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Fターム[3J048BF20]の内容

防振装置 (35,941) | 質量体ダンパー (1,172) | その他 (20)

Fターム[3J048BF20]に分類される特許

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【課題】従来の制振装置に較べて減衰量を増大して、制振効果を向上させる建築物の制振装置を実現する。
【解決手段】ワイヤ6、建築物4に設けられた減衰器7及び2組の滑車群11、12を備え、ワイヤ6の途中にワイヤ6と建築物4の相対的な移動量に応じた減衰力を生じる減衰器7を介装し、ワイヤ6の両端側を、それぞれ滑車群11、12を介して張設し、両端部は、建築物4の左右に固定し、ワイヤ6の両端側は、それぞれ固定した端部から、滑車群11、12を構成する複数の滑車16〜18間を蛇行するように往復して張設され、減衰器7に向けて延びている。 (もっと読む)


【課題】片持ち梁の振動を低減させ得る有効適切な振動低減機構を提供する。
【解決手段】片持ち梁7(片持ち小梁7b)の基端に両端支持梁(小梁4)の一端が接合され、片持ち梁の振動が両端支持梁に伝達されてそれらが同期して振動可能とされ、両端支持梁の中間部を支持する支持部材(付加梁10)が両端支持梁と相対振動可能に設けられて、支持部材と両端支持梁との間にそれらの相対振動により作動する回転慣性質量ダンパー14が介装されてなる。回転慣性質量ダンパーと支持部材とにより構成される付加振動系の固有振動数を制振対象の主振動系の固有振動数に同調させる。回転慣性質量ダンパーと支持部材との間に介装した付加ばねのばね剛性の調整により付加振動系の固有振動数を調整可能とする。 (もっと読む)


【課題】係止部材の固定部材への当接による打音の発生を回避しつつ、係止部材の頭部が軸直角方向で大型化するのを防止乃至は軽減することができる、新規な構造のダイナミックダンパを提供すること。
【解決手段】係止部材48の頭部56の最大幅寸法(W1 )が係止孔30の最大開口寸法(A)よりも大きくされていると共に、係止部材48の表面における頭部56の突出角部64の位置が、突出角部64を係止孔30の開口縁部70に係止させて係止部材48を傾動させた際における突出角部64の係止部位と対向位置する開口縁部72への頭部56の外側当接部76の位置に対して、係止部材48のマス部材12からの突出方向で離れている。 (もっと読む)


【課題】建物全体としての制震効率を向上させることができるうえ、ダンパー数量を少なくすることで、コストの低減が図れ、維持管理が容易になる。
【解決手段】側面視で建物2の対角方向に交差させた状態でワイヤ3が張設され、ワイヤ3の両下端3a、3aが建物基部2aに固定され、ワイヤ3の上端どうしが建物頂部2bに支持された滑車6に巻き掛けられるとともに建物2に固定された回転慣性質量ダンパー4を介して連結されてなり、ワイヤ3の交差部Tには、対角二方向に延びるそれぞれのワイヤ3b、3cを摺動可能に挿通させるとともに、挿通孔の内側に減衰機構を有する減衰スリーブ5を設ける構成とした。 (もっと読む)


【課題】構造体が損傷することを回避することが可能な接合部の制振構造を提供する。
【解決手段】互いに接合しようとする2つの部材、及び、前記2つの部材を重ね合わせた部位を圧接する圧接力を付勢する圧接力付勢部材を有し、前記2つの部材が相対移動するときに発生する第1の減衰力により前記相対移動を抑制する相対移動抑制機構と、前記相対移動に係る直線移動動作を、回転動作に変換して前記第1減衰力を打ち消す方向に力を付与する運動変換機構と、を有する。 (もっと読む)


【課題】磁気回路を構成するバックヨークの一部を省略し、これにより小型で設計自由度の高い磁気式多重動吸振器を提供する。
【解決手段】磁気式多重動吸振器は、制振対象物1に固定された固定部構造体3と、固定部構造体3の上部及び下部に固定部バックヨーク8を介して固定された上部及び下部の固定部磁石列9と、固定部構造体3の内部に設置された非磁性体からなる第1可動部構造体15と、固定部磁石列9と対向するように第1可動部構造体15の上部及び下部に固定された上部及び下部の第1可動部磁石列19と、第1可動部構造体15の内部に設置された非磁性体からなる第2可動部構造体18と、上部及び下部の第1可動部磁石列19と対向するように第2可動部構造体18に固定された第2可動部磁石列20と、上部及び下部の第1可動部磁石列19と第2可動部磁石列20との間の隙間に配置された導体板25と、を有する。 (もっと読む)


