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Fターム[3C046FF13]に分類される特許

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【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体表面に、Ti化合物層からなる下部層とAl層からなる上部層が被覆形成された表面被覆切削工具において、上記Al層は、下部領域、中間領域および上部領域の3領域から構成され、各領域について、電界放出型走査電子顕微鏡と電子後方散乱回折像装置を用い、0〜90度の範囲内における(0001)面の法線の傾斜角度数分布を求めた場合、下部領域は、80〜90度の範囲内の度数合計が60%以上、また、中間領域は、70〜80度の範囲内の度数合計が60%以上、さらに、上部領域は、0〜10度の範囲内の度数合計が60%以上の割合を占める。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層がTi化合物層、上部層が柱状結晶組織のZr含有α型Al層を蒸着した表面被覆切削工具であって、下部層の最表面層が、500nm以上の層厚を有するTiCN層からなり、該TiCN層の層厚方向500nmまでの深さ領域にのみ平均含有量0.5〜3原子%の酸素が含有され、また、下部層直上におけるZr含有α型Al結晶粒の横方向平均粒径は0.1〜0.3μmであり、上部層の上方におけるZr含有α型Al結晶粒の横方向平均粒径は0.5〜1.0μmであって、しかも、上部層全体のZr含有α型Al結晶粒について、工具基体表面の法線に対する(0001)面の法線がなす傾斜角が0〜10度であるZr含有α型Al結晶粒が、全体で45面積%以上、界面から上部層の膜厚1μm未満では(0001)配向が10%未満、(02−21)配向が30%以上である。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、Ti化合物層からなる下部層とAl層からなる上部層が被覆形成された表面被覆切削工具において、上部層のAl粒について、(0001)面の法線がなす傾斜角を測定し、隣接する測定点からの測定傾斜角の角度差が5度以上である場合に異なる結晶粒であるとして結晶粒を特定し、個々の結晶粒のアスペクト比を求めた場合、アスペクト比が5未満である結晶粒が面積比で10〜50%、アスペクト比が5以上である結晶粒が面積比で50〜90%を占め、また、結晶粒個々の結晶粒内平均方位差を求めた場合、アスペクト比が5未満の結晶粒の結晶粒内平均方位差の平均は5度未満、一方、上記アスペクト比が5以上である結晶粒の結晶粒内平均方位差の平均は5度以上を示す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、金属機械加工において使用すべき被覆された切削工具インサート及びテクスチャー硬化α−Al23層に関する。
【解決手段】該アルミナ層は、改善された靭性によって特徴づけられ、その全ての機能的部分を覆う基板に接着する。被膜は、2〜12の長さ/幅比をもつ柱状粒子から成る2〜20μmの範囲の厚みをもつテクスチャー硬化α−Al23である少なくとも1つの層を含めた1種以上の耐熱層で構成されている。α−Al23は強い(0006)回折ピークを示す。改善された摩耗耐性及び靭性は、(0006)反射についてのテクスチャー係数(TC)が1.33 ln h+2(ここでhはα−Al23層の厚みである)より大きい場合、そしてα−Al23層の表面が1μm未満のRa値まで湿式ブラストされた場合に得られる。強い(0001)テクスチャーをもつアルミナ層は、結合相富化超硬合金基板上に適用される。この組合せは、耐摩耗性及び靭性の増強に寄与する。 (もっと読む)


【課題】切削開始初期段階においてすぐれた耐ピッチング性、耐摩耗性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】 WC基超硬合金からなる工具基体の表面に、AlとCrの複合窒化物層を蒸着形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層は柱状結晶組織を有し、刃先の柱状結晶組織の成長軸線方向は、工具基体表面の垂直方向に対して傾斜しており、刃先の逃げ面における柱状結晶組織の成長軸線方向の傾斜角度は、工具基体表面の垂直方向から、逃げ面延長線とすくい面延長線上の交点に向かって18±5°であり、また、刃先のすくい面における柱状結晶組織の成長軸線方向の傾斜角度は、工具基体表面の垂直方向から、逃げ面延長線とすくい面延長線上の交点に向かって30±5°である表面被覆切削工具。 (もっと読む)


