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Fターム[3K070DA03]の内容

煙突・煙道 (2,268) | 煙又はガスを処理するための装置又は方法 (2,047) | 処理対象 (619) | SOx (102)

Fターム[3K070DA03]に分類される特許

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【課題】火力発電プラントの排ガスに含まれる二酸化炭素を回収する際、二酸化炭素を吸収した後の排ガス中に含まれるアミンガスの排出量を削減し、二次的な環境汚染を防止すると共に、火力発電プラントの発電効率低下を抑制しうる火力発電プラントを提供する。
【解決手段】化石燃料焚ボイラで得られた蒸気で駆動される蒸気タービンと、その動力により発電する発電機と、該ボイラから発生した排ガス中に還元剤を注入して排ガス中の窒素酸化物を除去する脱硝装置と、排ガス中の二酸化炭素をアミン系吸収液で吸収させて回収する吸収塔及び再生塔から成る二酸化炭素吸収装置とを有する火力発電プラントにおいて、前記二酸化炭素を吸収除去した後の、アミンを含む排ガスからアミンを吸着濃縮するアミン濃縮装置と、該アミン濃縮装置で濃縮されたアミン濃縮ガスを前記脱硝装置の還元剤と共に排ガス中に注入するか、またはボイラの火炉に直接注入する手段を設けたこと。 (もっと読む)


【課題】酸素燃焼システムの酸素製造装置から排気される窒素を排ガスのSO2の除去性能を高めるために積極的に利用する酸素燃焼式燃焼装置の排ガス処理装置又は方法及びそのための湿式排煙脱硫方法又は装置を提供することである。
【解決手段】酸素から分離された窒素を高酸素濃度ガスを燃焼用ガスとして用いる酸素燃焼式ボイラ13から排出される燃焼排ガスを導入して、該燃焼排ガスを脱硫剤含有スラリと気液接触させる脱硫吸収部26と、該脱硫吸収部26の下部に設けられる排ガスと気液接触した脱硫吸収液を一旦貯留して酸化用空気を吹き込み脱硫吸収液中の亜硫酸塩を酸化する吸収液溜め部11と、前記空気から分離された窒素を冷媒として利用する脱硫吸収液の冷却手段31とを設けた湿式排煙脱硫装置3又は湿式脱硫方法と、該装置又は方法を用いる酸素燃焼式ボイラの排ガス処理をする装置又は方法である。 (もっと読む)


【課題】抗火石の使用量を最小化する。
【解決手段】入口部13aから入った排ガスを、スプレー部13bから噴霧する水によって気液接触処理して洗煙すると共に飽和状態まで増湿しつつ冷却する冷却部13と、冷却部13で前記処理を施された排ガスを、充填物14a及びスプレー部14bから噴霧する水と接触させて処理して洗煙すると共に減湿冷却した後出口14cから放出する吸収・減湿部14を備えた湿式洗浄装置11である。冷却部13の入口部13aには抗火石17を施工すると共に、冷却部13の直胴部13cの一部に水膜18bを形成する水膜形成手段18を設ける。
【効果】抗火石の使用は入口部だけで良くなって、抗火石の使用量を少なくすることができる。また、水膜により排ガス温度を効果的に低減することもできる。 (もっと読む)


【課題】酸素燃焼ボイラの排ガスから低コストで大量に水分と二酸化炭素を回収することが可能な多目的型火力発電システムを提供する。
【解決手段】酸素燃焼ボイラ1,酸素分離装置6,石炭燃料供給装置7,蒸気タービン2,発電機3,脱硝装置10,ガス熱交換器11,ガス熱交換器出口ガスをタービン水蒸気サイクル水の一部である復水器出口の復水で冷却する復水冷却器12,集じん機13,脱流装置14,冷却造水器15,二酸化炭素液化装置16を用いて、酸素燃焼ボイラ1の燃焼後の排ガスの主成分が二酸化炭素ガスと水蒸気である特徴を活用して、この排ガスを冷却および圧縮してガス中の水分と二酸化炭素を同時に回収する。回収した水分を蒸気タービン蒸気・水サイクルのサイクル水として活用する送水システムを備える。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、ボイラへ循環する排ガスから硫黄酸化物を取り除き、循環ガス配管内壁への水滴の付着を防止して腐食の進行を抑制すると共に、熱損失を低減してプラント効率を増加させることが可能な酸素燃焼ボイラを提供することにある。
【解決手段】本発明の酸素燃焼ボイラは、ボイラから排出された排ガスを流下させるように配設された排ガス系統のうち、ボイラの排ガス用出口と該ボイラへ排ガスの一部を循環させるために該排ガス系統から排ガスの一部を分岐させる分岐点との間の領域に、排ガスから熱を回収する熱回収器と、排ガスの煤塵を除去する集塵装置と、排ガスの硫黄酸化物を除去する脱硫装置と、排ガスの水分を除去する冷却除湿装置を順次設置し、前記排ガス系統の分岐点から分岐した排ガスの一部を該ボイラに循環して供給する排ガス循環系統を配設し、前記排ガス循環系統に排ガスを加熱する再熱器を設置した構成である。 (もっと読む)


