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Fターム[3J058GA19]の内容

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Fターム[3J058GA19]に分類される特許

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【課題】湿式摩擦材の摩擦係数を大きくすること。
【解決手段】コルクを粉体化し、必要において当該粉体化した前記コルクを150〜200℃に加熱し、当該粉体化したコルクを他の湿式摩擦材の抄紙材料と共に混ぜ、これらの抄紙材料を抄造して抄紙体とし、その抄紙体にバインダとなる合成樹脂に含浸させた後加熱硬化させたものである。これにより前記コルク自体が高い摩擦係数μを有するばかりでなく、粉体として使用することで表面積が広くなり、相手材のセパレータプレートとの接触面積が広くなることで湿式摩擦材の摩擦表面の摩擦係数が高くなり、また、前記コルクの加熱によりコルク自体の摩擦係数を高め、さらに油の吸排出性を向上することができるから、摩擦係数μをより大きくした湿式摩擦材とすることができる。湿式摩擦材として使用した場合には、摩擦係数μをアップさせることができ、摩擦材の枚数削減による軽量化、高効率化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材及びその製造方法において、摩擦面に充填材を多く分布させることによって確実に正勾配性のμ−V特性を得ることができ、ジャダー現象を低減できること。
【解決手段】桝状の容器10の底部に網11を張ったものを平板12で塞いで、この容器に大きさ5μm〜20μmの気泡3を含有させた水2を満たす。次に、気泡3を含有させた水2に繊維材料4及び充填材5を添加して、攪拌する。そして、所定時間静置することによって、繊維材料4は上方へ移動し、充填材5は下方へ移動して偏在した状態となる。そこで、平板12を外して底部から脱水することによって、底部の網11の面に充填材5が偏在し、その上に繊維材料4が堆積した基材前駆体6が得られる。この基材前駆体に熱硬化性樹脂を含浸して加熱硬化させることによって、充填材4が脱落することも目詰まりを起こすこともなく、湿式摩擦材用の摩擦材基材を製造することができる。 (もっと読む)


【課題】高い摩擦係数が必要とされる摺動部において、ノイズ及び振動の抑制に優れた摩擦面を安定して形成し、かつ維持する摩擦対を提供する。
【解決手段】第一の摩擦材及び第二の摩擦材を組み合わせ、当該第一の摩擦材の摩擦面と当該第二の摩擦材の摩擦面とが当接してなる摩擦対であって、前記第一の摩擦材は、第一の基材、第一の母材、第一の高硬度材料、及び潤滑性樹脂を有し、且つ、前記第一の母材中に前記第一の高硬度材料と前記潤滑性樹脂とを分散分布させた第一の表面層を有し、当該第一の表面層の最表面が摩擦面となり、前記第二の摩擦材は、第二の基材、第二の母材、及び第二の高硬度材料を有し、且つ、前記第二の母材中に前記第二の高硬度材料を分散分布させた第二の表面層を有し、当該第二の表面層の最表面が摩擦面となることを特徴とする、摩擦対。 (もっと読む)


【課題】熱処理を施しても摩擦材の強度低下や摩耗特性の低下等がなく、又、少ないエネルギーでその処理を実施可能とし、しかも、ブレーキの効き安定性、高速効力あるいはフェード特性を確保することのできる摩擦材とその製造方法を提供する。
【解決手段】繊維基材、結合材、及び摩擦調整材を含有する母材層上に、230℃以上で燃焼する易燃性材料を含有する表面層を形成し、熱処理してなることを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】本発明は、従来の湿式摩擦係合装置用摺動部材と比較して、プレートが充分に大きな摩擦係数を有しながらもこのプレートの相手材の摩耗量を顕著に低減した湿式摩擦係合装置用摺動部材を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、摺動面に非晶質炭素膜を施したプレートと、前記摺動面に接するように配置される炭素系摩擦材との組み合わせからなる湿式摩擦係合装置用摺動部材であって、前記非晶質炭素膜のマルテンス硬度が5000N/mm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】 本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスであるエチレン−プロピレンゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は1000ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】高温特性に優れた摩擦材を提供する。
【解決手段】本発明の摩擦材2は、強化繊維と、充填材と、ゴム組成物と、バインダ樹脂と、を含む摩擦材である。ゴム組成物は、マトリックスであるニトリルゴムに平均直径が0.5〜500nmのカーボンナノファイバーが均一に分散され、パルス法NMRを用いてハーンエコー法によって150℃で測定した、無架橋体における、第1のスピン−スピン緩和時間(T2n)は100ないし3000μ秒であり、第2のスピン−スピン緩和時間(T2nn)を有する成分の成分分率(fnn)は0.2未満である。 (もっと読む)


【課題】セルロースを使用せずとも耐熱性に優れ、且つ層間剪断特性等の機械的特性の高温耐久性に優れた湿式摩擦材を提供することを目的とする。
【解決手段】繊維材料、無機フィラー、摩擦調整剤等の成分から成る湿式摩擦材において、繊維材料として、高度にフィブリル化したアラミドパルプをある特定の条件範囲でプラズマ処理したものを使用することにより、層間剪断特性などの機械的特性に優れた湿式摩擦材が得られる。 (もっと読む)


