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Fターム[4C037KB13]の内容

フラン系化合物 (2,851) | 無水マレイン酸の製造 (79) | 化合物の製法 (18)

Fターム[4C037KB13]に分類される特許

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【課題】無水マレイン酸を製造するにあたり、より簡便な精製工程によって、効率よく高い純度の無水マレイン酸を得ることができる工業的に有利な無水マレイン酸の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】無水マレイン酸を含む反応ガスを有機溶媒に吸収させた後、無水マレイン酸を含有する有機溶媒を、塔頂に分縮器を有する蒸留塔へ供給して、塔頂から抜き出される一部の混合ガスを分縮し、且つ側流から粗無水マレイン酸を抜き出し、その粗無水マレイン酸を、更に蒸留塔に供給して、側流から精製された無水マレイン酸を抜き出す。 (もっと読む)


【課題】流動層反応器を用いて気相発熱反応を実施する方法において、除熱管を長期間使用している場合に生ずる除熱管及び反応器の経年劣化を抑制する方法を提供する。
【解決手段】複数の除熱管を内部に有する流動層反応器に反応原料を供給して気相発熱反応させる気相反応方法であって、
前記複数の除熱管に、前記流動層反応器の中心に向けた方向で冷媒を導入して前記流動層反応器内を除熱した後、前記冷媒を前記流動層反応器から放射状に導出することを含む方法。 (もっと読む)


活性触媒を選択すること、および有機溶剤または有機溶剤の混合物を含有する1つ以上の流体と活性VPO触媒を接触させることにより、触媒を作製するための方法。一つの態様においては、各有機溶剤は、20℃から25℃の温度で測定して約5から約55の範囲内の誘電定数を有する。このように作製される触媒は、マレイン酸無水物を製造するための方法で使用され得る。 (もっと読む)


本発明は、結晶構造を有し、かつ、粉末X線回折における所定の回折反射により特徴付けられる、一般式Ma4-ab(PO4c(I)[式中、Mは、Ti、Zr、Hf、Cr、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Cu、Zn、B、Al、Ga及びInから選択された1以上の金属を表し、aは、0〜2.0の値を示し、bは、2.0〜4.0の値を示し、cは、2.0〜4.0の値を示す]の新規の多元系金属酸化リン酸塩に関する。有利な代表物は、V43(PO43、CrV33(PO43、FeV33(PO43及びTiV33(PO43である。該金属酸化リン酸塩は、例えば、少なくとも4個の炭素原子を有する炭化水素から無水マレイン酸を製造するための気相酸化触媒として好適である。
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本発明は、結晶構造を有し、かつ、粉末X線回折における所定の回折反射により特徴付けられる、一般式(I)(VO)a(M1-bb2(P27c[式中、Mは、Ti、Zr、Hf、Cr、Fe、Co、Ni、Ru、Rh、Pd、Cu、Zn、B、Al、Ga及びInから選択された1以上の金属を表し、aは、0.5〜1.5の値を示し、bは、0〜0.9の値を示し、cは、1.5〜2.5の値を示す]の新規の多元系ピロリン酸バナジルに関する。有利な代表物は、(VO)Fe2(P272である。該ピロリン酸バナジルは、例えば、少なくとも4個の炭素原子を有する炭化水素から無水マレイン酸を製造するための気相酸化触媒として好適である。
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特定の粒度を有するグラファイトの添加下に、微細な前駆体混合物を所望の形状に成形し、引き続き熱処理することによって、その活物質が多元素酸化物である触媒成形体を製造する方法。
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本発明は、(i)バナジウム、リン、および随意のプロモーター元素を含有する触媒前駆体粉末を作製すること;(ii)触媒前駆体粉末を熱処理により活性化触媒に転換すること;および(iii)活性化触媒を所望の形状に圧縮して、バナジウム/リン酸化物触媒を形成することにより、バナジウム/リン酸化物触媒を製造するための方法を提供する。このバナジウム/リン酸化物触媒は、炭化水素フィード流を接触酸化することにより、マレイン酸無水物の製造において使用され得る。
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【課題】気相発熱反応に用いる流動層反応器について、従来よりも精細に温度を制御できる方法を提供する。
【解決手段】(1)少なくとも一つの温度検出部15、(2)少なくとも一つの定常的に使用する除熱管6,7、(3)少なくとも一つの温度調整用の除熱管8を有している流動層反応器1を用いて気相発熱反応を実施するにおいて、温度検出部の温度と設定温度の差に応じて温度微調整用の除熱管の除熱能力を調節して温度を制御するに際し、実質的な調整範囲(0.0FS〜1.0FS)のうち能力10%(0.1FS)から能力90%(0.9FS)まで変化する間の平均変化速度を、0.1FS/分以上とすることを特徴とする流動層反応器の温度制御方法 (もっと読む)


本発明は、バナジウム、燐、鉄および酸を含有する触媒活性物質を含む、少なくとも4個の炭素原子を有する炭化水素を不均一接触気相酸化することによって無水マレイン酸を製造するための触媒に関し、この場合この触媒活性物質は、0.005〜0.05未満の鉄/バナジウム原子比を有し、この場合鉄使用物質として燐酸Fe(III)を使用する。更に、本発明は、本発明による触媒を製造するための多数の方法および無水マレイン酸を製造する際の触媒の使用に関する。
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【課題】ジカルボン酸無水物を製造するための高活性・高選択性の触媒を提供すること。
【解決手段】本発明の触媒は、リン−バナジウム系複合酸化物に、シリカ・マグネシア類、好ましくは粒径1mm以下のシリカ・マグネシア類を混合することにより得られる。 (もっと読む)


