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Fターム[2G050BA08]の内容

Fターム[2G050BA08]に分類される特許

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【課題】流電陽極方式によってカソード防食されている構造物のカソード防食状況を把握する上で、交流誘導の影響下で流電陽極が所要防食電流を満足する機能を有しているか否か、及び流電陽極が十分な交流誘導低減効果を有するか否かを確認する。
【解決手段】流電陽極と金属構造物間に接続された電線に流れる電流を計測する電流計測手段11と、電流計測手段11で計測された計測値を演算処理する演算処理手段12とを備え、演算処理手段12が、計測値抽出手段12A、直流電流密度算出手段12B、交流電流密度算出手段12C、商用周波数同定手段12D、カソード防食状況評価手段12Eを備え、商用周波数同定手段12Dで、単位計測時間を周期とする正弦波であることが確認された場合に、カソード防食状況評価手段12Eで、交流電流密度の計測期間内最大値が、交流誘導によって流電陽極2に機能低下が生じることを基準に設定された基準値を超えているか否かを判定する。 (もっと読む)


【課題】本発明は地下貯蔵タンク設備の漏洩リスクを確度の高い評価方法で推測することを課題とする。
【解決手段】可燃性流体等を貯蔵する鋼製の地下貯蔵タンクを備えた地下貯蔵タンク設備の漏洩リスク評価方法であって、同一塗覆装材料によって形成された多数の地下貯蔵タンク設備に対して、地下貯蔵タンクの外面の腐食量あるいは腐食による減肉発生の有無のデータを作成し、当該地下貯蔵タンク設備の対地電位及び当該地下貯蔵タンク設備の埋設後経過年数のデータを採取し、地下貯蔵タンクの外面の腐食量あるいは腐食による減肉発生の有無と対地電位及び当該鋼製地下貯蔵タンク設備の埋設後経過年数の関係データを求め、関係データに基づいて同一塗覆装材料からなる他の地下貯蔵タンクの腐食発生確率または腐食による漏洩リスクを予測する。 (もっと読む)


【課題】各パイプラインのカソード防食状況を管理するに際して、より厳格にメタルタッチの兆候や直流迷走電流腐食の兆候等を把握する。
【解決手段】ターミナルボックスTB毎に計測された管対地電位データを、ターミナルボックスTB毎且つ計測機会毎に記憶するデータ記憶手段11と、実位置情報及び路線情報を含むターミナルボックス情報が記憶されたターミナルボックス情報記憶手段12と、データ記憶手段11に記憶された管対地電位データを、ターミナルボックス情報記憶手段12に記憶されたターミナルボックス情報に基づいて、パイプライン1の路線毎且つ計測機会毎に抽出して演算処理する演算処理手段13とを備え、演算処理手段13は、ターミナルボックスTBの実位置情報と管対地電位データとに基づいて、抽出された路線毎にパイプライン1における低接地箇所を特定する低接地箇所特定手段14を備える。 (もっと読む)


【課題】 土壌中に埋設されている鉄鋼等の金属製の配管をはじめとする金属構造体の腐食をより簡便に、少ない経費と労力の負担で、土壌環境の不均一性についての評価をすることができ、客観的にも妥当性のある新しい評価方法を提供する。
【解決手段】 土壌(1)中の金属構造体(2)の埋設位置近傍に土壌表面部から金属試験体(3)を挿入し、所定期間後に引抜いて試験体(3)の腐食速度やマクロセル腐食電流を測定することで、土壌中の金属構造体(2)の腐食を評価もしくは予測可能とする。 (もっと読む)


【課題】最小100mVカソード分極を指標としたカソード防食基準を適用した計測評価を、適正な状況下で行われているか否かの判断を踏まえて実行する。
【解決手段】埋設パイプラインの管対地電位を計測する管対地電位計測手段11と、埋設パイプラインに作用するカソード防食電流源を、全てオフした状態からオンした後、設定時間経過後に再びオフするタイミングに合わせて、管対地電位計測手段11で計測された計測値を演算処理する演算処理手段12とを備え、演算処理手段12は、計測値を単位計測時間毎に平均処理して、時系列毎の評価値を抽出する評価値抽出手段13、評価値に基づいて、カソード分極基準によるカソード防食状況の評価が適正であるか否かを判断する評価適正判断手段14、評価適正判断手段14の判断結果が適正である場合に、評価値から求めたカソード分極量をカソード分極基準と照査するカソード防食状況評価手段15、を備える。 (もっと読む)


