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Fターム[3G013AA12]の内容

内燃機関の潤滑 (8,837) | 機関形式に特有なもの (1,057) | 2サイクル (29)

Fターム[3G013AA12]に分類される特許

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【課題】シリンダライナに対するピストンリングの摺動状態、燃焼状態及びシリンダ投入空気温度状態を機関運転中に正確に把握しつつ、機関の状態に応じた最も経済的となる運転のための推奨値を算出し得、該推奨値に基づいて経済的運転を行うことができ、運転コスト低減を図り得るディーゼル機関の状態監視運転方法を提供する。
【解決手段】ディーゼル機関10のピストンリングの摺動状態、燃焼状態及びシリンダ投入空気温度状態に関連する複数の計測値をコンピュータ20の記憶領域に保存し、各計測値毎に状態判定を行ってそれぞれの状態指数fを算出し、これに基づいて最適経済運転に必要となる、シリンダに対する潤滑油の注油率の推奨値、燃料噴射時期の推奨値及びシリンダ投入空気温度の推奨値を算出し、該推奨値を操作員に提示しつつ、該推奨値に見合った制御信号を制御装置30からディーゼル機関10へ出力するよう構成する。 (もっと読む)


【課題】シリンダ油の供給量を必要最小限に抑制し得る内燃機関のシリンダ潤滑方法を提供する。
【解決手段】舶用2サイクルディーゼル機関(内燃機関)のシリンダライナ3の適宜位置にシリンダ油を供給してシリンダライナ3とピストンリング2との間の潤滑を行う方法に関し、シリンダライナ3とピストンリング2との間の油膜形成が不完全な場合に生じる現象として、シリンダライナ3の温度の閾値を超える上昇、又はドレン油中の鉄分濃度の閾値を超える上昇(或いはシリンダライナ3の温度及びドレン油中の鉄分濃度の両方の閾値を超える上昇)を検出し、その検出時にのみシリンダ油の供給を行い且つ非検出時はシリンダ油の供給を停止する。 (もっと読む)


【課題】
シリンダー或いはシリンダーライナーとピストン及びその周辺部材の焼き付きが生じにくく、混合燃料における潤滑油の割合を低減できるエンジン及びシリンダー或いはシリンダーライナーとの摺動面に潤滑油を積極的に供給することができるピストンを提供すること。
【解決手段】
潤滑油を使用するエンジンにおいて、シリンダー或いはシリンダーライナーの内壁とピストンの筒部及びピストンリング部、ピストンリング溝部との間に前記潤滑油が供給される供給手段が設けられ、前記供給手段として前記シリンダー或いはシリンダーライナーの内壁面との間に潤滑油を供給する供給経路を有し、その供給経路は、前記ピストンの表面に設けられた潤滑油溝部であり、その潤滑油溝部は前記ピストンの最下部に至り、かつ、前記ピストンリング溝部に直結されるよう構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】往復ピストン燃焼エンジン、特に、低速運転二行程大型ディーゼル・エンジンのシリンダ4のシリンダ壁3の滑り面2の潤滑用の改良されたシリンダ潤滑システム1の提供。
【解決手段】ピストン5が、軸線方向Aに下死点位置UTと上死点位置OTとの間でシリンダ4の滑り面2に沿って往復移動可能であるように構成される。この点において、掃気スロット7が、運転モードにおいて、外気71が掃気スロット7を通じてシリンダ4の燃焼空間8へ供給され得るようにシリンダ4の入口領域6に設けられる。本発明によれば、潤滑油10がシリンダ4の外へ導かれ得るように、出口開口部9が、掃気スロット7と上死点位置OTとの間の領域にシリンダ壁3に設けられる。更に、本発明は、本発明によるシリンダ潤滑システム1を備えた往復ピストン燃焼エンジンにも関する。 (もっと読む)


【課題】構造が簡単で、公知ポンプよりも信頼性があり、低コストのシリンダー油供給ポンプの提供。
【解決手段】2ストロークの大型ディーゼル機関におけるシリンダーの潤滑中空軸に、予め設定可能な量のシリンダー潤滑油2を供給するシリンダー油供給ポンプ1に係わる。シリンダー油供給ポンプは、作動ピストン3と、特に作動ピストンにより駆動される単一の供給プランジャー4と、供給空間6を通って潤滑中空軸に潤滑油を配送する配送手段5とを含み、作動行程中の配送行程と戻り行程でプランジャー軸線7に沿って往復動するように、供給プランジャーが供給空間に駆動可能に配置される。配送手段は、切換部材51および配送部材52を含む2部分構造の中空配送手段である。切換部材51は、充填位置と配送位置の間を往復動するように配送部材内に移動可能に配置され、充填位置では、供給空間は潤滑油供給口8を介して潤滑油を再充填可能であり、配送位置では、潤滑油は供給プランジャーにより中空軸開口9を通って潤滑中空軸に送出可能である。 (もっと読む)


