説明

Fターム[3J057CA13]の内容

Fターム[3J057CA13]に分類される特許

1 - 20 / 29


【課題】2つの摩擦クラッチを押圧する2つの押圧部材を作動させる油圧室を有する動力伝達装置において、小型化することができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】相対回転可能な第1,第2回転部材3,5と、第1,第2回転部材3,5にそれぞれ連結可能な係合部材7と、第1回転部材3と係合部材7との間に設けられた第1摩擦クラッチ9と、第2回転部材5と係合部材7との間に設けられた第2摩擦クラッチ11と、係合部材7に形成された第1油圧室13と、第1摩擦クラッチ9を押圧する第1押圧部材15と、第1押圧部材15と係合部材7とによって形成された第2油圧室17と、第2摩擦クラッチ11を押圧する第2押圧部材19とを備えた動力伝達装置1において、第2押圧部材19を挟んで第2油圧室17の逆側に、第1押圧部材15と第2押圧部材19とで形成され、第1油圧室13と連通する第3油圧室21を設けた。 (もっと読む)


【課題】遠心バランス室が摩擦板と軸方向にオーバーラップして配設される自動変速機において、軸方向におけるコンパクト化を維持しつつ、燃費の悪化を抑制する。
【解決手段】第2ドラム27と第2ハブ37とを締結する第2摩擦板17と、第2摩擦板17よりも径方向内側に位置する第2締結油圧室67及び第2遠心バランス室77と、第2締結油圧室67と第2遠心バランス室77とを軸方向に仕切り、且つ、これらの室内の作動油の圧力差に基いて、第2摩擦板17を締結又は解放させる第2ピストン47と、を有し、第2遠心バランス室77が第2摩擦板17と軸方向にオーバーラップして配設される第2クラッチ7を備えた自動変速機1である。第2遠心バランス室77内の作動油を第2摩擦板17と軸方向にオーバーラップしない位置に排出するための、ボス部41に形成された軸方向に延びる第2油路9をさらに備えている。 (もっと読む)


【課題】効率よく湿式多板クラッチの熱を除去することにより、信頼性の向上した発進クラッチを提供する。
【解決手段】トランスミッションとエンジンとの間に配置され、動力を伝達する湿式多板クラッチを備えた発進クラッチにおいて、湿式多板クラッチは、軸方向摺動自在に収容された複数の摩擦係合要素と、摩擦係合要素を収容するクラッチドラムと、摩擦係合要素を軸方向摺動自在に支持し、クラッチドラムの内径側に配置されたクラッチハブと、湿式多板クラッチを締結させるため摩擦係合要素に押圧力を与えるピストンとを有し、発進クラッチは湿式多板クラッチを収容し、エンジンにより駆動されるハウジングを備えており、発進クラッチ内にオイルが充填された状態で、ハウジング内に供給されたオイルがクラッチドラムの外郭に沿って流れ、ハウジング内から排出されることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】内燃機関のクランク軸からの回転動力を、衝撃音等騒音を低減しつつ、入力ギアからクラッチに伝達できる動力伝達構造。
【解決手段】内燃機関1の回転動力が伝達され、外周にクラッチアウタ37Bとの凹凸係合部87A、87Bを備えた結合円板80が同芯に取り付けられた入力ギア20と、椀状で周縁部39に結合円板の凹凸係合部と係合する凹凸状係合部38が設けられたクラッチアウタと、クラッチインナ40Bとの間の、断接を行うクラッチ21とを備える内燃機関における動力伝達構造において、結合円板は、同芯で軸方向に並ぶ本体部80Aとプレート部80Bとから構成され、プレート部の凹凸係合部87Bは、本体部の凹凸係合部87Aと同径で共にクラッチアウタの凹凸状係合部に係合されるとともに、本体部の凹凸係合部と互いに逆方向に回動付勢されることを特徴とする内燃機関における動力伝達構造。 (もっと読む)