【課題】種々の腐食危険度判断基準を数値化して、個人ノウハウに依存することなく、腐食危険度の評価を非掘削で行うことのできる埋設管の腐食危険度評価方法を提供する。
【解決手段】複数の評価基準項目間の相対的な重み値(以下「基準間重み」)を格納した記憶手段を設け、評価基準項目のうち1つを選択する選択ステップと、選択ステップで選択した評価基準項目を重視する程度を、埋設管の評価対象要素間で一対比較して相対的に評価した一対比較値を入力する入力ステップと、入力ステップで入力した一対比較値を所定の規則で正規化した値(以下「要素間重み」)を求める正規化ステップと、を有し、上記各ステップを評価基準項目の全てについて実行して、評価基準項目毎に要素間重みを求め、基準間重みと要素間重みを評価基準項目毎に乗じて合算し、個々の評価対象要素の相対的な腐食危険度を求める。 (もっと読む)


【課題】カソード防食された埋設パイプラインに対して、干渉リスクの原因を推定する。
【解決手段】プローブ2とパイプラインPとを電気的に接続して、設定された計測期間内でプローブ電流を連続的に計測するプローブ電流計測手段6と、プローブ電流計測手段6による計測値を演算処理する演算処理手段8と、演算処理手段8の演算処理結果を保存する記憶手段9とを備え、演算処理手段8は、プローブ直流電流密度とプローブ交流電流密度とを求めるプローブ電流密度演算手段10、区切り時間毎に、プローブ直流電流密度の平均値,最大値,最小値、プローブ直流電流密度の最大値と最小値が得られた出現時刻とその出現時刻におけるプローブ電流の計測値波形、プローブ交流電流密度の平均値,最大値,最小値、プローブ交流電流密度の最大値と最小値が得られた出現時刻とその出現時刻におけるプローブ電流の計測値波形を、記憶手段9に仮保存するプローブ電流密度仮保存手段11を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、地際環境での被覆鋼材の耐食性の簡便で正確な評価方法を提供する。
【解決手段】0.02〜2.0質量%のアンモニアと塩化物イオン濃度で0.1〜2.0質量%の金属塩化物を含むpHが5.0〜11.0である試験水溶液中に、評価対象である被覆鋼材を所定時間浸漬することで、被覆鋼材の耐食性を試験することを特徴とする被覆鋼材の耐食性評価方法である。本発明により、コンクリートあるいは地面に一部埋め込まれて使用される被覆鋼材の正確な耐食性を簡便で迅速に評価することができ、さらに被覆鋼材の適切な防食構造の開発の効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】媒質内に存在する検討対象物を電気的に接続された複数の解析セグメントからなる連続体とみなし、電位と電流の関係を表す材料分極特性を使用して電流の流出入分布を求める腐食もしくは防食環境の数値解析方法において、限定された検討対象物部位の材料分極特性を知りうる場合に、信頼性の高い解析を行うことができる解析方法を得る。
【解決手段】検討対象物の限定箇所で当該部位の材料分極特性を特定する特定工程と、
全ての前記解析セグメントの材料分極特性を決定する解析分極特性決定工程と、検討対象物から媒質への電流の流出入分布を求める流出入分布導出工程とを実行するに、解析分極特性決定工程において、未知である解析セグメントを挟む位置関係にある一対の材料分極特性が既知の解析セグメントの材料分極特性のみに基づいて、距離の関数で重み付けして、未知である解析セグメントの材料分極特性を決定する。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式によってカソード防食された防食対象に対して悪化したカソード防食状況を、メタルタッチの解消工事等の大がかりな工事を行うことなく速やかに改善する。
【解決手段】カソード防食管理方法及びカソード防食管理システムの構成において、設置されている流電陽極2をアノードとし防食対象1をカソードとする印加電圧可変の直流電源装置3と、直流電源装置3の電圧印加状態で、防食対象の対電解質電位を計測すると共に、流電陽極発生電流を計測する計測手段4と、計測手段4による計測データを演算処理する演算処理手段5とを備える。管対地電位P/Sは接続部1Bに先端が接続された電線W3を照合電極(飽和硫酸銅電極)6に直流電圧計4Aを介して接続することによって計測される。 (もっと読む)


