説明

Fターム[2G088JJ27]の内容

放射線の測定 (34,480) | 測定装置の形状、細部構造等 (10,145) | 校正用部材(ファントム等) (85)

Fターム[2G088JJ27]に分類される特許

21 - 40 / 85


【課題】陽子線を用いた場合であっても、放射線照射装置が水中に形成する3次元の線量分布を一度に計測し、計測時間を短縮する。
【解決手段】複数のイオンチェンバー210を積層した放射線計測装置であって、イオンチェンバー210は、放射線の入射により発生した信号を取り出す信号取り出し電極と、信号取り出し電極と対向して配置される電圧印加電極と、イオンチェンバー及び他の前記イオンチェンバーの間に配置され、イオンチェンバーの放射線阻止能に関する水等価厚と放射線拡散量に関する水等価厚を一致させる調整体を備える。 (もっと読む)


【課題】高分解能マイクロフォーカスX線検査システムのための、空間分解能とコントラスト分解能を同時に評価できるX線分解能評価用ファントムを提供する。
【解決手段】X線分解能評価用ファントムは、基板4と該基板上に設けた複数のブロック3からなり、ブロック3は、基板4に垂直な方向の高さが一定の感光性樹脂からなり、主ブロック3aと副ブロック3bが基板上の一方向に交互に並列に連続して配置され、X線入射端面3AとX線出射端面3Bを有し、X線入射端面3Aから入射しX線出射端面3Bから出射するX線の線量が全ての主ブロック3aと副ブロック3bで異なるように構成する。 (もっと読む)


サイバーナイフ(登録商標)によって生成される放射線の分布及び強度を測定する放射線ビーム分析器である。当該分析器は、センサが配されている小さな水タンクを使用する。センサと放射線源との間の距離は変化しない。水タンクがセンサに対して上昇及び下降させられて、患者の体内の疾患の位置がシュミレーションされる。このタンクの移動は、サイバーナイフ(登録商標)からの放射線が、患者内の疾患の適切な治療のために適切にキャリブレーション及び調整されることを可能にする。第2の実施形態において、放射線ビーム分析器は、放射線源によって生成された放射線の分布及び強度を測定する。分析器は、センサまたは検出器が配される小さな水タンクを使用する。センサと放射線源との間の距離は変化しない。SAD(線源と軸との距離)を一定に維持する2つの方法が存在する。第1の方法は、検出器を保持するホルダを用いて検出器の位置を固定し、小さな水タンクを上昇または下降させる方法である。第2の方法は、上昇及び下降機構を用いて検出器を上方または下方に一方の方向に移動させ、同時に、他の上昇及び下降機構を用いて小さな水タンクを逆の方向に移動させる方法である。第2の方法もSADを一定に維持する。これらの方法は、放射線源に対して検出器を位置決めして、患者の体内の疾患の位置をシミュレートする。このタンクの移動は、放射線ビーム源が、適切にアイソセントリックに測定されることを可能にする。
(もっと読む)


【課題】放射線源から放出される消滅放射線の角度分布が全角度領域あるいは不要な一部を除く角度領域において球対称であり、かつ、放射線源吸収体を構成する材料の主たる材質が陽電子の空間的な広がりと消滅放射線の相互作用確率を小さくするため適切に選択され、かつ、使用上の利便性や安全性にも配慮された微小球対称放射線源を現実に加工・製作・使用が可能な形で提供する。
【解決手段】放射線源吸収体14を構成する部品として外形が球形状である固体材料を用い、陽電子放出放射性同位元素を含む放射線源中央部分12、13の空間的な広がりの範囲を有限ではあるが微小とし、放射線源吸収体の厚さと材質は陽電子放出放射性同位元素から放出された陽電子の殆ど全てを吸収するのに十分であり、かつ、放射線源吸収体の全体形状が球対称あるいは近似的に球対称とする。 (もっと読む)


