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Fターム[3E172BC04]の内容

ガス貯蔵容器、ガスの充填、放出 (22,547) | ボンベの材質 (901) | FRP (263) | 外殻 (234)

Fターム[3E172BC04]に分類される特許

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【課題】高圧タンクにおいて、分子量の小さい気体がタンクの外に向かって透過することで生じ得るタンクの損傷を抑制することである。
【解決手段】高圧タンク10は、タンクの内形を形成するライナー部20と、ライナー部20の外側面に繊維補強材を巻き付けてタンクの外形を形成するシェル部30とを備え、シェル部30は、最内層32とシェル本体層34を含み、最内層32は、樹脂と繊維との間の接着強度がシェル本体層における樹脂と繊維との間の接着強度よりも低い繊維補強材によって構成され、シェル本体層34は、最内層の外側面に巻き付けられ、樹脂と繊維との間の接着強度が通常の繊維補強材で構成される。最内層32は、適当な外力によって、樹脂割れ、層間剥離を生じ、気体通路をライナー部20とシェル本体層34との間に形成することができる。 (もっと読む)


【課題】圧力容器に高圧が負荷された場合にシール機能が低下しない圧力容器のシール構造を提供する。
【解決手段】気体または液体を収容する樹脂ライナー2と、該樹脂ライナー2の外面を補強する繊維強化樹脂層3と、該繊維強化樹脂層3の外面に突出し、注排口となる金属製の口金部4とを備えた圧力容器1のシール構造であって、樹脂ライナーには、圧力容器内から外方へ突出し、貫通穴24が形成された円筒状の注排部22が形成されている。注排部の外周面には、口金部の内周面と互いに結合する結合構造23,43が形成されている。注排部の貫通穴24には、樹脂ライナーよりも高い強度を有する材料が使用された筒状部材100が挿嵌されている。そして、口金部を通して筒状部材に設けられたバルブ挿入孔102へ気体または液体を注排する円筒状のバルブ60が挿入されたとき、該バルブの外周61とバルブ挿入孔の内周との間にシール部材80が介挿される。 (もっと読む)


【課題】繊維強化樹脂層を樹脂製ライナーの外周に形成した高圧ガスタンクの形状維持に有益な新たな製造手法を提供する。
【解決手段】中間生成品タンク12は、樹脂容器製のライナー10の外周に熱硬化前のエポキシ樹脂を含浸した繊維強化樹脂層20を備える。繊維強化樹脂層20のエポキシ樹脂の熱硬化に際しては、タンク軸支シャフト112にて軸支した中間生成品タンク12にライナー軸方向に沿った超音波振動を付与しつつ、中間生成品タンク12を加熱してエポキシ樹脂を熱硬化させる。 (もっと読む)


【課題】安定した繊維幅を有するプリプレグ繊維を連続して送り出す。
【解決手段】複数のプリプレグ繊維を並行するように搬送させ(S100)、次いで、送り出されたプリプレグ繊維の繊維幅を検知し(S102)、該繊維幅が予め定められた範囲内にあるか否かを判定し(S104)、必要であれば繊維幅を拡幅または収束するように調整し(S106)、ライナに向けて送り出す。圧力容器を作製する場合には、所定の繊維幅に調整されたプリプレグ繊維を、ライナに巻き付け(S108)、その後、樹脂を硬化させる(S110)。 (もっと読む)


【解決手段】 本発明は液体或いはガスの媒体の保管のための圧力容器に関する。圧力容器(1)は後者と共に1つのピースに接続されておらず、容器開口部(8)の領域の容器ネックに配置されている少なくとも1つのネック部(4)と、少なくとも部分的にプラスチック内部容器(2)とネック部(4)を取り囲んでいる支持ジャケット(3)と、を備えたプラスチック内部容器(2)を備えている。ネック部(4)は接続取付具(9)を受けるための手段を提供する。本発明に従った圧力容器は、少なくとも容器ネックの部分に形成し、ネック部(4)の中に挿入するために、接続取付具(9)のためのシーリングシートを形成する少なくとも1つの挿入物(5)により区別される。 (もっと読む)


ガスシリンダー(1)は、拡大された少なくとも一つの第一の管状部(11)と第一の管状部(11)に隣接位置して第一の管状部よりも狭窄された少なくとも一つの第二の管状部(12)とを備えたシリンダー本体(2)を有している。
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【課題】本発明は、高圧ガスタンクシステムの密閉性を確保すること、開口部周辺構造におけるガスの取り出し通路を複雑にしないこと、効率的な開口部周辺構造を提供すること、密閉性を確保するための制御機能を簡略化することを目的としている。
【解決手段】このため、高圧ガスタンクと、高圧ガスタンクの開口周辺部と、開口周辺部のシール部材とを備えた高圧ガスタンクシステムにおいて、開口周辺部を、タンク口金と、タンク口金に取り付けられるバルブブロックとにより構成し、バルブブロックにはタンク口金の端部付近に環状溝空間を形成し、環状溝空間に臨むようにタンク口金とバルブブロック間にシール部材を設ける一方、バルブブロックには、内部にシール部材に沿うヒータの発熱部を設けるとともに、環状溝空間に臨むように温度センサを設け、ヒータの発熱部に通電制御する制御装置を備えている。 (もっと読む)


