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Fターム[4C038UA06]の内容

Fターム[4C038UA06]に分類される特許

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【課題】血液分離シリンダの内部に分離されてある血漿又は血清の一部が、ガスケットへ押し戻されてしまうという問題がなく、かつ血液分離膜ガスケット内の前記血液成分を効果的に血液分離シリンダへ送り出すことができる血液分離シリンダを提供する。
【解決手段】血液分離膜によって分離された血球及び細胞成分と血漿又は血清とを隔離するゴム製または軟質エラストマー製の平板状の逆止弁21を備えた弁ケース12を、樹脂製の血液分離シリンダ11本体の先端に設け、内部に血液分離膜31を収納した血液分離膜ガスケット13を、血液分離膜31が当該弁ケース12に近接するよう血液分離シリンダ11本体の先端に取り付けてなる血液分離シリンダ11であって、逆止弁21に設けたスリットが、逆止弁21の適所において逆止弁21の膜厚に対して傾斜して形成したことを特徴とする血液分離シリンダ11である。 (もっと読む)


【課題】血液サンプル採取装置、この装置を使用する方法、及びエラーや汚染のリスクが無く、しかも目標とする成分を特別に分離するプロセスを提供する。
【解決手段】容器130と機械的密度分離器170と親和性分子とを具えた血液採取装置120であって、血液採取時において血液が最初に前記容器に入ることに伴って前記親和性分子が前記血液に曝される。 (もっと読む)


【課題】比較的安価で、ユーザーの操作が簡単であり、検査に必要な量の血漿又は血清を所定期間確保することのできる血液分離シリンダーを提供する。
【解決手段】本発明は、血液分離膜を有する血液分離シリンダーにおいて、血液分離膜によって分離された血球及び細胞成分と血漿又は血清とを隔離するゴム製または軟質エラストマー製の内栓を、樹脂製の血液分離シリンダー本体の先端に設け、血液分離膜が当該内栓に近接するように血液分離膜ホルダーを血液分離シリンダー本体の先端に取り付けてなる血液分離シリンダーである。 (もっと読む)


収集コンテナ(82)内において第1の相および第2の相に流体試料を分離するための機械的セパレータ(40)が開示される。この機械的セパレータは、中に画成された貫通穴(46)を有するセパレータ体を有してもよく、この貫通穴は、中に流体を通過させ得るように構成される。セパレータ体は、第1の密度を有するフロート(42)および第1の密度よりも高い第2の密度を有するバラスト(44)を備える。フロートの一部分が、バラストの一部分に連結される。任意には、フロートは、貫通穴の第1の開口に隣接する第1の延在タブと、貫通穴の第2の開口に隣接する第2の延在タブとを備えてもよい。いくつかの構成においては、セパレータ体は、フロートの外方表面の周囲に配設された延在タブバンドをさらに備える。セパレータ体は、セパレータ体の少なくとも一部分の周囲に円周方向に配設された係合バンドをさらに備えてもよい。セパレータは、例えば血液成分を分離するためなどの使用することが可能である。
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【課題】採血管から遠心分離後に生じる中間層としての分離剤を効果的に取り除けるようにする。
【解決手段】採血管における本体12内には予め内筒14及び分離剤32が入れられている。遠心分離後において、内筒14内に分離剤からなる中間層38が位置する。内筒14を上方に取り除けば、それとともに中間層38も除去できる。その上で、下層40に対して吸引を行える。 (もっと読む)


収集チューブの製造方法が提供される。この方法は、短時間で迅速に所望の硬度に重合することができるセパレーター物質を提供することおよびそのセパレーター物質をチューブの内腔内に入れることを含む。セパレーター物質は、全血の血清画分と全血の細胞含有画分の平均密度の間の密度を有し、かつ全血で流動性があるように調合されている。血液の入ったチューブを遠心分離する際に、セパレーター物質は全血画分の間にバリアを形成する。このチューブとバリアが、カリウムおよびグルコースを含めた1つまたは複数の分析物レベルの安定性を少なくとも4日間、その遠心分離前の初期値から10%の範囲内に維持する。 (もっと読む)


