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Fターム[3G023AB05]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 点火方法 (1,842) | 圧縮点火 (386)

Fターム[3G023AB05]に分類される特許

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【課題】全運転条件においてスモークの発生を低減させることができる直接噴射式内燃機関および直接噴射式内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジンシステム1は、摺動方向に平行する面から見て、インジェクタ28が噴射する燃料の噴霧軸線との成す角度が所定の角度αであるキャビティ12壁面の位置がインジェクタ28の燃料噴射孔に対応する周期で燃焼室内のスワール流方向に向かって変化するピストン11を有し、燃料の噴射時期に基づいてスワール流速を制御して、噴射燃料をスワール流方向に吹き流してピストン11のキャビティ12壁面の適切な位置に衝突させることで、燃料噴射時期が変化しても、噴射燃料がキャビティ12に衝突する衝突角をα以下に調節することができる。よって、全運転条件においてスモークの発生を低減させることができる。 (もっと読む)


【課題】予混合圧縮着火燃焼を行う場合に未燃HCを低減する。
【解決手段】予混合圧縮着火燃焼用の燃料噴射モードとしてスイーパー噴射モードを実行する場合には、シリンダ11内に燃料と空気との予混合気を形成して自着火させるために、まず圧縮行程にて各噴孔13aからピストン頂面12aの外周部、キャビティ部12bのリップ部12d、またはキャビティ部12bの内周壁面12cへ向けて燃料噴霧33を放射状に噴射するメイン噴射を行う。次に、キャビティ部12bの少なくともリップ部12d内側にリング状の輝炎45を形成するために、メイン噴射後に圧縮上死点より前にて各噴孔13aからキャビティ部12bの内周壁面12cへ向けて燃料噴霧43を放射状に噴射するスイーパー噴射を行う。 (もっと読む)


【課題】広範囲の運転領域にわたり安定して運転できる予混合圧縮着火燃焼方式の内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン制御装置100Aは、軽油又は軽油を含む混合燃料をエンジンに供給する燃料供給系130Aと、水素をエンジンに供給するガス供給系110と、水素添加濃度によって変化する複数の燃焼波形を予めデータとして有し利用する要求予混合ガス演算部533とを備えている。要求予混合ガス演算部533において、エンジンの状態に応じて熱効率が高くなる様に、複数の燃焼波形の中から適切な一つを選択し、燃焼波形に一致する様にエンジンに供給する水素添加濃度を決定することにより、PM及びNOxの生成量を低減することができるとともに、エンジンの熱効率を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】スートの発生量を低減したディーゼルエンジン用ピストンを提供する。
【解決手段】冠面3を凹ませて形成したキャビティ部11と、キャビティ部の入口部内径を絞って形成したリップ部12と、キャビティ部の中央部を隆起させて形成した突起部13とを有するリエントラント型燃焼室10が形成されたディーゼルエンジン用ピストン1を、燃焼室の容積をV、キャビティ部の最大内径をD1、リップ部の最小内径をD2としたときに、D1/V≧1.65かつD2/V≧1.47である構成とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮自己着火燃焼による燃費改善やNOx低減等の効果をより高める。
【解決手段】本発明の直噴エンジンは、先端に複数の噴射口を有した多噴口型のインジェクタ10を備えており、このエンジンの少なくとも一部の運転領域には、圧縮自己着火による燃焼が行われるHCCI領域Aが設定されている。そして、上記HCCI領域Aでは、有効圧縮比が約15以上に設定されるともに、上記インジェクタからの燃料の噴射圧力が50MPa以上に設定され、かつ、上記HCCI領域Aにおける所定の負荷域では、圧縮行程中を含む複数のタイミングで燃料を噴射する分割噴射が実行される。 (もっと読む)


