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Fターム[2E139BA46]の内容

Fターム[2E139BA46]に分類される特許

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【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの鉄骨部材、及び、前記2つの鉄骨部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの鉄骨部材が相対移動するときに発生する減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記2つの鉄骨部材が相対移動したときに前記相対移動を助長して前記減衰力を打ち消す方向に力を付与する相対移動助長機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適したしたマスダンパーまたは構造体に設けられる免制振機構を提供しようとする。
【解決手段】
従来のンスダンパーにかわって、外周面に長手方向に沿って所定のリードを持つ螺旋状の溝である螺旋溝を設けられた軸体である直動軸と、前記螺旋溝に倣って案内される回転体と、前記回転体を回転自在に支持するフレームと、を備え、前記直動体と前記回転体とが前記長手方向に相対変位するときにが相対変位に対応して前記直動軸の直動変位と前記回転体の回転変位との比が変化する様になった、ものとした。 (もっと読む)


【課題】引張力に対して効果的に抵抗することが可能なブレース、このブレースを有する耐震構造、及びこのブレースを有する建築物を提供する。
【解決手段】ブレース10は、コンクリートによって形成されたブレース本体12と、緊張材14とを有している。ブレース本体12は架構18内に斜めに配設され、緊張材14は、ブレース本体12へプレストレスを導入すると共に架構18とブレース本体12の端部とを圧着接合する。よって、ブレース本体12に作用する引張力が大きくなって圧縮応力が0になったときに、架構18に対するブレース本体12の端部の圧着接合が解放され、ブレース本体12に発生するひび割れを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】間口の狭い構面に設置しても、耐震、制震機能を十分に発揮できる振動制御装置を提供する。
【解決手段】構造物の架構1の構面2内に設置される本実施の形態による振動制御装置10は、耐震ブレース20と、粘性系制震ダンパ50とから構成される。
耐震ブレース20は破断強度Qcが加わるまでは地震動による外力に抵抗する。しかし、破断強度Qcを超える荷重が加わるとその一部(シャーピン29)が破断して、耐震ブレース20は地震動に対する抵抗力を失う。耐震ブレース20が抵抗力を失うと、振動制御装置10は、粘性系制震ダンパ50が作動して、大きな地震動に対して制震する。 (もっと読む)


【課題】従来の戸建住宅免震装置は、想定を超える大地震時に相対変位が免震支承の許容ストロークを越えてしまい、上部建物が飛び出して倒壊に至るおそれがあるため、電力を用いることなく、免震支承の許容ストローク内に確実に抑制出来る免震装置用のブレーキダンパを提供する。
【解決手段】シリンダ11のピストン13が変位するに伴い、供給された油圧により減衰力を発生するスピードバル51と、ピストン13の速度が設定速度以上に早くなるとスピードバルブ51が閉じて、高い減衰力を発生するリリーフバルブ55を備える。 (もっと読む)


【課題】二部材同士の間に介装されて二部材の相対変位の抑制効果を高めることができ、特定の方向の寸法を小さくすることができ、しかも安価な制振装置を提供する。
【解決手段】隣り合って配された二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の前記相対変位を抑制する制振装置10であって、前記二部材のうちの一方の部材5aに設定された支点周りに揺動可能に支持された揺動部材21と、前記揺動部材21を前記二部材のうちの他方の部材5bに連結する連結部材31と、前記揺動部材21において前記相対変位よりも大きく移動する位置に一体に設けられた質量体27と、を有する。前記揺動部材21の揺動動作に応じて、前記連結位置Pjが前記揺動部材21の揺動回転に係る回転半径方向に移動可能で、前記相対変位が前記支点Ps及び前記連結部材31を介して前記揺動部材21に入力されて前記揺動部材21が揺動することにより、前記相対変位を抑制する。 (もっと読む)


【課題】古い既存建物等のような低強度構造体にも適用可能で安価な摩擦ダンパーを提供する。
【解決手段】相対移動する二部材同士の間に介装されて、前記二部材同士の間の振動を減衰する摩擦ダンパーである。前記相対移動に係る往復の直線移動動作を、所定の軸芯を回転中心とする往復の回転動作に変換する運動変換機構と、前記二部材のうちの一方の部材に前記軸芯周りに回転自在に支持されて、前記回転動作によって回転する回転慣性質量体と、前記回転慣性質量体に設けられ該回転慣性質量体と一体となって回転する摩擦材と、前記一方の部材に設けられ、前記摩擦材との摺動により前記摩擦材との間に生じる摩擦力によって前記振動を減衰する滑り材と、を備える。前記運動変換機構によって、前記摩擦材の前記軸芯周りの回転速度は、前記直線移動動作の速度よりも増速されている。 (もっと読む)