【課題】安価で簡単に構造物の状態を検出することができるとともにこの検出結果を確実に送信することができる構造物の状態検出装置とその状態検出システム及び埋設物を提供する。
【解決手段】検出装置3は、構造物Bの状態を埋設状態で検出する装置であり、構造物Bの鉄筋S1の状態を検出する。検出装置3は、構造物Bの歪みに応じて電気抵抗が変化する歪みゲージ3aを備えている。無線タグ4は、検出装置3の検出結果を埋設状態で送信する装置であり、電源となる電池などを備えておらず、リーダライタ装置側から供給される電力を電源として動作する。無線タグ4は、コンクリートC1の表面から鉄筋S1の表面までのかぶりコンクリート内に埋め込まれている。制御部4bは、歪みゲージ3aの抵抗値を測定してこの測定結果をアンテナ部4aからリーダライタ装置に送信する。 (もっと読む)


【課題】流電陽極方式による高抵抗率塗覆装パイプラインのカソード防食において、明確な防食範囲を設定して、その範囲全域でのカソード防食状況を評価しながら、塗覆装欠陥発生検知や流電陽極寿命の予測等を含むパイプラインの健全性をより正確に評価すること、明確な防食範囲に基づく定量的なシステム設計を可能にすること。
【解決手段】パイプライン1のカソード防食対象となる区間を設定し、該区間の両端でパイプライン1に接続され、同面積の塗覆装欠陥部を模擬するプローブ2A,2Bと、前記区間の中央位置でパイプライン1に接続される流電陽極3とを備え、プローブ2A,2Bによって計測されるプローブオフ電位が防食電位以下になるように流電陽極3からの発生電流を設定する。 (もっと読む)


【課題】現場の状態を的確に反映し、導電体の腐食状態を精度よく推定することができる解析手法を得る。
【解決手段】電流流出源から流出した電流が検討対象物へ流入する電気防食場での防食状態を、検討対象物を電気的に接続された複数の解析セグメントからなる連続体と見なして解析する腐食もしくは防食環境の数値解析方法において、検討対象物表面における解析セグメントの材料分極特性の設定方法として、検討対象物表面の各測定位置で実測された実測材料分極特性に基づいて、各解析セグメントについて、該重み係数を用いて、一部または全ての実測材料分極特性から一定電流値に対する電位値を補間し、導出された補間材料分極特性を各解析セグメントにおける材料分極特性として設定する。 (もっと読む)


【課題】表面上に応力を生じさせるための機器および当該機器で表面を試験する方法が提供される。
【解決手段】本発明の機器は、1以上のサービスアセンブリと、1以上のクリーニングアセンブリと:を含み(a)上記サービスアセンブリは、汚れを表面に適用するための1以上の手段か、表面をスカッフィングするための1以上の手段か、試験物質を上記表面にわたって引きずるための1以上の手段か、またはこれらの組み合わせを含み、および(b)上記クリーニングアセンブリは、1以上のスクラバーか、1以上の磨き仕上げ器か、またはこれらの組み合わせを含む。当該機器で表面を試験する方法も提供される。 (もっと読む)


