説明

Fターム[2G085AA11]の内容

粒子加速器 (3,302) | 加速器の種類 (515) | サイクロトロン (83)

Fターム[2G085AA11]に分類される特許

61 - 80 / 83


【課題】シンクロトロンにおいて、荷電粒子ビームの加速を制御する誘導加速セルと印加される誘導電圧の発生タイミングを制御する装置である一組の誘導加速装置及び荷電粒子ビームの加速方法を提供すること。
【解決手段】誘導加速装置5は、誘導電圧を印加する誘導加速セル6と、誘導加速セル6に伝送線を介してパルス電圧を与え、駆動するスイッチング電源5bと、スイッチング電源5bに電力を供給するDC充電器5cと、スイッチング電源5bのオンオフを制御するゲート信号パターン13aを生成するパターン生成器13、及びゲート信号パターン13aの基になるゲート親信号12aのオンオフを制御するデジタル信号処理装置12からなるインテリジェント制御装置7から構成される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、1台の加速器が出力する荷電粒子ビームを、複数のターゲットに照射するように構成し、BNCTによるがん治療や、PET用薬剤に用いられるRIの製造等に効率よく利用し、採算性の向上が図れる加速器利用システムを提供することを課題にする。
【解決手段】 加速器利用システム(100)は、加速器(110)から出射する荷電粒子ビーム(5)が、ターゲット(201,301)に照射して起きる核反応を利用するものであり、荷電粒子ビーム(5)の軌道を形成しその軌道上に出入自在な複数のターゲット(201,301)が配置されるビーム輸送管(6)と、荷電粒子ビーム(5)が照射する少なくとも1つのターゲット(201,301)を前記軌道上に位置させるターゲット駆動機構(204,304)と、を前記課題の解決手段として備える。 (もっと読む)


【課題】加速器やMRIへの応用磁気装置において、組立や分解を容易にし、さらに温度依存性や放射線劣化問題を解決し、長時間高い精度での磁場安定性を実現する磁束制御回路を提供する。
【解決手段】永久磁石の回転子(ローター)1と固定子(ステーター)2を組み合わせ、ローター1を機械的に回転可能とすることにより、磁束密度を制御する。ステーターとローターの磁化の向きが同方向のとき、所要空間に形成される磁場強度は最大になる。ステーターとローターの磁化の向きが逆方向のときにステーターとローターの磁化は離れたところからみると相殺しあって、たとえば所要空間から見ると、永久磁石はあたかも存在していないように見える。これにより磁場強度を制御する。 (もっと読む)


【課題】ファインメットや、4極真空管を用いることなく、小型化、省電力化が可能で、メンテナンスも容易な高周波加速空洞を実現する。
【解決手段】荷電粒子を高周波電場により加速又は減速するための磁性体コア16を備えた高周波加速空洞10において、前記磁性体コア16の材料として、磁場処理コバルト基アモルファス磁気合金を用いる。 (もっと読む)


【課題】医療用加速装置における改善された機能監視を可能にする方法を提供する。
【解決手段】医療用加速装置における機能監視のための方法において、少なくとも1つの医療用加速器の動作を定性的に特徴づける少なくとも1つの信号が、自動的に検出されてディジタル化され、ディジタル化された形で後続のコンピュータ支援による加速装置機能検査の枠内での評価のために提供すべくデータ処理装置に保存される。 (もっと読む)


【課題】 PET検査において、被検診者の体内に投与する放射性薬剤に含まれる核種を高収量で得ることができる放射性同位元素製造装置を提供する。
【解決手段】 この放射性同位元素製造装置(10)は、加速したイオンビーム(R)が照射するターゲット(20)において、真空領域(U)及び原料(23)の境界を形成する透過膜(22)と、この透過膜(22)を支持するとともに、イオンビーム(R)が通過する複数の通過口(27)が設けられている第1止め具(21)と、を備え、この第1止め具(21)の材質は、アルミナ分散強化銅であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 荷電粒子の進行方向に沿って荷電粒子を加速することができる粒子線加速器を提供すること。
【解決手段】 本発明にかかる粒子線加速器は、スパイラル形偏向用電磁石3により軌道が偏向された荷電粒子ビームが加速部5で加速され真空ダクト1の環状真空通路を異なる軌道で複数回周回し荷電粒子ビームが加速される粒子線加速器であって、真空ダクト1の加速部5にはギャップ9が形成され、このギャップ9を構成する真空ダクト1の端面が第1の軌道を周回中の荷電粒子ビームの進行方向と第2の軌道を周回中の荷電粒子ビームの進行方向との各々に垂直に形成されたものである。 (もっと読む)