【課題】フライアッシュへの異物の混入を抑制可能な火力発電システムを提供すること。
【解決手段】メッシュストレーナ350,360,370は、フライアッシュを通過させると共に、異物を残留させる。制御装置410は、流量計測器300により計測されるフライアッシュの流量又は重量計測器340により計測されるフライアッシュの重量に基づいて、メッシュストレーナ350,360,370を各メッシュの粗さが異なるものに切り替えるように切替装置380,390,400を制御する。 (もっと読む)


【課題】既存の設備にも導入しやすく且つ効果的に排ガスからHgを除去することができる水銀除去装置を提供する。
【解決手段】煙道X内を流動する排ガスに含まれる0価水銀を除去する水銀除去装置であって、アンモニアが流動する配管22と、配管22に接続し煙道X内に気体を供給するノズル23と、を有し、排ガス中の窒素酸化物と還元性ガスとを反応させて窒素酸化物を還元する脱硝装置2と、配管22と接続する配管65を有し、ノズル23を介して煙道X内に0価水銀を酸化する塩化水素を供給する酸化性ガス供給装置6と、煙道X内のノズル23の下流側に設けられ、排ガスに洗浄水を接触させる除去部と、を備え、酸化性ガス供給装置6は、加熱により前記酸化性ガスを生じる原料液を加熱する分解部64と、分解部64に原料液を供給する供給部と、分解部64と配管22とを接続する配管65と、を有し、分解部64が、煙道Xの外部に設けられている。 (もっと読む)


【課題】燃焼排ガス中のCO2を除去する脱CO2設備の運転において環境負荷の低減を図ると同時に、プレスクラバの設備コストやユーティリティコストを極力抑えることができる燃焼排ガス中の脱CO2設備および方法を提供する。
【解決手段】燃焼排ガス中の二酸化炭素(CO2)をアミン類の吸収液によって吸収、除去するCO2除去設備を設けた排ガス処理システムであって、該CO2除去設備の上流側に排ガスを海水と接触させるプレスクラバを設けた排ガス処理システム。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、建屋内の空気及びボイラから排出する排ガスの熱を回収して利用し、効率の向上を図った酸素燃焼ボイラを提供することにある。
【解決手段】
本発明の酸素燃焼ボイラは、建屋の上部にタービンを内部に備えた排気用空気ダクトを設置すると共に、排気用空気ダクトの空気取入口に開閉部材を設置し、前記建屋内に空気の温度を検出する温度検出器を設置し、ボイラを空気燃焼から酸素燃焼に切り替える操作を行う制御装置を設置して該制御装置によって前記温度検出器で検出された空気の温度に基づいて建屋内の空気を排気用空気ダクトを通じて排気し、この空気の排気で排気用空気ダクト内に設置された発電用タービンで発電することで建屋内の排熱を有効利用できる。 (もっと読む)


【課題】 廃棄物等の変化により排ガスの性状が急激又は緩慢に変化した場合でも、熱交換器の低温腐食を生じさせることなく熱回収量を最大化できるようにする。
【解決手段】 廃棄物の焼却炉1と、焼却炉1から排出された排ガスGの熱を回収するボイラ2及びエコノマイザ3と、エコノマイザ3を通過した排ガスG中の煤塵、酸性ガス及び窒素酸化物を除去する排ガス処理システムとを備えた廃棄物焼却プラントの運転方法に於いて、エコノマイザ3の入口側の排ガスG中の酸露点及びSO濃度を連続的に測定し、前記酸露点の測定結果に基づいて焼却炉1内及びエコノマイザ3の入口側の排ガスG中に尿素又はアンモニアを噴霧してSOを除去することにより排ガスG中の酸露点温度を低下させ、また、前記SO濃度の測定結果に基づいてエコノマイザ3及びボイラ2へ供給される給水Wの温度を制御してエコノマイザ3の伝熱管の表面温度を酸露点温度以上に保つ。 (もっと読む)


