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Fターム[3E172BC04]の内容

ガス貯蔵容器、ガスの充填、放出 (22,547) | ボンベの材質 (901) | FRP (263) | 外殻 (234)

Fターム[3E172BC04]に分類される特許

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【課題】突起部を備えた圧力容器において、該突起部の周辺部分の高い強度性能を且つ安定的に得る。
【解決手段】外表面に突起部3,4,5が設けられた金属製の内殻部材1の外面を繊維強化層でなる外殻部材2で覆って構成される圧力容器において、上記内殻部材1の上記突起部3,4,5の周辺部位における肉厚を他の部位の肉厚よりも大きく設定する。係る構成によれば、厚肉化による強度性能の向上によって、例え該突起部3,4,5の周辺部位における繊維強化層の強度性能が施工の困難性等の理由によって低下したとしても、この繊維強化層の強度性能の低下が厚肉化による強度性能の向上によって補償され、結果として、重量の増加を最小限に抑えつつ、上記突起部3,4,5の周辺部位における高い強度性能を安定的に得ることができる。 (もっと読む)


加圧された気体媒体を貯蔵する圧力容器(10)が、気体水素を収納する内部空間(14)を画定するライナ(12)と、このライナ(12)を取り囲み、圧力容器(10)の形状を安定させる被覆(16)と、を有している。長期間の使用年数を経て圧力容器(10)を処分する際に、この圧力容器の被覆から高い割合で気体水素が流出するのを防ぐため、圧力容器(10)の被覆(16)が少なくとも部分的に気体透過性に形成されており、それによってライナ(12)を通り抜ける気体は、継続的に被覆(16)を通って圧力容器(10)から漏れ出ることができる。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスタンクの十分な強度を確保する。
【解決手段】径の同じ筒状の胴部2aと、当該胴部2aの両端に接続され当該胴部2aから離れるにつれて縮径するドーム部2bとを有する高圧ガスタンク2において、樹脂ライナ20の表面には、フィラメントワイディング法によるフープ巻きとヘリカル巻きにより、FRP層21が形成される。FRP層21の表面には、保護層22が形成される。保護層22は、FRP層21の最薄部Kを含むドーム部2bの胴部2a側の領域Rから胴部2aに亘り形成されている。保護層22は、ドーム部2bの胴部2a側の領域Rに折り返し部が位置するヘリカル巻きにより形成されている。 (もっと読む)


【課題】口金及びエンドボスの強度を確保しつつ、ガスタンクの軽量化を図る。
【解決手段】高圧ガスタンク2は、樹脂ライナ20と当該樹脂ライナ20を覆うFRP層21を有するタンク本体10と、タンク本体10のタンク軸方向の一方の端部に設けられた口金11と、タンク本体10の他方の端部に設けられた樹脂製のエンドボス12と、を有する。樹脂ライナ20の他方側の端部は、閉鎖されており、エンドボス12は、樹脂ライナ20の他方側の端部の外側に設けられている。 (もっと読む)


【課題】ガス抜き用の流路を形成しつつもタンク強度が低下するのを抑制する。
【解決手段】射出成形用金型80の主型82とコア81との間に形成されるキャビティに対して射出用のゲート83から樹脂を注入し、当該樹脂製のライナ20の成形中に、ゲート83を経由して不活性ガス等の加圧ガスを注入し、コア81の一部を後退させてキャビティを拡大し、所定期間ガス圧力を保持しつつ冷却して固化させた後、加圧ガスを金型80の外部に排出して回収する。これによりライナ20の板厚内に形成される中空部は、ライナ20を透過したガスが当該ライナ20とFRP層との間に滞留するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】ライナの内面に金属層を形成する以外の構造によって当該ライナにおける水素透過量を抑える。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20に設けられた補強層21とを備える高圧タンク1であって、ライナ20の外面には例えばEVOH層からなるガスバリア層が形成されている。このような高圧タンク1は、雄型と第1の雌型からなる成形用金型に樹脂を注入してライナ20の第1層を成形し、第1の雌型を取り外して第2の雌型に取り替え、EVOHなどのガスバリア性樹脂を注入して第1層の外面にガスバリア層を成形して2層構造とし、該2層構造のライナ20を取り出した後に該ライナ20どうしを溶着し、FW成形した後に加熱硬化させることによって製造することができる。 (もっと読む)


