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Fターム[3G023AB05]の内容

内燃機関燃焼法 (11,295) | 点火方法 (1,842) | 圧縮点火 (386)

Fターム[3G023AB05]に分類される特許

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【課題】インジェクタからキャビティに向けて噴射された燃料の噴霧がキャビティの壁面に沿って周方向に広がって隣り合う噴霧同士が干渉することによる燃料の過濃領域の形成を抑制し、且つ、噴霧からキャビティ壁面への熱損失を低減した内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】ピストン1の頂部に、上方に配置されたインジェクタ2から周方向に間隔を隔てて複数噴射された燃料の噴霧Fが衝突するキャビティ3を凹設した内燃機関の燃焼室構造であって、キャビティ3の壁面3xに、噴霧Fが衝突する部分に位置して、キャビティ3の内外方向に沿ったガイド突起4を複数設けて、噴霧Fが壁面3xに沿ってキャビティ3の周方向に広がることによる隣り合う噴霧F同士の干渉を抑え、ガイド突起4を断熱素材で形成して、噴霧Fから壁面3xへの熱損失を抑えた。 (もっと読む)


本発明は、燃焼エンジンシリンダ(2)内で往復移動するように配設されたピストン(3)であって、衝突領域の間の実質的な中間部において、前記往復移動に対して実質的に垂直な平面に、燃焼室内に突出し、且つ、火炎柱の運動エネルギを保存するように適合された滑らかな形態を有する突起(70)が配設され、前記隆起は、前記往復移動に対して垂直な平面において見たときに、左横腹部(80)と、頂部区間(81)と、右横腹部(82)とを含み、遷移区間(83)が、前記横腹部のそれぞれと、前記頂部区間との間に設けられ、前記遷移区間(83)は、流動損失を最小化するための偏向エッジ(71)を含む。 (もっと読む)


【課題】直接噴射式予混合圧縮自己着火エンジンからの排気物質を制限する方法を提供する。
【解決手段】圧縮ストローク中に燃料が注入される直接噴射式予混合圧縮自己着火エンジン内で、ASTM D613に準拠したセタン価或いはASTM D6890に準拠した相当セタン価が38.5以上50以下であり、総芳香族化合物含有量が28.7重量%以上44.7重量%以下であり、ASTM D86に準拠した90%蒸留度が314℃以上329℃以下である燃料を燃焼させ、該エンジンへの該燃料噴射タイミングを上死点前に設定することにより、排気物質を制限しながら前記直接噴射式予混合圧縮自己着火エンジンを動作させ、NOxの排気排出を20 ppm以下とさせることを特徴とする方法とする。
【選択図】図1
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本発明は、燃焼エンジンシリンダ(2)内で往復移動するように配設されたピストン(3)であって、前記衝突領域の間の実質的な中間部において、燃焼室内に突出し、且つ、火炎柱の運動エネルギを保存するように適合された滑らかな形態を有する第1形式の突起(60,70,81,140)が配設され、前記第1形式の突起は、前記噴射装置から見たときに、前記隆起の左横腹部(71)及び右横腹部(72)を含む。前記左横腹部は、前記右横腹部とは異なる形状に形成されることで、前記往復移動に垂直な平面において、前記左横腹部に向かって発達している火炎柱の移動を、前記右横腹部に向かって発達している対応する火炎柱とは異なるように方向変更する。 (もっと読む)