本発明は、o−キシロールおよび/またはナフタリンの気相酸化により無水フタル酸を製造するための触媒の改善あるいは最適化方法に係り、a)少なくともガス流入側に配置された第1の触媒層と、よりガス流出側の近くに配置された第2の触媒層とを含み、各触媒層がそれぞれ異なった組成からなるとともに特にいずれもTiOを含んだ活性材料を有するものである原料触媒(K)を生成し、b)第1の触媒層の一部をこの原料触媒の(元の)第1の触媒層よりも高い活性度を有する前置された触媒の層によって代替して、改善された触媒を生成する、各ステップからなる。さらに前記方法によって生成される触媒が記載されている。 (もっと読む)


【課題】爆発等の危険を伴うことなく、無水マレイン酸を製造する方法を提供する。
【解決手段】炭素数4以上の脂肪族炭化水素を流動層反応器を用いて気相酸化して無水マレイン酸を製造する方法であって、流動層の温度が400〜460℃の範囲において、
(A)該酸素含有ガスと、炭化水素ガスとの混合ガス中に不活性ガスを導入するか、
(B)流動層反応器から抜き出した反応生成ガスから無水マレイン酸を回収した後の残りのガスの一部を再度流動層反応器に導入するか、又は
(C)流動層反応器に供給する前に該酸素含有ガス中で燃料を燃焼させる、
ことを特徴とする無水マレイン酸の製造法。 (もっと読む)


本発明は、ブタンを無水マレイン酸に選択酸化するための構造的特徴を改良したピロリン酸バナジル触媒を製造する方法に関する。本方法は、VOHPO4・0.5H2Oを製造する工程、DMFと水との混合物中で撹拌する工程、それを回収して焼成する工程を含む。得られた触媒は、(100)面の選択的な露出を示す。 (もっと読む)


【課題】 安価であり、経時劣化を招来せず、触媒活性を経時的に安定して発揮することができる、o−キシレンおよび/またはナフタレンから接触気相酸化反応(部分酸化反応)を行って無水フタル酸を製造するための接触酸化用触媒を提供する。
【解決手段】 炭化珪素と、無機結合成分と、酸化ニオブ、酸化アンチモンおよび酸化タングステンからなる群より選ばれる少なくとも一種の酸化物とを含んでなる担体に、五酸化バナジウムを含むと共に、アナターゼ型酸化チタンと、アルカリ金属、希土類、硫黄、リン、アンチモン、ニオブおよびホウ素からなる群より選ばれる少なくとも一種の元素の酸化物とを触媒活性成分として担持させる。 (もっと読む)


サイクロンリアクター(10)において、化合物を合成しかつ反応させる方法が、開示および記載される。触媒粒子、液体触媒、および/または液体反応物質を含有し得る液体キャリアが、提供され得る。この液体キャリアは、サイクロンリアクター(10)内で渦巻き層(38)に形成され得る。また、少なくとも1種の反応物質を含有する反応物質組成物が、渦巻き層(38)の少なくとも一部分を通して射出され得、これにより、反応物質の少なくとも一部は、反応生成物に変換される。このサイクロンリアクター(10)は、微妙な温度制御により、反応物質の触媒との接触を向上させ、それにより、反応の収率および選択性を上昇させる。 (もっと読む)


n−ブタンの無水マレイン酸への部分酸化のための修飾バナジウム/燐混合酸化物触媒の調製方法が開示される。この触媒は、主成分としてのピロ燐酸バナジルと助触媒元素としてのニオブとを、250:1から60:1の範囲内にあるバナジウムとニオブとの原子比率に対応した量で含んでいる。この触媒は、向上した活性と、無水マレイン酸の向上した収率と、その触媒寿命の最初からの最適な性能とを示す。 (もっと読む)


バナジウム、リン及び酸素含有触媒を用いて、リアクタユニット中で350〜500℃の範囲内の温度で、n−ブタンと酸素含有気体とを不均一系触媒により気相酸化し、未反応n−ブタン及び水を含有する気流の形成下でこの生じた無水マレイン酸を分離し、かつ少なくとも一部の未反応n−ブタンを前記リアクタユニットへと返送することにより、無水マレイン酸を製造するための方法であって、その際前記リアクタユニットに0.5〜1.5Vol.%のn−ブタン濃度及び5〜21Vol.%の酸素濃度を有する入口流を供給し、前記リアクタユニットの入口を、0.4〜2MPa absの圧力に調整し、かつリアクタを経過する毎に、前記入口流からのn−ブタン40〜100%を反応させる、無水マレイン酸の製造方法。 (もっと読む)


シェル及びチューブ反応器(10)中での酸化方法において、改良は、反応器チューブ(50)入口の辺りに充填材料の短床(30)を配置することである。短床は、熱交換媒体に由来する汚染物を上部空間(20)から排除するように管理し、このようにして引火性気体混合物の生成を防止する。
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