【課題】圧縮自己着火エンジンにおいて、圧縮自己着火時における燃焼騒音を抑制することができ、圧縮自己着火領域を高負荷側へ十分に拡げることを可能する手段を提供する。
【解決手段】エンジンは、低回転・低負荷領域では、圧縮自己着火を行うHCCIモードで動作し、高回転領域又は高負荷領域では、火花点火を行うSIモードで動作する。HCCIモードでは、排気圧縮上死点付近に、吸気弁11と排気弁12とがともに閉じられるNVO期間が設けられ、NVO期間中に圧縮自己着火を促進するためのNVO噴射が行われる。HCCIモードにおいて、筒内圧力最大上昇率が閾値を超えたときには、この後の気筒サイクルでは、NVO噴射の燃料噴射量及び/又は燃料噴射時期を変更することにより圧縮時における筒内温度を低下させて、メイン燃料の自己着火を抑制する。そして、圧縮上死点より後に、ポスト燃料を、メイン燃料とともに自己着火するように噴射する。 (もっと読む)



【課題】主燃焼室内に噴射された液体燃料噴霧と空気との混合を制御して燃焼を制御し、燃料噴射の任意のタイミングにおいて、燃焼改善及びエミッションの低減を図ると共に燃焼効率や熱効率の向上を図ることができる副室式ディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】噴射された液体燃料を燃焼させる主燃焼室と、この主燃焼室の近傍に設けられ、小孔を介して主燃焼室と連通する小容量の副燃焼室と、主燃焼室に燃料噴射を行う主インジェクタと、主燃焼室の燃料噴射に連動させて副燃焼室内に燃料噴霧を行う副インジェクタと、副燃焼室に形成された燃料噴霧にレーザ光を照射して燃料噴霧をプラズマ化して着火するレーザ着火装置と、レーザ着火装置によって着火された副燃焼室内の燃料噴霧を燃焼させ、その時に発生する燃焼ガスを所定のタイミングで小孔を通って副燃焼室から主燃焼室内へ噴出させるように、レーザ着火装置によるレーザ光の照射タイミングを制御するタイミング制御装置を有することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】未燃炭化水素や粒子状物質の排出量を低減させることのできる直接噴射式エンジンのピストン構造を提供する。
【解決手段】ピストン10が凹部12の内周壁面12aおよび内底壁面12bの間にボール形断面の環状溝部14を有するとともに、複数の燃料噴霧軸線21cの近傍に位置する複数の第1断面領域と、複数の燃料噴霧軸線21cの中間近傍に位置する第2断面領域とで、凹部12が異なる断面形状を有しており、第1断面領域にて複数の燃料噴霧軸線21cが凹部12の内壁面12a、12dと燃料噴霧との衝突点を通る接線位置から離れる方向の第1衝突角α1が、第2断面領域にて複数の燃料噴霧軸線21cを含む円錐面21c´が内周壁面12aから離れる方向の第2衝突角α2より大きく、ボール形断面の環状溝部14が、第1断面領域にてボール形断面が大きくなるように深く、第2断面領域にて浅く形成されている。 (もっと読む)


【課題】吸気ポートから副燃料を供給するようにしたディーゼルエンジンにおいて、副燃料を吸気に均一に分散させて燃焼室に供給することにより燃焼効率の改善及び排気ガスの浄化向上を図れるようにする。
【解決手段】吸気弁6を介して燃焼室3に吸気7を供給する吸気ポート8と、排気弁一例を介して燃焼室3の排気ガス9を排出する排気ポート11と、燃焼室3に主燃料4を噴射する燃料噴射弁5とを有するディーゼルエンジンであって、吸気ポート8に副燃料口15を介して副燃料21aを噴射する副燃料噴射装置31を設け、副燃料噴射装置31は、副燃料供給装置19からの副燃料21aを加熱してガス化する燃料蒸発器20と、燃料蒸発器20からのガス燃料を保温して前記副燃料口15に導く加熱チューブ18とを有する。 (もっと読む)