流体サンプルを第1及び第2の相に分離する機械式分離器が開示されている。
機械式分離器は、第1及び第2の端部の間に延在する通路を有するフロート、フロートに関して長手方向に移動可能なバラスト、及びフロートの一部分とバラストの一部分との間に延在するベローズを含み、穿孔可能なヘッドがフロートの第1の端部を囲っている。ベローズは、穿孔可能なヘッドから隔離された状態で、フロート及びバラストの長手方向の移動のときに変形するように適合されている。フロートは、第1の密度を有し、バラストは第1の密度より大きな第2の密度を有する。ベローズは管の筒状の壁にシール係合するように構成され、かつ穿孔可能なヘッドはそれを通る穿刺先端の適用のために構成されている。分離装置は標準の医療用採集管と共に用いるのに適している。
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【課題】血漿試料を採取、処理、移相するために設計された、標準的な装置で、検体処理の規格化を助け、閉じたシステムを提供し、血漿を細胞成分から隔離させ、血漿の希釈を最低限に抑え、核酸検査との干渉を最低限に押さえる装置を提供する。
【解決手段】生体試料、特に全血を採集するための採集装置および方法は、全血をその複数の成分に分離するための分離部材12と、分離された試料の成分と選択的に相互作用するように配置された少なくとも試薬とを含む。その試薬は、血漿/血清と選択的に相互作用することができ、その全血と接触即ち相互作用しないように妨げられている。 (もっと読む)


【課題】血液採取量が微量な場合であっても、より確実に分離でき、不純物を含まない血清成分を取り出して、血清の自動分析を高精度に行うことを可能とする。
【解決手段】血管に穿刺される注射針7と、該注射針7に接続された直管状の細径部2と、注射針7を介して細径部2へ血液Bを導入する導入手段8とを備え、細径部2の少なくとも一部が弾性材料からなり、長手方向の途中位置を外部からの圧力により閉塞可能に構成されている採血器具1を提供する。 (もっと読む)


【課題】血液採取量が微量な場合であっても、より確実に分離でき、血清の自動分析を高精度に行うことを可能とする。
【解決手段】直管状の細径部2と、該細径部2の一端に接続し、該細径部2より内径の大きな大容積部8と、該大容積部8の細径部2とは反対側の端部または細径部2の他端のいずれかに取り付けられ、細径部2および大容積部8により区画される内部空間と外部空間とを連通させる注射針7とを備える採血器具1を提供する。 (もっと読む)


【課題】所定量の血液を高精度で採取することのできる血液成分調製用容器を提供すること。
【解決手段】縦長状の外筒11であって、一端に血液等の流動体を導入する流動体導入口21及び流動体のうちの一部の成分を導出する成分導出口22が形成され、他端に通気フィルタ31を有する通気部30が形成された外筒11と、外筒11の内側面における全周に密着部分を有し摺動可能に配置される仕切り部材12と、仕切り部材12と一体的に、又は仕切り部材12に連設して配置される第1磁性部材13と、外筒11の外側面に近接し外筒11の長手方向に移動可能に配置される第2磁性部材14とを備え、仕切り部材12は、第1磁性部材13と第2磁性部材14との間に働く磁力によって摺動される。 (もっと読む)


【課題】血液を短時間で凝固させることができ、例えば血液検査用容器に血液を収容した際に、気泡の発生と同時に血液の凝固が瞬時に起こり、泡状の血餅が生成されるのを抑制することができる血液凝固促進剤含有組成物、及びそれを用いた血液検査用容器を提供する。
【解決手段】血液の凝固を促進する血液凝固促進剤と、血小板の凝集を抑制する血小板凝集抑制剤とを含む血液凝固促進剤含有組成物4、並びに該血液凝固促進剤含有組成物4が管状容器2内に収容され、管状容器2の開口2aに栓体3が気密的に取り付けられている血液検査用容器1。 (もっと読む)


【課題】遠心力などの大きな外力を長時間印加する必要がなく、短時間で血液の固形成分と液状成分とを分離すること。
【解決手段】血液の固形成分に特異的に結合する結合部と、前記結合部を担持する担体部とを有し、前記担体部が血液の液状成分よりも小さな比重を有する分離担体を準備する。分離担体を配置された分離容器に血液を導入して、血液と分離担体とを接触させる。分離担体は、血液の固形成分と接触すると固形成分−分離担体凝集物を形成する。固形成分−分離担体凝集物は、血液の液状成分よりも比重が小さいため血液中において浮上する。結果として、液状成分は、固形成分(固形成分−分離担体凝集物)と分離される。 (もっと読む)


