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Fターム[4B029DF05]の内容

微生物・酵素関連装置 (40,912) | 培養条件の制御 (742) | 溶存化合物濃度に関するもの (235) | 培養液の流入、流出の制御に関するもの (91)

Fターム[4B029DF05]に分類される特許

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【課題】
大気中の炭酸ガスを固定する方法において、高濃度の炭酸ガスを使用しても培養が可能となり、また炭酸ガスを溶存する培養液を培養槽にほぼ均一に導入することが可能となり、更に、培養槽中の炭酸ガス溶存濃度を簡便に制御できる方法とシステムを提供する。
【解決手段】
本発明は、少なくとも炭酸ガスを供給する炭酸ガス源と、葉緑体保有原生動植物を培養するための培養液を少なくとも有する培養システムと、該炭酸ガス源から供給される炭酸ガスを少なくとも含む気体と培養液とから炭酸ガス溶存培養液を調製する炭酸ガス溶存培養液調製システムと、該炭酸ガス源と該炭酸ガス溶存培養液調製システムとを流体連通する少なくとも一本の炭酸ガス連通管と、該培養システムと該炭酸ガス溶存培養液調製システムとを流体連通する少なくとも2本の培養液連通管とを備えることを特徴とする炭酸ガス固定システムと、該システムを活用した炭酸ガス固定法である。 (もっと読む)


【課題】培養した細胞を該細胞培養担体から自動的に剥離させ、また培養した細胞を自動的に取り出すことのできる細胞培養装置を提供する。
【解決手段】細胞を培養する凹部が設けられた細胞培養担体を内部空間に密閉可能に保持する密閉系部材10と、細胞培養担体の凹部が設けられた第1面に対向する第2面に対して水圧あるいは空圧を供給する圧力供給部20と、前記細胞培養担体の凹部における細胞の培養状態を撮像するカメラ41と、前記カメラによって撮像された画像から培養している細胞の大きさを判定し、所定の大きさに培養されているか否かを検出する培養状態検出回路を有する画像処理動作制御部40とを備え、細胞が所定の大きさに培養されている場合に、前記画像処理動作制御部40の動作信号により、圧力供給部20が第2面に対して水圧あるいは空圧を供給し、細胞培養担体Sの凹部S1に培養された細胞を剥離する。 (もっと読む)


【課題】複数個の培養容器を一度に流路と着脱することができ、その流路において適切に液を分流させて、複数の培養容器に等量の培養液を送る流体機構の提供。
【解決手段】1個または複数個の凹部を有し、そこへ1個または複数個の培養容器10を並べて収納できる培養容器セット20を開発した。マトリックス型にm×n(行×列)個の培養容器をセットでき、奥行き方向、幅方向それぞれにバネ型固定具により、培養容器側面を押し付けて培養容器セットに固定させ、また着脱可能にする。上面から培養液を内部へ供給・排出することができる孔を有する構成になっており、流路31とその培養容器の孔を接続するための継ぎ手を有するマニピュレータ。液を送液する流路は、まずエアロック構造になっている細胞投入機構から細胞を投入し、濃度を調整した細胞懸濁液を培養容器セットの培養容器へ分液する。センサーにより、等量の培地送液ができる。 (もっと読む)


