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Fターム[4C077PP17]の内容

体外人工臓器 (32,240) | 材質 (2,465) | 合成高分子 (1,811) | イオン交換樹脂 (16)

Fターム[4C077PP17]に分類される特許

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【課題】 患者負担が少なく副作用も少ない人工透析を可能ならしめる人工透析用具を提供する。
【解決手段】透析膜で形成される袋体であって、少なくとも一部が体内に留置される人工透析用具である。前記袋体の内部に透析液が収容されるものであっても、前記袋体の内部に吸着材が収容されるものであっても、そして前記袋体の内部に酵素が収容されるものであってもよい。前記袋体の内部と外部とを連通させるポートを備えるものであってもよく、前記透析膜がエチレン−ビニルアルコール共重合体によって形成されるものであってもよい。 (もっと読む)


透析処置デバイスおよび透析老廃物ストリームから尿素を除去するための方法が、提供される。一般的実施形態において、本開示は、1)濾過膜(22)を有する第1のフィルタ(20)、2)ウレアーゼを有しかつ上記第1のフィルタと流体連絡した状態にある、尿素除去ユニット(30)、および3)イオン排除膜(42)を有しかつ上記第1のフィルタおよび上記尿素除去ユニットと流体連絡した状態にある、第2のフィルタ(40)を含む、透析処置デバイスを提供する。
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透析は、ナノクレイ吸着剤を用いて貫流システム中で体内の老廃物をさらによく吸収することによって増強される。モンモリロナイト、ベントナイトおよび他のクレイを用いるナノクレイ吸着剤は、従来の吸着剤よりもアンモニウム、リン酸塩およびクレアチニンなどを有意によく吸収する。このクレイは、装着可能なシステム、例えば、装着可能な腹膜透析システム中で用いられてもよく、ここでは透析液はナノクレイ吸着剤を含むフィルターを通して循環される。体内の老廃物は、ナノクレイによって吸収され、その透析液は、患者の腹膜に再循環される。ナノクレイのイオン交換能力を用いて、透析液中の廃棄イオンは、望ましいイオン、例えば、カルシウム、マグネシウムおよび重炭酸イオンで置き換えられる。ナノクレイ吸着剤はまた、血液透析に用いられる透析液を回復するために、従って、血液透析に必要な透析液の量を減らすために有用である。
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陽イオン交換粒子と混合された固定化尿毒症毒素処理酵素粒子の層を含む、透析液から代謝廃棄物を除去するための吸着剤が提供される。
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血液浄化装置は、血液から血漿を分離する血漿分離フィルターと;血漿分離フィルターと吸着フィルターの間に挿入され、血漿分離フィルターの側壁をカバーする内部隔壁と;血漿をフィルタリングし、血漿分離フィルターをカバーする吸着フィルターと;吸着フィルターをカバーするように結合されたハウジングを備える。血液が一側の内部を流れるとき、血漿は側壁を分離されて通過し、血球は多側を介して排出される。血漿が通過する内部隔壁の側壁の貫通孔と、ハウジングの側壁に血漿排出口を備える。血漿分離フィルターと吸着フィルターを一体とすることで装置の最小化を実現できる。 (もっと読む)


【課題】 血漿交換に引き続き、血漿交換によって分離された血漿を安全かつ簡便に効率よく浄化し、これを透析液として循環利用できるようにした血漿交換・廃液浄化循環透析システムを提供すること。
【解決手段】 患者の体内から取り出された血液を血球と血漿に分離し、分離された血漿のかわりとなる補充液を分離された血球と混合して体内に返還する回路と、分離された血漿の少なくとも一部を浄化し、これを透析液として循環させて患者の体内から取り出された血液を透析することで有害物を除去して体内に返還する回路を有する血漿交換・廃液浄化循環透析システムであって、透析液として利用する浄化した血漿を循環させる回路に複数の血漿浄化装置が回路に対して並列に接続されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、(i)透析液、血液、または血漿から毒素、毒性溶質、毒性小分子および中分子、ならびにタンパク結合毒素を除去するための、ナノ構造材料、多孔質ポリマーマトリクス、またはその2つの組み合わせを含む、収着フィルタ(E)と、(ii)透析液、血液、または血漿を該装置に導入するための入口(4)と、(iii)精製した透析液、血液または血漿を該装置から除去するための出口(5)と、(iv)透析液、血液、または血漿を収着フィルタに通過させるように、入口を出口と連結させかつ収着フィルタを保持する導管とを含む、透析液、血液、または血漿から毒性物質を除去するための装置に関する。