【課題】大きな地震等に基づく大きな運動エネルギである振動エネルギを位置エネルギに変換して大きな振動エネルギを効果的に吸収でき、下部構造物から上部構造物の脱落を防止でき、損壊の虞のない上に、製造費の低減及び占有空間の低減を図り得る構造物用の滑り支承を提供すること。
【解決手段】橋梁用の滑り支承1は、橋脚2に対して橋桁3を水平方向においてH方向に移動自在に支持するべく、橋脚2と橋桁3との間に介在されており、上面で橋桁3の下面4に固着されていると共に上部側の水平滑り面6を下面に有している滑り板7と、橋桁3のV方向の荷重を受ける水平滑り面8を上面に有した滑り板9と、橋脚2に対する橋桁3のH方向の相対的変位に対する復元力を発生する復元力発生手段10とを具備している。 (もっと読む)


【課題】 キャビンが昇降しても制振効果に劣化が生じないようにする。
【解決手段】 塔状構造物本体2に昇降式のキャビン3を備えた塔状構造物1の所要個所に、可動マス12と、その固有振動数を調整するためのばね定数が調整可能なばね要素13と、ダンパ要素14とからなる振動系を備えたパッシブ型の動吸振器11を設ける。塔状構造物1にてキャビン3の高さ位置hが変化するときに、キャビン3の高さ位置hの変化と塔状構造物1の固有振動数の変化との関係を予め数値計算又は実測により蓄積したデータベースを備えた制御器16にて、キャビン3の高さ位置hの情報を基に、塔状構造物1の固有振動数を求めて、パッシブ型の動吸振器11におけるばね要素13のばね定数を、可動マス12の固有振動数が求めた塔状構造物1の固有振動数に常に同調するように調整させる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造により動特性または振動特性を調整できる粘性マスダンパーとバネ付き粘性マスダンパーを提供する。
【解決手段】直動変位の変位方向に沿ってねじ送り方向を向けた雄ねじを設けられた直動軸110と、前記雄ねじに嵌めあう雌ねじを設けられた回転体120と、前記回転体120を回転自在に支持するフレーム130と、前記フレーム130の内面と前記回転体120との隙間に封入された粘性流体140と、を備え、前記フレーム130の内面と前記回転体120との前記隙間の少なくとも一部の離間距離を変化させられる様にした。 (もっと読む)


【課題】 伸縮体における伸縮の可不可の制御と、伸縮体の伸縮時における最適な減衰力の発生とを可能にしながら、その具現化にあって高価な構成の採用を回避し得る。
【解決手段】 伸縮体1とリザーバタンクTとを接続する流路L中に配設されて作動流体の通過時に所定の減衰作用をする減衰手段2と、この減衰手段2の上流側に配設されて上記の流路lの開閉を可能にするロック機構3とを有し、ロック機構3が作動時に上記の流路Lを開閉するロック弁31と、このロック弁31に接続されて外部信号の入力時あるいは解除時にロック弁31の作動の可不可を可能にする切換弁32とを有してなる流体圧回路において、切換弁32に入力される外部信号がロック機構3の上流側から誘導されるパイロット圧とされてなる。 (もっと読む)


【課題】揺れが小さい時には、両構造物間に生じる相対変位を利用して効率的な減衰効果を得ることができるとともに、揺れが大きい時には、耐震性能の低い構造物に対して優先的に揺れの応答を低減することができる構造物の連結制震構造を提供する。
【解決手段】第1の構造物1および耐震性能が低い第2の構造物2を連結する可変減衰装置3と、第2の構造物2の揺れの大きさを検出する第1のセンサ5と、この第1のセンサからの検出信号に基づいて可変減衰装置3の減衰係数を制御する制御手段4とを備え、可変減衰装置3は、平常時に第1および第2の構造物1、2の双方の揺れを減衰可能な減衰係数に固定されているとともに、制御手段4は、予め設定した第2の構造物2の損傷につながるレベルを超える揺れを第1のセンサ5が検出した際に、可変減衰装置3の減衰係数を、第2の構造物2の揺れを優先的に抑えるように切換制御する。 (もっと読む)


【課題】地震エネルギ吸収能力を確保し、かつ柱の軸方向耐力を確保し、構面内の開口部の形成が制約されにくい制震構造を提供することにある。
【解決手段】相対的に上側の架構を相対的に下側の架構上に水平方向相対変位可能に支持する滑り支承11と、上側の架構における柱梁接合部10から延びる梁1の下面と前記下側の架構における柱2Bの頭部近傍から水平方向へ前記梁1と平行に張り出したブラケット12との間に連結されたパネルダンパ13とを備え、このパネルダンパ13は、前記梁1とブラケット12との間で水平剪断力を受けて塑性変形可能なウェブパネル13aを有するものである。 (もっと読む)


【課題】 拘束材の滑り接触面の均し作業が不要で、製造の容易な座屈拘束ブレースおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 この座屈拘束ブレース1は、芯材2と、この芯材2の両面に沿って配置した一対の拘束材3とを有する。一対の拘束材3は、それぞれ芯材2側が開口した溝形鋼材4と、この溝形鋼材4内に充填したモルタルまたはコンクリート5とを有する。このモルタルまたはコンクリート5の表面を覆いかつこのモルタルまたはコンクリート5にその硬化によって接着された板状の蓋部材6を設ける。 (もっと読む)