【課題】放射線フラッドソースを形成する方法とプロッティングシステム、および放射線フラッドソースに関し、シート基板上の放射性同位体の均一性に悪影響を及ぼさず、放射性同位体溶液とインクとを混合する際に多量のインクを不要にすることを目的とする。
【解決手段】放射性同位体キャリヤ溶液を用意し、放射性同位体キャリヤ溶液を放射性同位体キャリヤ溶液カートリッジにロードし、別個のボーダー・カートリッジをプロッタにロードし、活性領域の形状を選択して設定し、活性領域の周囲に位置するボーダーを定め、放射性同位体キャリヤ溶液カートリッジを用いて活性領域をシート基板上に印刷し、別個のボーダー・カートリッジを用いてボーダーをシート基板上に印刷することによって、放射線フラッドソースが形成される。放射線フラッドソースは、ペーパーシート、色素のない放射性フィル、および放射性フィルの周囲で印刷される有色素のボーダーを備える。 (もっと読む)


【課題】少ない測定回数で、高精度な線量分布測定が可能な線量分布測定装置を提供する。
【解決手段】水タンク14内に照射される粒子線ビーム13の深さ方向の線量分布を計測するための線量分布測定装置において、複数のセンサ1〜10を、水中の仮想円筒形11の周囲に等角度間隔で、等間隔の深さとなる位置に配置し、1度の計測によって得る測定点をセンサ数に応じた数とする。仮想円筒形11の中心軸12に沿って照射される粒子線ビーム13が、一つのセンサに入射して散乱する影響を、他のセンサが受けないように、センサ深さに応じて、照射方向に垂直な面内でのセンサ間の距離を所定値以上確保する。センサ校正時は、センサ群20を同一深さに移動後、所定条件下での一度目の線量計測を行い、次に、Z軸12を中心として周方向に1間隔分回転させたセンサ配置で二度目の線量計測を行い、二度の測定結果を比較することでセンサ校正を行う。 (もっと読む)


【課題】荷電粒子ビームの線量分布の確認を実照射前のみならず、実照射中あるいは実照射後にも行うことのできる照射線量確認システムを提供する。
【解決手段】粒子加速器から輸送されてきた荷電粒子ビームBの進行方向に対する深さ方向Z及び当該進行方向と直交する平面上の横方向Xと縦方向Yとで定義される三次元照射野を、深さ方向において複数の階層に分けた照射階層ごとに荷電粒子ビームBを照射する粒子線照射装置2の照射線量を確認するための照射線量確認システム1であって、照射階層の深さに関する深さ情報と、荷電粒子ビームBの二次元分布に関する二次元分布情報及び線量に関する線量情報とから、三次元照射野における照射線量を表した三次元照射野線量分布データを生成し、予め設定された計画線量分布における線量と合致するか確認する。 (もっと読む)


【課題】 核医学画像データのみを用いて、生体内における不均一性を考慮した減弱係数マップを作成する装置を提供する。
【解決手段】 減弱係数マップ作成装置20は、核医学画像データから減弱係数マップを作成する装置であって、頭蓋骨のモデル画像を記憶したモデル画像データ記憶部30と、投影画像データから被験者の脳実質の輪郭を求める脳実質輪郭算出部22と、モデル画像を、モデル画像の頭蓋骨の内輪郭が被験者の脳実質の輪郭に一致するように変形し、被験者の頭蓋骨の画像を求める被験者頭蓋骨画像算出部26と、被験者の頭蓋骨の画像に基づいて、頭蓋骨の領域に骨に対応した減弱係数を設定し、頭蓋骨の内側の領域に脳実質に対応した減弱係数を設定することにより、減弱係数マップを作成する減弱係数設定部28とを備える。 (もっと読む)


