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Fターム[2E139BA36]の内容

Fターム[2E139BA36]に分類される特許

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【課題】粘弾性体の剪断ひずみを大きくとることができ、大きな制振効果が得られる、構造の簡単な制振構造を提供する。
【解決手段】柱状体1に、複数の構成柱2を具備させる。複数の構成柱2は、少なくとも一部において相互に平行に沿うように結束し、互いの平行に沿った平面部3間に、粘弾性体4を接着状態で介設する。柱状体1の振動時に粘弾性体4に剪断力が作用するようにする。構成柱を3本以上設け、隣接する構成柱同士、互いに平行に対向する平面を設け、当該対向平面間に粘弾性体を接着状態で介設する構成とすることができる。また、構成柱の側面に制振板を固着し、各制振板はそれぞれ隣接するもの同士を対向させ、制振板間に粘弾性体を接着状態で介設する構成とすることもできる。 (もっと読む)


【課題】地震時に発生する杭頭曲げモーメントに対して杭頭接合部の回転剛性を制御し、免震装置に有害な回転を発生させない簡易で信頼性の高い免震装置回転制御機構を提供する。
【解決手段】パイルキャップ3とパイルキャップ定着部7とは接合鉄筋9により接合され、接合鉄筋9は、パイルキャップ3内のコンクリート19に定着する第1接合鉄筋部9aと、基礎杭4内のコンクリート19に定着する第2接合鉄筋部9bと、杭頭接合部12に設けられ、杭頭曲げモーメントにより接合鉄筋9に発生する引張力が所定の値を越えた場合に内部に引張降伏によるヒンジを形成させる回転量制御部6とを備え、回転量制御部6内部のヒンジにより杭頭接合部12の回転剛性を所定の値に低減させ、地震時の免震装置2の回転量を許容回転量以内に制御する。 (もっと読む)


【課題】従来の制振装置に較べて減衰量を増大して、制振効果を向上させる建築物の制振装置を実現する。
【解決手段】ワイヤ6、建築物4に設けられた減衰器7及び2組の滑車群11、12を備え、ワイヤ6の途中にワイヤ6と建築物4の相対的な移動量に応じた減衰力を生じる減衰器7を介装し、ワイヤ6の両端側を、それぞれ滑車群11、12を介して張設し、両端部は、建築物4の左右に固定し、ワイヤ6の両端側は、それぞれ固定した端部から、滑車群11、12を構成する複数の滑車16〜18間を蛇行するように往復して張設され、減衰器7に向けて延びている。 (もっと読む)


【課題】剛性が高い構造物の水平方向の幅や奥行きに対する高さの比が大きい場合であっても、十分な制振効果が得られるようにする。
【解決手段】外部建物20と、外部建物20と異なる固有周期を有する内部構造体30と、複数の高さ位置において外部建物20と内部構造体30とを連結する水平制振装置40と、を備えた制振構造物10に、外部建物20及び内部構造体30の上部における両者の鉛直方向の相対変位を抑制する鉛直変位抑制機構50を設ける。 (もっと読む)


【課題】ロッキングを許容しつつ、アスペクト比が大きな建物であっても確実に転倒防止を図ることができ、さらに上下方向の制震性能を付与することを可能にする免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物を提供する。
【解決手段】転倒防止構造Bを外側転倒防止構造B1と内側転倒防止構造B2とを備えて構成する。外側転倒防止構造B1は、上部免震装置固定用部材6を横方向T1外側に延出させるように形成した外側抑え部7と、上下方向T2に所定の隙間をあけて外側抑え部7の上に延設された外側転倒防止構造本体部8とを備える。内側転倒防止構造B2は、側部10a、10bと内側抑え部10cとからなり、内側抑え部10cと上部免震装置固定用部材6の上下方向T2の間に所定の隙間をあけて下部免震装置固定用部材5及び上部免震装置固定用部材6を囲繞するように配設された内側転倒防止構造本体部10を備える。 (もっと読む)


【課題】ロッキングを許容しつつ、アスペクト比が大きな建物であっても確実に転倒防止を図ることができ、さらに上下方向と水平方向の制震性能を付与することを可能にする免震建物の転倒防止構造及びこれを備えた免震建物を提供する。
【解決手段】免震建物Aの外側に配設される外側転倒防止構造B1を備えており、この外側転倒防止構造B1は、免震装置1の下端部側を接続する下部構造体A2の下部免震装置固定用部材5を横方向T1外側に延出させるように形成した外側張出部7と、免震装置1の上端部側を接続する上部構造体A1の上部免震装置固定用部材6に繋がり、外側張出部7と横方向T1に所定の隙間をあけて上下方向T2に延設され、且つ上下方向T2に所定の隙間をあけて外側張出部7の下に延設された外側転倒防止構造本体部8とを備えるとともに、外側転倒防止構造本体部8と外側張出部7の上下方向T2の間に制震装置9を設けて構成する。 (もっと読む)


