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Fターム[3J057CA09]の内容

油圧・電磁・流体クラッチ・流体継手 (17,432) | 回転ピストン型の構成 (576) | リターンスプリング又はリテーナ (76)

Fターム[3J057CA09]に分類される特許

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【課題】 ホイールローダ等の作業車両に装備された油圧式変速機(パワーシフトトランスミッション)に用いられる湿式クラッチ装置に於て、伝達効率の低下を防ぐと共に、強力なリターンスプリングを不要にする。
【解決手段】 クラッチシャフト2、クラッチドラム3、ハブギヤ4、クラッチディスク5、クラッチピストン6、リターンスプリング7、加圧室8、クラッチ油路9、潤滑油路10、油溜め室11、連通路12とで構成し、とりわけ、クラッチピストン6を加圧室8側へ作動させる為の油溜め室11をクラッチシャフト2に形成すると共に、油溜め室11と潤滑油路10とを連通する連通路12をクラッチシャフト2に形成する。 (もっと読む)


【課題】ピストンの軸方向移動に対する抵抗を極力小さくして、ピストンの動作の応答性を向上させる。
【解決手段】油圧室Aへ印加される制御油圧により軸方向へ移動してクラッチ5を押圧するピストン2と、このピストン2における前記油圧室Aと反対側に配置され、外周端部3dがピストン2の外周筒部2eの内周面に径方向に対向された遠心油圧キャンセラ3と、ピストン2と遠心油圧キャンセラ3の間に介在されたリターンスプリング4とを備え、遠心油圧キャンセラ3の外周端部3dに、ピストン2がクラッチ5を押圧する方向へ移動した時にピストン2の端盤部2dと密接され、ピストン2がクラッチ5の押圧を解除する方向へ移動した時にピストン2の端盤部2dと非接触となるシールリップ32が設けられている。 (もっと読む)


【課題】自動車の自動変速機のクラッチ部を操作するためのピストンや油室の端壁の変形を防止しつつ、軽量化する。
【解決手段】本密封装置31では、入力軸11の周りにピストン25を挟んで一対の環状の油室26,33を設ける。油室26は、内部に圧油を供給されてピストン25を移動させる。油室33は、油室26の遠心油圧を相殺するための油圧を生じさせるために設けられる。油室33の軸方向の端部を区画する端壁72は、区画板29からなり、この区画板29の内径部寄り部分52を厚肉に形成する。内径部寄り部分52は、区画板29の軸方向一側に突出する断面略U字形形状の折り返し部55を含む。 (もっと読む)


【課題】スナップリングと溝との掛かり代が十分に得られるスナップリングの取り付け構造および摩擦係合装置の支持構造、を提供する。
【解決手段】スナップリングの取り付け構造は、ケース体12と、バックプレート21と、スナップリング31とを備える。ケース体12は、所定の軸を中心に延在する内周面12cを含む。ケース体12には、内周面12cから凹み、環状に延びる溝41が形成されている。バックプレート21は、ケース体12に取り付けられる。スナップリング31は、溝41に配置され、バックプレート21の軸方向の移動を規制する。スナップリング31は、基部36と、係止部37とを含む。基部36は、溝41に嵌合され、バックプレート21と接触する。係止部37は、基部36から所定の軸の軸線方向においてバックプレート21とは反対側に延出し、内周面12c上に位置決めされる。 (もっと読む)


【課題】キャンセルプレート3の形状の簡素化を図る。また、クラッチピストン2の動作の応答性を向上させる。
【解決手段】キャンセルプレート3の内周部に、止め環4の拡径を規制する複数のストッパ32が形成され、このストッパ32は、キャンセル油圧室S2と反対側へ舌片状に打ち抜き突出された形状をなす。したがってストッパ32は、止め環4の拡径を規制する機能と、舌片状の打ち抜きによる打ち抜き痕32bが、キャンセル油圧室S2への作動油の出入口として機能する。また、クラッチピストン2がキャンセル油圧室S2側へ移動する際の作動油の排出性が良く、しかも、ストッパ32の先端が回転方向を向いたものとすれば、クラッチピストン2が加圧室S1側へ復帰動作する際に、ストッパ32のポンプ作用によって、作動油がキャンセル油圧室S2内へ速やかに導入される。 (もっと読む)