【課題】高精細な画像が得られるとともに、検査時間も短縮できる放射線検査システム及び放射線検査の撮像方法を提供することにある。
【解決手段】検出器103は、放射線源102に対して検査対象物104を挟んで配置される。移動装置108,109は、放射線源と検出器とを検査対象物の長手方向であって、かつ同一方向に平行移動する。回転装置105は、放射線源が平行移動する軸方向に対して照射方向を回転する。中央制御装置205は、放射線源から照射される照射方向が第1の方向であるときに、移動装置を制御して、放射線源と検出器を同一方向に移動して撮像データを得、さらに、放射線源から照射される照射方向が第2の方向であるときに、移動装置を制御して、放射線源から照射される放射線を検出できる位置に検出器を移動した後、さらに、放射線源と検出器を同一方向に移動して撮像データを得る。 (もっと読む)


【課題】良質の画像データを取得でき、検査精度の向上を図ることができる核医学診断装置を提供する。
【解決手段】複数のガンマカメラ13,14を被検体Pの周囲で回転させて被検体Pからの検出データを収集し、この検出データより画像データを形成するものであって、予めファントムFを用いて収集したガンマカメラ13,14の検出データのずれに応じた補正データを補正データ生成5で生成し、この補正データによりカメラ13,14より検出される検出データを補正し画像データを再構成する。 (もっと読む)


本発明は容器と、少なくとも一つの放射性核種により標識化された物質とを有する較正済み放射能源(1)に関する。前記標識化された物質は前記容器に収められ、前記容器は前記少なくとも一つの放射性核種から放射される放射線を透過する物質からなる。前記放射能源は、前記標識化された物質が前記容器に用いられる物質に対して化学的に不活性な自己硬化性ポリマーからなり、前記容器は可撓性シースであることを特徴とする。更に、本発明は組織相当ファントム(10)のブリックの孔へ前記較正済み放射能源を設置する方法、及び前記較正済み放射能源と組織相当ファントムのブリックとから構成されるアセンブリとに関する。 (もっと読む)


【課題】
検出器校正を例えば18F水溶液を内部充填した円筒ファントムを用いて行うと、γ線が円筒ファントム内の水溶液自身で散乱されるリスクがある。その散乱線を補正する方法はあるが、それによって校正が不十分になる欠点がある。また、棒状線源をトンネル内で回転させると、棒状なので上記のような散乱を生じるリスクは非常に少ない。しかし、ある半径の軌道を回転するのみで、結果的に内部に空洞のあるリング状線源になる。
【解決手段】
上記の課題を解決する手段は、棒状線源または点線源を、その半径を変えながら回転させて校正作業を行うことである。 (もっと読む)


【課題】SPECT撮像システムの特性を定量的に評価する。
【解決手段】SPECT撮像システムの評価装置100は、RIを含む所定の液体試薬が流入する試薬空間と、互いに異なる体積を有する複数の欠損領域とを有するファントムを評価対象SPECT撮像システム180で撮像したSPECT画像の画像データの記憶部114と、ファントムの形状を示すテンプレートデータの記憶部112と、テンプレートに基づいてSPECT画像を標準化する標準化処理部116と、標準化されたSPECT画像における、各欠損領域に対応する部分の画像データに基づいて、前記評価対象SPECT撮像システムの特性を示す評価指標を算出する画像解析部118とを有する。 (もっと読む)


【課題】小型且つ簡易に構成できるとともに、高精度な放射線画像情報を得ることのできる放射線画像撮影装置を提供する。
【解決手段】センサ基板から画像信号を読み出す信号読出回路46において、電荷検出回路57の温度を温度センサ72により検出し、検出した温度に基づいて可変ゲインアンプ64のゲインを調整することにより、温度変動による電荷検出回路57のゲイン変動の影響を無くし、高精度な画像信号を取得する。 (もっと読む)


