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Fターム[3G301KA24]の内容

Fターム[3G301KA24]に分類される特許

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【課題】吸気を過給する過給機20と、過給された吸気を冷却するインタークーラ12とを備えたエンジン1において、過給圧の高くなる中、高回転域(I)で異常燃焼を抑制するとともに、過給圧の不足しがちな低回転域(II)でエンジン出力を確保する。
【解決手段】所期の過給効果が期待できる中、高回転域(I)では、過給により吸気の充填効率を高めつつ、インタークーラ12により冷却して吸気温度の上昇を抑え、さらにミラーサイクル化によって有効圧縮比を低下させることで、異常燃焼を抑制しながら十分な高出力を得る。そうして異常燃焼を抑制できることから、過給エンジン1であっても従来までのように幾何学的な圧縮比を低めに設定する必要がない。よって、あまり過給効果を期待できない低回転域(II)においてはミラーサイクル化を行わず、相対的に高めの有効圧縮比とすることで、エンジン出力を確保する。 (もっと読む)


【課題】異常燃焼を抑制するための制御の応答遅れにかかわらず異常燃焼を確実に抑制する。
【解決手段】本発明のエンジンの制御装置は、低回転かつ高負荷寄りの異常燃焼危惧領域PAで、異常燃焼の発生を左右する所定の制御量を変化させる抑制手段(例えばバルブタイミング制御手段71)と、自動変速機30の状態変化に基づく回転速度の低下により、エンジンの運転状態が異常燃焼危惧領域PAに移行することを予測する予測手段73とを備える。そして、上記予測手段73により異常燃焼危惧領域PAへの移行が予測されると、上記抑制手段(71)は、上記異常燃焼危惧領域PAへの実際の移行に先立ち、上記所定の制御量(例えば吸気弁9の閉時期)を変化させる制御を開始する。 (もっと読む)


【課題】 自着火が発生しない範囲で目標ゲージ圧をより高く設定し、特に低負荷領域からの中負荷領域へ移行する運転状態において、応答性を向上させることができる吸気制御装置を提供する。
【解決手段】 吸気弁のリフト量を変更することにより吸入空気量を制御するリフト量制御領域RLFTにおける目標ゲージ圧PBGACMDを、機関回転数NEに応じて設定する。すなわち機関回転数NEが低い低回転運転状態では、機関回転数NEが低下するほど上限ゲージ圧PBGALMTHが低くなるように設定し(S36)、目標ゲージ圧PBGACMDが上限ゲージ圧PBGALMTHを超えないようにリミット処理を行う(S37,S38)。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の暖機後の低回転低負荷時における燃焼安定性や燃費の悪化を防止でき、内燃機関の運転性能の向上を図ることの可能な内燃機関の可変動弁装置を提供する。
【解決手段】スプリット可変機能を有するカム位相可変機構を備えた内燃機関の可変動弁装置において、内燃機関の運転が所定の極低回転低負荷域にあるときには、第2の吸気バルブの閉弁時期が最遅角位置となる位相よりも進角側(S1)に第2の吸気カムの位相が制御される。 (もっと読む)


【課題】本発明は、内燃機関の制御装置に関し、冷間始動時にアルコール混合燃料を筒内に直接噴射する場合に、空燃比フィードバック制御を安定化させ、THC排出量を低減できる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】燃料中のアルコール濃度が上記E%より低い場合や、冷間始動時でない場合、エンジン10は通常処理がなされる。一方、冷間始動時において、燃料タンク40内のアルコール濃度が約20%よりも高い濃度として予め定めたE%以上の場合、運転動作線を高トルクかつ低エンジン回転数側に変更する制御を実行する。これにより、筒内に流入する新気量を増加させ、充填効率を上昇させて圧縮端温度を上昇させることができる。したがって、燃料の気化を促進でき、未気化燃料を低減できるので、空燃比フィードバック制御を安定化させて全炭化水素(THC)排出量を低減できる。 (もっと読む)


