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Fターム[3J057EE10]の内容

Fターム[3J057EE10]に分類される特許

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【課題】低温時に、リザーバタンクからマスターシリンダに作動油が過剰に供給されることを防止することを目的とする。
【解決手段】クラッチ1を断続操作するスレーブシリンダ4と作動油を貯留するリザーバタンク5とに夫々油圧通路を介して接続する油圧室7と、クラッチペダル9の操作に応じて油圧室7の容積を変化させるピストン6とを備え、スレーブシリンダ4に作動油を供給するクラッチ用マスターシリンダ装置2において、油圧室7内の作動油の温度が所定温度以下の場合に油圧室7とリザーバタンク5との連通を遮断する制御弁としてのサーモスタット20を、油圧室7のリザーバタンク5ヘの連通部19に配置した。 (もっと読む)


【課題】遠心バランス室が摩擦板と軸方向にオーバーラップして配設される自動変速機において、軸方向におけるコンパクト化を維持しつつ、燃費の悪化を抑制する。
【解決手段】第2ドラム27と第2ハブ37とを締結する第2摩擦板17と、第2摩擦板17よりも径方向内側に位置する第2締結油圧室67及び第2遠心バランス室77と、第2締結油圧室67と第2遠心バランス室77とを軸方向に仕切り、且つ、これらの室内の作動油の圧力差に基いて、第2摩擦板17を締結又は解放させる第2ピストン47と、を有し、第2遠心バランス室77が第2摩擦板17と軸方向にオーバーラップして配設される第2クラッチ7を備えた自動変速機1である。第2遠心バランス室77内の作動油を第2摩擦板17と軸方向にオーバーラップしない位置に排出するための、ボス部41に形成された軸方向に延びる第2油路9をさらに備えている。 (もっと読む)


【課題】複数の油圧クラッチを覆うカバー部材に、油圧クラッチに個別に対応した複数の油圧制御弁が取付けられ、複数の油圧制御弁および複数の油圧クラッチ間を個別に結ぶ複数の制御オイル供給油路の一部を構成するカバー側供給油路がカバー部材に設けられる内燃機関において、複数の油圧クラッチに個別に通じる複数の制御オイル供給油路を交差させて配置するにあたってカバー部材の大型化を回避する。
【解決手段】カバー部材と、複数の油圧制御弁の弁ハウジングとの間に仕切り部材201が介設され、相互に交差する複数の制御弁側供給油路203b,204bが、仕切り部材201の両面側に形成される。 (もっと読む)


【課題】コスト増を招く構成部品の過剰品質化を抑えながら、凝着摩耗の発生を防止すること。
【解決手段】シングルピニオン式遊星歯車30のキャリアプレート36に、前進クラッチ31の締結荷重を受けるリテーニングプレートの役割を兼務させた遊星歯車式動力伝達装置において、キャリアプレート36を、ブレーキ/クラッチドラム33に対し周方向に噛み合い結合されたリテーニングプレート部36aと、シングルピニオン式遊星歯車30のピニオン軸74に固定されたピニオンキャリア部36bと、に分割して2つの別部品にすると共に、2つの別部品を分割部分にて動力伝達可能に結合する。そして、リテーニングプレート部36aの部品硬度を、ブレーキ/クラッチドラム33の部品硬度およびピニオンキャリア部36bの部品硬度より相対的に低く設定した。 (もっと読む)


【課題】機関ケースを取り外すことなくクラッチアクチュエータのメンテナンス等を行うことができるメンテナンス性に優れた内燃機関のクラッチアクチュエータ取付構造を供する。
【解決手段】クランク軸(30)の回転動力を変速クラッチ(41)および変速機(T)を介して出力軸(37)に伝達する動力伝達機構を機関ケース(70,31R)内に備えた内燃機関(E)において、前記変速クラッチ(41)の断続を行うクラッチアクチュエータ(81A,81B)を収容するクラッチアクチュエータ収容部(72)が前記機関ケースに形成され、前記クラッチアクチュエータ収容部(72)に前記クラッチアクチュエータ(81A,81B)を着脱するためのクラッチアクチュエータ着脱用開口(72h)が外部に臨んで形成されている内燃機関のクラッチアクチュエータ取付構造。 (もっと読む)


