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Fターム[3J049BB26]の内容

巻き掛け伝動装置 (9,037) | 張力変更(付勢部材) (3,618) | ダンパ機構 (520) | 油圧式 (418)

Fターム[3J049BB26]に分類される特許

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【課題】エンジンを再始動した直後のダンパ作用の低下を効果的に抑えることができ、かつ、アシストスプリングが不要なチェーンテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内に摺動可能に挿入されたプランジャ10と、シリンダ9内に組み込まれたチェックバルブ13と、チェックバルブ13とプランジャ10との間に形成された圧力室14と、チェックバルブ13を介して圧力室14に作動油を導入する給油通路15とを有するチェーンテンショナにおいて、チェックバルブ13が、その弁体21を開弁位置から閉弁位置に向けて付勢するバルブスプリング22を有し、給油通路15が、シリンダ9の外部から作動油を導入する油導入孔16と、チェックバルブ13の上流側に隣接して形成されたリザーバ室17とからなる構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】逆止弁ユニットのチェックボールの暴れを抑制することで、チェックボールの閉弁の迅速性を向上させると共に油室への圧油の流入流量を安定化させ、しかもストローク規制面の形状設定の自由度が大きい油圧式テンショナを提供する。
【解決手段】油圧式テンショナ100の逆止弁ユニット140において、リテーナ150の頂壁151は、離座状態のチェックボール148のストローク量を規制するストローク規制面152を有する。ストローク規制面152は、中心線Lを含む平面での断面形状が曲線153となる凹面である。ストローク規制面152でのチェックボールとの当接点Pにおける曲線153の曲率中心Ccは、中心線方向でストローク規制面152に対してシート面142が位置する側で、当接点Pよりも径方向内方に位置するか、もしくはほぼ中心線L上に位置する。 (もっと読む)


【課題】セットリングによってプランジャをシリンダ内に押込んだ初期セット状態に保持することができるチェーンテンショナのシリンダの小径化を図る。
【解決手段】シリンダ10の開口端部の内周に浅溝部27aと深溝部を有するセット溝を形成し、セット溝内に周方向の一部が切り離されたセットリング30を縮径状態で組込む。セットリングを浅溝部とプランジャ12の先端部外周に形成された係合溝の双方に係合させてプランジャを押し込み状態に保持する。セットリングの切り離し端のそれぞれを軸方向一側に向けて円形に折り曲げて、シリンダの先端部に形成された切欠部29内に収容される一対の縮径操作用の円形の操作片31を設け、操作片の外径を3〜4mmとする。操作片を、折曲げ起点を通るセットリングの接線に対して外方に傾斜させ、傾斜角を10〜40°として、操作片の外接円径の小径化を図り、シリンダの薄肉化を図る。 (もっと読む)


【課題】圧力室内の作動油に気泡が混入しにくく、製造コストが低いオートテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内にスリーブ10を同軸に設け、スリーブ10内にロッド11を摺動可能に挿入してシリンダ9内を圧力室17とリザーバ室18に区画し、圧力室17とリザーバ室18の間を連通する油通路24を設け、油通路24の圧力室17側の端部にチェックバルブ29を設け、ロッド11に固定したばね座12を付勢するリターンスプリング13をシリンダ9の外径側に配置したオートテンショナにおいて、スリーブ10の下部外周とシリンダ9の下部内周との間に筒状のカラー23を嵌め込み、カラー23にスリーブ10を下側から支持する底部23Bを形成し、油通路24をカラー23の上端から圧力室17の下端に至るように形成し、スリーブ10を下方に押圧する押さえばね42を設ける。 (もっと読む)