【課題】熱回収部におけるフライアッシュの付着性を低減させて、ランニングコストを増大させずに熱回収効率を維持できる排ガス処理装置及びその運転方法の提供である。
【解決手段】石炭を燃料としたボイラ1と、ボイラ1出口の排ガス温度を下げるための熱媒体を通す伝熱管群を備えた熱回収部4と、熱回収部4出口の排ガス中の媒塵を除去する集塵機5とを設けた排ガス処理装置において、熱回収部4前流側にアルカリ供給装置18を設け、集塵機5入り口の煤塵濃度に基づき煤塵中のアルカリ濃度を求めると共に、排ガス中の除去されたSO3濃度からSO3除去により消費されたアルカリ濃度を求め、煤塵中のアルカリ濃度から消費されたアルカリ濃度を引いたアルカリ濃度がゼロ以上になるようアルカリを供給することで、熱回収部4におけるフライアッシュの付着を防止して、ランニングコストを増大させることなく熱回収効率を維持し、伝熱管の閉塞を防止できる。 (もっと読む)


【課題】ベンチュリスクラバーを用いることなく、排ガス中の水銀の除去率を向上する。
【解決手段】石炭を富酸素の燃焼用ガスにより燃焼して発生した排ガス中の煤塵を集塵装置5で捕集し、集塵装置5から排出される排ガス中の硫黄酸化物を湿式脱硫装置15で除去し、湿式脱硫装置から排出される排ガスにハロゲン又はハロゲン化合物を添加装置37で添加し、添加装置37から排出される排ガス中の水銀を水銀酸化装置39でハロゲン又はハロゲン化合物と反応させて水に溶けやすい酸化水銀に酸化し、水銀酸化装置39から排出される排ガス中の水分を水銀除去装置で凝縮させ、少なくとも凝縮水に酸化水銀を吸収させて排ガスから除去する。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は酸素燃焼型石炭火力発電システムの熱効率を向上させると共に、燃焼排ガス中の凝縮水の発生や酸性水の発生を抑制して火力発電システムの系統を構成する配管材料の腐食を未然に防止し得る酸素燃焼型石炭火力発電システムを提供することにある。
【解決の手段】酸素燃焼型石炭火力発電システムにおいて、酸素製造装置12で発生した酸素を燃焼排ガスで昇温する酸素昇温用熱交換器4を燃焼排ガス系統に設置し、酸素を流下させる酸素供給系統14を酸素製造装置12からこの酸素昇温用熱交換器4を経由して混合用排ガス系統15に接続するように配設し、酸素昇温用熱交換器4によって昇温させた酸素を混合用排ガス系統15を流下する燃焼排ガスと混合させて所望の温度の支焼ガスを形成し、混合用排ガス系統15を通じてこの支焼ガスを石炭ボイラ1に供給するように構成した。 (もっと読む)



【課題】酸素燃焼発電プラントにおいて、起動から定常運転に至るまで、プラント構成部材のSO3による腐食や紫煙放出の問題なく、排熱を有効利用して、発電効率の低下を抑制すること。
【解決手段】プラント起動時は、ボイラ17の燃焼用ガスには二次用燃焼ガス(空気)供給ライン67から供給される空気を使用して空気燃焼を行いながら、ボイラ排ガスは排ガス処理ライン14から排出ライン45に流し、排ガス熱回収器50で回収した熱を熱媒体循環ライン61により排ガス再加熱器23に流し、プラント定常運転時には、燃焼用酸素と再循環排ガスとの混合ガスを使用してボイラ17で酸素燃焼を行いながら、排ガス処理ライン14からの排ガスをCO2回収ライン69に流してCO2を回収し、同時に熱回収器50で回収した熱を熱媒体循環ライン61により給水加熱器56に流す酸素燃焼発電プラントとその運転方法である。 (もっと読む)