圧縮点火エンジンは、2または3以上の反応性を有する2または3以上の燃料混合気を使用し、燃焼のタイミングおよび期間を制御する。好適実施例では、低反応性燃料混合気が注入され、あるいは燃焼チャンバに導入され、これは、後続の注入が成される前、好ましくは十分初期に、チャンバ内で少なくとも実質的に均一に分布される。次に、高反応性燃料混合気による1または2以上の後続の注入が行われ、これらは、低反応性チャンバ空間内に、高反応性で分布することが好ましい。これにより、高反応性領域で燃焼が開始され、その後、低反応性領域がこれに継続する。混合気の反応性、その相対的な量、およびタイミングを適切に選定することにより、燃焼が調整され、制御された温度(および制御されたNOx)で、制御された平衡比(および制御されたスート)で、最適なパワーアウトプット(および燃料効率)が得られる。
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【課題】内燃機関停止の状態で、燃料噴射弁や燃料ポンプを含む燃料噴射経路におけるエマルジョン燃料の主燃料への置換を効率よく行うことを課題とする。
【解決手段】エンジン100は、切替弁8によってエマルジョン燃料と主燃料とを切り替える。エンジン100は、切替弁8の下流側に配設された燃料ポンプ9、燃料ポンプ9内への燃料の吸入量を調整する吸入調量弁9a、9b、燃料ポンプ9の下流側に配設された燃料噴射弁11、燃料噴射弁11のリターン燃料が流通するリターン経路13を通じて主燃料を燃料噴射弁11側に圧送する燃料置換ポンプ4、エンジン100の停止状態において燃料ポンプ9を駆動するアクチュエータ22、燃料回収経路20を通じて燃料ポンプ9及び燃料噴射弁11から流出した燃料を回収し貯留するエマルジョン燃料貯留部17、燃料回収経路20内の燃料の流通を遮断する三方弁21を備える。 (もっと読む)


【課題】燃焼室の容積を変えることなく、中央突起部周辺において燃焼に寄与する空気を確保することができ、良好な燃焼を生起することのできる直接噴射式ディーゼルエンジンの燃焼室構造を提供すること。
【解決手段】直接噴射式のディーゼルエンジンにおいて、ピストン8頂面に凹設された燃焼室1の中央突起部14を、円錐部14a、第1円錐台部14b、第2円錐台部14c、第3円錐台部14dから構成し、斜面に凹部16a、16b及び凸部18a、18bを形成する。 (もっと読む)


【課題】アイドリングストップ後にエンジンを始動(再始動)するに際して、加熱や保温のためのエネルギを別途必要とすること無く、エンジンの始動を補助或いは促進することが出来るエンジンの始動補助装置の提供。
【解決手段】例えば、排気弁(30)の弁体(32)の中心線(32C)に沿って蓄熱用突起(34)が設けられ、ピストン(14)のキャビティ(C)の内壁面(CW)に切欠部(40)が形成され、切欠部(40)は、ピストン(14)の圧縮上死点近傍位置で蓄熱用突起(34)が収容される位置に形成され、且つ、燃料噴射装置(燃料噴射ノズル22)から噴射された燃料が到達する位置に形成されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ディーゼル・エンジンのための燃料噴射方法、特に、シリンダ周囲に接線方向に配置された複数の噴射ノズルを有する、対向ピストン原理により作動するディーゼル・エンジンのための燃料噴射方法に関するものである。
【解決手段】噴射ノズルの幾何形状配置により、および、噴射量および時間的噴射過程ルの個別制御により、ほぼ均一な混合過程が達成される。 (もっと読む)


【課題】エンジン負荷の増加に呼応して予混合燃焼モードの領域内の上限負荷域に突入したときに、レール圧の増加遅れに起因して一時的に通常燃焼モードに切り換えられるのを防止し、もって、予混合燃焼モードの領域が縮小する事態を回避できると共に、燃焼モードの頻繁な切換に起因してエンジン運転が不安定になる現象を未然に防止できるディーゼルエンジンの燃焼制御装置を提供する。
【解決手段】上限負荷域への突入時に、レール圧の目標値を一時的に増加補正することで実際のレール圧を迅速に追従させ(S12,14)、突入後に波状アクセル操作が行われると、上限領域内のレール圧の目標値として高圧側の増圧オフセットレール圧を適用してレール圧を高め(s12,16)、これにより上限負荷域での通常燃焼モードの実行を防止する。 (もっと読む)


【課題】燃料噴霧と空気との混合性能を低下させることなく、ピストンへの熱損失を低減して熱効率を向上できる内燃機関の燃焼室構造を提供する。
【解決手段】シリンダ4に摺動自在に内嵌するピストン5の頂面5aに、シリンダ軸X方向に直交する径が開口端5f側へ向けて小さくなるキャビティ5eを形成し、キャビティ5eがシリンダヘッド3に面するリエントラント型の燃焼室10を構成するエンジンEの燃焼室構造において、ピストン5における燃焼室10を画定する内壁面のうち、円弧断面形状壁面5cにおけるキャビティ5eの最大径部5mよりも円錐状壁面5d側に、燃焼混合気の流れに沿う複数のディンプル11を形成する。 (もっと読む)