【課題】 震動吸収作用を発揮する面状弾性体の有効面積を拡大し、重量物の転倒防止効果を高める。
【解決手段】 墓石建造物1において、基礎石2と竿石3の間に4枚の転倒防止パッド4と同数の加圧プレート5を介装する。転倒防止パッド4は、面状弾性体6の偏心位置に点状支持体7を埋設している。面状弾性体6は、竿石3の震動を吸収する柔軟な透明ゲル状弾性材料で成形されている。点状支持体7は、ゲル状弾性材料よりも硬質の金属または樹脂で成形され、竿石3の荷重によって塑性変形する。墓石建造物1の免震施工に際し、4枚の転倒防止パッド4を点状支持体7が基礎石2の内側を向く姿勢で基礎石2の上面に配置する。 (もっと読む)


【課題】横方向に細長い形状の集合住宅において、長手方向の構面を構成する柱や梁の断面寸法をより小さく設定でき、それにより、住戸の室内空間の広がりを確保できるようにする。
【解決手段】横方向に細長い形状の集合住宅10であって、建物の長手方向に幅が広がり、建物の下部から屋上部まで延びるように設けられた壁柱30と、前記屋上部に建物の長手方向に延びるように設けられ、壁柱30と建物の柱22とに結合された壁梁32とを備える。 (もっと読む)


【課題】上部構造部が傾き浮き上がりを開始する閾値を大きくする。
【解決手段】座屈補剛ブレース302を構成する制震ブレース材304に所定値よりも大きな引張力が加わり引張降伏するまで、上部構造部20が下部構造部30から離れ浮き上らない。よって、連結機構300を有しない構造と比較し、上部構造部20が傾き浮き上がりを開始する閾値(地震による振動の大きさ)が大きくなる。 (もっと読む)


【課題】構造物の振動を適切に抑制できるとともに、構造物、マスダンパ、第1および第2ケーブルに過大な応力が発生するのを防止することができる振動抑制装置を提供する。
【解決手段】振動抑制装置1は、一端部が構造物2の第1部位に接続された第1および第2ケーブル11,12の他端部と、構造物の第2部位とに、両ケーブルの反力が互いに反対方向に作用するように接続されたマスダンパ5を備えており、第1ケーブルの所定のプレテンションは、構造物の振動に伴って第2部位が第1部位に対して所定方向のうちの一方の方向に第1所定値よりも大きく相対変位したときに、第1ケーブルの伸びがなくなるように設定されており、第2ケーブルの所定のプレテンションは、構造物の振動に伴って第2部位が第1部位に対して所定方向のうちの他方の方向に第2所定値よりも大きく相対変位したときに、第2ケーブルの伸びがなくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】構造物への取り付け場所の自由度が大きい制振装置を提供する。
【解決手段】制振装置10は、第1連結部22で回転可能に連結された第1アーム12、14と、第2連結部26で回転可能に連結された第2アーム16、18を有している。第1アーム12と第2アーム18の他端は、構造物の第1固定部と固定される第1取付金具21とそれぞれ回転可能にピン接合20されている。第1アーム14と第2アーム16の他端は、構造物の第2固定部と固定される第2取付金具25とそれぞれ回転可能にピン接合24されている。第1連結部22と第2連結部26の間には、第1連結部22と第2連結部26を外側に押し広げて、回転ダンパー100が取り付けられている。回転ダンパー100の両端部は、第1アーム12の先端部36、及び第2アーム12の先端部38とそれぞれピン接合37、39されている。 (もっと読む)


【課題】曲げ変形型架構の曲げ変形量を制震装置の介在によって低減し、建築計画上の自由度を高めることを可能にする曲げ変形制御型制震架構にスラブが接続する場合に、制震装置が跨る壁柱等、柱間の相対変位に伴うスラブの損傷を極力抑制し、制震架構の変形能力を高める機能を持たせる。
【解決手段】水平方向に互いに距離を隔てて対向し、水平力の負担時に軸方向に相対変位を生ずる少なくとも一組の柱2、3と、この対向する各柱2、3に跨って両柱2、3に接続するスラブ4と、対向する各柱2、3間に架設され、軸方向力を負担したときに両端間に相対変位を生じて減衰力を発生する制震装置5とを備える曲げ変形制御型制震構造物において、スラブ4を少なくとも一組の柱2、3の対向する端面2a、3a間で不在にする。
スラブ4を一組の柱2、3の少なくとも一方の柱2(3)の側面2b(3b)から分離させる。 (もっと読む)


