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Fターム[3E172BC04]の内容

ガス貯蔵容器、ガスの充填、放出 (22,547) | ボンベの材質 (901) | FRP (263) | 外殻 (234)

Fターム[3E172BC04]に分類される特許

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【課題】 タンク端部に設けた溶栓弁の作動の信頼性を確保した上で、高圧ガスタンクの軽量化を図る。
【解決手段】 高圧ガスタンクT4は、ライナー外周の不燃繊維補強層130に第1可燃繊維層131と第2可燃繊維層132とを重ねて備える。第2可燃繊維層132は、可燃性のアクリル繊維の繊維層であるので、火炎に近い箇所から燃え始めて延焼する。第1可燃繊維層131は、可燃性と燃焼持続性のポリエステル繊維の繊維層であるので、第2可燃繊維層132の燃焼に伴う熱を受けて燃焼し、その燃焼を持続させる。不燃繊維補強層130は、不燃性のカーボン繊維を巻回した多層でライナー補強の用をなす厚い繊維層であり、ライナー補強を維持する。その上で、第2可燃繊維層132の燃焼持続によりバルブ周辺温度は上昇し、ガス放出弁150は正常に作動してタンク内ガスを放出する。 (もっと読む)


【課題】内部に充填される流体の圧力が上昇しにくいタンク構造体を提供する。
【解決手段】内部に水素が充填されるタンク本体20と、タンク本体20の左端側に設けられたリリーフ弁30と、を有し、燃料電池車100に搭載される水素タンク10と、水素タンク10を囲繞する囲繞体40と、囲繞体40の内面40a(水素タンク10側の面)に設けられ、温度上昇すると発泡し断熱層52を形成する熱発泡性断熱層51と、を備え、発泡前の熱発泡性断熱層51と水素タンク10との間には隙間Sが形成されていることを特徴とする水素タンク構造体1である。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスタンクの強度を保ちつつ、補強層の層間剥離を抑制する。
【解決手段】ライナーのシリンダー部とドーム部のつなぎ目部分を覆うようにフープ層を形成して、フープ層の端部に階段状の肩部を形成する。肩部の上に、繊維よりも弾性率の低い粉末状部材を噴霧して低弾性率層を形成する。低弾性率層の形成後、ヘリカル層を形成する。上記工程を繰り返すことにより、ライナーの強度を補強する多層の繊維巻層からなる補強層を形成する。 (もっと読む)


【課題】より安定した物理的強度を有する圧力容器を提供する。
【解決手段】圧力容器は、ライナ10の外周表面に、ライナ10を被覆する繊維強化樹脂層を備える。繊維強化樹脂層は、プリプレグを複数段積層させたプリプレグ積層体120をライナ10に巻回させ、次いで、プリプレグ積層体120に含浸された樹脂を硬化させて形成される。プリプレグ積層体120を構成する複数段のプリプレグ120a,120b,120cは、それぞれ次式の関係を有する。
=(n−1)t/{R+(n−1)t}×100
(上記式において、nはプリプレグ積層体におけるプリプレグのライナ側からの段数、Xはライナ側からn段目のプリプレグの縮み率(%)、Rはライナ最外周の半径(mm)、tはプリプレグ積層体の厚み(mm)、をそれぞれ示す。) (もっと読む)


【課題】金属ライナーに樹脂含浸繊維を巻き付ける際に、ライナーの両端部のドーム部において、繊維の横すべりが生じにくく、理想的な軌道に近い軌道で巻き付けることができる新しい高圧タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】樹脂含浸繊維を金属ライナー1の外面にフープ巻きとヘルカル巻きとを交互に繰り返しながら複数回巻き付ける巻き付け工程を含み、この巻き付け工程の過程で、金属ライナー1の外方に配置した外部加熱装置4により、巻き付けられる樹脂含浸繊維を順次加熱硬化させるようにし、金属ライナー1のドーム部1bに向けて配置した冷却装置5により、ドーム部1bの樹脂含浸繊維を冷却して樹脂の粘度低下を遅らせるようにし、樹脂含浸繊維の横すべりを抑えるようにした。 (もっと読む)


バリア特性及び圧電特性を有する少なくとも1層から成る壁を含む高圧媒体貯蔵容器。 (もっと読む)


