まない生物製剤。 (もっと読む)


【課題】ヒト、家畜、家禽等の臨床検体や野外検体、食品、水等において、病原性を示すウイルス、細菌、真菌、古細菌、原虫、タンパク質毒素等の病原体を一括、簡単、網羅的に同時検出するためのマイクロアレイを提供する。
【解決手段】古細菌、原虫、細菌、真菌、ウイルス、及びタンパク質毒素から選ばれる少なくとも一株に由来する既知の核酸塩基配列(センス)又は相補的(アンチセンス)な塩基配列を有し、この塩基配列において互いに異なる少なくとも3個の群からなるプローブであって、その各プローブ長が50〜70merであり、Tmが70〜80℃であり、−3.0kcal/mol未満のヘアピンループ及び−3.0kcal/mol未満のセルフダイマーを避け、ホモロジーから推測される非特異性を確保するように設計されたプローブの群が担体上に固定化されている、病原体を検出するためのマイクロアレイ又はそれを含むキット。 (もっと読む)


【課題】膵臓癌の診断法の提供。
【解決手段】哺乳動物における膵臓癌の存否を検出する方法であって、
(a)前記哺乳動物から得られた被験血液サンプルにおいて、16922(D)の質量を有するタンパク質の濃度を測定する工程、および
(b)工程(a)で得られた濃度を、正常な対照血液サンプルにおける16922(D)の質量を有するタンパク質の濃度と比較する工程、
を含んでなり、前記対照血液サンプルに対して前記被験血液サンプルにおける、16922(D)の質量を有するタンパク質の濃度が増加していた場合に、前記哺乳動物に膵臓癌が存在することが示される、方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】陽子線を用いた治療において、実臨床で利用可能な程度に高速且つ高精度なポジトロン放出核種分布のシミュレーション方法を提供する。
【解決手段】特定の人体組織の構成元素を含む標準物質に陽子線を照射することにより生成されたポジトロン放出核種のアクティビティ分布の実測値を得て、当該実測値を用いて前記人体組織の各構成元素のポジトロン放出核種のアクティビティ分布を計算し、得られたアクティビティ分布の計算値を用い、前記人体組織の元素組成比に基づいて前記人体組織に陽子線を照射した場合のポジトロン放出核種のアクティビティ分布を計算する。 (もっと読む)


【課題】被照射体内において電子線を制御し照射対象に電子線線量を集中させることができる電子線照射装置を提供する。
【解決手段】電子線治療装置100は、電子線照射部200により患者Pの腫瘍等の病変部に対して電子線を照射するとともに、磁場印加部300により電子線の入射方向に対して磁力線が垂直又は平行になるようにそれぞれ患者の病変部を含む深部領域又は電子線照射領域に対して磁場を印加する。 (もっと読む)


【課題】患部内の充填性,及びその持続性に富み、塞栓効果の高い塞栓材を提供すること。
【解決手段】血管,血管瘤,又は血管奇形を含む、血流を伴う組織又は器官に用いる塞栓材であって、下記の(1)及び(2)の性質を有する多孔体を構成成分として含むことを特徴とする、塞栓材である。
(1)主たる構成成分が、水溶性高分子である。
(2)生理食塩水による膨潤率が、質量ベースで2500%以上。 (もっと読む)


【課題】原発性アルドステロン症を診断するのに好適なアルドステロン用計算尺等を提供する。
【解決手段】本発明に係る互いに摺動可能に接続したホルダ200とスライダ300とを備えるアルドステロン用計算尺100は、スライダ300に、血漿アルドステロン濃度を示す目盛り310が所定距離だけ離間して表記され、かつ、血漿アルドステロン濃度と血漿レニン活性との比率を示す目盛り320が所定距離だけ離間して表記され、ホルダ200に、第1の表示窓210と第2の表示窓220とが開設されて、当該第1の表示窓210の縁部には血漿レニン活性を示す目盛り230が所定距離だけ離間して表記され、当該第2の表示窓220の縁部には血漿アルドステロン濃度と血漿レニン活性との比率を示す目盛り320を指示するマーカ240が表記され、第1の表示窓210には、目盛り310が表示され、第2の表示窓220には、目盛り320が表示される。 (もっと読む)


【課題】神経堤細胞の異常がなく、かつ神経堤細胞及び動物個体を生かした状態で観察することができる標識タンパク質を、神経堤細胞において特異的に発現し得るトランスジェニック非ヒト動物を提供する。
【解決手段】神経堤細胞において特異的に機能するプロモーターと、このプロモーターの制御下にある標識タンパク質をコードする遺伝子とを含み、かつ前記遺伝子は発現し得る状態で導入されているトランスジェニック非ヒト動物。該トランスジェニック動物は、神経堤細胞の増殖、遊走又は分化の制御物質のスクリーニングに用いることができる。 (もっと読む)


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