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Fターム[3J058GA55]の内容

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Fターム[3J058GA55]に分類される特許

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【課題】 特に高温・高負荷におけるフェード性能を要求されるDP用摩擦材において、AMSフェード試験時の350℃を超える高温度、高減速度域においても摩擦係数が高く、フェード性能が良く、耐摩耗性にも優れる摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくともコークスを10〜16体積%、カシューダストを5〜10体積%、未焼成バーミキュライトを7〜14体積%含有することを特徴とする摩擦材。 (もっと読む)


【課題】含浸性並びに機械的強度に優れた湿式摩擦材用フェノール樹脂組成物およびその製造方法、これを用いてなる湿式摩擦材を提供することである。
【解決手段】フェノール樹脂を衝突設備内において、300kg/cm2以上の圧力で、衝突分散処理することを特徴とする湿式摩擦材用フェノール樹脂組成物の製造方法であり、これにより得られる湿式摩擦材用フェノール樹脂組成物は25℃における粘度が300mPa・s以下であり、これを繊維状基材に含浸し、硬化してなることを特徴とする湿式摩擦材である。 (もっと読む)


【課題】 ジャダーを安定良く抑制し、かつ摩擦材の成形性に優れる摩擦対を提供する。
【解決手段】 摩擦材2,3と相手材4を有し、摩擦材2,3と相手材4の間に生じる摩擦力によって制動力を発生する摩擦対1であって、摩擦材2,3は、繊維基材と摩擦調整剤と結合剤と酸化銅を含んでいる。酸化銅は、平均粒径が1.5μm以下であり、かつ添加量が摩擦材全体の0.5〜7体積%である。そして相手材4は、全体または少なくとも表面が鉄系である。 (もっと読む)


【課題】 高速・高負荷時における制動力の低下の少ないステンレス繊維基材の摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤と結合剤とを有し、繊維基材としてステンレス繊維を含んでいるステンレス繊維基材の摩擦材であって、摩擦調整剤としてコークスを含み、かつカシューダストを含んでいない。 (もっと読む)


【課題】 フェード現象の防止と生産性及び生産コストの向上を両立させることができる摩擦材の製造方法を提供する。
【解決手段】 熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とからなる摩擦材の製造方法において、熱成形後過熱蒸気雰囲気下で熱処理することを特徴とする摩擦材の製造方法。熱硬化性樹脂結合材、補強繊維、摩擦調整材とからなる摩擦材の製造方法において、熱成形後加熱空気中で熱処理し、更に過熱蒸気雰囲気下で熱処理することを特徴とする摩擦材の製造方法。過熱蒸気雰囲気下での熱処理を、処理温度180℃以上800℃未満、処理時間15分〜1時間で行うことが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐久性と摩擦性能に優れた湿式摩擦材の製造方法を提供すること。
【解決手段】不織布20の表層に粒子32と熱硬化性樹脂42を充填し乾燥・硬化させて粒子32と樹脂42からなる層(中間層)12を形成した後、不織布20の裏面側から密度調整剤31と熱硬化性樹脂41を充填し乾燥・硬化させ、不織布20の表面に摩擦調整剤33と熱硬化性樹脂41を塗布して乾燥・硬化させる。中間層12が壁の役目を果たし、密度調整剤31が不織布20内部へ高密度に充填され、摩擦調整剤33が摩擦摺動面15の表層に定着し均一に塗布される結果、湿式摩擦材10の耐久性及び摩擦性能を向上させることができる。 (もっと読む)