【課題】コストと重量の増大を招くことなく、油圧応答性の確保を図ること。
【解決手段】第1クラッチCL1のクラッチ油圧制御装置において、第1クラッチ油圧ユニット14は、CSCシリンダ40と、CSCシリンダ室42の容積を縮小させる側にCSCピストン41を付勢するダイアフラムスプリング43と、CSCシリンダ室42へのオイル給排を行うオイル給排口44と、を備える。第1クラッチコントロールバルブ6は、CSCシリンダ室42の容積が縮小すると、CSCシリンダ室42に存在するエアをオイルパン39に排出するスプールバルブ60を備える。オイル給排口44は、CSCシリンダ室42に第1クラッチコントロールバルブ6を介してオイルが供給されたとき、CSCシリンダ室42に存在するエアが集まるCSCシリンダ40の上方位置に設定した。 (もっと読む)


【課題】回転電機と動力伝動装置とを、ロータの軸支持精度及びトルク伝達能力を同時に向上できるように連結する車両用駆動装置を提供する。
【解決手段】ロータ22を有する回転電機MGと、動力伝動装置TCとを収容するケース2を備える車両用駆動装置1であって、動力伝動装置TCのフロントカバー部材23に形成された第2突出部6は、支持軸受71を介して、ケース2の支持壁4に形成された第1突出部5に対して回転可能に支持され、ロータ22を支持するロータ支持部材23をフロントカバー部材32に対して径方向に位置決めする位置決め嵌合部12を備え、位置決め嵌合部12の径方向外側にロータ支持部材23とフロントカバー部材32とをトルク伝達可能に連結するトルク伝達連結部13を備え、回転支持部11に対して位置決め嵌合部12とトルク伝達連結部13が軸方向に重複して配置されている。 (もっと読む)


【課題】スナップリングが外径側部材の係合溝から抜けることを防止可能な摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】クラッチ10は、クラッチハブ11の外周にスプライン係合される内径側摩擦プレート13と、クラッチドラム12の内周にスプライン係合される外径側摩擦プレート14と、外径側摩擦プレート14を内径側摩擦プレート13に圧接させるよう軸方向一方側へ押圧するピストン21と、内径側摩擦プレート13を受け止めるバックプレート16と、クラッチドラム12の係合溝12cに嵌め込まれバックプレート16の軸方向一方側への変位を規制するスナップリング17とを備え、スナップリング17は、このスナップリング17とクラッチドラム12のスプラインとがクラッチドラム12の軸心C1に直交する面内で軸心C1を通る直線L1に関し対称となるように、クラッチドラム12に対し円周方向に位置決めされる。 (もっと読む)


【課題】車種や車両仕様の異なる種々の車両に柔軟に対応でき、しかもクラッチ接続管部を簡単にかつ高精度に設置することのできる安価なリザーバタンクを提供する。
【解決手段】リザーバタンク5の下半体9の基体12に、2つのクラッチ接続用ニップル設置ポート部23,24が設けられる。その場合、各クラッチ接続用ニップル設置ポート
部23,24は、それぞれクラッチ作動液留室を区画形成する基体12の外壁の異なる位
置に設けられる。そして、一方のクラッチ接続用ニップル設置ポート部23に、クラッチ作動液貯留室内の作動液をクラッチ作動液貯留室に供給するクラッチ接続用ニップル13が一体に設けられるとともに、他のクラッチ接続用ニップル設置ポート部24が閉塞される。 (もっと読む)


