説明

財団法人ヒューマンサイエンス振興財団により出願された特許

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【課題】血管平滑筋細胞の増殖を阻害する細胞療法ツールとその製造方法を提供する。
【解決手段】血管狭窄部挿入用基材は、(A)霊長類動物多能性幹細胞をサイトカインの存在下で浮遊培養し、胚葉体類似細胞凝集塊等を製造し、(B)胚葉体類似細胞凝集塊等を、血管内皮細胞に分化させるサイトカインの存在下で接着培養して浮遊細胞と接着細胞を含む特定前駆細胞を製造し、(C)特定前駆細胞から接着細胞を分離し、そして(D)接着細胞を接着培養で継代することで産生される血管内皮細胞を、ステント等の基材に被覆したものである。この基材は、血管平滑筋細胞の増殖抑制と血管内皮細胞の補充という根本的な治療効果を同時にもたらす。補充された血管内皮細胞は自己増幅能を持ち、治療後も長期に渡って効果が持続するため、生体吸収性ステントと併用することでステントフリーの血行再建術も達成される。 (もっと読む)


【課題】SOCS活性化剤を有効成分とする新規抗癌剤を提供すること、さらにかかる抗癌剤をスクリーニングする方法を提供することを課題とする。
【解決手段】SOCS活性化剤を有効成分とする抗癌剤を用いることによる。かかる抗癌剤は、Jak1を介するがSTAT3非依存的な経路を抑制する物質を含むSOCS活性化剤を有効成分とすることにより、癌細胞の増殖を効果的に抑制し、癌の治療を可能とするものである。特に、Jak1を介するがSTAT3非依存的な経路を抑制する物質が、SOCS-3遺伝子である抗癌剤による。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アデノウイルス(以下「Ad」という。)ベクターの作製において、自己増殖能を獲得したAd(replication competent adenovirus;RCA)の出現を低減化させたAdベクターの作製方法を提供することを課題とする。
【解決手段】外来遺伝子発現カセットを含むAdベクターとベクター作製用細胞に存在するAdゲノムの相同組換えにより、増殖に必要な部位を含むAdゲノムであっても、その大きさがAdのカプシドで覆うことができる大きさを超えるように、即ちパッケージングリミットを超えるように設計した外来遺伝子を挿入したAdベクターを作製することにより、自己増殖能を有するウイルス粒子が形成されず、RCAの出現が低減化したAdベクターを提供することができる。 (もっと読む)


【課題】加齢黄斑変性を発症させるのに好適なモデル動物及びその作成方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る加齢黄斑変性モデル動物は、HTRA1(Human high-Temperature Requirement factor A1)ポリペプチド又は当該HTRA1の誘導体をコードする遺伝子を含むDNA断片及び/又は発現ベクターを導入してなり、当該HTRA1ポリペプチドは、ヘマグルチニンエピトープタグを含む誘導体を備える。また、前記HTRA1ポリペプチドは、ビオチンタグ、ヒスチジンタグ、ヘマグルチニンエピトープタグ、又は、mycタグを含む誘導体を備え、前記DNA断片は、β−アクチンプロモーター及びポリA末端を備える。 (もっと読む)


【課題】ゲムシタビン投与治療において、ゲムシタビンによる副作用を生じにくい患者を選択する際に利用し得る手段として、ゲムシタビンによる副作用の出現リスクを検定することができる方法を提供すること。
【解決手段】被験者から得た検体中のハプトグロビン濃度を測定すること、及び得られたハプトグロビン濃度に基づいて、ゲムシタビン治療により前記被験者において副作用が出現するリスクを求めることを含む、ゲムシタビン治療による副作用の出現リスク検定方法。 (もっと読む)


【課題】多剤耐性菌に関連する疾患および/または症状の治療、改善、抑制および/または予防に有用なアミノグリコシド剤耐性遺伝子の提供。
【解決手段】多剤耐性を有する緑膿菌に由来する、新規アミノグリコシドアセチル基転移酵素をコードし、アミノグリコシド剤耐性を付与する遺伝子。 (もっと読む)


【課題】複数の標的遺伝子を発現させる1のベクター、および1のベクターで複数の標的遺伝子を発現させる方法を提供すること。
【解決手段】1のベクター上に、プロモーター領域、標的遺伝子領域及びポリA付加領域を有する発現単位を2以上含む発現ベクターであって、該発現単位の少なくとも2以上が同一方向に転写されるように同一鎖上に配置された発現ベクター、該発現ベクターを導入した細胞、及び該発現ベクター導入細胞の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、パラフィン包埋後の標本について、組織又は細胞に存在する目的抗原物質を認識する抗体を用いて免疫組織化学染色を行う場合に、より効果的に目的抗原物質の抗原賦活化を行う方法を提供することを課題とする。
【解決手段】パラフィン包埋後の標本についての免疫組織学的化学染色のための目的抗原物質の賦活化方法において、30〜130℃での加熱処理後、緩慢冷却処理及び緩衝液による洗浄処理を行わないことを特徴とする目的抗原物質の賦活化方法による。 (もっと読む)


【課題】本発明は、S1Pを細胞内から細胞外へ移動させる新規トランスポーター分子を提供することを課題とする。また、該S1Pトランスポーター分子を発現しうる細胞を提供することを課題とし、さらには、S1Pトランスポーターのアンタゴニストおよび/またはアゴニストのスクリーニング方法を提供することを課題とする。
【解決手段】脊椎動物のSpin2が、S1Pの新規トランスポーター分子として機能する。被検物質と本発明のS1Pトランスポーター分子と相互作用させ、該トランスポーターの機能を増強または低減させうる物質を検出する、S1Pトランスポーターのアンタゴニストおよび/またはアゴニストのスクリーニング方法による。前記スクリーニング方法により、S1Pの機能亢進または減弱に起因する疾患、あるいは症状としてS1Pの機能が亢進または減弱する疾患の改善剤をスクリーニングすることができる。 (もっと読む)


【課題】生体組織を診断して、該生体組織に診断結果の画像を印刷するのに好適な画像印刷装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像印刷装置100は、低干渉光を被検体に照射し、該低干渉光が照射された前記被検体で反射された反射光から前記被検体を測定する測定部110と、前記反射光に基づいて、前記被検体の表面部及び内部の画像を生成する生成部120と、インクタンクに貯蔵されたインクの液滴を前記被検体に向けて射出して、前記画像を印刷する印刷部130と、を備える。 (もっと読む)


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