本発明は摩擦材料に関わり、さらにとりわけ、従来の製紙プロセスを使って製造できる湿式摩擦材料に関する。湿り気を付与した一様な骨組マトリクスを形成するために長いファイバーが使われ、そのファイバーは、摩擦マトリクス全体およびマトリクスバインダー全体に、特に隣接したファイバーの隙間において粒子状材料を分散させることによって補強され、それにより材料の剪断強度を著しく増やす一方で、材料を通る流量に対するほとんど無視できる影響を持つ。
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【課題】 アルミ基金属複合材製のディスクローター、ブレーキドラムなどのアルミ基金属複合材製摺動部材への錆付きの防止を図った摩擦材及びこれを用いたドラムブレーキのシューアセンブリー及びブレーキ装置を提供する。
【解決手段】 基材繊維、結合材、無機充填剤及び有機充填剤を含有する摩擦材組成物を成形してなり、アルミ基金属複合材製摺動部材と組合わせて使用される摩擦材であって、摩擦材の水素イオン濃度がpH6〜10であり、電気抵抗値が300KΩ以上である摩擦材。 (もっと読む)


【課題】 高い摩擦係数を有し、圧縮疲労特性に優れ、μ−V特性の正勾配性を具備した湿式摩擦材を提供する。
【解決手段】 ペーパー基材と結合材からなる湿式摩擦材において、結合材が下記式(1)で示されるシランカップリング剤の加水分解液とレゾール型フェノール樹脂とを混合して得られる液状樹脂組成物の硬化物であって、シランカップリング剤の加水分解液(S)とレゾール型フェノール樹脂(R)のそれぞれの不揮発分の重量比(S/R)が80/20〜20/80の範囲に調整されてなる。
(X)(R1n Si(OR23-n (1)
(式中、Xは末端に一級アミンを有するアミノアルキル基、R1 及びR2 はそれぞれ独立に炭素数1〜3のアルキル基を表し、nは0又は1の整数である。) (もっと読む)


【課題】 特に大型車においてブレーキの効き(定積常用効力)が高く、かつME現象(空車ME効力)を低減するバランスのとれた摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該充填材として少なくとも硫化亜鉛(ZnS)を0.05体積%以上0.45体積%未満含有することを特徴とする摩擦材。さらにカシューダストは13体積%以上24体積%未満含有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】極表層の余剰バインダーの被膜層を除去し又はその形成を防止した湿式摩擦材を提供する。
【解決手段】天然パルプ繊維、有機合成繊維等の繊維基材、けいそう土、カシュー樹脂等の充填材、摩擦調整剤及び熱硬化樹脂等のバインダーを含む湿式摩擦材であって、硬化後の摩擦面が、表面から深さ10μmまでのバインダーの濃度(A)に対し、表面から深さ10〜100μmのバインダーの濃度(B)の比率A/Bが0.85〜1.15の範囲にあり、かつ、特定の表面性状を有する。 (もっと読む)


エポキシ樹脂またはフェノール樹脂のような結合剤により摩擦材料が強化され、それに剛性が付与された、炭素繊維材料(好ましくは、炭素織布摩擦材料)。その摩擦材料は、その摩擦表面が実質的に結合剤を有さないように、勾配を付けた結合剤濃度を有する。繊維ガラス裏打ちのような強化基材もまた存在する。その摩擦表面における摩擦係数は、例えば、複数の繊維がその摩擦表面に対して垂直な方向に配向されるように、その表面を削り出すことによって、さらに増大され得る。
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【課題】ブレーキ使用初期の摩擦係数の安定性を確保する。
【解決手段】基材繊維と、結合材と、充填材とからなり、安定化ジルコニア単結晶と比較して99.93〜99.95%の大きさの格子定数を有する安定化ジルコニアを含有する摩擦材およびその製造方法。本摩擦材に含まれる安定化ジルコニアは、過酷な条件でブレーキを使用してもこれ以上歪みが入り難くいため、格子定数がほとんど変化しない。そのため、ブレーキ使用初期で摩擦係数の変化の少ない安定した摩擦特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】高い動摩擦係数を有し、摩擦材の総厚変化量が少なく、且つ耐ヒートスポット性に優れる湿式摩擦材を提供すること。
【解決手段】繊維基材に熱硬化性樹脂を含浸させた後、加熱硬化してなる湿式摩擦材において、前記繊維基材が、カーボンナノチューブ、気相成長炭素繊維およびこれらの混合物からなる群から選択される繊維状炭素を0.01〜2重量%含むことを特徴とする湿式摩擦材である。また、前記繊維状炭素は、2〜500nmの平均繊維径および2〜25000のアスペクト比を有することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 摩擦係数が高く(高μ)かつ安定していて、耐摩耗性、耐フェード性にも優れているバランスのとれた摩擦材を提供することを課題とする。
【解決手段】 繊維基材、結合材、充填材を含有する摩擦材において、該繊維基材として酸化チタンが4〜11質量%含まれた酸化チタン含有複合多結晶チタン酸カリウム繊維を含有し、さらに該充填材として常温アセトン抽出法においてタール分が7〜9質量%かつ平均粒径が20〜90μmのカシューダストを含有する摩擦材。 (もっと読む)