【課題】高精度な地下埋設鋼構造物の腐食診断を実現する。
【解決手段】外面が所定の材質で被覆され地中に埋設された鋼製の地下埋設鋼構造物の腐食を診断する腐食診断装置であって、前記地下埋設鋼構造物と、前記地下埋設鋼構造物に接続された接地電極との間の電気化学インピーダンスを測定するインピーダンス測定手段と、前記地下埋設鋼構造物が埋設されている周辺の電気的な腐食環境を測定する電気的腐食環境測定手段と、前記インピーダンス測定手段及び前記電気的腐食環境測定手段により得られる結果に基づいて、前記地下埋設鋼構造物の腐食状態を判定する判定手段とを有することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高精度な地下埋設構造物の腐食診断を実現する。
【解決手段】地下埋設構造物の腐食を診断する腐食診断装置であって、外面が所定の材質で被覆された鋼製の地下埋設構造物と、前記地下埋設物と同種の材質からなり、前記地下埋設構造物と電気的に接続されると共に、前記地下埋設構造物の近傍に被覆されていない状態で埋設されたクーポンと、前記地下埋設構造物から離れた位置に埋設された接地電極と、前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスを測定する測定手段と、測定手段により得られる前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスと、前記クーポンが電気的に接続された状態の前記地下埋設構造物と前記接地電極との間の電気化学インピーダンスとから、前記地下埋設構造物の腐食を診断するための制御手段とを有することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】地下タンク及び地下配管における腐食の有無を高精度に推定する。
【解決手段】地下タンク及び地下配管の腐食の有無を推定する腐食推定装置であって、地下に埋設された鋼製の地下タンクと、前記地下タンクに接続された鋼製の地下配管と、前記地下タンクから離れた位置に埋設された接地電極と、前記地下タンク及び前記地下配管と、前記接地電極との間の電気化学インピーダンスを測定する測定手段と、前記測定手段により得られる測定結果に基づいて、前記地下タンク又は前記地下配管の腐食の有無を推定するための制御手段を有することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】管路の埋設箇所について実地での埋設環境の調査を行わずに、その埋設管路の腐食量の予測を行えるようにする。
【解決手段】鋳鉄管が埋設されている複数の埋設箇所について、鋳鉄管外面の腐食深さと埋設地の環境因子とを測定し、その測定結果を既知の地盤情報に適用して、地盤情報が既知である場所の埋設環境の腐食性評価係数の計算式を作成し、この腐食性評価係数の計算式と鋳鉄管の埋設期間とから、その場所に埋設されている鋳鉄管外面の腐食深さを計算可能な腐食深さ予測式を作成し、対象場所についての既知の地盤情報とその場所における鋳鉄管の埋設期間の情報とから、前記腐食深さ予測式を用いて、その場所に埋設されている鋳鉄管外面の腐食深さを予測する。 (もっと読む)


【課題】 カソード防食施設の稼働状態の変化から防食対象パイプラインの健全性を脅かす予兆を早期に把握する。
【解決手段】 防食対象パイプラインに設置された複数のカソード防食施設が適正に稼働している状況を把握することで防食対象の健全性を評価する防食対象パイプラインの健全性評価装置30において、カソード防食施設の出力電圧値と出力電流値とを時系列的に取得する出力値取得手段32Aと、取得した出力電圧値を同時期の出力電流値で除した値である回路抵抗値を時系列的に求める回路抵抗値演算手段32Bと、回路抵抗値の長期的な変化傾向からカソード防食施設の更新必要性を判断する防食施設更新判断手段32Cを備える。 (もっと読む)


【課題】 港湾、海洋施設における鋼構造物の耐荷重性状を適切に評価して的確な補修計画を策定することができる鋼構造物のライフサイクルコスト評価システムを提供すること。
【解決手段】腐食速度推定処理手段53によって鋼構造物における構成部材(鋼管杭や鋼矢板)の腐食状態を推定し、この腐食により構成部材の有効部材断面が減少した状態における応力度比を構造物診断処理手段55によって算出することで、構成部材の耐荷重性状を適切に評価することができ、的確な補修計画を策定することができる。従って、港湾、海洋施設における鋼構造物のライフサイクルコストを高精度に算出することができ、この施設の維持管理に係る手間やコストを大幅に削減することができる。 (もっと読む)


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