【課題】部材と部材との結合部での並進方向および回転方向の振動を低減することで部材間での振動の伝達を低減する。
【解決手段】結合部21を挟むように(囲むように)2つの動吸振器31が配置されている。よって、結合部21において、被加振部材11と被伝達部材14の並進方向の振動だけでなく、結合部21まわりの回転方向の振動が低減する。したがって、被加振部材11と被伝達部材14との間での振動の伝達を低減できる。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構成で免震・制振性能を最適化するのに適したしたマスダンパーまたは構造体に設けられる免制振機構を提供しようとする。
【解決手段】
従来のンスダンパーにかわって、外周面に長手方向に沿って所定のリードを持つ螺旋状の溝である螺旋溝を設けられた軸体である直動軸と、前記螺旋溝に倣って案内される回転体と、前記回転体を回転自在に支持するフレームと、を備え、前記直動体と前記回転体とが前記長手方向に相対変位するときにが相対変位に対応して前記直動軸の直動変位と前記回転体の回転変位との比が変化する様になった、ものとした。 (もっと読む)


【課題】減衰部材の固有振動数を相対的に大きくでき、かつ、その減衰部材の固有振動数の調整を容易におこなうことができる振動騒音低減構造を提供する。
【解決手段】減衰部材8を固定部材4により振動可能に支持し、その固定部材4を制振対象物1に固定した振動騒音低減構造において、固定部材4は、減衰部材8を両持ち梁の状態で支持する構成であり、かつ、この固定部材4が単一の部品で構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】重りの振動抑制機能を高めることができるとともに、車両衝突時に重りが室内側に移動するのを抑制できる車両用ダイナミックダンパを提供する。
【解決手段】
重り28の重心を通るよう形成された貫通孔28a内に挿入されたゴム部材29と、該ゴム部材29内に挿入され、前記貫通孔から軸方向外方に突出するカラー部材32と、該カラー部材32内に挿入された締結部材30とを有し、前記ゴム部材29は前記貫通孔28aの内周面に固定され、該ゴム部材28の内面に前記カラー部材32が固定されており、前記カラー部材32の一端部は前記締結部材32により前記車体側部材11に固定されており、前記重り28には、該重りの周囲に配置されたラジエータ37が車両衝突時に移動して当たったときに、衝突荷重を逃がす傾斜面28cが形成されている。 (もっと読む)


【課題】振動機器からの複数の周波数に対応する動吸振器が互いに干渉しないように、同じ設置位置で複数の周波数の振動を同時に低減できるコンパクトな動吸振器を備えた振動低減部材を提供すること。
【解決手段】折り返しの形状を有し線対称となるように形成される板状の第1振動体2と、前記線対称方向に直交する方向において第1振動体2に対向するように第1振動体2に対して対称に形成される板状の第2振動体3とを備え、第1振動体2と第2振動体3とで一対の動吸振器を形成した振動低減部材1。 (もっと読む)


【課題】工業生産性を確保しつつ、減衰性能の更なる向上を図ることが出来る、新規な構造の制振装置を提供することを、目的とする。
【解決手段】制振すべき振動部材に取り付けられる中空の密閉構造とされたハウジング12に対して、非接着で飛び跳ね変位可能に独立マス部材14を収容配置すると共に、振動が入力された際に、独立マス部材14がハウジング12に対して飛び跳ね変位し、振動入力方向の両側でハウジング12に対して弾性的に打ち当たるようにした打ち当たり型の制振装置において、独立マス部材14の外面28,32,32とハウジング12の内面22,34,34との隙間30,36,36に粉体38を介在せしめた。 (もっと読む)


【課題】大きな付加質量を必要とせず、設置位置に対する制約や設置箇所数も少なく、高層建物等の多層構造物に適用して充分な振動低減効果が得られる有効な振動低減機構とその諸元設定方法を提供する。
【解決手段】多層構造物の任意の層に、層間変形によって作動して錘の回転により回転慣性質量Ψを生じる回転慣性質量ダンパー1を設置するとともに、該回転慣性質量ダンパーと直列に付加バネ2を設置し、回転慣性質量と付加バネとにより定まる固有振動数を、構造物の固有振動数に同調させる。 (もっと読む)


【課題】構造の簡素化を図ることができ、広範囲の周波数の振動を低減し得るようにしたマルチモードダンパを提供する。
【解決手段】パネル6(振動部材)に、ゴム板1(板状部材)の中央部をパネル6の振動方向に対して傾斜した状態に取付ける。パネル6が振動した時に、ゴム板1の中央部がパネル6の振動と同期して自由振動する。このとき、ゴム板1は、中央部がパネル6の振動方向に対して傾斜した状態に取付けられていることから、中央部から両端部に向かって波打つように弾性変形し、ゴム板1には、様々な周波数で多数の曲げモードが発生する。これにより、パネル6の振動がゴム板1の多数の曲げモードの固有振動数にて共振することにより低減され、良好な制振効果が発揮される。 (もっと読む)