【課題】最適なタイミングで空気抜きを行うことにより変速時の油圧の応答遅れを防止でき、油圧の応答遅れに起因したエンジンの空吹きを好適に防止できる摩擦係合装置の空気抜き構造を提供する。
【解決手段】車両のパーキングロック状態と非パーキングロック状態とを切り換えるパーキング装置20を備えた自動変速機4に設けられ、シリンダ部材16の油圧供給室23に供給された油圧によりピストン部材17が動作し外ブレーキプレート14と内ブレーキディスク15とを互いに摩擦係合させるとともに、油圧供給室23内の滞留空気を抜く空気抜き部材18を備えたブレーキB3の空気抜き構造において、空気抜き部材18は油圧供給室23と連通する空気抜き通路18cを有し、パーキングロック状態のとき、空気抜き通路18cとマニュアルシャフト42の貫通孔42aとが連通し、非パーキングロック状態のとき、空気抜き通路18cが密閉される。 (もっと読む)


【課題】エンジン及び変速機への組み付けの際の作業性を改善することが可能な動力伝達装置を提供する。
【解決手段】湿式摩擦クラッチ(10)の入力軸(18)はスプライン部(20)を有しており、このスプライン部(20)に嵌合するダンパ(22)を介して、エンジンの出力軸(2)に装着されたフライホイール(4)と連結されている。ダンパ(22)と別体に設けられて入力軸(18)のスプライン部(20)に嵌合する駆動ハブ(34)が、入力軸(18)と同一軸線上で回転作動して湿式摩擦クラッチ(10)に作動油を供給する油圧ポンプ(8)に入力軸(18)の回転を伝達する。 (もっと読む)


【課題】変速性能の悪化を容易に抑制できる摩擦係合装置を提供する。
【解決手段】摩擦係合装置は、中空円筒状のハウジング60と、スナップリング50とを備える。ハウジング60の内周面65の軸方向に沿って、スプライン溝63a〜63kおよびスプライン溝61a,61bが形成されている。ハウジング60の内周面65の周方向に沿って環状溝が形成されており、スナップリング50は環状溝に嵌合されている。スプライン溝63a〜63kは、環状溝よりも溝深さが大きく、環状溝を跨ぐように形成されている。スプライン溝63a〜63kは、スプライン溝63a〜63kと嵌合する摩擦係合要素の軸方向の移動を許容するとともに、周方向の回転を妨げる。スプライン溝61a,61bは、環状溝よりも溝深さが大きく、環状溝を跨ぐように形成されている。 (もっと読む)


【課題】従来よりも簡素な構成で車両のエネルギーを回収することが可能な車両の駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置2は、内燃機関3に接続されて回転する入力部材10と、入力部材10がクラッチ12を介して接続される回転部材11と、回転部材11の回転を変速する自動変速機15とを備えている。自動変速機15は、差動機構18が持つ複数の回転要素に対する回転部材11の接続関係を変更することにより複数の変速段を実現でき、かつこれら回転要素のすべてと回転部材10とを切り離すことができる。回転部材11は入力部材10と回転部材11とがクラッチ12にて切り離され、かつ複数の回転要素のすべてと回転部材11とが自動変速機15にて切り離されたときに、単独で回転できる。 (もっと読む)


【課題】小型化を図ることができる駆動力伝達装置を提供すること。
【解決手段】オイル貯留室204aは、オイルポンプ202aと電動モータ201aとの間に形成される空間により構成されるので、オイル貯留室204aからオイルポンプ202aまでの距離を短くすることができる。よって、オイルポンプ202aによるオイルの送り出しを効率良く行うことができる。これにより、オイルポンプ202aを大型化する必要を無くし、装置の小型化を図ることができる。また、オイルポンプ202aへの異物の侵入を防ぐストレーナ213aはオイル貯留室204a内に配設されているので、オイルを貯留するスペースとストレーナ213aを配設するスペースとを兼用させることができる。これにより、ストレーナ213aを配設するスペースを別に確保する必要を無くし、装置の小型化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】組立作業が困難になるのを抑制することが可能な油圧クラッチを提供する。
【解決手段】この油圧クラッチ100は、クラッチ機構部30の接続状態および切断状態を切り替えるプッシュロッド47と、プッシュロッド47を駆動するピストン51と、ピストン51が収納されるシリンダ部材48と、プッシュロッド47を介してシリンダ部材48側にオイルが漏れるのを抑制するためのオイルシール53と、オイルシール53とシリンダ部材48との間に配置される押圧プレート54とを備え、シリンダ部材48と押圧プレート54との少なくとも一方に、シリンダ部材48と押圧プレート54とを係合させるための爪部54dが設けられている。 (もっと読む)


