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Fターム[3G015CA06]の内容

内燃機関潤滑の細部、換気 (15,349) | 部品の配置、設置箇所 (2,123) | クランクケース (444)

Fターム[3G015CA06]に分類される特許

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【課題】オイル劣化の原因となる酸性物質と、これを中和するアルカリ性物質との接触面積を増大すると共に、製造コストを抑制する。
【解決手段】内燃機関内部のオイル、オイルミスト及びブローバイガスの少なくとも一つが存在する空間8,9内に、アルカリ性物質を含む多孔性のフィルム20A〜20Cを、表面Uと裏面Lを露出させた状態で設置する。フィルム内部でも酸性物質とアルカリ性物質とを接触、反応させることができ、接触面積を増大して中和反応を促進できる。また別部品としてフィルムを設置するので、塗布時のマスキングが不要であり、製造コストを抑制できる。さらにフィルムの表裏面両方を露出させるので、露出表面積を増大し中和反応をさらに促進できる。 (もっと読む)


【課題】シリンダの摺動面に供給される潤滑油を、エンジンのその他の部分に供給される潤滑油とは分けて別途回収し、潤滑システム全体の潤滑油の希釈や劣化の防止を図る。
【解決手段】シリンダ1の下方に、コンロッド3が貫通する貫通孔を有し、かつ、コンロッド3の揺動に応じて移動する仕切り板14を設置する。仕切り板14は、クランクシャフト4で駆動されるカム18によって左右に移動し、シリンダ1の摺動面から掻き落とされ、燃料で希釈された希釈潤滑油が、オイルパン13に落下するのを防止する。仕切り板14上の希釈潤滑油は、希釈潤滑油受け19から希釈潤滑油回収装置20に回収され、オイルパン13には混入しないため、潤滑システム全体の潤滑油の希釈や劣化が生じることはない。希釈潤滑油回収装置20では燃料と潤滑油とが分離され、燃料は、NOx吸蔵還元触媒10用の添加燃料として利用される。 (もっと読む)


【課題】減筒機構や吸気バルブのバルブ特性を変更する可変動弁機構を備える内燃機関において、ブローバイガスのガス流量を調整するべくアクチュエータ付きの流量制御弁を設ける場合に、ブローバイガスのガス流量を適切に制御することのできる内燃機関の制御装置を提供する。

【解決手段】エンジン1は、稼働気筒数を変更する減筒機構としての弁停止機構24、25と、燃焼室2からクランクケース41内へ流れたブローバイガスを吸気通路3へ還流させるブローバイガス通路、及びブローバイガス通路に還流させるガス流量を調整する電動モータ40a付きのPCVバルブ40を有するブローバイガス処理装置とを備えている。制御装置26は、ガス流量の目標値に対応するPCVバルブ40の開度を吸気通路3内の吸気圧に基づいて可変設定することにより、ガス流量が目標値となるようにPCVバルブ40の開度が調整される。 (もっと読む)


【課題】シール性能の確認に好適なシール構造を提供する。
【解決手段】内燃機関の冷却水通路10と潤滑油室であるチェーン室4Aとを画成する部位に配置される冷却水の洩れ防止用シールとしてのOリング25と潤滑油の洩れ防止シールとしてのOリング22との間に空間部として環状溝23を形成すると共に、前記空間部としての環状溝23の重力方向下方となる底部に一端が開口し、他端が内燃機関の外部空間に開口する通路としての貫通孔26を形成するようにした。 (もっと読む)


【課題】オイルパンに貯留された潤滑油のPCVバルブを通じた吸気通路への流入を抑制する。
【解決手段】
燃焼室2からクランクケース10に漏れたブローバイガスは、クランクケース10の側方にその一端が接続されるとともに他端が吸気通路3に連通されているガス流出通路13を通じて吸気通路3に還流される。そして、このガス流出通路13には、そのガス流通面積を可変とすべく機関運転状態に応じて算出される開度指令値に基づき開閉動作するPCVバルブ14が配設されており、ブローバイガス還流量QはこのPCVバルブ14の開度に基づいて可変制御されている。一方、クランクケース10の下部を形成するオイルパン18には、潤滑油が貯留されており、この潤滑油の液位が所定値よりも高いときには、PCVバルブ14の開度指令値を閉じ側の値となるよう減量補正する。 (もっと読む)


【課題】触媒暖気中のエミッションの悪化を抑制することのできる内燃機関のブローバイガス還元装置を提供する。
【解決手段】このエンジン10のブローバイガス還元装置70は、触媒暖気を行い、エンジン本体20から吸気通路49に供給するブローバイガスの量を電動のPCVバルブ74により調整するものであって、機関運転状態に基づいてPCVバルブ74の換気開度VBを操作する。そして、機関負荷L及び機関回転速度NEがそれぞれ機関負荷L1及び機関回転速度NE1にあり且つ触媒暖気制御が完了したときの換気開度VBを開度要求値VBT1とし、機関負荷L及び機関回転速度NEが同じく機関負荷L1及び機関回転速度NE1にあり且つ触媒暖気制御の実行中のときの換気開度VBを開度要求値VBT2として、この開度要求値VBT2を開度要求値VBT1よりも小さく設定する。 (もっと読む)