【課題】 本発明は2方向の振動成分を吸収することを課題とする。
【解決手段】 動吸振器30は、Yテーブル24に取り付けられる取付ベース32と、取付ベース32上に摺動可能に載置されるX方向用錘34と、X方向用錘34と交差するように対向配置され、Y方向に摺動可能に設けられたY方向用錘36と、取付ベース32上に起立する支柱38とを有する。さらに、動吸振器30は、支柱38の側面とX方向用錘34との間を連結するX方向用バネ部材40と、支柱38の側面とY方向用錘36との間を連結するY方向用バネ部材42とを有する。各バネ部材40,42は、板バネからなり、支柱38に対する固定位置を変更するバネ力調整機構50によりバネ定数を調整される。このバネ部材40,42は、夫々支柱38に対する錘34,36の相対変位量に応じて撓み、撓み量に応じたバネ力を錘34,36に付与すると共に、バネ力の反力を支柱38に作用させる。 (もっと読む)


【課題】機械式バネやゴム、空気バネ等の、弾性体のバネ定数によらないで、上下振動の長周期化を実現し得る、低コストで、実現容易な上下免震装置を提供する。
【解決手段】免震対象構造物1を、鉛直方向に弾性的復元力を発揮する鉛直免震部13を介して、その下方の支持構造物2で支持することにより、免震対象構造物1の上下振動を軽減する上下免震装置において、免震対象構造物1の質量を増やしたり、鉛直免震部13の弾性的復元力を小さくすることなく、見かけ上の質量を負荷することにより、免震対象構造物1の支持剛性を保持したまま振動固有周期を長周期化し、地震の揺れに対し免震対象構造物1の揺れをより追随しないようにする。 (もっと読む)


【課題】 マス部材の共振周波数を調整して最適な制振効果を得ることのできる制振装置を提供すること。
【解決手段】 本発明による制振装置10は、振動体12に取り付けられる弾性部材14と、弾性部材14に固定され、振動体12の振動を低減するのに十分な質量を有するマス部材16と、マス部材16を湾曲して該マス部材16の面剛性を調整する湾曲機構18とを備えることを特徴としている。マス部材16の面剛性を調整することで、マス部材16のばね定数が変化し、その結果としてマス部材16の共振周波数を調整することができる。共振周波数を調整できるので、共振効果による制振を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 高周波から低周波まで広範囲に周波数が変動する振動にも有効に対応できるとともに振動の方向にも左右されない制振装置及び制振性に優れた立設部材を提供する。 【解決手段】
内部に吊り下げ部材が吊り下げられている垂直中空体10からなる制振装置1であって、吊り下げ部材は単位長さ当たりの質量が大きい上部部材8と小さい下部部材11からなることを特徴とする制振装置と制振性に優れた立設部材。
制振性に優れた立設部材には、制振装置を立設部材の外部又は内部に取り付けることによって制振性を付与する場合と、立設部材たる垂直中空体の内部に直接吊り下げ部材を吊り下げることによって、立設部材そのものに制振性を付与する場合とがある。
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【課題】 圧電素子による振動抑制効果を増大させる。
【解決手段】 カバー1の表面に圧電素子5を一体的に取り付け、前記カバー1の振動に伴う前記圧電素子5の変形によって生じる電力を前記圧電素子5に接続された電気的負荷によって熱に変換して放出することにより前記振動を抑制する振動抑制装置において、凹凸のある前記カバー1の表面に、該表面を向く面とは反対側の面に平坦部を有する平板6を、凸部3の頂部を連結した状態に一体化するように取り付け、その平板6の表面に前記圧電素子5を一体化するように取り付けたことを特徴としており、圧電素子5による振動抑制の効果が、起振力が発生する全てのカバー1の面に及ぼされるので、振動抑制効果を増大させることができる。 (もっと読む)


【課題】重錘にロッドを通して一点を拘束したタイプの付加質量式制振装置について、設置現場で装置の固有振動数を容易に調整でき、またその調整機構が簡単でメンテナンスフリーである付加質量型制振装置を提供する。
【解決手段】アームを構成するロッド11と、重錘12と、ばね13と、減衰体14とから構成され、重錘12にロッド11を通してロッド11の一端をヒンジ16を介して外枠15に取付けることで拘束したタイプの付加質量型制振装置10において、ロッド11の他端に上記重錘12とは別に現地調整用(振動数調整用)の重錘17を設け、この重錘17の重量を調整することによって、制振装置の固有振動数を設置現場で容易に調整できるようにする。
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