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Fターム[3J044BB39]の内容

ピストン、ピストンリング、シリンダ (7,336) | 表面被覆・表面処理 (934) | 表面粗さの調整 (67)

Fターム[3J044BB39]に分類される特許

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【課題】組合せオイルコントロールリングにサイドレールの単独回転を防止する機能を付与しその機能を長期間持続させる。また、フレッティング疲労に対する対策も提供する。さらに、低張力の組合せオイルコントロールリングにおいても、サイドレールの単独回転を防止できる組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】上下二枚のサイドレールと、それらの間に介在し内周部に前記サイドレールの内周面を押圧する耳部を有するスペーサエキスパンダよりなる組合せオイルコントロールリングにおいて、前記耳部のサイドレール押圧面に略軸方向に延長する凹凸部を有し、前記凹凸部の凸面が角部を含む構成とする。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルコントロールリングにサイドレールの単独回転を防止する機能を付与しその機能を長期間持続させる。さらに、低張力の組合せオイルコントロールリングにおいても、サイドレールの単独回転を防止できる組合せオイルコントロールリングを提供する。
【解決手段】上下二枚のサイドレールと、それらの間に介在し内周部に前記サイドレールの内周面を押圧する耳部を有するスペーサエキスパンダよりなる組合せオイルコントロールリングにおいて、前記耳部のサイドレール押圧面に略軸方向に延長する凹凸部を有し、前記凹凸部の断面を略台形波形形状とする。 (もっと読む)


【課題】ピストンピンの摺動性を向上できるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン10は、ピストン本体1と、コンロッド20の小端孔22に摺動可能に挿入されるピストンピン2と、ピストン本体1に設けられピストンピン2が摺動可能に挿入されるピン孔6が形成されたピンボス部4と、を備えている。ピストンピン2の外周面2aのピン孔摺動領域R1は、互いに独立した形状で且つ規則的に配設された複数の凹部を有し、ピストンピン2の外周面2aのコンロッド摺動領域R2は、凹部が配設されていない滑面を有している。このピストン10では、ピン孔摺動領域R1の凹部により、ピストンピン2とピン孔6との接触面積を小さくしつつ油溜まり効果を好適に発揮できるのに加え、コンロッド摺動領域R2の滑面により、当該コンロッド摺動領域R2は面圧が比較的高いことに適応できる。 (もっと読む)


【課題】スカート部とシリンダ内面の摩擦抵抗を低減させ、燃費を向上させることが可能なピストンを提供する。
【解決手段】本発明は、シリンダ内面12に沿って摺動する際、スカート部6の中央に高面圧部14が発生し、高面圧部14の両側に低面圧部15が発生する内燃機関用ピストン1であって、複数の部分のうちの高面圧部14には、水平溝16が設けられ、複数の部分のうちの低面圧部15には、高面圧部14側に向かって下傾し、水平溝16の端部に接続される傾斜溝17が設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ブレーキ用ピストンに求められる強度、剛性、耐久性に加え、ピストン表面粗さ等の諸条件を満足した上で、軽量性をさらに改善するとともに、熱伝導率を低下させることによりブレーキ特性の悪化を防止する。
【解決手段】マグネシウムの含有率が5〜23質量%、他の含有金属及び不可避的不純物の含有率が、いずれもアルミニウムに対する固溶限未満であって、残部Alからなる組成のアルミニウム合金でブレーキ用ピストンを形成し、好適には、該ブレーキ用ピストンの熱伝導率を110〜40W/(m・K)とするとともに、アルマイト処理後の表面粗さを3.6μmRz以下とした。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンのリング溝に装着され、シリンダライナあるいはシリンダの内壁面と摺動する内燃機関用ピストンリングであって、ピストンリングの外周摺動面のうち、ピストンリングのバレル幅領域には、微小な凹部が複数形成されており、バレル幅領域において凹部が形成されていない凹部非形成領域の面積が、凹部形成前のバレル幅領域の全面積を100%としたときの20〜85%の範囲内であり、バレル幅領域の軸方向切断面のすべてには、凹部非形成領域が存在している。 (もっと読む)