【課題】地震時における上部構造体1の免振を損なうことなく、非地震要因の上部構造体1自体の微振動も有効に抑制する。
【解決手段】上部構造体1とその下方の下部構造体3との間の上下方向隙間に介装される免振装置10である。前記上部構造体1と前記下部構造体3との水平方向の相対移動を許容しつつ前記上部構造体1の重量を支持する支承部20と、前記上部構造体1と前記下部構造体3との水平方向の相対振動を所定の減衰定数で減衰する低減衰ダンパー30と、前記低減衰ダンパー30と並列に前記上下方向隙間Gに介装されて、前記相対振動を前記所定の減衰定数よりも大きな減衰定数で減衰する高減衰ダンパー40と、を備える。前記相対移動の往路及び復路のそれぞれにおいて相対移動量が規定値δを超えると、前記高減衰ダンパー40は減衰力を発生しなくなる。 (もっと読む)


【課題】外部エネルギ供給を一切必要とせずに減衰係数を自動切替えでき、通常の油圧ダンパを上回るエネルギ吸収能力を常に確実に発揮できる減衰係数切替型油圧ダンパにおいて、危険側の動作不安のない、優れて安定した性能を発揮でき、また微小な振動レベルからも効果を発揮でき、さらにコンパクトで低コストの油圧回路が得られるようにする。
【解決手段】バッファー21に蓄積した圧力を開閉弁6の駆動力に利用する減衰係数切替型油圧ダンパにおいて、バッファー21と低圧のアキュムレータ7とを切替弁42を有する流路で連結し、切替弁42は、左右の油圧室の差圧で自動的に切り替わり、左右の油圧室の差圧が0になると、中立位置で開き、バッファー21内の油圧が完全に抜けることにより、バッファー21内に圧力が残って開閉弁6が開状態を維持し続けてしまうという危険側の誤動作を確実に防止する。 (もっと読む)


【課題】外部電力の供給を要することなく、振動エネルギーの大きさに応じて減衰係数を変化させて、好適に制振対象物に減衰性能を付与することが可能な制振システムを提供する。
【解決手段】制振対象物Tに作用した振動エネルギーを減衰させてこの制振対象物Tに制振性能を付与するための種類の異なる複数のダンパ1、2を備えてなる制振システムAであって、発電機1aによって振動エネルギーを電気エネルギーに変換することにより振動エネルギーを減衰させる発電ダンパ1と、発電ダンパ1の発電機1aから電気エネルギーが供給され、この電気エネルギーの大きさに応じて減衰係数が変化する可変減衰ダンパ2とを備えてなる。 (もっと読む)


【課題】耐力要素としても制震要素としても機能することができ、しかも、耐力状態から制震状態への切換えに特別な操作を必要としない耐力制震機構及び耐力制震パネル等を提供する。
【解決手段】揺動部材11に支承体13,14が枢結され、各支承体13,14の下方に底面凹円弧状のガイド溝15,15を備えた円盤ガイド部16,16が設けられ、各ガイド溝15,15には固有周期の異なる円盤18,19が地震によって転動振り子運動をするように配置されている感震切換え機構が、耐力制震デバイス5に組み込まれ、下プレート7の切欠き部9に揺動部材11の切換え作動部12が係合して耐力作用を行い、地震の揺れによって係合が解除されるとダンパー8による制震作用が行われるようになされている。 (もっと読む)


【課題】滑り材を均等に圧着できる摩擦ダンパー及び摩擦ダンパーユニットを得る。
【解決手段】摩擦ダンパー10は、板材20〜38と、板材20〜38に固定された滑り材68と、滑り材68に当接する相手板44〜60と、板材20〜38の最外部に一対設けられた締付板65、66と、を有している。ここで、滑り材68が、貫通孔72の穴芯を中心とした所定の範囲を被っており、この貫通孔72を貫通するPC鋼棒74と締付板65、66の組合せによって、摩擦面が均等かつ有効に押圧される範囲を特定できるので、摩擦力および滑り材68の耐久性を管理することができる。また、滑り材と相手板材が複数あり、摩擦面が多段となっているので、滑り材68の面積を小さくして摩擦ダンパー10の形状を小さくしても、全体の摩擦面積を減少させなくて済む。このため、摩擦ダンパー10の形状をコンパクト化することができる。 (もっと読む)


【課題】 支持部材と被支持部材との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる防振部材を提供する。
【解決手段】 本発明の防振部材20は、躯体11および天井仕上材12を連結する防振部材20であって、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収する弾性体22を備えている。この構成により、弾性体22が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた引張力および圧縮力を吸収することができるので、防振部材20が、躯体11と天井仕上材12との間で生じた圧縮力及び引張力に対して必要な耐力を維持することができる。 (もっと読む)


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