本発明は、懸滴プレート(1)及び該懸滴プレート(1)の液滴接触区域(5)に付着する少なくとも一つの液体(6)中で細胞を培養するまたは分子凝集体を製造する方法に関する。懸滴プレート(1)は第1表面(3)と第1表面(3)に本質的に平行な第2表面(4)とを備える本体(2)を含む。第2表面(4)は、その中で細胞を培養するまたは分子凝集体を製造するための液体(6)を付着して受け取る少なくとも一つの液滴接触区域(5)を含む。該少なくとも一つの液滴接触区域(5)は、液体(6)が本体(2)の第2表面(4)上で広がるのを防止するレリーフ構造(8)によって周辺区域(7)から区別されている。本発明の懸滴プレート(1)は、本体(2)が同本体(2)の第1表面(3)の方向から少なくとも一つの液滴接触区域(5)に通じる少なくとも一本の導管(9)を更に含むことを特徴とする。本発明の方法では、本体(2)の第1表面(3)の方向から液滴接触区域(5)に通じる導管(9)を介して液滴接触区域(5)に液体(6)を加える。細胞及び/又は分子をこの液体(6)に導入することができ、この液体(6)の一部を液滴接触区域(5)専用の懸滴プレート(1)のそれぞれの導管(9)を介して置き換えることができる。
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【課題】生きている組織を支持し且つ培養するためのバイオリアクタとして機能できるバイオリアクタの動作方法の提供。
【解決手段】ウェル14に栄養素を供給し、前記ウェル14の上の基材12中に支持されている皿24中に生物材料を与え、この皿24は、前記生物材料を上に支持する膜20を含み、前記栄養素が該生物材料と相互作用することを可能にするものであり、前記ウェル14および基材12を、密封ポート28,30を有する蓋26で覆い、そして管状部材を用いて、生物材料および/または栄養素を、該蓋26を除去することなく前記ポート28,30を介して導入するまたは取り出すこと、を含む方法。 (もっと読む)


【課題】
本発明の目的は、複数の試料に対して、異なるアッセイを処理できる核酸分析装置を提供することである。
【解決手段】
本発明は、核酸含有試料と試薬を保持できる反応容器と、異なる温度に設定された反応容器の温度を制御できる恒温機構と、反応容器に保持された該試料を分析する分析機構と、反応容器を移送する移送機構と、を備えた核酸分析装置に関する。核酸含有試料に実施すべきアッセイに応じて、移送機構が、所定の恒温機構に、所定の順序で、反応容器を移送する。これにより、各アッセイに応じた温度変化を各試料に実施できる。そして、試料調整過程を経た反応容器は、所定のタイミングで分析機構に移送され、試料は分析される。本発明によれば、試料液調整過程における温度変化が異なるアッセイや、反応・検出時間や検出間隔が異なるアッセイでも、反応容器を連続的に分析することができる。 (もっと読む)


【課題】有機性固形物から効率よく短期間で還元糖リッチ溶液やエタノールを製造する方法を提供する。
【解決手段】醗酵タンク本体と、タンク下方に設けられた固定濾過体と、該固定濾過体の上方に設けられ、上下動可能な可動濾過体と、醗酵タンク本体上部に設けられたエア導入部と、醗酵タンク本体に設けられた温度制御手段とを備える醗酵装置に、有機性固形物と微生物製剤を投入し、低位置にある可動濾過体上に載置された有機性固形物を加温水中浸漬状態で固液混合醗酵させ、次いで上方の高位置に移動させた可動濾過体上の有機性固形物にエアを吹き込みながら固体醗酵させると同時に、固体醗酵により生じる熱を可動濾過体下方の培養液に利用させながら液体醗酵させた後、可動濾過体を再度低位置に移動させ、低位置にある可動濾過体上の有機性固形物部分を冷却しながら固液混合醗酵させる。 (もっと読む)


本明細書において、炭水化物、例えば二糖を蓄積するように操作されたトランスジェニック細菌が提供される。光合成微生物に栄養素および水分を提供するのに適した非ゼラチン質の固体培養担体ならびに前記培養担体の表面の少なくとも一部をおおう物理的バリアを含む、光合成微生物を培養するためのフォトバイオリアクターもまた提供される。フォトバイオリアクターを組み込んだ、光合成微生物の大規模連続培養のための装置および使用方法が開示されている。本発明のフォトバイオリアクターを用いる、光合成微生物からの発酵性糖の生産方法もまた開示されている。 (もっと読む)


