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Fターム[3J044EA03]の内容

Fターム[3J044EA03]に分類される特許

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【課題】 軽量化が要望されるディスクブレーキ用のカップ状ピストンにおいて、強度を高め、軽量化することか可能なピストンとその製造方法を提供する。
【解決手段】 ディスクブレーキ用の、外周部に溝を有するカップ状ピストンにおいて、該ピストンの外径をd1、内径をd2、側壁部の肉厚をt1とし、溝部の最小肉厚をt2、溝部の最大肉厚をt3とするとき、a=(d2/d1)で示される定数aが0.85以下であって、t2はt1の0.5〜1.0倍、t3はt1の0.9倍以上、t2部の断面中心硬さ(HV)がt1部の硬さ(HV)の1.1〜1.3倍以上であることを特徴とする軽量ピストンであり、鋼棒を冷間鍛造にてカップ状部品にカップ成形した後に、さらに冷間鍛造にてカップ状部品開口部に圧縮加工を加えピストンの溝部に該当する位置の肉厚を厚くする。その後、スピニングにて溝部を成形する。 (もっと読む)


【課題】複数のピストンリング本体を連続加工でき、ピストンリング本体がシリンダボアに対する高い追随性を有するピストンリング本体製造方法の提供。
【解決手段】素材2に対して引き抜きによる塑性加工工程(塑性加工装置8)、スリット形成工程(スリット形成装置12)、通油孔形成工程(通油孔形成装置14)、曲げ加工工程(巻き取りロール6)、切断加工工程を連続して実行するのでピストンリング本体の生産性が高い。スリット形成工程により形成されるスリット形状は台形であるので曲げ加工工程で各種の曲率を適用してもスリットの開口部が閉じない。このため曲げ加工工程での曲率の自由度が高く、径の異なる各種のシリンダボアに適合しやすい。特にスリットの形状は曲げ加工工程後に両内面が略平行となるので、適度でかつ十分な密度のスリットをピストンリング本体の内周側に形成する設計が可能となる。このためシリンダボアに対する追随性が高い。 (もっと読む)


【課題】ピストンとシリンダ内壁面との往復動摩擦を低減させるとともに、当該低減効果を維持することができるピストンリングを提供すること。
【解決手段】ピストンのリング溝に装着され、シリンダライナあるいはシリンダの内壁面と摺動する内燃機関用ピストンリングであって、ピストンリングの外周摺動面のうち、ピストンリングのバレル幅領域には、微小な凹部が複数形成されており、バレル幅領域において凹部が形成されていない凹部非形成領域の面積が、凹部形成前のバレル幅領域の全面積を100%としたときの20〜85%の範囲内であり、バレル幅領域の軸方向切断面のすべてには、凹部非形成領域が存在している。 (もっと読む)


【課題】組合せオイルリングのサイドレールとスペーサエキスパンダの固着を防止する。
【解決手段】上下一対のサイドレール11,12と、それらの間に配置するスペーサエキスパンダ13とを備え、前記スペーサエキスパンダ13は軸方向及び周方向に離間して周方向に交互に多数配置された上片14及び下片15と、隣接する上片14と下片15とを連結している連結片16と、前記上片14と下片15の内周側端部に起立形成され、サイドレール11,12を押圧するための耳部17,18とを有している組合せオイルリング10において、前記上片14の上面と下片15の下面の少なくとも一方の面に溝19,20が形成され、前記溝19,20が連通する貫通孔17a,18aが前記耳部17,18に形成されている。 (もっと読む)


【課題】2ピース形の組合せオイルリングに簡単な構成で回り止め機能を付与する。
【解決手段】上下2本のレール13,14を柱部15で連結した断面略I字形のオイルリング11と、このオイルリング11を半径方向外方に押圧付勢するコイルエキスパンダ12とからなる組合せオイルリング10において、回り止め突起21がオイルリング11の上面4b及び下面4aの少なくとも一方から軸方向外側に突出し、この回り止め突起21はオイルリング11の内周端部に加工により一体に形成され、ピストン1のリング溝4面に形成した凹部23に挿入可能である。 (もっと読む)