【課題】車両用駆動装置において、既存のエンジンと変速機とを流用可能としながら、電動ポンプなどのエンジンを始動させるための装置を別途設けることなく、エンジンの始動を行えるものとする。
【解決手段】モータ21を含む駆動ユニット20をエンジン2と変速機10との間に設ける。駆動ユニット20にエンジン2に連絡される入力軸22と、変速機10に連絡される出力軸23とを設け、これら入力軸22と出力軸23とを係脱自在に連結すると共に、モータ21と連結されたコーストクラッチ30を設ける。コーストクラッチ30と並列にワンウェイクラッチ40を設け、入力軸22の回転は出力軸23に伝達する一方、出力軸23の回転は入力軸22には伝達しないようにする。油圧ポンプ26により、出力軸23に駆動されたときにコーストクラッチ30の係脱を制御する油圧を発生させる。コーストクラッチ30を油圧ポンプ26の油圧不発生時に締結状態とする。 (もっと読む)


【課題】スナップリングとクラッチドラムのスナップリング溝との磨耗を防止し、耐久性の向上を図ることを可能とした自動変速機用クラッチを提供する。
【解決手段】クラッチC−1は、回転自在に支持されたクラッチドラム20と、油圧サーボ40と、クラッチドラム20に対して油圧サーボ40を軸方向に位置決めするスナップリング50とによって構成されている。クラッチドラム20のボス部23には、X1方向側端部付近の外周面に、スナップリング50が嵌合する嵌合溝24が設けられている。このスナップリング50には、固体潤滑剤としてPTFE複合無電解Ni−P合金が表面にメッキされており、表面の摩擦係数が低下されている。これにより、スナップリング50は、ボス部23との間に相対回転が生じた際にも、上記メッキの作用により嵌合溝24上を滑り易くなって、嵌合溝24の磨耗が防止される。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングを保持するための突起を有するシール一体型ピストンにおいて、リターンスプリングの撓みや傾斜、あるいは相対回転の発生を有効に防止する。
【解決手段】金属のプレス成形品からなり、クラッチシリンダ110内に軸方向移動可能に配置されるピストン本体121と、このピストン本体121に一体に設けられたシールリップ122,123を備え、ピストン本体121に、貫通筒状のガイド突起124が形成され、ピストン本体121を前記加圧室A側へ付勢するリターンスプリング150が、前記ガイド突起124に保持されている。プレス成形された貫通筒状のガイド突起124は、有底筒状に比較して突出高さを高くなり、このためリターンスプリング150に対する保持長さが長くなる。また、ガイド突起124によって加圧室Aが開放されることがないようにする。 (もっと読む)


【課題】 高耐久性を有することができる回転防止用の歯を外周に備えた皿ばねを提供する。
【解決手段】 皿ばね1の本体10の外周部には、略矩形状をなすとともに半径方向外側に突出する複数の歯11が円周方向に等間隔に形成されている。歯11の根元部には、平坦部12Bを有する応力緩和部12が形成されている。平坦部12Bは、たとえばコイニング加工によって、歯11の根元部の円弧部12Aにおけるエッジ部を平面状に加工することにより形成されている。皿ばね1を輸送機械のクラッチ機構に適用した場合、応力緩和部12によって、クラッチ締結時に歯11の根元部に発生する応力が低減される。また、クラッチドラムのスプライン溝の形状がシャープである場合でも、クラッチドラムの回転時における歯11とスプライン溝との干渉が防止されるので、歯11によるスプライン溝の摩耗が低減される。 (もっと読む)