【課題】異なる種類のエンジンにおいても共通して使用することができるチェーンテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ9内にプランジャ10を摺動可能に挿入し、そのプランジャ10とシリンダ9とで囲まれた圧力室12内に作動油を導入する給油通路13を設け、その給油通路13の圧力室12側の端部にチェックバルブ14を設け、シリンダ9とプランジャ10の摺動面間にリーク隙間15を設け、プランジャ10を付勢するリターンスプリング16を設けたチェーンテンショナにおいて、プランジャ10のシリンダ9からの突出端部にプランジャ10の内外を連通するエア抜き用の第1オリフィス通路17を設け、シリンダ9の閉塞側の端部にシリンダ9の内外を連通するエア抜き用の第2オリフィス通路22を設ける。 (もっと読む)


【課題】アクチュエータの上部とテンションプーリを支持するプーリアームがテンションプーリの軸方向でオーバラップしている場合でも初期セット具を確実に取り外すことができるようにすることである。
【解決手段】テンションプーリ5がベルト6を押圧する方向にプーリアーム1を付勢するアクチュエータ10の外側に初期セット具30を取付けてシリンダ11とロッド13とを収縮状態に保持する。初期セット具30をテンションプーリ5の中心軸に直交してアクチュエータ10の側方に向けて着脱自在として、アクチュエータ10の上部とプーリアーム1がテンションプーリ5の軸方向でオーバラップしている場合でも初期セット具30の取り外しを可能とする。 (もっと読む)


【課題】逆止弁ユニットにおいて、ボールシートのシート面でのチェックボールの吸着を抑制して、チェックボールの開弁性の向上およびチェーンのバタツキによる騒音の低減が可能であり、さらに圧油源からテンショナに供給される圧油の消費量の減少が能な油圧式テンショナを提供する。
【解決手段】油圧式テンショナは、ハウジングに設けられた収容穴に進退方向に移動可能に収容されてチェーンに張力を付与するプランジャと、逆止弁ユニットとを備える。逆止弁ユニットは、前記収容穴内でハウジングとプランジャとの間に形成された油圧室131に連通する弁油路143が設けられたボールシート141と、ボールシート141に対して着座および離座することにより弁油路143を開閉するチェックボール147とを有する。シート面142には、弁油路143と油圧室131とを、チェックボール147が閉弁状態にあるときに連通させるシート油溝150が設けられる。 (もっと読む)


【課題】プランジャを筒状部材と蓋体の2部品としてコストの低減を図り、そのプランジャを初期セット状態でプランジャの先端面の外周エッジの固着を防止する。
【解決手段】ハウジング11のシリンダ室12にプランジャ13と、リターンスプリング22とを組込み、上記プランジャ13の背部の圧力室25内に供給するオイルによる油圧ダンパ作用にてチェーンの張力を一定にする。プランジャ13の後端開口部内周の鋸歯状雌ねじ17にスクリュロッド18を螺合する。プランジャ13を、筒状部材14と、その筒状部材14に嵌合一体化される嵌合筒部を一方の端面に有する冷間鍛造された蓋体15とで形成する。嵌合筒部の開口端のテーパ面の大径端の直径をφA、スクリュロッドの先端部の外径をφBとしたとき、φA<φBとしてプランジャ13を押し込んだ初期セット状態でテーパ面がスクリュロッド18の先端面の外周エッジに接触する。 (もっと読む)


【課題】リリーフバルブの開放時に、圧力室内の急激な圧力低下を抑制して、油圧ダンパ不良発生を防止することができる油圧式オートテンショナを提供する。
【解決手段】シリンダ1の底面に形成されたスリーブ嵌合孔3内にスリーブ4の下端部を圧入し、スリーブ内にロッド5の下端部を摺動自在に嵌合し、ロッドの上部のばね座7とシリンダの底面間にリターンスプリング8を組み込む。スリーブ嵌合孔とスリーブの嵌合面間に、圧力室6とリザーバ室13とを連通する通路14を形成し、通路にチェックバルブ15を組込む。ロッドに下面で開口するバルブ嵌合孔16と、バルブ嵌合孔とリザーバ室とを連通する油路17を形成し、バルブ嵌合孔内にリリーフバルブ20を組込む。リリーフバルブのバルブシート21に形成した弁孔22の下端部にオリフィスを形成し、リリーフバルブ開放時の圧力室からリザーバ室への通油量を規制し、圧力室内の急激な圧力の低下を抑制する。 (もっと読む)