磁場反転配位(Field Reversed Configuration:FRC)の磁気トポロジーにおける融合制御、および融合生成物エネルギーを直接電力に変換するためのシステムおよび装置である。プラズマイオンをFRC内に閉じ込め、外部に印加した磁場を調整することによって発生させた深いエネルギー井戸内に、プラズマ電子を静電気的に閉じ込めることが好ましい。本構成では、イオンおよび電子は、それらが衝突時に核力によって互いに融合することによって、環状ビームの形態で現れる融合生成物を形成するように、十分な密度および温度を有することが可能である。エネルギーは、融合生成物が逆サイクロトロン変換器の電極を螺旋状に通過するときに融合生成物から取り出される。好都合に、融合燃料プラズマは、現在の閉じ込めシステムおよびエネルギー変換システムで使用することができ、先進の(無中性子)燃料も包含する。
(もっと読む)


【課題】本発明は、サイクロトロンのイオン源の寿命及び性能を改善する。
【解決手段】イオン源管(300)は、該イオン源管(300)の側面に沿って設けられたスリット開口部(310)を含み、スリット開口部(310)は、0.29mmよりも小さい幅を有する。イオン源管(300)はまた、該イオン源管(300)の端部内に設けられた端部開口部(314)を含む。端部開口部(314)は、イオン源管(300)の内径よりも小さくかつ該イオン源管(300)の中心軸線(316)からスリット開口部(310)の方に0〜1.5mmほど偏位している。イオン源管(300)は、プラズマ放電を収容する空洞(312)を含む。本発明はまた、イオン源管(300)を製作する方法にも関する。 (もっと読む)


【課題】安全で使用環境及び使用条件などに制限を加えることなく、熱中性子あるいは熱外中性子などの中性子を高強度に得る方法及び装置を提供する。
【解決手段】陽子又は重陽子をリング状の加速器により所定のエネルギーまで加速する。次いで、前記所定のエネルギーを有する前記陽子又は前記重陽子を所定のターゲットに衝突させ、原子核反応を通じて中性子を発生させる。 (もっと読む)


Nd−Fe−B系磁石を用いながら、放射線照射によっても減磁しにくい粒子線加速器用永久磁石と磁界発生装置を提供することができる。吸収線量3,000Gy以上の放射線に被曝される環境で使用される粒子線加速器用永久磁石であって、R(希土類元素のうちの少なくとも1種)、B、TM(遷移元素のうち少なくとも1種で、Feを含有する):残部、および不可避的に含まれる不純物元素を含有し、パーミアンス係数が0.5以上の着磁状態にあり、かつ保磁力HcJが1.6MA/m以上の焼結磁石である。
(もっと読む)


【課題】 加速粒子によるターゲットのスパッタを抑え、かつターゲット物質を効率よく冷却して、放射性同位元素の製造効率を高めることができる放射性同位元素製造用ターゲットを提供する。
【解決手段】 ターゲット3は、ターゲット物質としてのターゲット水を収容する収容部34を有するターゲット本体31と、収容部34の表面を被覆するターゲット被膜32とを備える。ターゲット被膜32の加速粒子によるスパッタ率は、ターゲット本体31の加速粒子によるスパッタ率よりも小さい。またターゲット本体31の熱伝導率は、ターゲット被膜32の熱伝導率よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】 従来のBNCT応用分野に用いられている荷電粒子加速装置では、サイクロトロン加速原理を用い、等時性磁場中を加速した荷電粒子を、装置の外側に配置したターゲットに衝突させ、2次粒子を発生させているが、2次粒子発生量が少なく、また、点光源でなく、分解能の悪い画像となる。そこで多量の2次粒子を発生し、点光源とみなすことが可能な荷電粒子加速器を提供する。
【解決手段】 電磁石の偏向磁場が、等時性/非等時性の磁場で構成され、非等時性磁場の領域に2次粒子発生手段が設けられ、加速イオンビームを衝突させる。 (もっと読む)


【課題】異なる照射方式の照射装置を有する場合であっても、照射精度及び安全性を確保
する。
【解決手段】荷電粒子ビームを照射対象に対して出射する荷電粒子ビーム出射装置におい
て、
荷電粒子ビームを発生する荷電粒子ビーム発生装置1と、荷電粒子ビームを照射対象に
照射する、散乱体方式の照射装置3p及びスキャニング方式の照射装置3sと、荷電粒子
ビーム発生装置1から出射された荷電粒子ビームを2つの照射装置3p,3sのうちの選
択された1つの照射装置へ輸送するビーム輸送系2と、荷電粒子ビーム発生装置1の運転
条件を、選択された照射装置の照射方式に応じて変更する中央制御装置23とを備える。 (もっと読む)