【課題】紙状の湿式摩擦材を製造するに際し、使用する繊維質材料の分散状態が容易に解析できる解析方法を提供すること。
【解決手段】染色可能な繊維を含む繊維質材料と、無機フィラーとから構成される紙状の湿式摩擦材を製造するに際し、予め染色した繊維を繊維質材料として用いるか、染色可能な繊維を含む繊維質材料と、無機フィラーとを用いて紙状の湿式摩擦材を製造した後、該繊維質材料に含まれる、染色可能な繊維を染色する。 (もっと読む)


【課題】 ブレーキの鳴きを低減させるためにゴムを結合剤に含む摩擦材において、ゴムによって耐熱性が劣化する現象が少ない摩擦材を提供する。
【解決手段】 繊維基材と摩擦調整剤と結合剤を主成分とする摩擦材であって、結合剤として加硫したゴムを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 クラッチフェーシングにおいて、配合材料として多孔性炭素の中でも耐熱性に優れた石炭コークスに限定して摩擦係数を確保しつつ耐摩耗性を著しく向上させること。
【解決手段】 摩擦係数μは、最小μについても安定μについても、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって低下していくが、実施例5においても目標値の0.25はクリアしている。一方、摩耗量は、実施例1から実施例5と石炭コークスの配合量が増えるにしたがって減少しており、耐摩耗性が向上していることが分かる。これに対して、石炭コークスを配合していない比較例1においては、摩擦係数は大きい値を示しているが、摩耗量が実施例1〜実施例5に比べて著しく大きく、耐摩耗性に劣ることが分かる。さらに、石炭コークスは高い気孔率を有しており、摩擦材の軽量化の実現が可能で、また製造工程での樹脂、ゴムの硬化時に発生するガスがスムーズに抜ける。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、優れた動的摩擦性能を発揮する湿式摩擦部材及びこの湿式摩擦部材を製造するための炭素繊維複合材料を提供する。
【解決手段】 本発明は、炭素繊維11と、前記炭素繊維11同士を接合するマトリックス12とが含まれる炭素繊維複合材料10であって、3.5nm以上、100nm以下の径の微細気孔を備えることを特徴とする。この炭素繊維複合材料10は、マトリックス12にナノメータ(nm)オーダーの径の微細気孔が形成されているので、炭素繊維複合材料10の比表面積が増大する。その結果、この炭素繊維複合材料10からなる湿式摩擦部材は、その動的摩擦性能が高められる。 (もっと読む)


【課題】 高摩擦係数と耐摩耗性を備えた摩擦装置を提供する。
【解決手段】 本発明の摩擦装置の典型例となるディスクブレーキ装置10は、タングステンカーバイドを有するサーメット層が表面に形成された相手材としてのロータ20および炭化ケイ素を含む摩擦材としてのパッド30を備える。より好ましくは、パッド30は、5〜35体積%の炭化ケイ素を含む。また、より好ましくは、パッド30は、平均粒径5〜80μmの炭化ケイ素を含む。 (もっと読む)


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