【課題】リング側当接部での摩耗の進行を抑制することができ、また、リング側当接部の摩耗に起因する噛込みロックを防止することができるリング式テンショナを提供する。
【解決手段】リング式テンショナ100は、収容穴103に収容された状態で前進および後退可能にボディ101に支持されるプランジャ110と、プランジャ110を囲んで配置されて径方向に拡縮可能な弾性リング120とを備え、プランジャ110のラック部111と弾性リング120のリング側当接部121との当接によりプランジャ110の移動が規制される。収容溝130に収容されているリング側当接部121は、リング側当接部121とラック部111とが当接するときに、収容溝130の軸方向ボディ溝壁面131bと当接する軸方向リング当接面121bを有する。軸方向リング当接面121bの断面形状は直線である。 (もっと読む)


【課題】油圧式テンショナ装置の動作に影響を及ぼすことなく、所定以上の油圧を確保して狙った所を潤滑できるタイミングトレーン機構の潤滑構造を提供する。
【解決手段】タイミングトレーン機構20の潤滑構造は、クランクスプロケット21とオイルポンプ用スプロケット24とオイルポンプ用タイミングチェーン26と第2油圧式テンショナ装置30と、を備え、第2油圧式テンショナ装置30は、高油圧室32とプランジャ33とリリーフバルブ50と、を有し、リリーフバルブ50は、第2チェックバルブ52の下流にリリーフ孔31fを有し、リリーフバルブ50は、高油圧室32よりも上方に設けられ、リリーフ孔31fは、クランクスプロケット21の噛み合い部に向かって開口している。 (もっと読む)


【課題】ダンピング荷重が小さく、高振幅の低温条件下においてもダンピング荷重の低下を抑制することができるようにした補機用油圧式オートテンショナを提供することである。
【解決手段】スリーブ4とロッド5の摺動面間に形成されるリーク隙間26の大きさを15〜45μmとし、チェックボール20の開閉量を0.4〜1.0mmとする。シリンダ1内に封入されるオイルとして、40℃時の動粘度が20〜50mm/s、100℃時の動粘度が5〜10mm/sの低粘度オイルを採用し、高振幅の低温条件下においてもダンピング荷重の低下を抑制する。 (もっと読む)


【課題】油圧式オートテンショナの組立ての容易化を図ることである。
【解決手段】プランジャ19、チェックバルブ25およびプランジャスプリング23が組み込まれたバルブスリーブ12の開口端に複数の曲げ起こし可能な爪片27を設けてプランジャ19を抜止めし、プランジャ19、プランジャスプリング23、チェックバルブ25およびバルブスリーブ12からなる分解可能な油圧ダンパユニットAを形成する。バルブスリーブ12内が作動油で満たされた油圧ダンパユニットAをシリンダ11内に挿入し、そのシリンダ11内に作動油を充填し、リターンスプリング18およびプッシュロッド16の組込み後、シリンダ11の上端開口をシール部材13の組込みにより密閉して油圧式オートテンショナの組立てとする。 (もっと読む)


【課題】油圧テンショナリフタのテンショナボディにプランジャが摺動可能に嵌装されて、前記テンショナボディと前記プランジャとで高圧油室が構成され、前記テンショナボディの内周面と前記プランジャの外周面との間の接触領域に、前記高圧油室内のオイルが外部へ流出できる隙間部が設けられた油圧テンショナリフタのリークオイル排出手段において、オイル排出性を高めることにより、オイル抵抗によるプランジャの摺動抵抗を低減して、プランジャの動きを円滑にする。
【解決手段】上記接触領域全体ではなく、接触領域の上流側と下流側に分け、(1)上流側隙間面積を小さくし、下流側隙間面積は上流側隙間面積より大きくすることにより、油圧調整に作用しない下流側でオイル排出性を高める。(2)油圧調整に作用しない接触領域の下流側にオイル排出溝を形成することにより、下流側のオイルの排出性を高める。 (もっと読む)