【課題】硬質被覆層が高速断続切削ですぐれた耐剥離性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層がTi化合物層、上部層がα型Al層からなる硬質被覆層を蒸着形成した表面被覆切削工具であって、上記上部層は、層厚方向に縦長に成長した柱状結晶粒と、平均粒径50〜500nmの粒状結晶粒とから構成され、さらに、下部層直上及び下部層側の上部層(例えば、下部層と上部層の界面から、上部層側に1μmまでの深さ領域)においては、隣接していない柱状結晶粒相互の間隙に粒状結晶粒が存在する柱状−粒状混合組織が形成され、また、上部層においては、縦断面面積の60面積%以上を柱状結晶粒が占める実質的な柱状組織が形成されている。 (もっと読む)


【課題】苛酷な使用環境下で使用される切削工具や金型等において、SiC皮膜の耐剥離性を大幅に改善することにより、工具の耐久性が改善することができる被覆工具およびその製造方法を提供する。
【解決手段】工具の基材表面に中間皮膜を介して硬質皮膜を被覆した被覆工具であって、該硬質皮膜は、原子比でSiよりもCが多く、組織に立方晶の結晶構造相を含むSiC皮膜であり、
前記中間皮膜は、AlxMyからなる窒化物または炭窒化物(但し、x、yは原子比を示し、x+y=100、かつ、x>0、かつ、y≧0、Mは周期律表の4a族元素、5a族元素、6a族元素、B、Si、Yから選択される1種または2種以上)であり、
前記中間皮膜の硬質皮膜側は、六方晶が主体の結晶構造である耐剥離性に優れる被覆工具である。 (もっと読む)


【課題】 耐摩耗性および耐欠損性が高い被覆層を備えた切削工具を提供する。
【解決手段】 基体2の表面に、MC1−x(ただし、Mは周期表4、5、6族元素、希土類元素、AlおよびSiから選ばれる1種以上、0.5≦x≦1)からなるとともに立方晶結晶構造を持つA層7とB層8の2種が交互積層した積層構造からなり、逃げ面4でのCu−Kα線のX線回折(XRD)パターンにおいて(111)面として観測される回折ピークは、回折角2θが低角度側からA層のピーク、中間ピーク、B層のピークの3本のピークが存在し、該3本ピークのうちの中間ピークのピーク強度が最も強いスローウェイインサート1である。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、物理蒸着法によって硬質被覆層を被覆形成した表面被覆切削工具において、硬質被覆層は、組成式:(Ti1−x−yAlZr)(N1−z)で表される平均層厚0.5〜8.0μmの複合炭窒化物層あるいは複合窒化物層を少なくとも含み、複合炭窒化物層または複合窒化物層は、構成元素のうち90原子%以上が金属元素である平均断面長径0.05〜0.5μmの金属粒子を含有し、金属粒子は硬質被覆層中に3〜18%の縦断面面積比率で分散分布し、金属粒子のうち構成元素に50原子%以上のAlを含み、かつ縦断面形状のアスペクト比が2.0以上かつ長径が工具基体表面となす鋭角が45°以下である粒子の縦断面面積比率をA%、それ以外の粒子の縦断面面積比率をB%としたとき、0.3≦A/(A+B)であることによって、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】耐欠損性、耐摩耗性にすぐれた表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】工具基体の表面に、物理蒸着法によって硬質被覆層を被覆形成し、硬質被覆層は組成式:(Ti1−x−yAl)(N1−z)で表される平均層厚0.5〜8.0μmの複合炭窒化物層(または、複合窒化物層)を含み、複合炭窒化物層は、構成元素のうち90原子%以上が金属元素である平均断面長径0.05〜0.5μmの金属粒子を含有し、金属粒子は複合炭窒化物層中に3〜18%の縦断面面積比率で分散分布し、金属粒子のうち構成元素に50原子%以上のAlを含み、かつ縦断面形状のアスペクト比が2.0以上かつ長径が工具基体表面となす鋭角が45°以下である粒子の縦断面面積比率をA%、それ以外の粒子の縦断面面積比率をB%としたとき、0.3≦A/(A+B)である表面被覆切削工具によって、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高速断続切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】硬質被覆層が化学蒸着された下部層と上部層とからなり、(a)前記下部層は、少なくとも1層のTiの炭窒化物層を含み、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有する1層または2層以上からなるTi化合物層、(b)前記上部層は、1〜25μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層、であり、前記下部層を構成する少なくとも1層のTiの炭窒化物層は、柱状縦長成長TiCN結晶組織を有しており、その組織内に微粒TiCNが分散分布している構成とすることにより、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 高い靭性と耐熱衝撃性を有するサーメット焼結体からなる切削工具を提供する。
【解決手段】 Tiを主成分とする炭化物、窒化物および炭窒化物の1種以上からなる硬質相11と、CoおよびNiの少なくとも1種からなる結合相14とを含有するサーメット焼結体で構成され、硬質相11は、第1硬質相12と第2硬質相13とからなるとともに、切刃4直下の逃げ面3のサーメット焼結体6の表面において2D法で残留応力を測定した際、第2硬質相13のすくい面2に平行でかつ逃げ面3の面内方向(σ11方向)についての残留応力σ11〔2sf〕が圧縮応力で200MPa以上であり、切刃4直下の逃げ面3のサーメット焼結体6の表面から400μm以上の厚さを研磨した研磨面において2D法で残留応力を測定した際、σ11方向についての残留応力σ11〔2if〕が圧縮応力で150MPa以上であって残留応力σ11〔2sf〕よりも絶対値が小さいチップ1である。 (もっと読む)