【課題】油在クラッチの制御油圧室に制御用油路が接続され、油圧クラッチのキャンセラー室に、回転軸の周囲の被潤滑部に潤滑用オイルを供給可能とした潤滑用油路が接続されるエンジンの油圧クラッチ用油路構造において、被潤滑部に充分な量のオイルを供給可能とする。
【解決手段】潤滑用油路113が、被潤滑部に潤滑用オイルを供給するようにして回転軸71に同軸に設けられる上流側油路113aと、上流側油路113aよりも小径にして上流側油路113aに連なるとともに潤滑用オイルをキャンセラー室97,107に供給するようにして少なくとも一部が回転軸71の軸線と平行に延びる下流側油路113bとから成り、回転軸71の軸線と平行な軸線を有する制御用油路111,112が、回転軸71の軸線に沿う方向で下流側油路113bが設けられる範囲に制御用油路111,112の少なくとも一部が配置されるようにして、回転軸71に設けられる。 (もっと読む)


【課題】油圧クラッチが設けられる回転軸に複数の回転軸内油路が軸線方向に延びるようにして設けられ、オイル供給源からのオイルを導くようにしてケースカバーに設けられる複数の供給油路が各回転軸内油路に個別に接続されるエンジンの油圧クラッチ用油路構造において、油圧クラッチにオイルを供給するにあたってエンジンの大型化を回避する。
【解決手段】ケースカバー55の内面に、回転軸71の一端に対向する閉塞端壁135aを有して回転軸71の一端部を挿入せしめる凹部135が各供給油路125,126を内周に開口させるようにして設けられ、特定の回転軸内油路112を除く他の回転軸内油路111に内端を通じさせて回転軸71の半径方向に延びる少なくとも1つの径方向連通孔138が回転軸71の一端部に設けられ、径方向連通孔138が複数の供給油路125,126のうち対応の供給油路125に凹部135内で連通される (もっと読む)


【課題】動力の伝達効率を向上させつつ変速タイムラグを小さくするとともに、入力軸の長手方向に対する寸法を小さくすることができる動力伝達装置を提供する。
【解決手段】ギア段クラッチ手段3a、3bは、駆動側クラッチ板及び被動側クラッチ板と、これらクラッチ板を選択的に圧接又は離間動作させるべく油圧で作動し得る油圧ピストンPaと、油圧ピストンPaを作動させるための油圧室S1、S2と、油圧室S1、S2に作動油を供給して油圧ピストンPaを作動させ得る供給ポートP1、P2とを具備し、それぞれの油圧室S1、S2に対して選択的に作動油を供給することにより任意のギア段クラッチ手段3a、3bを作動させて所定のギア比にて動力を伝達させ得るよう構成されるとともに、入力軸6の径方向同一断面に供給ポートP1、P2が形成されたものである。 (もっと読む)


【課題】ハイブリッド車両用の駆動装置として、電動オイルポンプを必要とせず、かつ発進用のクラッチを備えたコンパクトな駆動装置を提供することを課題とする。
【解決手段】エンジン2と、変速機3と、これらの間に配設されたモータ30を含む駆動ユニット10とを有する車両用駆動装置において、エンジン2の出力を入力する入力軸21と、該駆動ユニット10の出力を変速機3へ出力する出力軸22と、前記入力21軸及びモータ30のロータ32と前記出力軸22とを断接する滑り制御可能なクラッチ60と、該クラッチ制御用の油圧を発生する油圧ポンプ15とを備え、前記クラッチ60を駆動ユニット10のハウジング11内に配設すると共に、該クラッチ60のドラム61を前記ロータ32と前記油圧ポンプ15とに連結する。 (もっと読む)


分割トルクトランスミッションのためのピストン作動式シンクロナイザシステムであって、ピストンは、シンクロナイザの中心線上のシンクロナイザシフトカラーに直接取り付けられて、小さな空間で必要な作動を実現し、そのようなシステムを使用するその他のシンクロナイザに見られるフォークとロッドの変形の問題を解決する。ピストンは、圧力が印加され、バネで解放される。この設計はまた、シンクロナイザの係合をモニタするための変位センサも使用する。
(もっと読む)


【課題】遊星歯車装置の大型化を招くことなく遊星歯車装置の変速比に関する自由度を向上させつつ、遊星歯車装置及び前後進切換装置のミッションケースへの組み付け作業効率を向上させる。
【解決手段】サンギヤ軸の前端部がミッションケースの前方側に着脱可能に連結される前軸受壁に支持され且つ遊星出力部材の後端部が中間軸受壁に支持されることで遊星歯車装置が前軸受壁及び中間軸受壁によって挟まれる前室に収容される一方で、前後進入力軸の前端部が遊星出力部材に連結された状態で中間軸受壁に支持され且つクラッチ軸の後端部がミッションケースの後方側に着脱可能に連結される後軸受壁に支持されることで前後進切換装置が中間軸受壁及び後軸受壁によって挟まれる後室に収容される。 (もっと読む)