【課題】改良型の往復動内燃機関と、特に往復動内燃機関の作動のための、特にシリンダ滑り面潤滑のための改良潤滑装置及び改良潤滑方法とを提案し、それにより、従来の問題を解決し、かつ往復動内燃機関の作動時の種々の構成要素又は過程の制御及び/又は調整を改善し、特に、シリンダ内への潤滑油供給の最適時点を決定する。
【解決手段】検出装置が、制御ユニット81を有するセンサ装置8を含み、制御ユニット81が、配量装置6と位置センサ82とに信号接続をされ、位置センサ82が作動時にシリンダ4の内室43と測定技術的に連絡することで、作動時にシリンダ4の軸線方向Aでのピストン5の位置Xが位置センサ82によって検出可能であり、往復動内燃機関が、ピストン5の位置Xに応じて制御可能及び/又は調整可能である。 (もっと読む)


【課題】軸受の最も負荷を受ける部分に大きくて有効な軸受面を有する、大型2サイクルエンジン用クロスヘッド軸受を提供する。
【解決手段】クロスヘッドジャーナル4には、圧力下で供給される潤滑油を通すための軸方向の孔5と、軸方向の孔から下部軸受シェル12に面するジャーナル4の表面へと軸方向の孔に対して横方向に延びる孔とが設けられる。この横方向に延びる孔は、コネクティングロッド7の揺動過程の少なくとも一点において、下部軸受シェル12の円周上に設けられる列孔の少なくとも1つに接続するか、あるいは下部軸受シェル12またはジャーナル4のいずれかに設けられる円周方向のスリットに接続するように配される。下部軸受シェル12の軸受面か、下部軸受シェル12に面するジャーナル4の表面には、軸方向に走る潤滑溝が少なくとも1つ設けられ、円周方向のスリットと潤滑溝とは交差する。 (もっと読む)


カム軸(28)と油圧プッシュロッドとを備える排気弁作動システムを有する大型2サイクルディーゼルエンジン(1)。油圧プッシュロッドは、関連する排気弁(11)を作動するための油圧排気弁アクチュエータ(34)に導管(36)を介して接続される。油圧プッシュロッドは、カム軸によって駆動されるピストンポンプ(32)を備える。カム軸には、シリンダ毎に排気カム(29)が設けられ、排気カムは、排気弁の開放に必要なリフト量を上回るリフト量をもたらす形状(30)を有する。油圧ピストンポンプのリフト量の増大により生成される油圧油の一部は、油圧プッシュロッドから分流され、エンジンに関して加圧油圧油を使用する要素に供給される。生成された油圧油の他の部分は、排気弁リフトの増大をもたらす。排気弁を閉鎖に付勢する空気バネ(33)に保存されるエネルギーは、排気弁の戻り行程中にカム軸に戻される。 (もっと読む)


【課題】車両の急制動時や急旋回時あるいは登坂,降坂時に油面が大きく傾斜しても空気を吸い込むことのないクランク室圧縮式内燃機関を提供する。
【解決手段】クランク室2aの外側で、かつシリンダヘッド4より下側に設けられた潤滑油貯留室38と、該潤滑油貯留室38と動弁装置15の被潤滑部とを連通する給油通路39と、該給油通路39に介在され、前記潤滑油貯留室38内の潤滑油を前記被潤滑部に供給する潤滑油ポンプ40とを備え、前記給油通路39のオイル吸込口39aは、最大傾斜状態にあるときの前記潤滑油貯留室38内の潤滑油の油面S′より下方に位置している。 (もっと読む)


【課題】必要な潤滑油量を複数のクランク室5内に均等に常時確保し得て、しかも、油温上昇を抑制することができる多気筒2サイクルエンジンの潤滑装置を提供する。
【解決手段】オイルポンプ駆動機構室22内にオイルポンプ20から供給された潤滑油を循環させるオイルポンプ駆動軸26が配置され、オイルポンプ20から供給された潤滑油が供給管23によりオイルポンプ駆動機構室22へと送給され、複数のクランク室5が負圧のときに開弁するチェック弁34,35の作動によりオイルポンプ駆動機構室22から排出管24を介して各クランク室5へと潤滑油が分配送給されると共に、オイル供給通路出口部32がオイルポンプ駆動機構室22の底部に形成され、オイル排出通路入口部33がオイルポンプ駆動機構室22のオイル供給通路出口部32よりも高く且つオイルポンプ駆動軸26の軸心よりも低い底部に形成されている。 (もっと読む)