【課題】大学の実験室にて用いられる小型のインキュベータ内に配置でき、インキュベータから出さずに、培養フラスコ内の培養液を交換する培養液交換装置を提供する。
【解決手段】本発明の培養液交換装置は、インキュベータ内に配置され、該インキュベータ内に置かれた状態にて、培養フラスコ内の培養液を定期的に交換する装置であり、培養フラスコが配置されるトレイと、培養フラスコの長尺方向に対し垂直な軸に対し、トレイを回転させるトレイ回転機構と、培養液を培養フラスコから排出する排出孔及び培養液を培養フラスコ内に注入する注入管が設けられた、培養フラスコの口に装着するキャップと、培養液が貯蔵された培養液タンクと、キャップの注入管にチューブを介して、培養液タンクから培養液を送り込むポンプと、排出孔から排出された培養液を貯蔵する廃液トレイと、トレイ回転機構及びポンプの駆動を制御する制御部とを有する。 (もっと読む)


【課題】光栄養生物(独立栄養微生物)であるシアノバクテリア(微細藻類)の培養を効率よく行う、食料・エネルギーの蓄積システムを提供する。
【解決手段】シアノバクテリアを培養する数十リットルの透明容器(金網入ガラス等)において、培養槽(セル)の構造は上部鍔付大径円筒部1aと球体形状の胴体部1b、これと小径の筒状の下部1cが中心線上に接続されている形状で、この培養セルを上中下三段構成ユニットとし、シアノバクテリアが小径の筒状部に集合濃縮したものを、可動弁4を開いて上段から中段へ中段から下段へ所定量だけ流下させ、シアノバクテリアの濃度を上げる。この最下段のセルの下端部に切換えシリンダー弁6を設け、シアノバクテリアが小径の筒状に集合濃縮したものを,メッシュのセットされたカップ7で受取り分離収穫する。 (もっと読む)


【課題】 発酵生産したアルコール類を効率的に分離、生成と濃縮するための新規で有用な手法を提供する。
【解決手段】 エタノールをエタノール発酵液から分離、濃縮するプロセスにおいて、エタノール発酵槽から直接にエタノールを所定温度範囲の減圧条件にて蒸発気化させる発酵槽兼蒸発気化槽とその蒸発気体より水分を除去する脱水濃縮装置から構成されるエタノールの分離、濃縮システム。 (もっと読む)


1種若しくはそれ以上の無機塩、1種若しくはそれ以上の有機化合物、及び任意的に、前記1種若しくはそれ以上の無機塩及び前記1種若しくはそれ以上の有機化合物中に含まれる微生物栄養素以外の、1種若しくはそれ以上の微生物栄養素を含むブライン水溶液を供給し、そして工程(1)において供給したブライン水溶液から有機化合物を除去するための少なくとも1つの単位操作を行って第1の精製ブライン溶液を得ることを含むブラインの精製方法である。前記の少なくとも1つの単位操作はブライン水溶液を酸素の存在下に有機化合物を酸化できるリビング微生物と接触させることを含む。 (もっと読む)


【課題】試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止し、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供すること。
【解決手段】分岐部の流路幅を前記駆動液流路の流路幅よりも広くすることで、試薬の漏れ液によって空気抜き用高抵抗流路が塞がれて流路の空気抜きができなくなることを防止できるので、駆動液と試薬との間に気泡が介在せず、試薬の安定した送液が行えるマイクロ検査チップおよび検査装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】コスト的に有利な高濃度アンモニア性窒素含有水や高濃度硝酸性窒素含有水の分解除去方法を提供することを目的とする。より具体的には、第一は消費電力などエネルギーコストが安価なこと。第二は臭素酸など副次的問題が生じないこと。第三には過剰薬品注入が無いことなどである。
【解決手段】アンモニア性窒素を含有する地下水、伏流水、排水、温泉、鉱泉、河川などの表流水を多孔体に生物接触・馴養流下させる際、処理塔の前半部において、注入水の酸素濃度を操作することにより、アンモニア性窒素を亜硝酸性窒素化に酸化し安定化させ、
処理後半部において生成した亜硝酸性窒素含有水に、アンモニア性窒素含有原水を再注入し、アンモニア性窒素と亜硝酸性窒素含有水との混合条件を調整・流下することにより、アンモニア性窒素:亜硝酸性窒素を同時に窒素ガス化する能力を有する微生物を優先種化することにより、硝酸性窒素化を経ずに脱窒する水処理方法。 (もっと読む)