【課題】組付作業性が良く、加工も容易なピストンを提供することである。
【解決手段】上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、ピストンロッド2に連結されるピストン1であって、複数の通路13,14とピストンロッド2が挿通される挿通孔18が設けられる底部11と底部11外周から立ち上がる筒部12を有して外周にピストンリング17が装着される外側ピース10と、円盤状であって複数の通路21,22とピストンロッド2が挿通される挿通孔24を有する内側ピース20とを備えてなり、内側ピース20を筒部12に嵌合して外側ピース10の底部11に積層し内側ピース20と外側ピース10の双方の通路13,14,21,22を連通させたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】リング成形時にクラックが入る原因を突き止めると共に、クラックの入らないピストンリング用ワイヤを提供する。
【解決手段】ピストン外周のリング溝に装着されるピストンリングの素材であるピストンリング用ワイヤであって、リング成形により外周となる側面、特に最外周摺動部においてリング成形前の残留応力が圧縮応力、好ましくは30〜80MPaの圧縮残留応力を有するピストンリング用ワイヤとする。中でも2ピース形のオイルリングに代表される断面形状が略I形、または略H形のワイヤに有効である。
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【課題】優れた鍛造性と、鍛造後の高温における優れた機械的特性とを備えるピストン用のアルミニウム合金及びピストンの鍛造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金は、7〜17重量%のSi、0.5〜3重量%のCu、0.4〜1.5重量%のMg、0.6〜1.2重量%のMn、0.8〜3重量%のNi、0.05〜0.3重量%のZr、0.15〜1.0重量%のFe、不可避的不純物を含むアルミニウム合金を、12〜50℃/秒の冷却速度で凝固させた鋳造体で、DASが2〜18μmである。0.01〜0.3重量%のTiを含んでもよく、0.01〜0.3重量%のSbまたは0.005〜0.1重量%のBeを含んでもよい。ピストンの鍛造方法は、前記鋳造体に対して、200〜240℃の温度で、20〜45%の加工率の予備加工を施して鍛造用アルミニウム合金素材を形成し、該鍛造用アルミニウム合金の再結晶温度を超える温度で鍛造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】本発明は、真円度に優れた鋼製2ピース組合せオイルリングの新たな製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
通油孔を有しない鋼製2ピース組合せオイルリング用線材をコイリング成形し、鋼製2ピース組合せオイルリング本体のコイル状リング集合体にした後、その状態のまま窒化処理又は/及びPVD処理を行い、少なくとも外周面に窒化層や窒化クロム皮膜の耐摩耗性層を形成し、その後、通油孔を形成して、鋼製2ピース組合せオイルリング本体とする鋼製2ピース組合せオイルリングを製造する。 (もっと読む)


【課題】ピストン素材の鍛造において、ピンボス部におけるしわの発生を抑制する。
【解決手段】ランド部の裏面側にピンボス部が突設されたアルミニウム合金製ピストン素材(1)を製造する方法であって、一次素材(2)を15%以上の据え込み率で冷間据え込み加工して予備成形品(3)を成形する予備成形工程と、前記予備成形品(3)を加熱して再結晶させる熱処理工程と、熱処理した予備成形品(3)を熱間鍛造加工し、ランド部からピンボス部を立ち上がらせる成形を行ってピストン素材(1)を成形する本成形工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】シリンダボアの内周面に潤滑油の保持性に優れ、容易に形成することができる潤滑油保持部を設ける。
【解決手段】先ず、シリンダライナ1の内周面1Aに、金型の円筒状の凸部を押付けて環状溝3を形成する。次に、環状溝3の中心に金型の円錐状の凸部を押付け、塑性変形によって円錐状の凹部4を形成する。このとき、環状溝3の内周縁部が径方向外側に押出され、押出し部5によって環状溝3の開口部が窄められて、溝内部に開口部よりも径方向に広がったオイル溜り7が形成される。このようにして、潤滑油保持部2を容易に成形することができる。そして、環状溝3の開口部を窄めたことにより、潤滑油を保持する溝の容積を大きくしつつ、溝から流出する潤滑油の量を抑えることができるので、潤滑油の保持性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】線材の製造における生産性が低下せず、線材の強度が低下したり溶融部が線材に付着したりといった不良部が発生しない断面略H字型である極細の2ピース型オイルリング用異形線材の製造方法を提供する。
【解決手段】軟化熱処理工程A1、冷間伸線加工工程B、冷間異形加工工程C、油孔の打ち抜き加工工程(穿孔工程)D、冷間異形加工工程E、オイルテンパー工程Fとからなり、冷間異形加工工程Cと冷間異形加工工程Eの間で穿孔工程DDを行う。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造によって、肉欠け、および「かぶり」の欠陥を容易に防止し、形状および寸法精度の良いピストンなどの製品を、確実に熱間鍛造できる鍛造金型およびピストン鍛造金型を提供する。
【解決手段】金型1のキャビティC近傍に、先端が位置する冷却水循環用の冷却孔6、およびヒータHが挿入されるヒータ用孔8を配置している鍛造金型1。更に、追ってピストンPのピンボスbとなるキャビティC部分の近傍に上記冷却孔6の先端が配置されると共に、追ってピストンPのスカート部sとなるキャビティC部分の近傍に上記ヒータ用孔8の先端が配置されている、ピストン鍛造用金型1も含まれる。 (もっと読む)