【課題】往復ピストン式内燃機関における潤滑剤供給に関して良好な経済性と安全性とを確保すること。
【解決手段】少なくとも1つのシリンダ1と、燃料配管5を含む燃料供給装置3と、供給配管9及び抽出配管10を含む潤滑剤供給装置7と、を備えた往復ピストン式内燃機関において、潤滑剤供給装置7に計量供給装置11を設け、各シリンダ1に供給可能な潤滑剤の量が、シリンダ1に供給される燃料の硫黄含有量の直接的関数または間接的関数として硫黄含有量の増減傾向と同傾向で計量供給装置11によって調節されるように構成した。 (もっと読む)


二サイクル内燃機関24と;エンジンに混合気を提供するための気化器126と;エンジンの運転をコントロールするエンジン・コントローラーと;エンジンに潤滑油を提供する油タンク128と;潤滑油をガソリンと混合するために、前記油タンクから潤滑油を送リ出すオイル・ポンプ130と;所定のパラメーターに従って、ガソリンと混合するための十分な潤滑油を提供しているかどうかを判断する、感知システムと;を備え、該感知システムは、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていない時の表示を前記エンジン・コントローラーに供給し、潤滑油が所定のパラメーターに従って提供されていないことを前記感知システムが表示する時、前記エンジン・コントローラーはエンジンをアイドルモードにする又はエンジンのスイッチを切る、パワー・カッター。
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【課題】内燃機関の運転状態に応じてオイルの供給をきめ細かく制御してオイル消費を抑制し、排ガスの白煙化を防止できる2サイクル内燃機関の潤滑油供給装置を供する。
【解決手段】1作動で定容量のオイルを内燃機関の所要部位に供給する定容量オイル供給手段42,52と、燃料噴射弁30の開弁時間と内燃機関の運転状態に基づいて定容量オイル供給手段42,52をタイミング駆動制御するオイル供給制御手段70とを備え、オイル供給制御手段70は、燃料噴射弁30の開弁時間と内燃機関の運転状態とから作動タイミングを決定し、同作動タイミイグごとに定容量オイル供給手段70を駆動制御する2サイクル内燃機関の潤滑油供給装置。 (もっと読む)


【課題】2工程サイクル内燃機関のシリンダ上部および掃気ポートと排気ポートの間の部位など、潤滑条件の厳しい部位に確実に潤滑油を供給する。
【解決手段】シリンダ18の壁面に潤滑油を吐出する吐出口56を設ける。ピストン16が上死点にあるときに、吐出口56に対向するピストン16のスカート部下部の側面に吐出された潤滑油を受け入れる受入れ開口54を設け、また潤滑が必要となるスカート部の上部に送出開口60を設ける。この二つの開口54,60を油路パイプ52で接続する。吐出口56から送り出された潤滑油が、油路パイプ52を通って送出開口60からシリンダ上部の壁面に供給される。 (もっと読む)


船舶用2ストロークディーゼルエンジンを潤滑する方法であって、(1)該エンジンの性能特性を監視する手順;(2)該エンジンの該性能特性を改変する潤滑組成物を選択する手順であって、該潤滑組成物が:(i)1つ以上の過塩基性清浄剤が含まれる添加剤パッケージ、及び場合によりその他の機能添加剤を含む第一の液体;(ii)1つ以上の中性清浄剤又は過塩基性清浄剤が含まれる添加剤パッケージ、及び場合によりその他の機能添加剤を含むが、但し、該第一の液体が有するΣ(過塩基性清浄剤の重量%)/Σ(該液体中の全添加剤の重量%)の比率が、該第二の液体の比率を上回ることを条件とする、第二の液体;及び(iii)潤滑粘度の油を含む第三の液体、を含む少なくとも3種類の液体をin situ制御により混合することによって調製される手順;ならびに(3)手順(2)の潤滑組成物を該エンジンに供給する手順、を含む方法。 (もっと読む)