【課題】
ワイヤースキャン法のバックグラウンドノイズと微分によってノイズが強調される問題点を克服し、より高精度なX線ビームプロファイル計測を行うことが可能なX線ナノビーム強度分布の精密測定方法及びその装置を提供する。
【解決手段】
X線ビームを横切るようにナイフエッジを走査するとともに、ナイフエッジの背後でX線源に対して幾何学的暗部となる位置に配置したX線検出器でX線強度を測定する暗視野計測法を用い、X線ビームの断面におけるX線強度分布を測定するX線ナノビーム強度分布の精密測定方法であって、ナイフエッジは、それを透過するX線の位相を進める作用を有する重金属で作製するとともに、透過X線と該ナイフエッジの先端で回折した回折X線とが強め合う範囲の位相シフトが得られる厚さに設定し、回折X線と透過X線とが重ね合わさったX線をX線検出器で測定する。 (もっと読む)


【課題】ライトパルサの光パルスと測定用シンチレータの光パルスに対する光電面の感度比が経時的に変化し、その結果としてドリフト補償精度が低下するという従来の現象を抑制し、長期間安定した特性が得られ、放射線検出器の寿命が長くなるようにする。
【解決手段】ライトガイド3の測定用シンチレータ1側の面に開口する穴31を設け、この穴31内にライトパルサ11の光学窓113をライトガイド3側に向け、該ライトガイド
3の内部に指標パルスが放射されるようにライトパルサ11を配設した。 (もっと読む)


【課題】画像に影響を与えるX線照射中のカセッテのぶれを適切に検知することにできるX線撮影システムを提供する。
【解決手段】X線照射によりX線画像を蓄積するX線画像蓄積手段であるパネル54、91と、加速度センサ55、93とを内蔵するFPDカセッテ5、CRカセッテ9と、加速度センサ55、93の出力を用いてX線照射時におけるFPDカセッテ5、CRカセッテ9のぶれ相当量を検知する制御部53、94と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】微細な電子ビームの形状を簡便な方法で測定することが可能なナノワイヤ架橋デバイスとその作成方法を、また、それを応用した電子ビームの形状測定方法を提供する。
【解決手段】金属板を渡るようにナノワイヤ、例えばカーボンナノチューブを配置し、ナノワイヤの両端部分を金属板に固定するナノワイヤ架橋デバイスの作成方法および金属板を渡るように架設されたナノワイヤを有するナノワイヤ架橋デバイス。 (もっと読む)


【課題】イオン化放射線イメージングシステム/検出器のMTFおよびDQEを決定するための装置を提供すること。
【解決手段】本発明の装置はイオン化放射線ビームに対して透明である並んだウィンドウを有するボックスを備える。このボックスが検出器の前に配置された場合、ビームはボックスを通過する。この装置はさらに入射するフリーエアKERMAを測定するKERMAモジュール;検出器からKERMAモジュールへビームの後方散乱を防ぐための後方散乱調節板;ビームのKERMAモジュールへの散乱を防ぎ、後方散乱調節板から後方散乱を減少させるための散乱調節板;少なくとも1つのエッジ画像の獲得を可能にする少なくとも1つのMTFモジュールを備える。 (もっと読む)


【課題】トランスミッション撮像時に適切な検出器内散乱線処理を行って、偶発同時計数の影響を抑制し精度の高い減衰分布を得ることができる核医学診断装置を提供する。
【解決手段】放射線検査装置1では、検出器4によって検出された複数のイベントが所定のタイムウインドウ内で発生し、かつ、複数のイベントの検出エネルギの合計が所定のエネルギウインドウ内であるか否かが判断され、タイムウインドウ内で発生し検出エネルギの合計がエネルギウインドウ内であると判断された複数のイベントについて、照射γ線22のエネルギおよびイベントの検出エネルギを基に、このイベントに係る推定散乱角(推定入射角22)が推定される。そして、イベントの検出位置、このイベントに係る推定散乱角、および外部線源の位置を基に、複数のイベントの検出位置から照射γ線の正しい初期散乱位置を選択する。 (もっと読む)


21 - 40 / 85