【課題】熱間鍛造によって、例えば、ピストンのスカート部などのような薄肉の隆起部分における肉欠け、およびピンボス部などのような厚肉の隆起部分における「かぶり」の発生を確実に防止できる鍛造方法およびピストンの鍛造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金からなるブランクB0の表面b1において、係る表面b1のうち鍛造時にメタルフローFが比較的生じにくい製品の隆起部分となる部分表面f1,f2に潤滑油jを塗布する塗布工程と、雌型10におけるキャビティCの底面14に、上記部分表面f1,f2に潤滑油jが塗布された上記ブランクB0をセットするセット工程と、上記雌型10のキャビティC内に、雄型15を進入させ、係る雄型15の凹部18,19を含む底面17の形状と反対の反転形状を、上記ブランクB0の表面b1側に成形する鍛造工程と、を備える、鍛造方法。 (もっと読む)


【課題】低コストで良好な密着性を確保するに好適な内燃機関のピストンピンの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】薄肉の金属筒1の内周に、多層の繊維部材を熱硬化性樹脂で相互に接着して結合することにより形成した繊維強化合成樹脂の筒状体2を前記熱硬化性樹脂が完全硬化させる前に挿入し、次いで、前記筒状体2の貫通穴内に耐熱性のある材料で形成した弾性体5を挿入し、前記弾性体5を軸方向両側若しくはいずれか一方から圧縮することによりその外径を拡径させて前記筒状体2を内側から拡径させて、筒状体2の外周を金属筒1に内側から圧接させ、前記筒状体2が内周に圧接された金属筒1を加熱炉10に入れて外周側から加熱してその熱硬化性樹脂を加熱硬化させて、筒状体2を金属筒1に一体的に接着するようにした。 (もっと読む)


【課題】低コストで良好な密着性を確保するに好適な内燃機関のピストンピンの製造方法及び製造装置を提供する。
【解決手段】ワークWにおける筒状体2の貫通穴内にマンドレル5を挿入し、マンドレル5の軸心C2をワークWの軸心C1から偏心させて、マンドレル5を筒状体2の貫通穴内面に押付ける。そして、その偏心状態を維持しつつ、マンドレル5若しくはワークWのいずれかをワークWの軸心C1周りに回転(公転)させることにより、前記貫通穴内面に対してマンドレル5を摩擦により転がり接触させ、マンドレル5を筒状体2内面に対して自転させる。これにより、ワークWにおける筒状体2は、円周方向へ展伸されつつ半径方向外側へ拡径され、その外周が金属筒1の内面へ密着される。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成でライナとクローズドデッキ構造のウォータジャケットとを有しており、剛性が高く且つ安いコストで容易に成形することができる構造のシリンダブロックを提供する。
【解決手段】本発明のシリンダブロック1は、ボア孔Hの内周面に配設されるライナLと、このライナの径方向外側に配設されるウォータジャケットWJとを備えてなるもので、円筒状部材2の端部が折り返すように曲げ加工されることにより、ライナLとなるライナ部20の一端部または両端部にウォータジャケットWJを構成し得る空洞部21が一体に形成されており、この円筒状部材2をシリンダブロック成形材料3で鋳包んでなるものである。 (もっと読む)


【目的】冷却液を良好に流通させることのできる環状空洞部をもつ高品質の内燃機関用ピストンを効率よく製造する方法を提供する。
【構成】ピストン本体1を構成するクラウン部2とスカート部3を個別に形成する。その両者2,3を接合して一体化する前に、クラウン部2の底部には環状空洞部6と成すための環状溝61と該環状溝の開口縁に連なる環状の凸条62とを形成しておく。そして、その凸条62を加圧して環状溝61の開口部61A側に屈曲せしめる。これにより、環状溝61の開口部61Aを閉鎖して環状空洞部6を形成した後、当該クラウン部2とスカート部3とを接合一体化してピストン本体1を得る。 (もっと読む)


本発明は、ピストンシリンダ装置用のピストン(10)、特に緩衝ピストンに関し、周面(13)を有するピストン本体(11)と、外周面(15)と内周面(16)と第1周囲面(17)と第1封止リップ(19)とを有する封止カラー(12)とを備え、前記ピストン本体の前記周面(13)の周囲に延び、前記周面の少なくとも一部を軸方向に覆うピストンであって、前記第1周囲面は、前記2つの周面を封止カラーの第1端において互いに接続し、前記第1封止リップは、前記第1周囲面および前記外周面により規定され、前記第1封止リップは、周方向に均一に構成されている。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関に用いられるものであって、特に2つの部品で構成された組立式ピストン(3)に関する。このピストン(3)は、上側ピストン部品(1)と下側ピストン部品(2)とを備えている。本発明は、上側ピストン部品(2)が下側ピストン部品(3)とねじ部(4)によって接合されることを特徴とする。 (もっと読む)


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