【課題】バランサによってオイルが跳ね上げられてもオイル中にエアが入り難くするようにする。
【解決手段】駆動スプロケット58ならびに該駆動スプロケットに巻き掛けられるカムチェーン59の一部を収容するとともに下部にはオイルを溜め得るカムチェーン室57が機関本体13内に形成され、バランサ93がカムチェーン室内の下部に溜まったオイルを跳ね上げ得る位置でカムチェーン室に配置される内燃機関において、バランサ93を少なくとも上方から囲む壁部95が該バランサ93の外周に隣接するようにして機関本体13に設けられる。 (もっと読む)


【課題】複数のシリンダにそれぞれ対応する複数のクランク室の内部空間を連通する連通流路を、クランクケースに設けた多気筒内燃機関において、連通流路内に侵入したオイルを排出し、オイルパンに回収する手段を提供する。
【解決手段】連通流路の内部にオイルを排出するドレーン孔を設け、このドレーン孔からオイルを排出するドレーン通路を設けた。上記ドレーン通路は、クランクケースに設けられたオイルパン側にオイルを排出するように形成されている。 (もっと読む)


【課題】摺動部に損傷を与えない程度に微小な固形異物まで捕捉可能でありながら低コストの内燃機関の潤滑装置を提供する。
【解決手段】エンジンの機関ブロック10に形成されたオイル通路30にフィルタ61を配置し、そのフィルタ61を通したオイルを、クランクジャーナル部17aを含む複数の摺動部に供給する内燃機関の潤滑装置において、機関ブロック10が、クランクジャーナル部17aに係合する給油穴51c付のクランクベアリング51aとの間にオイルホール54を形成する第1凹部53と、上流側通路部分35aに連通するオイルホール54のオイル導入口部54aでフィルタ61を定位置に保持する第2凹部55とを有し、フィルタ61が、上流側通路部分35aからオイルホール54に導入されるオイル中の固形異物をオイル導入口部54aで捕捉するように構成する。 (もっと読む)


【課題】フューエルカット時の潤滑油の消費量を低減しつつも、フューエルカットの実行中に燃焼室に対して供給されるガス量が要求されるものから大きく乖離することを抑制することのできる内燃機関の吸気制御装置を提供する。
【解決手段】この内燃機関の吸気制御装置は、外部から吸気通路に取り込まれて燃焼室に供給される新気の流量についてこれを調整するスロットルバルブと、機関本体から吸気通路に供給されるブローバイガスを含むPCVガスの流量についてこれを調整する電動のPCVバルブとを備え、フューエルカットが開始されることに基づいて、PCVバルブを閉弁方向に操作するとともにスロットルバルブを開弁方向に操作する制御手段を備える。 (もっと読む)


【課題】オイルの劣化性状を検出するオイル劣化センサを有するエンジンにおいて、悪路走行などによる損傷やオイルパンからのオイル洩れをなくす。
【解決手段】オイル劣化センサ11を設けるにあたって、シリンダヘッドからオイルパンへ5至るオイル落し通路7を利用し、前記オイル落とし通路7の下方開口部7aの下方で、かつオイルパン5のオイル液面8より上方にガイド部材12を設け、そのガイド部材12で流下するオイルを集約してシリンダ側方へ誘導(引出)し、そのガイド部材12で誘導されたオイルの落下点に前記オイル劣化センサ11の取付け部13を設け、前記流下するオイルにオイル劣化センサ11を接触させる。したがって、オイル6内にセンシング部を漬ける従来に対し、悪路走行などによる損傷やオイルパンからのオイル洩れなどの心配なく、センサの取付け自由度を高めて、確実にオイル6の劣化性状を検出できる。 (もっと読む)


【課題】 オイル還流通路へのブローバイガスの流入を防止することができるオイル循環装置を提供する。
【解決手段】 ブローバイガス通路(通路20、ブリーザチャンバ9)に介装されたオイルセパレータ(25)によって分離されたエンジンオイルをオイルパン3に還流させるオイル環流通路(第1〜第3オイル還流通路26,29,30、オイルドレンパイプ31)と、オイルポンプが設けられたオイル供給通路(オイルストレーナ41,オイル供給管44)とを備え、オイル供給通路の流入口43とオイル環流通路の流出口31aとは、常にオイルパン内のエンジンオイルに浸漬される部位に設けられ、オイル環流通路の流出口は、オイル還流通路の流出口に作用する吸気負圧が前記オイルポンプによる前記オイル供給通路への吸入圧より大きくなる位置に設けられたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ブローバイガスによりオイルが持ち去られることを抑制する。
【解決手段】内燃機関のクランクシャフトと連動して回転するバランスシャフト1の少なくとも一部を囲むハウジング2と、ハウジング2の上部に設けられるブローバイガスの進入口22と、ハウジング2の下部に設けられるブローバイガスの排出口23と、バランスシャフト1に設けられ該バランスシャフト1と共に回転し、進入口から排出口へ向けてブローバイガスを付勢する羽根16と、を備える。飛沫オイルをハウジング2の内壁に付着させた後に排出口23から滴下させる。 (もっと読む)