【課題】構造物のロッキング振動を抑制ないし防止することができる低コストの免震構造物を提供する。
【解決手段】構造物本体12の重量を支持する免震装置14を備える免震構造物10において、免震装置14を、構造物本体12に作用する地震力による転倒モーメントを小さく抑制する高さ位置に設けるようにする。ここで、この免震構造物10は、構造物本体12の支持基盤20から略中間高さまで構造物本体12に直接接しないように構造物本体12に隣接して設けられた基部16をさらに備え、免震装置14を、構造物本体12と基部16との間に設ける。 (もっと読む)


【課題】地震時に、水平方向に間隔を置かれた、それぞれが上下方向に伸びる第1部材及び第2部材が水平力を受けて、これらに振動エネルギーが作用したとき、前記第1部材及び前記第2部材のそれぞれが曲げ変形したか、せん断変形したかに拘わらず、前記振動エネルギーを確実に低減させることができるようにすること。
【解決手段】建物は、水平方向に間隔を置かれた、それぞれが上下方向に伸びる第1部材及び第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に配置され、一端部が前記第1部材に固定されたダンパーと、一端部が前記ダンパーの他端部に固定され、他端部が前記第2部材に取り付けられた斜材とを含む。 (もっと読む)


【課題】ジャッキアップ工程を必要とせず、外周柱を固定する免震装置に加える軸力を、中間柱を固定する免震装置に加える軸力より大きくする。
【解決手段】構造物10の基礎部22の上部であり、外周柱24及び中間柱26が設けられる位置に免震装置84、86を設置する。次に、免震装置84の上に外周柱24を構築し、外周柱24と免震装置84を固定する。その後、外周柱24の間に、寸法δ1のむくりを設けて梁28を架設する。この梁28の、免震装置86の上方となる位置に中間柱26を取り付ける。このとき、中間柱26が免震装置86に対し高さδ2だけ浮いた状態で取り付ける。最後に、下部架構の上に上部架構を構築し、構造物荷重で中間柱26を下降させ、中間柱26が免震装置86に当接した時点で、中間柱26と免震装置86を固定する。 (もっと読む)


【課題】大地震等で大きな外乱が加わっても、免震効果を発揮する。
【解決手段】PC鋼材104が構造物20を鉛直方向(Z方向)に支持し、構造物20を浮き上がらせている。よって、地震等による外乱で構造物20に水平方向及び鉛直方向に振動が発生すると、構造物20と免震ピット50とが水平方向及び鉛直方向に相対変位して免震効果を発揮すると共に、PC鋼材104の弦の剛性によって復元力が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適したしたマスダンパーまたは構造体に設けられる免制振機構を提供しようとする。
【解決手段】
従来のンスダンパーにかわって、外周面に長手方向に沿って所定のリードを持つ螺旋状の溝である螺旋溝を設けられた軸体である直動軸と、前記螺旋溝に倣って案内される回転体と、前記回転体を回転自在に支持するフレームと、を備え、前記直動体と前記回転体とが前記長手方向に相対変位するときにが相対変位に対応して前記直動軸の直動変位と前記回転体の回転変位との比が変化する様になった、ものとした。 (もっと読む)


【課題】ロッキング動や水平面内における捩れ運動のような回転を伴う振動を制御するための有効適切な振動制御機構を提供する。
【解決手段】構造体(建物1)を固定端に対して免震装置(バネ2)により免震支持するとともに、構造体と固定端との間に複数のダンパーを設置して該ダンパーにより構造体が固定端に対して回転を伴う振動を生じることを抑制する。前記ダンパーとして構造物の振動により発電機が駆動されて抵抗力を生じる発電型ダンパー10を用い、かつ各発電型ダンパーの発電機どうしを電気回路20により並列接続する。電気回路には各発電機に流れる電流を制御することにより各発電型ダンパーが生じる抵抗力を制御する制御回路を組み込む。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギーを有効に吸収し、優れた免震効果と制震効果を発揮し得る有効適切な免制震構造を提供する。
【解決手段】高層ないし超高層の建物をチューブ架構による平面視環状の本体部3と該本体部とは独立にその中心位置に構築するコア部2とにより構成して、それら本体部とコア部との間に水平方向の相対振動を許容するためのクリアランス4を確保する。本体部を基礎底盤1等の基礎構造体上に底部免震装置5により免震支持して設置し、コア部を本体部よりも相対的に高剛性として基礎構造体に剛結して自立状態で設置する。コア部の頂部と本体部との間に頂部免震装置6を介装し、本体部の高さ方向中間部とコア部との間に、本体部をコア部により支持してそれらの間に生じる水平方向の相対振動により作動する中間部免制震装置7を上下方向に間隔をおいて多段に介装する。 (もっと読む)


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