【課題】 ハイブリッド車両の電動モータのロータのクラッチ収納空間に配置された湿式クラッチを効果的に冷却する。
【解決手段】 電動モータMのロータ31が接続されたトランスミッションの入力軸20と、エンジンにより回転するフライホイールシャフト36との間にエンジン切離しクラッチ37を配置したので、電動モータMによる走行時や回生制動時に、エンジン切離しクラッチ37を係合解除してエンジンを切り離すことで、エンジンのフリクションによる損失を回避することができる。エンジン切離しクラッチ37は、ロータ31の内周面と入力軸20の外周面との間のクラッチ収納空間71に配置されており、そのクラッチ収納空間71はフライホイールシャフト36に支持されてロータ31の開口部に結合される閉塞壁75により閉塞されるので、入力軸20からクラッチ収納空間71に潤滑油を供給することでエンジン切離しクラッチ37を効果的に冷却および潤滑することができる。 (もっと読む)


【課題】小型化要請に応えつつ、作動油路からの作動油の漏出を規制することができる発進装置を提供する。
【解決手段】自動変速機構の入力軸13に第1の作動油路a1を形成し、入力軸13の先端部の外周面に径方向に貫通形成された第2の作動油路a2を介してタービンハブ31の油溜まり室31aと第1の作動油路a1を連通させる。また、タービンハブ31の内部を径方向に貫通形成された第3の作動油路a3を介して第2の作動油路a2をシリンダ油室37に連通させる。そして、タービンハブ31の油溜まり室31aには、第2の作動油路a2の外周側の開口、及び第3の作動油路a3の内周側の開口を軸方向両側から挟んだ二位置に、タービンハブ31の内周面に嵌入される嵌合部材と、嵌合部材に径方向外側の部分が固着されると共に径方向内側の部分が入力軸13の外周面に弾性変形を伴いながら摺接するシールリップとを備えたオイルシール50を圧入する。 (もっと読む)


【課題】プレス設備をコンパクト化しつつその成形能力を高く維持することができる鍛造プレスを提供する。
【解決手段】鍛造プレスPにおけるエキセン軸ESの回転停止を制御するクラッチブレーキ装置10の制御機構40が、クラッチ機構30のクラッチディスク32とブレーキ機構20のブレーキディスク22との間に配設されたピストン部材41と、ピストン部材41をブレーキ機構20のブレーキディスク22に向けて付勢する付勢手段と、付勢手段の付勢力に対抗して、ピストン部材41を前記クラッチ機構30のクラッチディスク32に向けて移動させる移動手段とを備えており、ピストン部材41においてブレーキディスク32を押圧する部分pa、ピストン部材41においてクラッチディスク32を押圧する部分pb、付勢手段、および移動手段は、エキセン軸ESの中心軸から距離が等距離となるように配設されている。 (もっと読む)


【課題】軸状部材上に同方向に開口したクラッチドラムを有する2つのクラッチを配置するものでありながら、軸方向のコンパクト化を図ることが可能な自動変速機を提供する。
【解決手段】クラッチC−1のクラッチドラム22を、中空軸部22dがポンプカバー53のボス部53Aの小径部53bに被嵌するように配置すると共に、ポンプカバー53のボス部53Aの大径部53cの手前で折り返した折り返し部22Aを有するように形成する。クラッチドラム32を、中空軸部32cが、折り返し部22Aの外径側に配置したブッシュb2と大径部53cとに被嵌するように配置する。これにより、クラッチドラム22の内周部とクラッチドラム32の内周部とを異なる径にオフセットさせて軸方向に重さなるように配置することができ、特にブッシュb2と油圧供給部Hとの隙間を保つことなく近づけることができる。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータ等の流体伝動装置を用いることなく車輌の発進を可能とするものでありながら、ハウジング内のクラッチケースに油圧室や発進クラッチを配置するような構造を有さない簡単な構造を備えて信頼性を向上し得る発進クラッチ装置を提供する。
【解決手段】発進クラッチ装置1では、発進クラッチ10が、外摩擦板14及び内摩擦板13と、ハウジング2に油密状に嵌合して該外摩擦板14及び内摩擦板13を押圧するピストン20とを有し、ダンパ装置12は、その一端が内摩擦板13を支持するクラッチハブ16に連結されると共に、他端がボス30に連結され、かつ発進クラッチ10と軸方向に並べて配置されて構成されている。 (もっと読む)