【課題】シリンダ・ピストン摺動構造及び該ピストン・シリンダ摺動構造において、シリンダの表面あらさを適正にし、ピストンリングの耐摩耗性を改善することにより、シリンダ、ピストン間の相対的なフリクションを低減する。
【解決手段】スカート3aを有するピストン3と、ピストン3を潤滑油を介して摺動自在にかつ往復動自在に収容するシリンダ2と、ピストン3の外周面に円周方向に沿って張設されるピストンリング5、6、7とを備えたシリンダ・ピストン摺動構造において、シリンダ2は筒形に形成され、ピストンリング5、6、7はシリンダ2の内面2aに潤滑油を介して相対的に摺動し得るリング状に形成されており、シリンダ2のピストンリング5、6、7との摺動面が鏡面に形成され、ピストンリング5、6、7の摺動面には非晶質硬質炭素皮膜11が形成される。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の気筒内で往復動するとき、広い摺動面積を確保することを可能にするピストンを提供する。
【解決手段】本発明に係る内燃機関用ピストンには、外周面16に断面円弧状の突出部20を有する条痕18が形成される。条痕18の突出部20の断面における突出部20の先端部20aの曲率半径は、該条痕18の溝部22の断面における該溝部22の深部の曲率半径よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】内燃機関の爆発行程時にピストンがピストンピンを中心にして回転し、シリンダに衝突し、シリンダから受ける反力に対応するようにスラスト、反スラスト方向のトップランド高さを、ピストンピン方向におけるトップランドの高さより高くすると共に、この高い部分の形状がスラスト、反スラスト方向視において山形形状として、トップランド部の高さを最小限に抑制して軽量且つコスト低減を図ると共に、未燃HCの排出量の抑制効果を得ながら強度を確保したピストン得る。
【解決手段】ピストンピン51の軸線と直交する方向に位置する第1トップランド部53をシリンダ側13からの反力に応じて他の部位である第2トップランド部54より厚くすると共に、ピストン5の外周に沿った方向へ滑らかに傾斜した山形形状として、シリンダ13と、トップランド52とのクレビス部23容量を最小限にする。 (もっと読む)


本発明は、ピストンリング(1)、特に圧縮ピストンリングに関するものであり、滑り面(2)、上部及び下部フランク領域(4)、内周領域(3)、及びプッシャ(5)を具え、ピストンリングの厚さ(D)は、その円周全体にわたって見て均一に設計され、少なくとも滑り面はPVDまたはCVDコーティングを有し、滑り面層(6)は、プッシャ付近の円周領域(7, 8)では、滑り面(2)の残りの円周領域より小さい層厚(51)を有する。
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【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンが内壁面を摺動するシリンダであって、ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、凹部内周面の少なくとも一部には、銅系金属及びフッ素樹脂のいずれか一方又は双方が含有されてなるか、又はリン酸塩皮膜処理がされてなる、表面処理層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】内壁面に凹部が設けられたシリンダに最適であり、低摩擦性、耐摩耗性、耐スカッフ性に優れたシリンダとピストンの組み合わせを提供すること。
【解決手段】 シリンダを、その内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部が形成されており、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が1〜80%の範囲内であり、かつ、当該行程中央部領域における、シリンダ周方向の全ての断面には、前記複数の凹部のうち少なくとも一つの凹部が形成されており、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部が形成されていないシリンダとし、ピストンを、前記シリンダの内壁面を摺動し、ピストンにおけるピストンスカート部は、その表面の十点平均粗さRzが6μm以下であるピストンとする。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム合金製シリンダブロックとの相互の界面での密着性をより安定的に向上させ、且つ熱伝導効率を向上させるアルミニウム合金等で鋳包みに使用される鋳鉄製のシリンダライナ等に適用可能な溶射皮膜付鋳鉄部材の提供を目的とする。
【解決手段】上記課題を達成するため、当該鋳鉄部材は、炭素が3.2〜4.4wt%、ケイ素が0.8〜2.6wt%、マンガンが0.1〜2.4wt%、硫黄が0.001〜0.2wt%、リンが0.01〜0.6wt%残部が鉄及び不可避的不純物からなる組成の鋳鉄部材で構成され、この鋳鉄部材の表面に、厚さ5μm〜160μmの溶射皮膜を備え、且つ、当該溶射皮膜形成後の溶射面の表面粗さRaが4μm〜170μmとして、アルミニウム材マトリックスとの密着性及び熱伝導性を向上させたことを特徴とした鋳包み用溶射皮膜付鋳鉄部材を採用する。 (もっと読む)


【課題】ピストンリングが摺動する領域において、ピストンリングとシリンダの内壁面との往復動摩擦を低減することができるシリンダを提供すること。
【解決手段】ピストンリングを備えるピストンが内壁面を摺動するシリンダにおいて、前記シリンダの内壁面のうち、前記ピストンの上死点における最下位のピストンリングのリング溝の下面位置から、前記ピストンの下死点における最上位のピストンリングのリング溝の上面位置までの間の領域である行程中央部領域に複数の凹部をシリンダの軸方向に所定の間隔をもって形成し、前記間隔を、シリンダ内壁面を摺動するピストンリングの中で、その外周摺動面のシリンダ軸方向長さが最も小さいピストンリングの外周摺動面のシリンダ軸方向長さよりも小さくし、前記行程中央部領域の面積を100%としたときの、全凹部の面積の合計が15〜70%の範囲内とし、前記シリンダの内壁面の、前記行程中央部領域以外の領域には前記凹部を形成しない。 (もっと読む)