【課題】高速重切削加工において硬質被覆層がすぐれた耐チッピング、耐欠損性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】硬質被覆層が化学蒸着された下部層と上部層とからなり、(a)前記下部層は、少なくとも1層のTiの炭窒化物層を含み、かつ、3〜20μmの合計平均層厚を有する1層または2層以上からなるTi化合物層、(b)前記上部層は、1〜25μmの平均層厚を有する酸化アルミニウム層、であり、前記下部層を構成する少なくとも1層のTiの炭窒化物層は、柱状縦長成長TiCN結晶組織を有しており、その組織内に微粒TiCNが分散分布している構成とすることにより、前記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】高温環境下での耐摩耗性および耐溶着性に優れた被膜、その被膜を含む切削工具およびその被膜の製造方法を提供する。
【解決手段】切削工具の基材上に形成される被膜であって、第1酸化物層と第1酸化物層上に形成された第2酸化物層との積層体を含み、第1酸化物層は第2酸化物層よりも基材側に位置しており、第1酸化物層はα−アルミナ型の結晶構造を有し、第2酸化物層の組成は、以下の式(1)で表わされ、
(Al1−xZr3(1+y) …(1)
式(1)において、xは0.001≦x≦0.07を満たす実数であり、yは−0.1≦y≦0.2を満たす実数であって、第2酸化物層はα−アルミナ型の結晶構造およびγ−アルミナ型の結晶構造を有し、第2酸化物層におけるα−アルミナ型の結晶構造とγ−アルミナ型の結晶構造との含有比率が15%以上50%以下である被膜である。また、その被膜を含む切削工具と、その被膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】 硬質被覆層が高速重切削、高速断続切削ですぐれた耐剥離性、耐チッピング性を発揮する表面被覆切削工具を提供する。
【解決手段】下部層がTi化合物層、上部層がα型Al層からなる硬質被覆層を蒸着形成してなる表面被覆切削工具であって、下部層直上のAl結晶粒の30から70%は(11−20)配向Al結晶粒からなり、上部層の全Al結晶粒の45%以上は、(0001)配向Al結晶粒からなり、さらに好ましくは、下部層の最表面層は、500nmまでの深さ領域にわたってのみ0.5から3原子%の酸素を含有する酸素含有TiCN層からなり、また、下部層最表面層の酸素含有TiCN結晶粒数と、下部層と上部層の界面におけるAl結晶粒数との比の値が0.01から0.5である表面被覆切削工具。 (もっと読む)


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