この発明は、少なくとも1つのターゲット(200)に照射するための加速荷電粒子ビームを発生させることができるサイクロトロンに係わる。この発明のサイクロトロンは、少なくとも2つの磁極(1、1’)、即ち、サイクロトロンの中心軸(100)と直交する正中面(110)に関して対称に配置され、円運動する荷電粒子及び磁気回路を閉じるためのフラックスリターンを含むギャップ(120)で隔てられている上方磁極(1)及び下方磁極(1’)を備える電磁石;磁極(1、1’)間のギャップにほぼ一定の主誘導磁場を発生させる1対の主誘導コイル(5、5’)を含む。この発明は、電源(8)によって給電され、サイクロトロンの第1領域における誘導磁場の強さを増大させ、サイクロトロンの中心軸(100)を挟んで直径方向に第1領域と対向するサイクロトロンの第2領域における誘導磁場の強さを低下させるために主コイル(5、5’)によって生じる主誘導磁場の強さを調節することが可能な少なくとも1対のバッキングコイル(6、7)を含むビームのセンタリング手段を含むことを特徴とする。
(もっと読む)


本発明は、特にサイクロトロンで使用される無線周波空洞を設計するための方法に関し、無線周波空洞2は、少なくとも2つの本質的に誘導性の要素すなわち「ステム」4によって容量性電極2’に接続される、導電性筐体すなわち「ライナ」3を備え、前記方法は、以下に続くステップ、すなわち、A.前記無線周波空洞2の容積を、少なくとも2つのステム4に対応する複数の副空洞10、20、30であって、各副空洞がそれぞれのステム4を備える複数の副空洞に細区分化するステップと、B.前記少なくとも2つの副空洞10、20、30の間の分割面に、磁気正規直交性の条件を課すステップと、C.前記少なくとも2つの副空洞10、20、30ごとに独立に、境界における物理的条件に関して、それぞれのステム4のサイズ及び/又は位置を計算するステップと、を含むことで特徴付けられる。本発明はさらに、本発明による方法を使用して実現される無線周波空洞、及びそのような空洞を使用するサイクロトロンにも関する。
(もっと読む)


【課題】BNCTに適した中性子を効率的に発生させること。
【解決手段】この中性子発生装置100は、20MeV以上のエネルギーを持つ陽子が照射されて中性子を発生するターゲット1と、前記陽子の照射によって前記ターゲット1から発生した中性子を減速する中性子減速部3と、鉛で構成され、前記ターゲットから発生した前記中性子を反射させるとともに増倍させて前記中性子減速部3へ導く反射体5と、を含んで構成される。陽子は、例えばサイクロトロン等の加速器により、ターゲット1へ照射される。 (もっと読む)


【課題】 リングサイクロトロンのような磁石配置を有する螺旋軌道型荷電粒子加速器において、磁石を大きくすることなく、粒子の取り出しエネルギーを入射エネルギ−に対して高くするすなわちエネルギー利得を大きくする。
【解決手段】 磁場強度が半径の増加とともに増加する非等磁性磁場分布を形成すると共に周波数を固定した加速高周波電圧分布を形成し、さらに、この磁場分布及び加速高周波電圧分布を、加速高周波周期に対する荷電粒子回転周期の比であるハーモニック数が荷電粒子が1回転するごとに整数単位で減少するように形成する。 (もっと読む)


【課題】放射性医薬品を生成して包装する。
【解決手段】建造物がサイクロトロン(112)を収容すると共に、トラック又は列車で目的設置場所まで可搬性であるように設計され、製造設備(100)が、運搬中にサイクロトロンが無いことを除けば放射性医薬品を生成して包装するように実質的に装備されている製造設備を提供する。方法は、製造設備がサイクロトロンを受けるように設計する段階と、製造設備にサイクロトロンから第1の放射性材料を受け取り第2の放射性材料を生成する合成ユニット(132)を装備する段階と、製造設備を設置場所に運搬する段階と、サイクロトロンを設置場所に運搬する段階と、製造設備内にサイクロトロンを密閉する段階とを含む。製造設備は、あまり労力を用いること無く、別の設置場所に再配置することができる。
(もっと読む)


シンクロサイクロトロンが、電極を間に磁界を横切るすき間を持たせつつ備えている共振回路を有している。プログラマブル・デジタル波形生成器によって決定される可変の振幅および周波数を有する振動入力電圧が、前記すき間を横切る振動電界を生成する。このシンクロサイクロトロンは、共振周波数を変化させるため、前記電極を備える回路に可変のキャパシタを備えることができる。さらに、プログラマブル・デジタル波形生成器によって制御される電圧を有する注入電極および抽出電極を備えることができる。さらに、ビーム監視器を備えることができる。このシンクロサイクロトロンは、入力電圧によって駆動される共振回路の電圧および/または電流を測定することによって、共振回路の共振状態を検出することができ、共振状態を維持するために、可変のキャパシタのキャパシタンスまたは入力電圧の周波数を調節することができる。 (もっと読む)


61 - 80 / 83