【課題】低速走行中等に発生する車両のぎくしゃく感の解消ないし緩和を図る。
【解決手段】アクセル開度θが閾値以下であることを燃料カット開始条件の一つとしている内燃機関の燃料カット制御において、アクセル開度θの単位時間当たりの変化量または変化速度Δθ/Δtが所定値Aを下回っている場合には、前記閾値を、そうでない場合における前記閾値θ2よりも小さい値θ1に設定することとした。これにより、低速走行中のようにアクセルペダルを軽く踏み続けている際の燃料カット開始頻度が低下し、燃料カットの頻発に伴うぎくしゃく感の発生を回避することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】各気筒の回転変動のばらつきと燃焼状態のばらつきを効果的に低減し、振動抑制と排ガス性能を両立させる。
【解決手段】本発明に係る多気筒内燃機関の燃料噴射制御装置は、各気筒の回転変動のばらつき量を検出し、この回転変動のばらつき量に基づき各気筒の燃料噴射量を補正する第1の補正手段と、各気筒の筒内圧パラメータのばらつき量を検出し、この筒内圧パラメータのばらつき量に基づき各気筒の燃料噴射量を補正する第2の補正手段とを備える。第1の補正手段による補正と第2の補正手段による補正とを、内燃機関の運転領域毎に切り替えて実行する。これら補正をそれぞれに適した運転領域で実行することができ、振動抑制と排ガス性能を両立させることができる。 (もっと読む)


【課題】共振判定時のエンジン制御の精度を向上して車両に発生する振動・騒音を精度良く抑制する。
【解決手段】所定条件が成立した状態で回転変動を伴うエンジン回転速度Nの変化速度が所定値よりも小さくなる時に、例えば平均Nが閾値1よりも低下し且つ変動回転速度ΔNが閾値2よりも増大したと判定された所定条件の成立状態で瞬間Nの微分値(|d瞬間N/dt|)或いは平均Nの微分値(|d平均N/dt|)が零乃至零近傍の制御時期判定閾値(閾値3)よりも小さくなる時に、エンジン14の回転変動強制力が抑制されるので、エンジン回転速度Nの変化速度が所定値よりも大きくなる時と比較して、エンジン14の回転変動強制力を抑制する共振判定時のエンジン制御が振動・騒音を発生させるエネルギが小さな略一定の時期にて精度良く実施される。 (もっと読む)


【課題】吸気弁の閉弁時期を早閉じ範囲と遅閉じ範囲とに設定し、該閉弁時期の遅閉じ範囲と早閉じ範囲との間の移行中にスロットル弁を絞る場合に、その移行中に内燃機関のトルク過渡応答性が低下するのを抑制する。
【解決手段】応答速度判定工程において判定される吸気閉弁時期可変機構の応答速度が所定速度以上であることが確認される前では(ステップS56の判定がNOであるとき)、各気筒サイクルにおいて、遅閉じ範囲内および早閉じ範囲内のうちのいずれか一方の範囲内で吸気弁を閉じ(ステップS55)、応答速度が所定速度以上であることが確認された場合には(ステップS56の判定がYESであるとき)、機関運転状態に応じて遅閉じ工程、早閉じ工程および運転領域移行工程を実行する(ステップS60)。 (もっと読む)


【課題】吸気弁の閉弁時期を早閉じ範囲と遅閉じ範囲とに設定し、該閉弁時期の遅閉じ範囲から早閉じ範囲への移行中にスロットル弁を絞る場合に、開き気味のスロットル弁開度に設定することができるようにして、ポンプ損失を出来る限り低減する。
【解決手段】機関運転状態が第1運転領域から第2運転領域へ移行するときに、吸気弁の閉弁時期が遅閉じ範囲から早閉じ範囲へ移行し且つスロットル弁が一時的に閉方向に作動する運転領域移行動作が生じるようにするとともに、動力伝達装置による機関速度低下動作(シフトアップ)の要求が有ると判定したとき(ステップS73の判定がYESであるとき)において、前記運転領域移行動作終了の判定がなされている場合(ステップS74の判定がNOである場合)に、機関速度が低下するように動力伝達装置を制御する(ステップS75)。 (もっと読む)