【課題】流体容器に用いられる樹脂ライナにおいて、複数の樹脂ライナ構成部材の接合部における強度を向上させる。
【解決手段】樹脂ライナ10は、筒状部10taを有する樹脂ライナ構成部材10aと、筒状部10tbを有する樹脂ライナ構成部材10bとを備える。筒状部10taの開口部には、接合部10caが形成されており、筒状部10tbの開口部には、接合部10caと接合される接合部10cbが形成されている。接合部10ca,10cbは、互いに接合したときに、筒状部10taと筒状部10tbとの接合部近傍の外周面が面一となる形状を有しており、筒状部10ta,10tbにおいて、接合部10ca,10cbの近傍領域における肉厚Ta2,Tb2は、それぞれ、他の領域における肉厚Ta1,Tb1よりも厚い。 (もっと読む)


【課題】物理的強度を向上させた圧力容器を簡便に作製する。
【解決手段】圧力容器の製造方法は、中空形状のライナを作製するライナ作製工程S104と、ライナに水分を吸収させる水分吸収工程S106と、水分を吸収させたライナの外周部分に、熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻きつけるフィラメントワインディング工程S108と、熱硬化性樹脂を硬化させ、ライナを被覆する繊維強化樹脂層を形成する硬化工程S110と、を含む。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスが高圧ガスタンクを透過する際の異音の発生を抑制する。
【解決手段】樹脂性容器のライナー外周部にFW法により繊維を巻き付けて、熱硬化性樹脂含浸の繊維強化樹脂層を形成し、その後、熱硬化装置にて加熱して熱硬化性樹脂を熱硬化させる。次いで、繊維強化樹脂層の最外周部に熱硬化して形成され樹脂熱硬化層に、研磨材Bを用いたショットブラスト処理を施す。 (もっと読む)


【課題】部品点数及び製造工程を削減して製造コストを抑えることができ、また、溶着箇所からのガス漏出の虞も払拭することが可能なガスタンクを提供する。
【解決手段】筒状をなす胴体部11aの長手方向両端側に長手方向外側に向かうに従い漸次縮径する肩部11bが形成されたガスタンク11であって、筒状の樹脂ライナ13と、樹脂ライナ13の長手方向両端に設けられたバルブ側口金部材12A及びエンド側口金部材12Bとを備え、樹脂ライナ13の両端に設けられたバルブ側口金部材12A及びエンド側口金部材12Bは、肩部11bを形成するフランジ部32を有し、樹脂ライナ13は、胴体部11aを形成する筒状部13aを有し、フランジ部32の端部と筒状部13aの端部とが接合されている。 (もっと読む)


【課題】製造過程におけるワークの過昇温を抑制できる車両搭載用高圧タンクの製造装置を提供すること。
【解決手段】この製造装置は、ライナ101の周囲に繊維強化プラスチック材料を巻きつけたワークWを昇温する炉本体20と、ワークWを回転させる回転棒30と、ライナ101内の圧力を調圧する調圧弁401と、ライナ101内に液体を供給し、その液体が気化した気体をライナ101内から排出する液体給排系40と、を備える。 (もっと読む)


【課題】可使時間(ポットライフ)および硬化時間を短縮しつつ、FRP層の耐久性を維持及び向上させる高圧タンクの製造方法および高圧タンクの製造装置を提供する。
【解決手段】高圧タンクの製造方法は、主剤を硬化剤により反応させて得られる熱硬化性樹脂を用いた高圧タンクの製造方法であって、主剤を含浸した繊維を基材にフィラメントワインディング法を用いて巻回させプレFRP層を形成する工程(S100)と、プレFRP層が形成された基材を後述する硬化用金型の収容部に収容し(S102)、硬化用金型に設けられた注入配管を介してプレFRP層に硬化剤を加圧条件下で注入し(S104)、プレFRP層の主剤と硬化剤とを反応させて、基材に熱硬化性樹脂と繊維とを含むFRP層を形成する工程(S106)と、を有する。 (もっと読む)