【課題】樹脂ライナと繊維強化樹脂層との間の滞留ガスに起因する繊維強化樹脂層の白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、及びガス容器を提供する。
【解決手段】未硬化のエポキシ樹脂を含浸させた強化繊維をガス容器1の樹脂ライナ2に巻き付けて繊維強化樹脂層3を形成し(S101)、その繊維強化樹脂層3の表面にエポキシ分解溶媒を塗布して、繊維強化樹脂層3の最外層に位置する未硬化のエポキシ樹脂を揮発性分解物に分解する(S102)。そして、繊維強化樹脂層3を加熱して、繊維強化樹脂層3の内層のエポキシ樹脂を硬化させるとともに繊維強化樹脂層3の最外層の揮発性分解物を揮発させて除去する(S103)。これにより、繊維強化樹脂層3の最外層の厚みをコントロールし、繊維強化樹脂層3のガス透過率を適切な値に設定する。 (もっと読む)


【課題】圧力容器の安全性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】圧力容器であって、所定の流体の漏洩を遮断する樹脂製のライナー層と、ライナー層よりも外側に形成され、耐圧性を有する、繊維強化プラスチック製の第1の層と、ライナー層と、第1の層との間に配置され、第1の層よりも伸びが大きいプラスチックから成る第2の層を備えることを特徴とする圧力容器。 (もっと読む)


【課題】気体燃料の充填時に気体燃料に混入した水分やイオン等を含む様々な不純物の高圧タンクへの侵入を防止することができる車両を提供する。
【解決手段】水素ガスが充填されるタンク本体20を有する燃料電池車両において、タンク本体20に接続され、外部の気体燃料供給ステーションから供給される水素ガスがタンク本体20に向けて流通する充填配管34を有し、充填配管34には、水素ガス中に混入した不純物を吸着する第1〜3吸着装置が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】水素ガスなどの分子の小さいガスに対しても高いガスバリア性を確保できるガスタンクを提供する。
【解決手段】FRP層21の内側に樹脂ライナ20を有する高圧ガスタンク2において、樹脂ライナ20の内面に酸化層22を形成する。フィラメントワイディング法により樹脂ライナ20の外面に補強繊維Fを巻回する際に、空気を樹脂ライナ20の内部に封入しておき、次の補強繊維Fを熱硬化しFRP層21を形成する際に、樹脂ライナ20の内面を熱酸化して酸化層22を形成する。 (もっと読む)


【課題】高圧水素ガス充填下で疲労特性に優れ、燃料電池車用の水素燃料タンクとして好適に使用できる高圧水素用FRP容器の開発。
【解決手段】軽量化、コンパクト化、低コスト化高圧水素貯蔵用FRP容器を実現するとともに、水素ガス雰囲気下での疲労き裂の発生特性および伝播特性に優れる高圧水素貯蔵用FRP容器として、Cr−Mo鋼製のライナーの外周をFRPで被覆した高圧水素貯蔵用FRP容器であって、Cr−Mo鋼が、0.8〜1.2質量%のCrと0.3〜0.6質量%のMoを含有し、好ましくは引張強さが830〜1000MPaの鋼である、高圧水素貯蔵用FRP容器を提供する。 (もっと読む)


【課題】口金部に過度の応力がかかることを防止して、高い耐久性と強度を有するタンクを提供する。
【解決手段】筒状の口金部11と、当該口金部11が取り付けられたタンク本体のFRP層21とを有する高圧タンク2において、タンク本体のFRP層21は、一部が口金部11の外周面に接触しており、タンク本体のFRP層21の内層21aは、外層21bよりも軟らかく形成されている。FRP層21は、樹脂含有繊維により構成され、樹脂の含有量を増やすことにより、内層21aが軟らかくなっている。 (もっと読む)


【課題】FW法の巻き終わりとなる繊維終端の処置を改善し、段替えの簡略化や補強繊維層の強度確保を可能にするタンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、樹脂11を含浸した繊維12をFW法により所定分巻き付ける巻付け工程と、巻き付けた繊維12に含浸している樹脂11を熱硬化することで補強繊維層4を形成する硬化工程と、を有する。巻付け工程において、治具30を用いて、繊維終端12aを、既に巻き付けられた繊維12の内側へ入れるようにした。 (もっと読む)