【課題】HCCI方式のガソリンエンジンにおいて、燃料の安定な自己着火性を確保しつつ、自己着火燃焼時に筒内温度や筒内圧力が短時間内に急激に上昇することを抑制して、NOxの生成や燃焼ノイズの増大の問題を低減する。
【解決手段】排気上死点近傍において負のオーバーラップを行うと共に、吸気行程では、新気及び燃料でなる通常混合ガスG2とは別に、新気、燃料及び外部EGRガスでなる希釈混合ガスG3を気筒13内に導入し、圧縮上死点近傍において燃料が自己着火する前の気筒13内に、既燃ガスG1の量が他のいずれのガスG2,G3の量よりも多い第1領域R1と、第1領域R1と接触し、希釈混合ガスG3の量が他のいずれのガスG1,G2の量よりも多い第2領域R2と、第2領域R2と接触し、第1領域R1と接触しない、通常混合ガスG2の量が他のいずれのガスG1,G3の量よりも多い第3領域R3とを生成させる。 (もっと読む)


【課題】ディ−ゼルエンジンや代替燃料エンジンの問題を、新燃焼方式により抜本的に改善し、地球環境や人体にやさしい低公害ディ−ゼルエンジンや火花点火エンジンを構成しうる燃焼技術を提示する。
【解決手段】燃料を副室3において空気と予混合させ予混合燃料群とし主燃焼室に供給する予燃焼方式や過流式方式の特性を参考として、煤塵の発生を抑制する。又、予混合燃料群の噴出衝突エネルギ−の増大化を図り衝突拡散条件を強化する手段として副室3の容積部を副ピストン4の可動により可変し得る構成とした。即ち、予混合燃料群の衝突拡散条件を強化して空気利用率を高め熱損失を減ずる新しい燃焼システムを開発した。これにより、直噴ディーゼルの欠点である高圧噴霧拡散燃焼に因る炭化微粒子煤塵の発生原因が改善され高熱効率が得られ、従来直噴方式より劣るとされている予燃焼方式や渦流室燃焼方式や火花点火機関の熱効率と排気低公害性が改善される。 (もっと読む)


【課題】混合気の着火性向上効果を高めることができる圧縮着火エンジンの着火制御装置を提供する。
【解決手段】混合気をピストン12の圧縮作用によって自着火燃焼させる圧縮着火エンジン100の着火制御装置は、吸気ポート31Aに設けられ、混合気の着火性を高める着火促進剤を供給する供給手段50と、着火促進剤と燃焼室13内に残留する排気との混合を促進させる混合手段32Aと、吸気ポート31A内に着火促進剤が供給されるように供給手段50を制御する制御手段60と、を備える。 (もっと読む)


本発明は、圧縮天然ガス、水素、及びアンモニア等の気体燃料で圧縮点火でき、更に始動目的で、又は気体燃料が利用できないか又は消費されて長期の運転時間が必要とされる場合に、ディーゼル燃料を含む液体燃料で運転可能である、二元燃料圧縮点火エンジン及び方法に関する。自己点火温度が高い燃料の点火は、圧縮前の吸気充填に高温の排気ガスを再循環することで保証される。既存のエンジンは、エンジンヘッドを交換することで二元燃料エンジンとして運転できるよう改造できる。種々の実施形態が開示されている。 (もっと読む)


【課題】燃料の自着火性と混合気の当量比との組み合わせにより、筒内の異なる領域に着火性の異なる混合気を多段階に分布させて、燃焼騒音の抑制や熱効率の向上を図る。
【解決手段】燃焼室4の上部中心に、自着火性の異なる燃料を噴射する2つの燃料噴射弁12,13を、互いの噴霧流動が部分的に干渉する所定の間隔で設置する。各噴射弁から噴射された燃料は、基本的には互いに混ざりあうことなく異なる領域I−II,III−IVに分布するが、互いの流動噴霧が接近・干渉する領域I,IIIでは周囲の空気との接触が不足し、当量比が高くなる。従って、燃料自身の自着火性と混合気の当量比との組み合わせにより、筒内に自着火性の異なる4つの混合気の領域I〜IVを分布させることができる。 (もっと読む)