本発明は、クランクケース、クランクケースブリーザ、及び吸気系を有する内燃機関の稼動方法に関する。当該内燃機関の稼動方法では、内燃機関の潤滑油消費を低減するために、クランクケース内の圧力が、吸気系とクランクケースとの圧力差に応じて、大気圧に対して、最大−500mbar、特に、最大−300mbarまで、低減可能である。 (もっと読む)


【課題】傾斜等の車両の走行状態に拘わらず、オイルポンプがエアかみを起こすことなく駆動し、正常なオイル循環を維持できるエンジンを搭載した車両を提供する。
【解決手段】本発明は、エンジンのシリンダの中心線C1は、鉛直方向に対して60°以上の角度で傾斜している。クランク室33と回転体収納室との間をオイル流通可能に連通する第1のオイル連通孔96と、前記回転体収納室と前記トランスミッション室73との間をオイル流通可能に連通する第2のオイル連通孔95と、を備えている。前記第2のオイル連通孔95は、車両が、略水平に対して、前記シリンダ傾斜角の余角に略対応する所定角度だけ傾斜したときに、オイルパン100内のオイルを残留させうる位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】ポンプロス抑制に好適な車両用エンジンのバッフルプレートを提供する。
【解決手段】車両用エンジン内に設けられたクランク軸3と潤滑油を貯蔵するオイルパン5との間に設けられる車両用エンジンのバッフルプレート4であり、前記バッフルプレート4は、底板10と、底板10のクランク軸3に沿う両側の側辺から起立された側壁11と、各側壁11の上端から両側に張出したフランジ部13とより形成され、前記各側壁11には、バッフルプレート4の上部空間と下部空間とを連通させる開口孔としての油落し孔14が形成されている。 (もっと読む)


【課題】チューブを不要とでき、また、配置スペースの効率化、部品点数の削減、取付工数の低減、及びコスト低減が可能な、エンジンのブリーザ構造を提供する。
【解決手段】本発明は、エンジンのブリーザ構造を提供する。前記エンジンは、クランク軸を収納するクランク室2と、トランスミッションを収納するトランスミッション室3と、を有するクランクケース1を備えており、前記クランク室2とトランスミッション室3とを隔離する隔壁45、46、47が前記クランクケース1に一体に形成されており、前記トランスミッションのチェンジ操作機構9の上部を覆うチェンジカバー7が、前記クランクケース1の上端部に設けられ、前記隔壁と前記チェンジカバー7により、ブリーザ室4と、該ブリーザ室4に連通して下方に延びるオイル戻し通路5と、が形成されている。 (もっと読む)


【課題】Oリングが切欠き部に挟み込まれてしまうのを防止することができ、Oリングの損傷や切断を防止して、キャップ本体およびケーシングの内部のシール性能が低下するのを防止することができるキャップ部材を提供すること。
【解決手段】キャップ本体34の環状ネジ部35aの周方向の所定箇所に形成された切欠き部38と、切欠き部38を挟んで環状ネジ部35aに形成され、環状ネジ部35aから環状凸部36に向かって突出する一対の突起部39a、39bとを設け、キャップ本体34がケーシング14に装着されたときに、キャップ本体34およびケーシング14の内部をOリング37によって液密状態に保持する。 (もっと読む)


【課題】ガス流入口から導入されるブローバイガスのみならず、オイル排出口から侵入するブローバイガスからもオイル分を分離することができるフィルタ式気液分離装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フィルタ式気液分離装置1において、ケース2の上端にガス排出口3が設けられ、円筒部材4の下端にガス流入口6が設けられ、ケース2の下端の内周面2aと円筒部材4の外周面4aとの間にオイル排出口5が設けられる。フィルタエレメント7は、ガス流入口6とガス排出口3とを結ぶ経路の途中にその上側部7Aが配置されるとともに、オイル排出口5とガス排出口3とを結ぶ経路の途中にもその下側部7Bが配置される。これにより、ガス流入口6から導入されるブローバイガスのみならず、オイル排出口5から侵入するブローバイガスからもオイル分が分離される。 (もっと読む)


【課題】オイルに溶存している空気が脱離して発生した気泡が、オイル通路壁面に付着し成長して空気断熱層を形成することによって生じる、熱伝達率の低下を抑制する。
【解決手段】機関内部にオイル通路を有する内燃機関1において、オイル通路2b、22または機関内部でオイルと接する部位21のうち、オイルとの熱の授受を主な目的とする部位2a、20a、21a〜21cの少なくとも一部を、気泡が離脱しやすい表面性状とする。 (もっと読む)


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