【課題】吸気弁の閉弁時期を早閉じ範囲と遅閉じ範囲とに設定し、該閉弁時期の遅閉じ範囲から早閉じ範囲への移行中にスロットル弁を絞る場合に、開き気味のスロットル弁開度に設定することができるようにして、ポンプ損失を出来る限り低減する。
【解決手段】内燃機関の要求トルクが、第1所定トルク以上である状態から、該第1所定トルク以下に設定された第2所定トルクを超えて低下するときに、機関速度が所定量以上低下する可能性を判定し、前記可能性が所定レベルよりも低いと判定したとき(ステップS66の判定がNOであるとき)、吸気弁の閉弁時期が遅閉じ範囲から早閉じ範囲へ移行し且つスロットル弁が一時的に閉方向に作動するようにし(ステップS68の進角遷移モードMTR-Aにし)、前記可能性が前記所定レベル以上であると判定したとき(ステップS66の判定がYESであるとき)、吸気弁の閉弁時期が遅閉じ範囲に留まるようにする。 (もっと読む)


【課題】低回転高負荷領域でも燃焼変動を抑制できる燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射バルブ118を備えた火花点火式内燃機関EGの燃料噴射制御装置11において、吸気行程の中期から後期の期間に第1回目の燃料噴射を行うとともに、圧縮行程の前期から中期の期間に第2回目の燃料噴射を行う制御信号を前記燃料噴射バルブへ出力する。 (もっと読む)


【課題】 パイロット噴射量の制御をより精度よく行う。
【解決手段】 本発明の燃料噴射量制御装置は、熱発生率算出手段と、最大ピーク取得手段と、パイロット噴射量補正手段と、を備えている。最大ピーク取得手段は、熱発生率算出手段によって算出されたクランク角毎の熱発生率に基づいて、1サイクル中の熱発生率の最大ピーク値と、当該最大ピーク値に対応するクランク角である最大ピーク位置と、を取得する。パイロット噴射量補正手段は、前記最大ピーク取得手段による取得結果に基づいて、パイロット噴射量を補正する。 (もっと読む)


【課題】排気過給機を備える内燃機関において、排気過給機による排熱の回収および吸気弁の閉時期の遅角化による幾何圧縮比の増加により、ノッキングの発生を抑制しながら燃費性能の向上を図る。
【解決手段】内燃機関は、吸気弁の閉時期Icを最大進角閉時期Iacと最大遅角閉時期Ircとの間で機関運転状態に応じて制御する可変バルブタイミング装置と、排気過給機による過給圧を制御する過給圧制御装置とを備える。機関運転状態が高負荷であるとき、過給圧制御装置は、過給圧を、吸気行程での吸気時平均圧力が排気行程での排気時平均圧力よりも高くなる設定過給圧に制御し、かつ、可変バルブタイミング装置は、吸気弁の閉時期Icを、最大進角閉時期Iacよりも遅角した所定閉時期Ipcまたは最大遅角閉時期Ircにする。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の制御システムの構成部品とは別の特別なデバイスの装着なしにエアフロメータの故障診断を可能とする。
【解決手段】内燃機関の制御システムの一般的な構成部品であるスロットルバルブ25の開度を検出するスロットル開度センサ26と、吸入空気の圧力を検出する吸気圧センサ27とが有する吸入空気量を間接的に計測できる特性を利用し、スロットル開度センサ26や吸気圧センサ27が間接的に計測した吸入空気量と、エアフロメータ21が直接計測した吸入空気量とを比較することで、エアフロメータ21の故障を診断する。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射装置におけるフィルタの目詰まりを正確に検出する。
【解決手段】高圧ポンプ7に供給される燃料の流量を制御する調量弁9と、燃料経路に配置されたフィルタ6とを備え、高圧ポンプ7に供給される燃料量の目標値である供給燃料量目標値に基づいて調量弁9を制御する燃料噴射装置において、供給燃料量目標値が通常よりも大きくなった場合は、内燃機関が低速・低負荷運転状態のときに供給燃料量目標値を再度算出し、供給燃料量目標値の増加分が少ないときはフィルタ6の目詰まりが発生していると判定し、供給燃料量目標値の増加分が多いときはフィードポンプ8の異常と判定する。 (もっと読む)