【課題】無端伝動帯に適切な緊張を与える油圧テンショナを提供する。
【解決手段】プランジャボディ20と、オイル供給通路と、チェック弁25と、リリーフ弁26と、リリーフ通路22e,22f,22g,20g、圧力収納孔20fに介装された圧力保持弁29を備えた油圧テンショナにおいて、オイル供給路から分岐して、圧力保持弁29を作動させる通路20fをチェック弁25への供給通路26b、28と独立したものである。 (もっと読む)


【課題】 テンショナリフタのプランジャにサブアームを介して接続されたメインアームが無端チェーンを押圧する荷重が、無端チェーンが伸びても略一定に維持されるようにする。
【解決手段】 サブアーム29およびメインアーム26の当接部は、第1支軸27および第2支軸28を結ぶ直線L1上あるいは該直線L1を挟んで無端チェーン21と反対側に位置するので、無端チェーン21の伸びが増加すると前記当接部が前記直線L1に近づくように移動し、サブアーム29の荷重のメインアーム26への伝達効率が向上する。これにより、無端チェーン21の伸びが増加するのに伴い、スプリング55が伸長してプランジャ54の荷重が減少した分を、前記伝達効率の増加により補償することで、無端チェーン21の伸びの大小に関わらずにメインアーム26は略一定の荷重で無端チェーン21を押圧することができる。 (もっと読む)


【課題】 油圧テンショナリフタの油圧回路中内のオイル中の空気を分離排出するエア抜き弁を提供する。
【解決手段】 油圧テンショナリフタ0の油圧回路内のオイル中の空気を分離排出し、オイル排出を抑制する弁体を有するエア抜き弁30において、油圧テンショナリフタ0のエア抜き弁収納孔20hにエア抜き弁ボディ30bが嵌装され、該エア抜き弁ボディ30bの外周面に横断面形状が矩形状の環状溝30cが形成され、該環状溝30cに断面形状が矩形状の環状弁体30dが軸中心線方向ならびに軸中心線に対し接近・離隔する方向に移動可能な状態で嵌装されたものである。 (もっと読む)


【課題】ラチェット式テンショナのラチェット機構のラック歯の摺動面の形状を工夫することにより、バックラッシュに起因する騒音低減を可能としながら、プランジャの前進の迅速性、プランジャの挙動の安定化およびラチェット機構の耐久性の向上を図る。
【解決手段】チェット式テンショナのラチェット機構は、ハウジングに摺動自在に収容されて摺動方向に移動するラチェット150と、プランジャ120に設けられてラチェット150のラチェット歯151と噛合い可能なラック歯122と、噛合い方向にラチェット150を付勢するラチェット付勢用ばねとを備える。ラック歯122は、後退方向に面するストップ面122aと、反噛合い方向に向かって後退方向に傾斜する摺動面122bとを有する。摺動面122bは、進入開始部123と進入終了部124との間で、前進方向および反噛合い方向に凸状の曲面180である。 (もっと読む)


【課題】プランジャの後退を規制可能なラチェット式テンショナにおいて、巻掛け伝動体の張力過多時におけるプランジャの後退の迅速化を図り、以って過大張力に起因する巻掛け伝動体の負担および騒音の減少を図る。
【解決手段】ラチェット式テンショナのラチェット機構Rは、巻掛け伝動体の張力過多時に第2反力F2がプランジャ120に作用するときに、ラチェット150が反噛合い方向に摺動してラチェット歯151がラック歯122から噛み外れることによりプランジャ120の後退を許容する。ラチェット150の外周面153は、第2反力F2が作用しているプランジャ120により後退方向に押圧されたラチェット150が傾斜状態になったときに内周面115に接触する曲面である第2摺接面156,157を有する。ラチェット150は、各第2摺接面156,157において内周面115に線接触しつつ反噛合い方向に摺動する。 (もっと読む)


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