【課題】リグノセルロース原料からリグニン、燃料アルコール、及びバイオガスを同時に製造する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、(1)リグノセルロース原料を前処理して、リグニン、リグニン由来の化合物、及びセルロースパルプ流を含む可溶化液体成分流を得る工程、(2)セルロースパルプ流から液体流を分離する工程、(3)液体流を処理して、少なくともリグニン、リグニン由来の化合物、及び半固体廃棄材料を分離し回収する工程、(b)セルロースパルプ流を処理して、セルロースパルプを糖化し発酵させて、ビールを得、次に、燃料用アルコールとアルコール蒸留廃液廃棄材料に分離される工程、(4)液体流からの半固体廃棄材料とアルコール蒸留廃液廃棄材料を嫌気的に消化させて、バイオガスを得る工程を含む。嫌気性消化速度は、セルロースパルプから得られる単糖類の一部を制御可能に供給することによって操作することができる。セルロースパルプ流が嫌気的に消化されてもよい。 (もっと読む)


【課題】閉鎖系小型細胞培養用培地供給システムを提供すること。
【解決手段】培地中のガス交換を行うためのガス透過膜が装着され培地の循環流路が設けられた閉鎖系細胞培養用容器を装着させ、その容器の培地出入口につなげられた配管を通して送液ポンプにより新鮮な培地の供給を制御すること。 (もっと読む)


【課題】第1バイオリアクターから第2バイオリアクターに培養細胞を移動する必要のない、直線的に拡大縮小可能な自立型のバイオリアクター装置及びシステムを提供することである。
【解決手段】直線的に拡大縮小可能なバイオリアクター10が2つの脚部12及び14を含み、各脚部がその上方に位置決めしたセクション16によって連結される。ガス源に接続した通路20及び22を通してバイオリアクター10にガスを導入する。反応体導入用の、また単数又は複数の生成物取り出し用の、またはガス逃出用のガスベントとしての入口31及び33を設ける。バイオリアクター10は、このバイオリアクター10を自立化させるべく支持用のロッド37がそこを通して伸延するループ又はフック35を含む。 (もっと読む)


【課題】
高生産速度が期待できる高濃度での細胞の膜分離を長期間、持続的に安定に実現すること。
【解決手段】
変換させる物質を含んだ原液をバイオリアクターに導入し、細胞浮遊液を用いて該物質を変換し、膜ユニットを用いてろ過し、非透過液をバイオリアクターに保持しつつ変換された物質を含んだ透過液を取り出す、メンブレンバイオリアクターの運転方法において、該膜ユニットの透過液側からアルコール溶液を該バイオリアクターに供給する。 (もっと読む)


【課題】
高生産速度が期待できる高濃度での細胞の膜分離を長期間、持続的に安定に実現すること。
【解決手段】
変換させる物質を含んだ原液をバイオリアクターに導入し、pH調整を行いながら細胞浮遊液を用いて該物質を変換し、膜ユニットを用いてろ過し、非透過液をバイオリアクターに保持しつつ変換された物質を含んだ透過液を取り出す、メンブレンバイオリアクターの運転方法において、該膜ユニットの透過液側からpH調整液を該バイオリアクターに供給する (もっと読む)


【課題】
簡便な操作条件で、長時間にわたり安定して高生産性を維持する連続発酵法によるD−乳酸の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明は、培養液を分離膜によって濾液と未濾過液に分離し、濾液から所望の発酵生産物であるD−乳酸を回収するとともに、未濾過液を培養液に保持または還流する連続発酵によるD−乳酸の製造方法において、分離膜として、高い透過性と高い細胞阻止率を持ち閉塞しにくい多孔性膜を用い、低い膜間差圧で濾過処理することにより、安定に低コストで発酵によるD−乳酸の生産効率を著しく向上させることが可能となる。 (もっと読む)


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