【課題】EGR装置を備えた内燃機関においてEGR通路をガスが逆流することを抑制する技術を提供する。
【解決手段】内燃機関の排気通路と吸気通路とを連通するEGR通路と、前記EGR通路の接続部より上流側の吸気通路に設けられたスロットル弁と、前記EGR通路を介して排気の再循環が行われ且つ機関負荷が所定負荷以下である運転条件下において、前記スロットル弁の開度を所定開度以上の開度まで開弁する要求を伴う制御要求があった場合に、当該制御要求における目標の機関負荷よりも軽負荷且つ目標の機関回転数よりも高回転数の運転状態となるように前記内燃機関の制御を行う制御手段と、を備える。 (もっと読む)


【課題】吸気バルブや吸気ポートの開口部周りにおけるデポジットの堆積を低減することができるエンジンの燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】吸気バルブ31の開閉時期を可変に制御する可変動弁装置200と、燃料を吸気通路30内に噴射する通路内噴射用噴射弁51とを備え、吸気バルブ31の開閉時期の制御によって吸気量を調整するエンジン100の燃料噴射制御装置において、通路内噴射用噴射弁51によって燃料を供給する場合に、吸気バルブ31の閉弁時期を跨いで燃料を噴射するように通路内噴射用噴射弁51を制御する制御手段60を備える、ことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】圧縮自己着火エンジンにおいて、圧縮自己着火時における燃焼騒音を抑制することができ、圧縮自己着火領域を高負荷側へ十分に拡げることを可能する手段を提供する。
【解決手段】エンジンは、低回転・低負荷領域では、圧縮自己着火を行うHCCIモードで動作し、高回転領域又は高負荷領域では、火花点火を行うSIモードで動作する。HCCIモードでは、排気圧縮上死点付近に、吸気弁11と排気弁12とがともに閉じられるNVO期間が設けられ、NVO期間中に圧縮自己着火を促進するためのNVO噴射が行われる。HCCIモードにおいて、筒内圧力最大上昇率が閾値を超えたときには、この後の気筒サイクルでは、NVO噴射の燃料噴射量及び/又は燃料噴射時期を変更することにより圧縮時における筒内温度を低下させて、メイン燃料の自己着火を抑制する。そして、圧縮上死点より後に、ポスト燃料を、メイン燃料とともに自己着火するように噴射する。 (もっと読む)


【課題】エンジンの自動停止によるエンジン回転降下期間中に再始動要求が発生したときに、エンジン回転速度に応じた適正な再始動制御を行うことができるようにする。
【解決手段】エンジン回転速度Ne が第1の回転速度領域(Ne >N1 )で再始動要求が発生したときには、スタータによるクランキングを行わずに燃料噴射を再開してエンジンを再始動させる。第2の回転速度領域(N1 ≧Ne >N2 )で再始動要求が発生したときには、ピニオンの回転速度をリングギヤの回転速度に同期させた後にピニオンをリングギヤに噛み合わせてスタータによるクランキングを開始してエンジンを再始動させる。第3の回転速度領域(N2 ≧Ne >N3 )で再始動要求が発生したときには、ピニオンをリングギヤに噛み合わせた後又はその噛み合わせの途中にピニオンを回転させてスタータによるクランキングを開始してエンジンを再始動させる。 (もっと読む)


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