【課題】オイルシール機能と摩擦力低減機能とを共に向上させるオイルリング本体を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】オイルリング本体2と、このオイルリング本体2と同一径のリング状スペーサ11とを交互に配し、シリンダ軸方向からみて、当該オイルリング本体2を構成する第1レール及び第2レールと当該リング状スペーサ11とを密着させて、その外周が略真円となるように治具の回転軸に整列固定させる配列ステップと、当該オイルリング本体2を構成する第1レール及び第2レールと当該リング状スペーサ11の外周面に研磨部材を押圧した状態で、オイルリング本体2と当該リング状スペーサ11とを交互に整列固定した当該回転軸を駆動させ、当該第1レール及び第2レールのシリンダライナ内壁面と接触する外周摺動面の接触領域の円周端部を面取り加工するR加工ステップとを備える。 (もっと読む)


【課題】ピストンとコンロッドとの連結構造において、面圧を下げることができる構造を提供することを課題とする。
【解決手段】第1球面85は中央に球状凹部121が存在するため、小端部24は、点D、Dで接触する。すなわち、従来、小端部と第1球面とは点接触であったものが、本発明によればリング状の線で接触する。これで、接触時の面圧を大幅に減少させることができる。また、第2球面91に非接触面123が加えられたので、小端部24との接触点Cは、図上方へ移動する。この結果、軸線119から接触点Cまでの距離L2は十分に大きくなる。接触長さ(2π・L2)は大きくなり、点Cにおける面圧(ピストンに加わる力を接触長さで割った値)は小さくなる。 (もっと読む)


【課題】ピストンがシリンダライナー内に配置されシリンダ軸線の方向に往復作動するピストン式燃焼機関、特に緩速2ストローク式大型ディーゼル機関のシリンダライナーのシリンダ壁に滑走面を形成する機械加工方法を提供する。
【解決手段】シリンダライナー素材を設ける段階および切削工具によるシリンダ壁2の切削段階を含み、微細機械加工段階にてシリンダ壁2に円周方向毛管61のある毛管状微細構造6を形成し、前記毛管状微細構造6がシリンダライナー3のシリンダ軸線4に沿って螺旋状に伸長されるようにする機械加工方法に関するものである。本発明による機械加工方法の特徴は、毛管状微細構造6が実質的に保持されるように、交差方向機械加工方法によって毛管状微細構造6の円周方向毛管61の間に交差方向連結部を形成するものである。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性および耐焼き付き性に優れ、且つ、摩擦ロスの小さいシリンダブロックおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるシリンダブロックは、摺動面101を有するシリンダ壁103を備え、シリコンを含むアルミニウム合金から形成されたシリンダブロックである。本発明によるシリンダブロックは、摺動面101に複数のシリコン結晶粒1、2を有し、摺動面101の十点平均粗さRzJISおよび切断レベル30%における負荷長さ率Rmr(30)は、摺動面101の上側1/4の部分101aにおいて、摺動面101の下側1/4の部分101bにおいてよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】ショットブラスを要せずに、ボア面の上死点を含む上側領域と下死点を含む下側領域に、それらの間の中間領域と異なる窪みを形成するためのボア面加工方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るシリンダボア面の加工方法は、シリンダブロックのシリンダ孔の内周面に多数の窪みが分布する表層を形成する表層形成工程と、表層が形成された内周面のうち上死点を含む上側領域と上側領域から離間しており下死点を含む下側領域に高圧の液体を噴射する粗面化工程を含んでいる。表層形成工程によって予め多数の窪みを形成しておき、その窪みに高圧の水を噴射することによって、窪みの周縁が集中的に削られて窪みが拡径される。この方法は、非機械加工による窪みの形成とウォータージェットによって、ショットブラストのように微粒子を用いることなく、ボア面の上側領域と下側領域に中間領域とは異なる窪みを形成することができる。 (もっと読む)


【課題】ピストン上昇行程時のオイルを掻き上げない機能とピストン下降行程時のオイルを掻き落とす機能との両立を向上する。
【解決手段】ピストン3に設けられたリング溝に受容されたアウタリング16とプレートエキスパンダ17とによりピストンリングを構成し、リング溝の底面13aとプレートエキスパンダとの互いに接触する部分に高摩擦係数の摩擦材18を塗布する。ピストン上昇行程と下降行程との間でエキスパンダの張力変化に摩擦材の影響によるヒステリシスが生じる。これにより、ピストン下降行程時にはエキスパンダの張力増大によりアウタリングが付勢されるためオイルの掻き落とし能力が向上し、ピストン上昇行程時には下降行程時に対してエキスパンダの張力低減によりオイルを掻き上げないようにすることができ、燃焼室へのオイル流入を減らしてオイル消費量を低減できる。 (もっと読む)


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