【課題】前記内殻と外殻を有した二層構造の圧力容器において、内殻を構成するライナの変形することを抑制する圧力容器及びその製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂製のライナ構成部材11A,11B同士を接合して樹脂ライナ11を形成し、樹脂ライナ11の外面13A,13Bに補強材を被覆して圧力容器1を製造する方法であって、補強材20が被覆される各ライナ構成部材11A,11Bの表面13A,13Bに、ライナ構成部材11A,11Bの厚さ方向に対して傾斜した多数の溝部15A,15Bを形成する工程と、一方のライナ構成部材11Aの溝部15Aと、他方のライナ構成部材11Bの溝部15Bとが、異なる方向に傾斜するように、複数のライナ構成部材同士を接合面14A,14Bにおいて接合して樹脂ライナ11を形成する工程と、補強材20を、前記溝部15A,15Bに充填すると共に樹脂ライナ11の外面に被覆する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】ガスの充填放出の際にライナが異常変形し難い構造とし、ライナの繰り返し変形による破損を回避してガスリークを抑止できるようにする。
【解決手段】口金部11と、ライナ20と、該ライナ20の外周に設けられた補強層21と、該補強層21または当該補強層21が口金部11と隣接する領域に設けられて当該タンク内部とタンク外部とを連通させる連通孔70と、を備える。連通孔70は、連通孔形成手段により口金部11と補強層21との間に形成された孔である。連通孔形成手段は、例えばマイクロチューブ71である。 (もっと読む)


【課題】水素タンク内における樹脂ライナの内方への変形を防止することができるガス放出量制御装置を提供する。
【解決手段】水素タンク2の歪を検出し、その歪に基づき水素タンク2に圧縮応力が作用しているか否かを判断する。そして、水素タンク2に圧縮応力が作用していると判断した場合には、水素タンク2の開閉弁15を閉状態に制御して、水素タンク2から水素ガスが放出されるのを防ぎ、水素タンク2のタンク内圧力が低下するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂シェルの白濁化と滞留ガスの放出音の発生を防止するガス容器製造方法、ガス容器製造装置、及びガス容器を提供する。
【解決手段】ガス容器4の樹脂ライナ2の外面に樹脂を含浸させた強化繊維である含浸繊維Fbを巻き付けて下巻き層を形成し、その下巻き層の上に樹脂が含浸されていない強化繊維である未含浸繊維Faを巻き付けて上巻き層を形成する。そして、巻き付けにより下巻き層の含浸繊維Fbから染み出した樹脂を上巻き層の未含浸繊維Faに含浸させて、その後に、下巻き層と上巻き層の樹脂を硬化させて繊維強化樹脂シェル3を形成する。これにより、繊維強化樹脂シェル3の最外層に形成される樹脂層の厚さを薄くして、繊維強化樹脂シェル3のガス透過性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】滞留ガスの放出音の発生を防ぐガス容器及びガス容器のガス抜き孔形成方法を提供する。
【解決手段】ガス容器1の樹脂ライナ2を透過したガスを、樹脂ライナ2の外面を覆う繊維強化樹脂3に形成されたガス抜き孔から外部に放出する。これにより、樹脂ライナ2を透過したガスが繊維強化樹脂3と樹脂ライナ2との間に滞留するのを防ぎ、滞留ガスによって繊維強化樹脂3に亀裂が生じるのを防止し、かかる亀裂から滞留ガスが一気に放出されて放出音を発生させるのを防ぐ。 (もっと読む)


【課題】
複合圧力容器内部の圧力が所定以上に上昇した場合に、内部圧力を開放して複合圧力容器の破裂を防止する。
【解決手段】
両端にボス部を有し、一方のボス部4に容器弁21を具備する複合圧力容器であって、前記容器弁が前記ボス部に螺合され、前記複合圧力容器の内圧が該複合圧力容器の破裂強度に達する前に螺合部8,23が剪断破壊する様、前記ボス部と前記容器弁の噛合い長さを設定した。
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【課題】口金部にかかる応力を低減して、タンクの耐久性及び強度を向上する。
【解決手段】口金部11と、当該口金部11に接触したタンク本体10の壁層を有するタンク2において、口金部11とタンク本体10の壁層との接触部の摩擦を低減する摩擦低減手段を有する。当該摩擦低減手段は、例えば口金部11の接触部の表面に施された固体潤滑コーティングAである。 (もっと読む)


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