【課題】トルクコンバータ等の流体伝動装置を用いることなく車輌の発進を可能とするものでありながら、ハウジング内のクラッチケースに油圧室や発進クラッチを配置するような構造を有さない簡単な構造を備えて信頼性を向上し得る発進クラッチ装置を提供する。
【解決手段】発進クラッチ10は、摩擦材13,14と、ハウジング2に油密状に嵌合したピストン20とを有し、ダンパ装置121は、一端が摩擦材13を支持するクラッチハブ16に連結プレート36を介して連結され、他端がボス30に連結され、発進クラッチと軸方向に並べて配置される。連結プレートはクラッチハブと一体に構成されかつ内周面に円筒状のハブ部36bを有し、かつボスは、ハブ部を支持する円筒状の外周面30aと、外周面の軸方向一端部に外径方向に突出する鍔部30bとを有し、連結プレートが、外周面に摺動自在に支持されかつ鍔部及びダンパ装置に挟まれて軸方向移動を規制される。 (もっと読む)


【課題】 半クラッチ状態の制御性を向上できる摩擦クラッチを提供すること。
【解決手段】 第1回転部材M1および第2回転部材M2の軸方向に移動可能に設けられ、この軸方向移動により第1および第2回転部材M1,M2の間を締結・開放するピストンPと、ピストンPを液圧により付勢して上記(締結・開放側の両)軸方向に移動させる付勢制御手段と、上記液圧がゼロの状態で、ピストンPを弾性力により付勢して所定の軸方向位置に移動させ、第1および第2回転部材M1,M2の間に任意に設定した伝達トルクを発生する付勢手段と、を有することとした。 (もっと読む)


【課題】 連結機構の配置に工夫を凝らすことによって、作業機の直進性を確保することのできる機能を十分に果し乍、コンパクトに構成することのできる作業機の走行変速装置を提供する。
【解決手段】左のクローラ走行装置に対して左の静油圧式無段変速装置、右のクローラ走行装置に対して右の静油圧式無段変速装置を、夫々備える。左右の静油圧式無段変速装置の出力軸24、24同士を一体回転させる連結状態及び連結を解除する解除状態に切換自在な連結ボールを使用した連結機構Bを設けてある。 (もっと読む)


【課題】 ピストンの動きで作動するクラッチ部と、該クラッチ部が作動して係合する際の衝撃トルク及び係合状態でのエンジンのトルク変動を吸収するダンパを備えた発進装置の上記ピストン、クラッチ部、ダンパを収容している外殻内へ潤滑油を供給する油路構造の提供。
【解決手段】 外殻中心から後方へ延びるスリーブ10にはパイプ24を圧入し、該スリーブ10とパイプ24の間に形成される隙間、及び出力軸20とパイプ24間に形成される隙間を利用して、外殻内へ潤滑油を流入する流入油路25と外殻4から流出する流出油路26を設けている。 (もっと読む)


【課題】車両等のエンジンの変速機に用いられるツインクラッチ装置において、各ディスククラッチに連結されるメインシャフトにクラッチ操作用の複数の油路を容易に形成する。
【解決手段】油圧式の第一及び第二ディスククラッチ51a,51bを互いに同軸に隣接配置してなり、前記各ディスククラッチ51a,51bが接続側油圧室54a,54bと切断側油圧室55a,55bとを有するツインクラッチ装置において、前記各ディスククラッチ51a,51bに連結されるメインシャフト28内に複数のパイプ111,112,113を内外に重ねて挿入し、該各パイプにより仕切られたメインシャフト28内の複数の空間を、それぞれ前記各油圧室の何れかに通じるシャフト内油路115,116,117とする。 (もっと読む)


1 - 20 / 29