本発明は、特に周囲に比べて高い圧力下で流体を収容するためのタンクに関する。このタンクは、壁部によって囲まれている空胴と、この空胴に対して流体を送る乃至は排出するための装置とを有している。ここで、壁部は多層構造を有している。この本発明によるタンクは、壁部の内部層が架橋されたポリエチレンを含むという特徴を有している。
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本発明は、高圧ボトルのためのカラー(4)(及びその実施のための方法)に関し、カラーは、互いに結合可能な2つの部品より構成され、複合材料、金属合金、合成材料、樹脂及び強化繊維で形成される容器自体(3)において一体化されることを特徴とする。筒口(4)の内側(取り出し可能)部品(4.2)は、その内部に六角形の貫通穴(9)を有し、一方で上部は、バルブ又はコックの固定のためのねじを有する。外側上部には、外側部品(4.9)との結合のためのねじが設けられ、一方で下部には、コア(2)と直接接触するシール(5)を受けるための環状座面がある。同様のシール(5)は、外側部品(4.9)にも設けられる。2つの部品(4.2、4.9)の下部の間に、コア(2)の末端部が固定される。その後、その組立体は、その外面で強化繊維及び合成樹脂で作られた複数の被覆層で取り囲まれる。
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【課題】軽量であり、かつ、耐圧性に優れた容器を提供するする。
【解決手段】容器本体10は、ポリエチレンテレフタレートにより構成された中空形状の第1層110と、この第1層110の外側に被せられた、ガラス繊維で編まれた第2層120と、第2層120の周囲に、樹脂を含侵させた強化繊維を巻き付けて固化された第3層130とからなる。ポリエチレンテレフタレートからなる第1層110は、ポリエチレンよりも融点が高いため、火炎暴露試験に対して高い性能が期待できる。また、第2層120及び第3層130は、共にガラス繊維を含有し、一体となってFRP層となるため、高い耐圧性能が期待できる。 (もっと読む)


【課題】車両に搭載する際の自由度を向上し、長尺化にも対応することができる車両搭載用高圧タンクの製造方法を提供すること。
【解決手段】この製造方法は、互いに接合される接合端部は口金を保持するように形成され、接合端部とは反対側の端部にエンド口金が設けられてなるカップを一対と、口金とを準備する工程(ステップS01)と、その準備した一対のカップを、互いの接合端部同士を突き合わせ、口金と共に接合し、口金付ライナを形成する工程(ステップS02)と、エンド口金から回転治具を挿入し、口金付ライナを回転させながら繊維強化プラスチック材料を巻きつける工程(ステップS03,S04)と、口金から回転治具を挿入し、口金付ライナを回転させながら繊維強化プラスチック材料を巻きつける工程(ステップS05,S06)と、を含む。 (もっと読む)


【課題】高圧水素タンクにおいて、樹脂ライナーの伸びの向上と耐ガス透過性の向上を両立させる。
【解決手段】高圧水素タンク1の樹脂ライナー10が、ガスバリア性を有する主材料としての樹脂(例えばナイロン)と、水素吸着性能を有する添加材を含有するエラストマーと、を有し、エラストマーによって樹脂ライナー10の伸びを向上する。また、エラストマー自身からの水素ガスの透過を、水素吸着性能を有する添加材によって抑制し、樹脂ライナー10全体として水素ガスの透過を向上する。 (もっと読む)


【課題】部材の変形、劣化をより効果的に低減でき得る高圧ガスタンクを提供する。
【解決手段】高圧ガスタンク10は、その内部にガスが貯留される中空形状体であるライナ12と、前記ライナ12の外側面を覆う補強層16と、前記ライナの端部に配置されるとともにバルブアッセンブリ100が装着される口金14と、を有する。口金14は、前記ライナ12の内外を連通する略筒状の筒部30と、当該筒部30の外側面から外側に張り出して前記ライナ12と補強層16との間に位置する鍔部32と、を含む。高圧ガスタンク10は、さらに、前記口金12に連結されるとともに、その一部が前記ライナ12の内側面に接触する応力緩和プレート17も有している。口金14等の突出力が、鍔部32だけでなく、この応力緩和プレート17にも分散されて伝達されることで、応力の集中が緩和され、部材(補強層16など)の変形、劣化をより効果的に防止または低減できる。 (もっと読む)


【課題】圧力サイクル耐久性能が向上し、また従来製品と同等の圧力サイクル耐久性能を維持しつつ肉厚を薄肉にすることができる圧力容器構造を提供する。
【解決手段】内部の貯蔵空間に流体が充填されるライナー(11)と、ライナー(11)の周囲に設けられた補強層(12)と、を含む圧力容器構造である。そして補強層(11)は、少なくとも3層以上の複数層(12−1〜12−7)であって外周側の層(12−6,12−7)の引張弾性率が内周側の層(12−1〜12−5)の引張弾性率以下である。 (もっと読む)


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