【課題】制御の複雑化を抑制しつつ、燃焼モード切換時に、スパイクNOx等の排ガス悪化を抑制し、過渡運転時の排ガスを最適化することのできるディーゼルエンジンの燃焼制御装置を提供すること。
【解決手段】通常燃焼モード及び予混合燃焼モードの切換時には、吸気酸素濃度が、第1所定濃度A未満である場合は予混合燃焼モードマップM2に基づく目標MFB角度に、第2所定濃度B以上である場合は通常燃焼モードマップに基づく目標MFB角度に、第1所定濃度A以上第2所定濃度B未満の場合は予混合燃焼モードマップに基づく目標MFB角度と通常燃焼モードマップに基づく目標MFB角度とを吸気酸素濃度に応じて補間した目標MFB角度に設定する。 (もっと読む)


【課題】 有害排出ガス成分の低減を実現した圧縮着火内燃機関を提供する。
【解決手段】 基準噴孔数Nr(8)、基準アスペクト比Ar(4.2)、基準噴射圧Pcr(180MPa)の場合の総合空気利用率を1とし、噴孔数Nを10としてアスペクト比Aと噴射圧Pcとを増大させた場合とについて、総合空気利用率比を算出した。その結果、噴孔数Nを10とするとともに、アスペクト比Aを4.5、噴射圧Pcを200MPaとすることにより、総合空気利用率を略20%改善させることができ、NOxやスモークの大幅な低減を実現できた。また、スワールレシオを1.4とすることで、ポンピングロスの低減による燃料消費率の向上を実現できた。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関に関し、断熱性能を向上させた構造部材を備える内燃機関を提供することを目的とする。
【解決手段】排気通路22の内壁に隣接して断熱材26が配置されている。高温の作動ガス(排気ガス)は、断熱材26が形成する流路に沿って流れている。断熱材26は、平均粒径が0.1〜3μmのMSS(球状メソポーラスシリカ)粒子26aの各粒子が接合材26bを介して粒同士が密集した状態で積層されている。MSS粒子26aには、平均孔径1〜10nmのメソ孔26cが無数に形成されている。 (もっと読む)


【課題】低HC及び低燃費な予混合圧縮着火燃焼を実現する燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】圧縮行程において、燃料噴射弁2は、−28°ATDCの直後に、1回燃料を噴射する。この噴射の直後、この噴射と重なり合わない程度に近接して2回目の燃料の噴射を行う。尚、2回目に噴射された燃料の量は、必要なトルクを出すために必要な燃料の量から1回目に噴射された燃料の量を差し引いた残りの量であり、1回目に噴射された燃料の量よりも多い。続いて、燃料噴射弁2は、−18°ATDCの直後に、燃料を1回噴射する。このとき噴射される燃料の量は、−28°ATDCのタイミングでの1回目に噴射される燃料の量の約2倍程度であり、かつ、2回目に噴射される燃料の量よりも少ない。 (もっと読む)


本発明の目的は、少なくとも1個の圧縮機シリンダと、少なくとも1個の作動シリンダと、圧縮燃料を圧縮機シリンダから作動シリンダへ誘導する少なくとも1個の圧力管路を備える軸方向ピストンモータの効率を向上させることである。これを目的として、軸方向ピストンモータは環状のカバーを有する少なくとも1個の圧縮機シリンダ入口弁を備える。 (もっと読む)


本発明の目的は軸方向ピストンモータの効率を向上させることである。これを目的として、軸方向ピストンモータは、少なくとも1個の圧縮機シリンダと、少なくとも1個の作動シリンダと、圧縮燃料を燃焼室を介して圧縮機シリンダから作動シリンダへ誘導する少なくとも1個の圧力管路とを備える。燃焼室から作動シリンダへの燃料流は制御駆動により駆動される少なくとも1個の制御ピストンにより制御され、制御ピストンは、燃焼室と逆方向の側において、制御駆動により供給される力に加えて燃焼室圧力と逆方向の相殺力を受ける。 (もっと読む)