【課題】長期間保存した場合であっても、内部との圧力の所望でない増加が生じ難く、従って、真空採血管から内部における血漿もしくは血清の分離を確実に行うことが可能である真空採血管を提供する。
【解決手段】内部が減圧されており、採血管本体2内に血液分離フィルタ部材5が収納されている真空採血管であって、内部に酸素を吸収する酸素吸収部材6が収納されている、真空採血管1。 (もっと読む)


【課題】遠心分離を必要とすることなく、かつ血液を凝固させることなく、採取された血液から血清と、一定量の血球とを検体として取り出すことが可能な真空採血管を提供する。
【解決手段】筒状体2の第1の端部2aに栓体3が取り付けられて内部が減圧されており、筒状体2内において、採取された血液を血球と血清とに分離することを可能とする血液分離フィルタ部材5が配置されており、該血液分離フィルタ部材5の上流側に一定量の血球を回収することを可能とする血球回収部材8が筒状体2に対して着脱自在に固定されている、真空採血管1。 (もっと読む)


【課題】血液から血漿又は血清を短時間で採取することができ、分離途中での閉塞や溶血が生じ難く、かつ部品点数を減らし、コストを低減することができる血球停止膜、並びに該血球停止膜を備えた血液分離フィルタ、血液分離装置及び検体採取容器を提供する。
【解決手段】血液から血球成分を捕捉し、血漿又は血清を採取するのに用いられ、バブルポイント圧が1.3〜4.5kg/cmの範囲にあり、かつ0.7kg/cmの圧力下での水流量が32mL/分/cm以下である血球停止膜3、並びに該血球停止膜3と、血球成分よりも血漿又は血清が早く通過する血液分離部材4とを備えた血液分離フィルタ、血液分離装置1及び検体採取容器11。 (もっと読む)


【課題】従来は、採血された血液の溶血を防止低侵襲且つ短時間で多量の血液を採取可能な採血装置が無かった。
【解決手段】ホルダ部内に搭載され、採血部の複数の微細針を皮膚下の毛細血管に穿刺して、中空針で減圧された真空採血管を封止する真空保持部を貫通させて、毛細血管から減圧により生じる吸引力により微細針から中空針を経て真空採血管内に血液を採血して貯留する採血装置である。 (もっと読む)


【課題】採血で必要な血液量を確保するために毛細血管密度の高い被採血部位を肉眼で皮膚を通して目視することは難しく、血管検知を行うシステムは大掛かりであり、検知準備の位置決めや調整等の繁雑な作業があり、ハンドキャリで容易には採血できない。
【解決手段】ホルダ部内に採血部及び真空採血管を移動可能に嵌装し、フード部を被採血対象の生体に当接させて真空採血管の後端部への押し入れにより、採血部の微細針が生体に穿刺された後、連結部が真空保持部材を貫通し、毛細血管から吸引した血液を貯留する採血装置である。 (もっと読む)


【課題】採血の際に血液が溶血しないように血液の吸引速度を遅くすると、採血時間が長くなり、被採血者は姿勢を維持するため苦痛であり、又採血対象が子供や動物であれば長時間に亘る姿勢維持は困難である。
【解決手段】採血する際に、固定部が付勢部を被採血者の皮膚上に固定し、付勢部が採血装置の微細針を付勢しつつ生体に対して穿刺状態を保持する採血装置保持具である。 (もっと読む)


【課題】従来の多針構造体は、半導体製造技術を用いて、針孔の位置や向きが略同一であるため、コストとなり、採血時に観察して血管位置を厳密に位置決めし穿刺しないと所望する血液量を採取できず、熟練性やそのための機器が必要である。
【解決手段】採血するために血管に挿入されるために用いられ、傾きを有する穿刺面の面上又はその側面に開口された少なくとも1つの針孔を備え、前記針孔の向きが同方向で前記連結部から延出する長さがそれぞれに異なるように配置又は、前記針孔の向きがそれぞれ異なる方向で前記連結部から延出する長さが同一に配置されて、複数の微細針と複数の微細針と空間的に連通するように連結し、それぞれの前記針孔より吸引された血液が流入する連結部とで構成される採血針である。 (もっと読む)


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