【課題】スナップリングと溝との掛かり代が全周に渡って十分に得られる摩擦係合装置の支持構造および変速機を提供する。
【解決手段】摩擦係合装置であるブレーキ11の支持構造は、スナップリング31と、摩擦プレート13および14と、バックプレート21とを備える。スナップリング31は、所定の軸を中心に環状に延びる溝41に配置される。バックプレート21は、摩擦プレート13,14およびスナップリング31にそれぞれ対向する端面23および端面24を含む。バックプレート21は、摩擦プレート13および14とスナップリング31との間に配置される。端面23および端面24の少なくともいずれか一方は、傾斜部26を有する。所定の軸方向における傾斜部26と摩擦プレート13および14との間の距離L1は、溝41からスナップリング31が抜ける所定の軸を中心とする半径方向に沿って増大する。 (もっと読む)


【課題】ポンプカバーに備えられたピストンを確実に摩擦要素方向へ摺動させることができるピストン室供給油路穴構造を提供する
【解決手段】第1油穴33や第2油穴43のピストン室32、42側の開口部を長穴として、ピストン室32、42に供給される油の運動エネルギーがピストン31、41を付勢するリターンスプリング36、46の弾性エネルギーを超えることがないように設定することにより、第1ピストン31の受圧面31cや第2ピストン41の受圧面41cの一点に強い油圧が集中して吹き付けられることがなくなりリターンスプリング36、46が形状変形することが防止され、第1ピストン31や第2ピストン41が傾斜してしまうことを防ぐことができる。これにより第1ピストン31や第2ピストン41にスティックスリップなどの不具合が発生することなく、確実に第1ブレーキ35や第2ブレーキ45側へ摺動させることができる。 (もっと読む)


【課題】エンジンの高速回転時においてもピストン油圧室内で発生する遠心油圧に基づくピストンの前進方向の推力を打ち消す力が十分に得られると共に、破損対策も十分になされている遠心油圧キャンセル室を備えた車両用自動変速機の摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】
遠心油圧キャンセル室92は、ピストン56の環状壁56dによって径方向に分割された第1キャンセル室94および第2キャンセル室96で構成されているため、たとえば第1回転駆動部材50が高速回転で回転させられている際には、ピストン油圧室90では比較的強い遠心油圧に基づくピストン56の前進方向の推力が発生するが、第1キャンセル室94および第2キャンセル室96の2つの遠心油圧キャンセル室92内に生じる遠心油圧に基づいて上記推力を十分に打ち消す方向の力を発生させることができる。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングの荷重をキャンセルすることが可能な自動変速機を提供する。
【解決手段】自動変速機1は、互いに接続または切り離され、相対して回転し、ATF100中に設けられる第一部材10および第二部材20と、第一および第二の油圧が付与され、第一および第二の油圧のバランスに応じて第一および第二の方向に移動することで第一および第二部材10,20の一方を他方に対して接続し、または切り離すことが可能なピストン40と、ピストン40を第一または第二の方向のいずれか一方に付勢するリターンスプリング22と、リターンスプリング22と反対方向にピストン40を付勢し、ATF100中に設けられ、形状記憶物質を含む形状記憶スプリング42とを備える。 (もっと読む)


【課題】多板式摩擦クラッチのピストンに装着されている緩衝用ウェーブスプリングの遠心力や振動による脱落を阻止する。
【解決手段】多板式摩擦クラッチのピストン3に保持溝31を設け、緩衝用ウェーブスプリング6を収容している。保持溝31には外周内径面に傾斜面33を有する環状突起32が形成されている。またウェーブスプリング6の断面は、外径面に傾斜面33に対応する傾斜部65を有する異形線断面形状64となっている。そのため遠心力および振動のためウェーブスプリング6が保持溝31から脱落しようとしても、斜面33と65が接触するため、保持溝31からの脱落を阻止することができる。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを低減することができる皿ばねの製造方法および皿ばねを備えたクラッチ装置を提供する。
【解決手段】 クラッチ装置は、クラッチドラムを内部に有する2つのクラッチ機構を備えている。各クラッチ機構のクラッチドラムの内部における従動プレートとピストンとの間に、リング状の親皿ばねおよび子皿ばねのそれぞれが設けられている。親皿ばねおよび子皿ばねは、同一の板厚を有している。子皿ばねでは、内周部に複数のスリットが形成され、弾性変形における平坦時発生荷重が所望値に調整されている。このような親皿ばねおよび子皿ばねのそれぞれのブランク1A,2Aは、プレス加工によって同一の板厚を有する板材から得る。特に子皿ばねが、親皿ばねの内側に収まる大きさを有する場合、子皿ばねのブランク2Aを親皿ばねのブランク1Aの内側領域から打ち抜く。 (もっと読む)