【課題】低速圧縮点火2サイクルエンジン内のピストンシリンダライナユニット用の動作パラメータを定める方法を提供すること。
【解決手段】低速圧縮点火2サイクルエンジン内のピストンシリンダライナユニット用の動作パラメータを定める方法は、シリンダライナから全ての断熱要素を除去するステップと、ターボ過給器の前の過給気の温度と相対湿度、および冷却器の後の過給気圧力、ならびにエンジンルーム内の大気圧を測定するステップと、冷却器の後の過給気の露点の温度を決定するステップと、給気の温度が露点よりもわずかに高く維持されるために、入口における空気冷却水の最小温度を決定するステップと、シリンダライナの当接面の温度を連続的に監視するステップと、シリンダライナの当接面の温度がシリンダオイルの引火点の温度より低く保たれるように、入口のシリンダ冷却水の温度を調整するステップとを含む。 (もっと読む)


本発明は、ピストンによって少なくとも部分的に区切られる燃焼室、第1の燃料のための第1の燃料供給、および第2の燃料のための第2の燃料供給を包含しており、かつ前記第1の燃料供給が前記燃焼室のところまたはその中に、および/またはそれの取入れ口ポートのところまたはその中に配置されるディーゼル−タイプの複式燃料内燃エンジンにおける2つの動作モードの間の選択を行なう方法に関し、前記エンジンが2つの異なる動作モードを有し、それら両方の動作モードが、前記燃焼室内および/または前記取入れ口ポート内において前記第1の燃料の予混合を行なうステップ、前記第1の燃料を含むチャージを前記第2の燃料の自然着火が可能になる状態まで圧縮するステップ、前記燃焼室内への前記第2の燃料の第1の噴射を実行して前記第2の燃料の自然着火を開始し、それによって前記第2の燃料の自然着火後の前記燃焼室内に残留する燃料の燃焼のための状態を開始するステップ、を包含し、それにおいて、前記第1の動作モードが、前記残留する燃料の均質な着火および燃焼によって特徴付けられ、前記第2の動作モードが、前記残留する燃料の予混合火炎伝播燃焼によって特徴付けられ、前記方法が、さらに、前記第2の燃料の前記第1の噴射において噴射される前記第2の燃料の量および/または前記第2の燃料の前記第1の噴射のタイミングを調整して、前記第1および第2の動作モードの間における選択が達成されるように前記第2の燃料の自然着火の後における前記燃焼室の温度および圧力をコントロールするステップ、を包含する。本発明はさらに、ディーゼル−タイプの複式燃料内燃エンジンに関する。 (もっと読む)


本発明は、ピストン(D)を内蔵する1つのシリンダ(H)と、バルブ(I、I)によって上記シリンダ(H)から分離された、少なくとも2つの分離燃焼室(1、2)とを備え、また、上記シリンダに共に開く吸気弁(Sz)及び排気弁(K)を備え、さらに、クランクシャフトを備えた内燃機関(M)に関するものであり、各々の燃焼室(1、2)は、それらの間に短時間の休止期間を伴う数回の部分噴射によって燃料を各々の燃焼室の中へ噴射できる、少なくとも1つの燃料噴射ノズルにより提供される。
分離燃焼室(1、2)を備えた内燃機関(M)の上記室(1、2)の中で、修正および制御された自己着火を実現するための本発明に従った方法は、次の手順からなる。
上記クランクシャフト(T)が720度回転した後、上記バルブ(I、I)の開放と閉鎖の間の継続的な期間において上記室(1、2)の中へ燃焼用空気を供給する方法で、上記シリンダ(H)の圧縮容積(V)からバルブ(I、I)によって分離された上記燃焼室(1、2)における基本的な燃焼過程を含んでいる燃焼過程を設け、
さらに、
上記クランクシャフト(T)の所定角度変位(△φ)ごとに個別に起こる燃料の部分噴射(bi)によって、上記クランクシャフト(F)を少なくともさらに720度回転させた後の、上記バルブ(I、I)の閉鎖と開放との間の継続的な期間に、上記燃焼過程を設ける。
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