【課題】筒内混合気分布に基づく具体的な燃焼制御方法を提供する。
【解決手段】圧縮自己着火式内燃機関は、燃焼室内の混合気分布における平均自着火性と、自着火性不均一度合いとによって燃焼を制御する。これによって、燃焼騒音と熱効率および排気性能を両立する圧縮自己着火燃焼を実現することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】燃焼室内での燃料のオクタン価の分布を機関運転状態に適したものとする。
【解決手段】ピストン冠面に、吸気弁5と排気弁7の配列方向と直交する方向へ延びる稜線14を有する凸部13を形成する。高オクタン価燃料用燃料噴射弁11は、吸気弁側から排気弁側へ向けて斜め下方に燃料を噴射し、低オクタン価燃料用燃料噴射弁12は、排気弁側から吸気弁側へ向けて斜め下方に燃料を噴射する。各々の燃料噴射弁11,12は、早期噴射では、噴射された燃料が稜線14を越えて噴射弁設置側と反対側の領域へ飛翔し、後期噴射では、噴射弁設置側の領域へ向けて燃料が噴射される。従って、各々の噴射弁11,12の噴射量・噴射時期を機関運転状態に応じて制御することで、凸部13を挟んで吸気弁側の領域Rintと排気弁側の領域Rexhにそれぞれ適切な濃度・オクタン価の燃料を分布させることができる。 (もっと読む)


【課題】異なるオクタン価の燃料を燃焼室内で混合させることなく分布させる。
【解決手段】燃焼室の上部中心に2つの燃料噴射弁が配置され、各々の円錐形の噴霧は、噴霧角及び噴霧中心軸が同一である。所定のオクタン価成層モードでは、スワール制御弁により筒内にスワールSを付与した状態で、早期の噴射期間では低オクタン価の燃料Flを噴射し、後期の噴射期間では高オクタン価の燃料Fhを噴射する。低オクタン価燃料Flと高オクタン価燃料Fhとは、噴射時期の相違により異なる径方向領域に分布し、かつ、スワールSにより周方向に異なる領域に分布する。 (もっと読む)


【課題】燃焼効率の低下による熱効率の悪化を防止する。
【解決手段】低着火性燃料と高着火性燃料とを燃焼室8内で混合する第1の運転モードと、低着火性燃料と高着火性燃料を燃焼室8内の異なる空間に分けて分布させる第2の運転モードと、を有し、低着火性燃料の量が所定値を超えたときの負荷を境に、第1の運転モードと第2の運転モードを切り替える。これによって、第1の運転モードと第2の運転モードの最適な切り替え時期が設定され、熱効率の悪化を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高圧流体の供給導管に2重壁を不要とする。
【解決手段】例えば、クロスヘッド型大型ユニフロー式2サイクルディーゼルエンジンを次のように構成する。すなわち、前記エンジンは、それぞれ少なくとも1つの排気弁を有する複数のシリンダと、前記シリンダに隣接して前記エンジンの長手方向に延在し、前記排気弁を作動するためのカム軸が内部に配されるカム軸ハウジングと、各々前記カム軸上の対応するカムによって駆動される複数の油圧ピストンポンプと、開放方向に前記排気弁を動かすための油圧アクチュエータと、前記油圧ピストンポンプを前記油圧アクチュエータに接続する油圧導管と、前記エンジンの長手方向に沿って分布する複数の燃料駆動要素を有する電子燃料噴射システムと、前記電子燃料噴射システムの前記燃料駆動要素に、前記カム軸ハウジング内に配される供給導管を介して高圧流体を供給する高圧油圧システムとを有する。 (もっと読む)


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