【課題】煤塵の埋立処分量を低減でき、かつアルカリ薬剤の反応生成物を含まない煤塵を溶融処理する廃棄物処理装置であって、装置の構成がコンパクトとなる廃棄物処理装置および廃棄物処理方法を提供する。
【解決手段】廃棄物処理装置1は、廃棄物を熱分解するとともに残渣を溶融するガス化溶融炉2と、該ガス化溶融炉2と集塵装置4との間でガス化溶融炉2からの排ガスへアルカリ薬剤を吹きこむアルカリ薬剤を吹きこみ排ガスに含まれる酸性物質とアルカリ薬剤との反応生成物を生成せしめるアルカリ薬剤供給装置3と、上記集塵装置4により捕集された上記反応生成物を含む煤塵を粗粒塵と微粒塵に分級し上記反応生成物を微粒塵側に分離する分級装置5と、粗粒塵を上記ガス化溶融炉2に戻す粗粒塵帰還手段6とを備えている。 (もっと読む)


【課題】アンモニアを使用することなく、高S油焚きボイラの排ガスを処理する方法を提供する。
【解決手段】油焚きボイラ2から排出される油燃焼排ガスを脱硝処理し、該脱硝処理された排ガスを空気予熱器4に導入して熱回収し、該熱回収された排ガスを電気集塵機5に導入して当該排ガスに含まれるダストを捕集し、該ダストが捕集された排ガスを脱硫処理する排ガス処理方法において、電気集塵機5上流から熱回収された排ガスに、アルカリ性物質からなるSO除去剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】酸素燃焼方式の石炭焚ボイラプラントにおいて、簡素な構成でありながら、より確実に効率よく水銀を除去できる排ガス処理装置及びその運用方法の提供である。
【解決手段】排ガス流路の上流側から酸素燃焼ボイラ1と、脱硝装置2と、熱交換器3と、集塵装置4と、脱硫装置5と、CO2回収装置6とを設け、集塵装置4出口又は脱硫装置5出口の排ガスを熱交換器3により脱硝装置2出口の排ガスと熱交換させてボイラ1の入口に戻す排ガス循環ライン8を設け、排ガス循環ライン8にハロゲン供給器23を設けた排ガス処理装置である。ボイラ1の火炉近傍に比べて排ガス温度が低い排ガス循環ライン8にハロゲン供給器23を設けることで、ハロゲン供給器23自体を簡素な構成とすることができるとともに、供給されるハロゲン化合物を排ガス中に効率よく分散させることができるため、確実に水銀を除去できる。 (もっと読む)


【課題】排ガス循環部の配管の腐食を防止し、ミルにおいては配管内の微粉炭の流動性や燃焼性の低下を防止することである。
【解決手段】石炭を燃料とした酸素燃焼ボイラ1と、脱硝装置3と、空気予熱器4と、集塵装置5と、脱硫装置6と、二酸化炭素回収装置8とを酸素燃焼ボイラ1の排ガスダクトの上流側から下流側に順次配置した排ガス処理部と、集塵装置5出口又は脱硫装置6出口の排ガスダクトから分岐して排ガスを空気予熱器4により予熱して酸素燃焼ボイラ1に戻す排ガス循環部とを設けた排ガス処理装置において、空気予熱器4と集塵装置5との間に集塵装置5入口のガス温度をSO3の酸露点以下で且つ水露点以上にする熱回収用熱交換器13を設け、排ガス循環部の分岐部近傍にガス温度をSO3の酸露点以上にする再加熱用熱交換器13を設ける。集塵装置5入口のガス温度をSO3の酸露点以下にすることでSO3を凝縮させて集塵装置5で除去できる。 (もっと読む)


【課題】石灰石の活性状況を監視すること。
【解決手段】排ガス中の石炭灰を集塵する電気集塵器と、電気集塵器を経た脱塵排ガスに吸収液を接触させることで脱塵排ガス中のSOを吸収液中の石灰石に吸収させつつSOが除去された脱硫排ガスを排出する吸収塔とを備える脱硫設備の運転制御システムにおいて、脱塵排ガス中のSO濃度S1と、脱硫排ガス中のSO濃度S2と、排ガスの排ガス流量S3と、吸収液の石灰石濃度Cと、吸収塔にて脱塵排ガスに接触して貯留された吸収液における吸収液タンク保有量Vと、吸収液のpHとに基づき、石灰石活性定数Kを算出し、当該石灰石活性定数Kを予め設定された石灰石活性定数閾値Xと比較して石灰石の活性状況を判定する。 (もっと読む)


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