大型外洋航行船舶用の推進システム。本システムは、主原動機としてプロペラ軸に連結されたターボ過給式クロスヘッド型大型多気筒2サイクルディーゼルエンジンと、副原動機として1つ以上の実質的により小さなディーゼル機関とを含む。主エンジンには、始動および運転することができるように、電力、油圧、および空気動力が必要である。主エンジンには、一時停止中には熱および少量の動力が必要であり、また、始動中には油圧、空気動力、および電力が必要である。油圧動力は、大型2サイクルディーゼルエンジンのクランク軸から取り出した動力、電気モーター、または補助ディーゼルエンジンによって駆動される1つ以上の高圧ポンプまたはポンプステーションによって供給される。 (もっと読む)


【課題】 シリンダヘッド2とオイルパン3とを備えたシリンダブロック2に,複数のシリンダ4を並べて配設し,この各シリンダに当該シリンダ内への掃気ポート7を円周方向の複数箇所に設け,更に,前記各シリンダの各掃気ポートへの掃気室と,この掃気室への掃気入口15とを設け,前記シリンダブロックの出力側の一端面1aに,出力用ミッションケース11と,前記クランク軸に対するオイルシール12を支持したリテーナ13とを接合して成る二サイクル式多気筒内燃機関において,小型・軽量化を図る。
【解決手段】 前記掃気室を,前記各シリンダ列の左右両側をクランク軸方向に延びる二つの掃気室8,9に形成する一方,前記掃気入口15を,前記シリンダブロックにおける一方の端部に設けて,この掃気入口を分岐して前記両掃気室に連通し,更に,前記シリンダブロックのうち前記掃気入口から両掃気室への分岐部の内側に,前記シリンダヘッドからのオイル落とし通路16を配設する。 (もっと読む)


【課題】 シリンダ内への掃気ポート又はシリンダ内からの排気ポートにおける前記シリンダ内への開口部を,前記シリンダ内におけるピストンの往復動によって開閉するように構成して成る二サイクル内燃機関において,前記掃気ポート又は排気ポートから押し出される潤滑油を少なくして,潤滑油消費量の低減と,排気ガスの改善とを図る。
【解決手段】 前記ピストン6における外周面のうち,下部ピストンリング6bとピストンピン7との間で,且つ,前記掃気ポート8又は排気ポートにおける開口部に該当する領域の部分に,潤滑油ガイド溝11を,ピストンの円周方向に延びるように設けて,この潤滑油ガイド溝のうちピストンの円周方向に延びる二つの内面縁11a,11bのうちいずれか一方又は両方を,前記ピストンピンの軸線方向から見てピストンの軸線に対して,前記潤滑油ガイド溝におけるピストンの軸線方向の幅寸法がピストンの円周方向に次第に広がるように傾斜する。 (もっと読む)


シリンダに燃料や潤滑油が供給されると共に該シリンダから使用済みの潤滑油が排出される大型2行程式ディーゼル機関の構成を改善する方法を提供する。
【解決手段】機関の試運転をする段階と、機関部品の三体アブレシブ摩耗のレベルを決定する段階とを備え、前記アブレシブ摩耗が規定の摩耗許容程度より大きい場合、シリンダ壁と接触する燃料または残存燃料がより少なくなるように機関構成を変える段階および/または燃料供給装置の燃料から三体摩耗の原因となる物質を除去する能力を増大させる段階および/または機関部品の耐摩耗性を向上させる段階を備える。 (もっと読む)


本発明は、2ストロークエンジンにおける燃料消費及び環境への影響を低減する方法及びこれに対応するシステムに関する。当該方法及びシステムは、少なくとも1つのエンジン(300)からシステム油/消費性システム油(301’)を得る工程と、上記得られたシステム油/消費性システム油(301’)の少なくとも一部に少なくとも1つの摩擦調整剤(101)を添加し、この少なくとも1つの摩擦調整剤(101)の添加により上記得られたシステム油/消費性システム油(301’)の摩擦係数が減り、その結果、摩擦の低減したシステム油(301’’)が得られる工程(102)と、上記摩擦の低減したシステム油/消費性システム油(301’’)を上記少なくとも1つのエンジン(300)に供給する工程とを含む。このようにして、システム油/消費性システム油の汚染によって引き起こされる摩擦損失(通常、システム油を使用する際に生じ、他の場合では効率を大幅に下げ、燃料消費を増大させ、また、排出を増大させる)が回避されるか又は最小限にとどめられる。さらに、本発明は、システム油/消費性システム油をシリンダ油に転換する方法及び対応するシステムに関する。最後に、本発明は、消費性システム油がシリンダ油に転換される際に消費性システム油を用いる方法に関する。これにより、さらに、消費性システム油が、より低性能の添加剤パッケージ及び/又はより低い添加剤処理比を有することが可能となる。したがって、経済的節約及び環境的改善が大幅に達成される。
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