プラスチックで裏打ちされたボンベの出口用のシール・システムは、ボス穴の中へ延在するプラスチックのライナー出口を有する。インサートは、ボス穴と係合可能であって、インサートとライナー出口部分の間に1次シールを形成する。インサートのテーパー圧縮面が、1次シールに隣接するライナー出口のテーパー穴部分と係合して、テーパー境界面および2次シールを形成する。ライナー出口の環状の遠位末端を、止め具によって穴の中で係合させることにより、ライナー出口の、ボス内における軸方向の位置および寸法の保全性が維持される。止め具は、インサート上に形成することができる。
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【構成】未加工金属片(3)から製造された金属シリンダ本体(2)を有するガスシリンダ(1)のための追跡情報を作成するための方法は、未加工金属片(3)に識別コード(20)を含んだ個別マーク(19)を付する工程と、未加工金属片(3)の少なくとも一つの変態又はコントロール処理中に、個別マーク(19)を読み取ることにより未加工金属片(3)の識別コード(20)を識別し、変態又はコントロール処理の結果の少なくとも一つの処理パラメータを識別コード(20)と関連付ける工程と、その処理パラメータの識別コートとの関連性に関する情報をデータベース(21)に保存する工程とを含んでいる。
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プラスチックで裏打ちされたボンベの出口用のシール・システムは、ボス穴の中へ延在するプラスチックのライナー出口を有する。インサートは、ボス穴と係合可能であって、インサートとライナー出口部分の間に1次シールを形成する。さらに、インサートのテーパー圧縮面は、圧力下でシールがはみ出す可能性を除くために、ライナー出口を圧縮して1次シールにおけるいかなる環状の組立てクリアランスもふさぐための1次シールに隣接しているライナー出口のテーパー穴部分と係合する。ライナー出口の環状の遠位末端を、止め具によって穴の中で係合させることにより、ライナー出口の、ボス内における軸方向の位置および寸法の保全性が維持される。止め具は、ボスと一体化することができる。閉じ込められたガスによる1次シールの逆方向のはみ出しおよびボンベの急速減圧は、漏れ経路を設けることによって防ぐことができる。
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収着媒体との間で物質をロードし及び/又はアンロードするための装置、システム、及び方法である。物質は、物質は、収着材料の平行な層を備える収着媒体の縁部で与えられる。物質を収着媒体の中にロードするために(すなわち、吸収及び/又は吸着を介して)、熱が収着媒体から離して伝達され、ロード電圧が収着媒体に印加され、及び/又は収着媒体に対して圧力が増加される。収着媒体から物質をアンロードするために、収着媒体の中に熱が伝達され、ロード電圧とは反対の極性の電圧が収着媒体に印加され、及び/又は圧力が収着媒体に対して減少される。幾つかの実施形態において、収着媒体は、物質の分子をロードしてもよい表面構造を含む。
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【課題】シリンダー部との接合部位のドーム部外周における補強用の繊維巻回の低減と強度確保の両立を図る。
【解決手段】高圧ガスタンク10は、樹脂製ライナー20を繊維強化樹脂層30で覆って補強する。樹脂製ライナー20は、円筒状のシリンダー部22の両側に球面形状のドーム部24を接合して備え、シリンダー部22との接合部位におけるドーム部24の拡径側にタンク軸回りに陥没した陥没部位25に、補強環状体26を嵌合装着させている。この補強環状体26は、ライナー形成に用いる樹脂より高強度とされ、シリンダー部との接合部位の強度を確保する。 (もっと読む)


【課題】高圧ガスタンクのタンク軸方向に沿ったタンク保持の実効性を高める。
【解決手段】タンク前方固定座112Fとタンク後方固定座112Rで受けた高圧ガスタンクTをタンクバンド140で保持するに当たり、タンク収納凹所110の側に位置するタンク両端のサイドフレームSFにタンクバンド140を固定する。サイドフレームSFに固定されたタンクバンド140は、タンク一方端のドーム部TDの球面形状外表に接触した上でシリンダー部TSの外表において対角洗浄の軌跡で当該外表も接触し、タンク他方端においてもドーム部TDの球面形状外表に接触する。 (もっと読む)


【課題】安定した品質が確保された圧力容器を提供する。
【解決手段】圧力容器は、ライナ10の外周表面に、ライナ10を被覆する繊維強化樹脂層を備える。繊維強化樹脂層は、連続する複数の繊維と、該繊維間を埋めるように含浸された樹脂とからなり、断面が平行四辺形状のテーププリプレグ30の端部を重ね合わせながらライナ10に巻きつけ、次いで、樹脂を硬化させることにより形成される。 (もっと読む)