【課題】発進クラッチを焼損しないよう容量制御しつつ、運転者の要求操作通りの発進応答が達成されるようなエンジンの回転速度制御を提案する。
【解決手段】車速VSPが停車判定値未満であり、且つ、ブレーキスイッチがONであり、且つ、ブレーキ液圧Pbrakeが第1設定値Pb1以上である制動停車状態において、高応答発進制御要求操作でアクセル開度APOが第2設定値APO2以上にされたt4以降、エンジン回転数をこの高応答発進要求が実現されるために必要な高応答発進制御用回転数に保たれるようフィードバック制御すると共に、このエンジン回転速度制御による発進クラッチの発熱が抑制されるよう発進クラッチの締結容量低下制御を行う。前者のエンジン回転速度制御は発進応答を運転者の操作要求通りのものとなし、後者の発進クラッチの締結容量低下制御は発進クラッチが焼損して車両が発進不能になるのを回避することができる。 (もっと読む)


【課題】複雑な金属加工を伴わずに、潤滑油に対する整流機能を有するキャンセルプレートを提供する。
【解決手段】流体圧により軸方向にスライドして多板クラッチ5を押圧する環状のピストン2との間で環状のキャンセル室70aを形成する流体式変速機のキャンセルプレート3である。このキャンセルプレート3は、ピストン2に対向配置される環状部材31と、環状部材31の外周面に接着されてピストン2の内周面に摺接するシールリップ32とを備える。環状部材31には、軸方向に沿ってキャンセル室70aと反対方向に延びて多板クラッチ5に供給する潤滑油の流動方向を調節する弾性素材製の環状整流部33が接着されている。 (もっと読む)


【課題】押圧体に対する相対位置を適正化することのできる押圧装置を提供する。
【解決手段】直線的に前後動作するアクチュエータに連結されている保持体に、所定の対象物に当接して該対象物を押圧する押圧体が前後動可能に保持されるとともに、前記保持体が前進して前記押圧体が前記対象物によって相対的に押し戻された場合に前記押圧体の前記保持体に対する相対的な後退移動を規制する一体化機構が設けられ、さらに前記保持体が後退移動した場合に前記押圧体を前記保持体に対して相対的に前進方向に押圧する推進機構が設けられた押圧装置において、前記押圧体を前記対象物に当接させて相対的に後退移動させた前記保持体が前記対象物から離隔する方向に後退した場合に、前記推進機構による前記押圧体の前進方向への移動を規制する規制手段を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成により溝からの外れを好適に防止する車両用油圧式摩擦係合装置のスナップリングを提供する。
【解決手段】外周方向へ向かって厚み寸法が漸増するように形成されて、ピストン52側に配設される第1のスナップリング64と、外周方向へ向かって厚み寸法が漸減するように形成されて、フランジ48側に配設される第2のスナップリング66とから成り、前記第1のスナップリング64及び第2のスナップリング66を重ね合わせたときに、その第1のスナップリング64における前記ピストン52側の平面部64aと第2のスナップリング66における前記フランジ48側の平面部66aとが略平行になるように配設されて用いられるものであることから、ハウジング26に特別な加工を施すことなく、相補的なくさび効果によりスナップリング50の内側への外れを抑制できる。 (もっと読む)


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