【課題】高摩擦係数であり、各種の制動条件に対し比較的安定しているとともに、摩擦材製造時の安全衛生性が向上し、自動車、大型トラック、鉄道車両、航空機、各種産業機械等のブレーキパッド、ブレーキライニング、ディスクパッド、クラッチフェーシング、ペーパークラッチフェーシング、制輪子などの各種用途に幅広く用いることができる摩擦材を提供する。
【解決手段】柱状の粒子形状を有するルチル型二酸化チタンを含有する。ルチル型二酸化チタンの重量平均長軸径は好ましくは1〜15μmであり、表面を有機化合物で処理したものが好ましい。少なくとも柱状の粒子形状を有するルチル型二酸化チタン及び結合材を混合した後、成形し、加熱硬化することにより製造する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、アラミドパルプの添加量を少なくしても高いフィラー保持性や成型性、摩擦材強度を達成できる摩擦材を提供するものである。
【解決手段】所定の範囲に高度にフィブリル化されたパラ型アラミドパルプを摩擦材に特定量含有させることにより、アラミドパルプの添加量を少なくしても高いフィラー保持性や摩擦材成型性、摩擦材強度を有する摩擦材とする。 (もっと読む)


【課題】ノンアスベスト系摩擦材において摩擦摩耗性能等の摩擦材自体の性能を損なうことなく、良好な鳴き、異音特性を持つノンアスベスト摩擦部材を提供する。
【解決手段】熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とを含む摩擦材がプレシャプレートと一体に成形されたノンアスベスト摩擦部材において、前記摩擦材は、摩擦面側の第一層摩擦材とプレッシャプレート側の第二層摩擦材とを有し、該第二層摩擦材中に少なくともエラストマー、架橋剤を含むプレミックスが配合されていることを特徴とするノンアスベスト摩擦部材。該プレミックスが繊維を含むことが好ましく、また該プレミックスがエラストマーを10〜97vol%配合されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 特に小型ブレーキライニング(小型BL)用摩擦材において、高温熱履歴後の多湿環境下放置後におけるME現象、グー音の発生を同時に防止する摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくとも消石灰を7〜30体積%、かつアルミニウム粒子を2.0〜3.5体積%含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】自動車用変速機における動力伝達系のクラッチフェーシングなどに使用される湿式摩擦材を提供する。
【解決手段】比表面積が3m/g〜20m/g程度にフィブリル化した芳香族ポリアミドの如き有機繊維パルプと、無機フィラーと、バクテリアセルロースとを、それぞれ20〜80:80〜20:0.5〜10(重量比)の組成比からなるスラリーとなし、このスラリーを抄造して得られる紙状物を基材とし、さらにこの基材100重量部に対して20〜70重量部のバインダー樹脂を配合し、しかる後熱プレスにより加圧・硬化させて得られる湿式摩擦材は剪断強度・耐久性等に優れる。 (もっと読む)


【課題】 フェード現象の防止と生産性及び生産コストの向上を両立させることができる摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とからなる摩擦材の製造方法において、熱成形後過熱蒸気雰囲気下で熱処理することを特徴とする摩擦材の製造方法。熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とからなる摩擦材の製造方法において、熱成形後加熱空気中で熱処理し、更に過熱蒸気雰囲気下で熱処理することを特徴とする摩擦材の製造方法。過熱蒸気雰囲気下での熱処理を、処理温度180℃以上800℃未満、処理時間15分〜1時間で行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐久性と摩擦性能に優れた湿式摩擦材の製造方法を提供すること。
【解決手段】不織布20の表層に粒子32と熱硬化性樹脂42を充填し乾燥・硬化させて粒子32と樹脂42からなる層(中間層)12を形成した後、不織布20の裏面側から密度調整剤31と熱硬化性樹脂41を充填し乾燥・硬化させ、不織布20の表面に摩擦調整剤33と熱硬化性樹脂41を塗布して乾燥・硬化させる。中間層12が壁の役目を果たし、密度調整剤31が不織布20内部へ高密度に充填され、摩擦調整剤33が摩擦摺動面15の表層に定着し均一に塗布される結果、湿式摩擦材10の耐久性及び摩擦性能を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】 高い摩擦係数を有し、圧縮疲労特性に優れ、μ−V特性の正勾配性を具備した湿式摩擦材を提供する。
【解決手段】 ペーパー基材と結合材からなる湿式摩擦材において、結合材が下記式(1)で示されるシランカップリング剤の加水分解液とレゾール型フェノール樹脂とを混合して得られる液状樹脂組成物の硬化物であって、シランカップリング剤の加水分解液(S)とレゾール型フェノール樹脂(R)のそれぞれの不揮発分の重量比(S/R)が80/20〜20/80の範囲に調整されてなる。
(X)(R1n Si(OR23-n (1)
(式中、Xは末端に一級アミンを有するアミノアルキル基、R1 及びR2 はそれぞれ独立に炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは0又は1の整数である。) (もっと読む)


【課題】 摩擦材の品質を維持することが出来、かつ導入設備のコストを抑えつつ、予熱工程及び加熱加圧成形工程の時間短縮が実現可能な摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を主成分とする摩擦材の製造方法において、成形型への投入物を高周波誘電加熱により予備加熱し、その後、加熱加圧成形をおこなうことを特徴とする摩擦材の製造方法。 (もっと読む)


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