【課題】簡便な手段によって、表面樹脂層の破壊を防止することが可能な樹脂製の高圧タンクを提供することである。
【解決手段】高圧タンク10は、高圧ガスの収容空間17を形成する樹脂製のライナー11と、ライナー11の外表面を被覆する繊維強化樹脂層12と、繊維強化樹脂層12の一部である表面樹脂層に溶剤を塗布して発泡させることで多孔化した表面発泡樹脂層13と、を備える。表面発泡樹脂層13は、例えば、塗布する溶剤量を適切に調整することでタンクのバースト強度を低下させることなく多孔質構造の形態を調整することができ、ガス透過性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】強化層の厚み方向の熱伝導率が高く、プレクール条件を緩和できる複合容器を提供する。
【解決手段】強化用繊維と長さ1mm以下の炭素繊維を含有する樹脂組成物の硬化物とからなる強化層を容器の外側に配置した複合容器。強化用繊維と樹脂組成物の組み合わせはトウプリプレグであることが好ましい。容器は口金つきの中空ライナーであることが好ましい。強化用繊維は炭素繊維であることが好ましい。強化層の熱伝導率は3W/(m・K)以上20W/(m・K)以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】FRP層の形成時における熱硬化樹脂の染み出しが抑制された圧力容器の製造方法を提供する。
【解決手段】圧力容器の製造方法は、中空部を有する筒状の基材表面に熱硬化性樹脂を含浸させた繊維を巻回させる工程と、該熱硬化性樹脂を硬化させて、該基材表面にFRP層を形成する樹脂硬化工程S20と、を順に有する。また、樹脂硬化工程S20に併行して、FRP層の外側に外圧を付与し、かつ、基材の内側に、外圧に対抗する内圧を付与する圧力付与工程(S200)を有する。 (もっと読む)


【課題】 複合容器の効率的な製造方法を提供する。
【解決手段】 容器を形作るライナー1を回転させつつ、繰出装置17から、熱硬化性の樹脂が予め含浸された繊維Fを繰り出させることで、ライナー1に繊維Fを巻付ける。この際、ヒータ22により、ライナー1の内部から加熱することで、前記繊維Fに含浸された樹脂をライナー1の表面に近い側から離れる側に向けて徐々に硬化させ、この硬化に伴って前記樹脂を発熱させる。前記熱硬化性の樹脂配合物中には多官能性樹脂を配合するとよい。 (もっと読む)


【課題】フィラメントワインディング法による高圧ガスタンクの製造工程において、強化繊維を巻き付ける際に、タンク容器を確実に保持する技術を提供する。
【解決手段】フィラメントワインディング(FW)装置100は、第1の回転軸110と、第2の回転軸120とを有する。FW装置100は、第1と第2の回転軸110,120の互いに対向する軸端部111,121によってタンク容器10の容器壁を狭持させることにより、タンク容器10を保持する。軸端部111,121には、軸端部111,121同士を引き合わせるように電磁力を発生させる電磁力発生部20が設けられている。 (もっと読む)


【課題】容器を形作る金属製ライナーをこれに巻装された繊維材料と樹脂とで強化した複合容器について、破壊検査を行うことなく、強度不足の容器を発見する。
【解決手段】複合容器を非破壊検査して、樹脂内部の空隙の体積を空隙ごとに測定する(S1〜S6)。各空隙の体積と予め定められた第1閾値とを比較して、第1閾値を超える空隙が存在する場合に、測定した複合容器を排除する(S7)。全ての空隙の総体積と予め定められた第2閾値とを比較して、空隙の総体積が第2閾値を超える場合に、測定した複合容器を排除する(S8、S9)。 (もっと読む)


【課題】 容器を形作るライナーに繊維材料を巻装して強化してなる複合容器の製造試験に用いるライナーを、リサイクル可能とする。
【解決手段】 製造試験用ライナー1について、予め定めた断面にて分割及び結合可能な分割部Sを有する構造とする。従って、少なくとも2つに分割された分割体11、12を着脱可能に結合して、ライナー1を形成し、このライナー1に繊維材料を巻装して強化することにより複合容器を試験的に製造する。そして、分割体11、12の結合位置にて、繊維材料の強化層を切断し、分割体11、12を分離して、切断面を露出させ、巻装の状態を観察・分析する。 (もっと読む)


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