【課題】部品点数及び組み付け工数を増やすことなく、ピストン荷重に対する強度を確保できる自動変速機を提供する。
【解決手段】キャリア22を、ピニオンギヤ21を軸支するキャリア本体22aと、該キャリア本体22aに一体形成されてクラッチ側に延びる柱状部22bと、該柱状部22bの開放側端部22cに接合され、クラッチ23を保持するクラッチ保持部材25とを備えたものとし、上記柱状部22bの開放側端面22dを、上記クラッチ保持部材25の接合部底面38aよりクラッチ側に突出させ、該突出した開放側端面22dで上記クラッチ23を介して作用するピストン荷重Pを支持する。 (もっと読む)


【課題】キャンセラプレートの厚さに関係なく、シール性を確保しながら、キャンセラプレートの筒状部の内径の小型化を実現し、且つ、軸方向寸法が短い湿式クラッチのキャンセラプレートのシール構造を提供すること。
【解決手段】 湿式クラッチのキャンセラのシール構造10は、シール構造体30をキャンセラプレート20の筒状部22外周に圧入してなるものであって、シール構造体30は筒状部36を有する芯金32とシール材34からなり、シール材34は、筒状体36の内周側にシール本体35を、外周側にリップ38を、それぞれ形成したものである。キャンセラプレート22の筒状部22外周側に突起20aが設けられ、シール本体35を圧入することにより抜止めとしている。 (もっと読む)


【課題】クラッチプレートの偏摩耗を防止するクラッチを提供する。
【解決手段】複数のドリブンプレート5aと複数のドライブプレート5bとからなるクラッチプレート5dと、クラッチドラムの内周面に係止されたスナップリング21に支承され、ピストン9の押圧により軸方向に変位するクラッチプレートの変位を規制するリテーニングプレート20とを備え、リテーニングプレートは、クラッチドラムの中心軸に対して直角に形成され、スナップリングに支承される環状の支持部20aと、この支持部の内側に接続し、クラッチプレートに接触し、コ型断面形状を備えた接触部20bとからなり、接触部がクラッチプレートに接触することを特徴とするクラッチである。 (もっと読む)


【課題】自動変速機用ピストン機構におけるキャンセルプレート4内周部のシール構造であって、軸部3の外周側に配置されるプレート4と、軸部3に設けた装着溝13に装着されてプレート4を保持するスナップリング14とを有し、プレート4にはその内周端部に被着されて軸部3に密接するシール用弾性体17が設けられているシール構造において、プレート4が軸部3に対して偏心するのを抑えることができ、プレート4の装着性が良好なシール構造を提供する。
【解決手段】シール用弾性体17は、プレート4の内周端部における軸方向端面4bに被着されるとともに、プレート4の内周面4aには、金属部が軸部3に直接対面する偏心規制部18を設ける。シール用弾性体17は、プレート4に対する未接着部位19を有して装着時に撓みを生じる構成とする。 (もっと読む)


【課題】リターンスプリングとスプリングリテーナとの誤組付けを防ぐことが可能なスプリングユニットを提供する。
【解決手段】例えば摩擦係合用油圧サーボ1にあって、ピストン部材12と支持プレート16の間には、スプリングリテーナ13と座金15と複数のリターンスプリング14とからなるスプリングユニット2が配設される。このスプリングリテーナ13の複数の凸部のうちの少なくとも1つの凸部13bの先端部分が、該リターンスプリング14の端部14bの内径D2より幅広で、かつ該リターンスプリング14の内径部14baに嵌合し得る幅広部13bbを有している。これにより、例えば支持プレート16を組付ける際に衝撃等が生じた場合でも、リターンスプリング14とスプリングリテーナ13との組付け位置がずれてしまうことが防止され、それらの誤組付けが防がれる。 (もっと読む)


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