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【課題】 活性な官能基のないポリプロビレン、ポリスチレン、ポリサルフォンなどからなる多孔性中空糸、多孔性ビーズなどの担体に対しても温和な条件で容易にLDL吸着リガンドを固定することができるLDL吸着材を提供する。
【解決手段】
アニオン性のポリマー材料よりなるLDL吸着材。該ポリマーは、生体温度よりも低温の所定温度(T)よりも低い温度では水溶性であり、該所定温度(T)よりも高い温度では水難溶性である。ポリマー材料は、N,N−ジアルキル−ジチオカルバミルメチル分子団を同一分子内に4個以上有する化合物をイニファターとし、これにメタクリル酸を光照射リビング重合させたスター型重合体よりなるホモポリマーに対し、N−イソプロピルアクリルアミドをブロック重合させ、その後、メタクリル酸のHをNaで置換したものである。 (もっと読む)


本発明は、生物学的な液体の処理のための、基礎支持体を含んでなる複合支持体に関し、前記基礎支持体は、本質的に、陰イオン性または陰イオン化可能な基を有する第1のポリマーからなり、前記基礎支持体の表面の少なくとも一部は、前記第1のポリマーとイオン結合した第2のポリマーでコートされ、前記第2のポリマーは、前記第1のポリマーの陰イオン性または陰イオン化可能な基とイオン結合を形成することができる陽イオン性または陽イオン化可能な基を有し、前記第2のポリマーはコロイド形態であり、前記支持体の適用においてポリ酸との混合物であり、前記第2のポリマーの陽イオン性または陽イオン化可能な基と結合することにより、前記複合支持体が陰イオン性または陰イオン化可能な基を含む少なくとも1の実体を吸着することを可能にする。 (もっと読む)


本発明は、着用可能な腹膜透析システム(10)および腹膜透析溶液および結果として患者から正に荷電した必須イオンを除去することなく該溶液を再生する着用可能な腹膜透析システム(10)中の交換可能なカートリッジ(32)に関する。本発明は、着用可能な腹膜透析システム(10)を使用する患者からの尿毒症廃代謝物を除去する方法にも関する。着用可能な腹膜透析システム(10)は、連続的または半連続的に作動することになっており、患者に大きな負担なく快適に着用される。
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腹膜に基づいた(「無血」)人工腎臓が追加の流体の必要性を伴うことなく(「無水」)腹膜の流体を処理する。流体がタンパク質の豊富な流れおよびタンパク質を含まない流れに分けられる。タンパク質の豊富な流れが吸着剤アセンブリを使用して再生され、タンパク質組成が選択された(複数の)タンパク質の除去(「透析液フェレーシス」)によって改質されることが可能である。これが次に添加物で再構成され、腹膜腔の中に戻され、これによってタンパク質損失を減少させ、限外ろ過のためのコロイド浸透圧を供給する。タンパク質を含まない流れは自由水、および再生された流れの組成の最適化のためのアルカリ性または酸性の流体を作り出すために使用される。使用されていないタンパク質を含まない流れは、分離装置を「逆噴流で洗い流す」ことで開通性を維持するために使用されてもよく、余剰分は水分平衡の調節のために捨てられる。先行技術と比較すると、ウレアーゼの固定化は一層多くのタンパク質の豊富な流体が再生されること、および毒素除去のために腹膜腔の中に再循環されることを可能にし、携帯型および装用性の人工腎臓の実施可能な開発を許容する。
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【課題】血漿交換療法において、貴重な血漿を廃棄せずに透析液として再利用し、且つ、従来の血漿交換装置に若干の修飾を加えるのみで実施することが可能であり、循環動態の不安定な患者、小児等の体の小さい患者に対しても安全に施行可能であるような方法を提供すること。
【解決手段】分離された血漿の少なくとも一部を浄化した後、透析液として循環させて患者血液を透析し血漿中に含まれる有害物を除去することを特徴とする、血漿交換療法に使用する方法、及び、該方法を用いる血漿交換方法。 (もっと読む)


本発明は、生産される間に付随してくる脂肪酸から精製されている組換えHSAの透析における使用に関する。 (もっと読む)


敗血症および腎不全を罹患する患者の血液から毒素を除去し、血漿体積を制御するための体外回路。本明細書中に開示される体外回路は、遊離の毒素およびタンパク質結合毒素の両方を効率的に除去する間に、処理した血漿からの電解質およびタンパク質の枯渇を最小化する血漿フィルター、毒素除去デバイスおよび必要に応じて血液フィルターを備える。また、開示した体外回路および毒素除去デバイスを使用して敗血症および腎不全を罹患する患者を処置するための関連した方法も提供する。
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a)膜形成ポリマーおよび溶剤系を含有する紡糸液を製造する工程、b)紡糸液を成形工具により第1および第2の表面を有する成形体にする工程、c)第1および/または第2の表面を沈殿剤系と接触させて第1および/または第2の表面上に分離層を有する膜を形成する工程、d)膜を洗浄し、かつ場合により乾燥させる工程、を有する、少なくとも1の分離層および該分離層と境界を接する支持層とを有する一体型非対称膜の製造方法において、工程c)で沈殿剤系が負の固定電荷を有する高分子電解質を含有する。本発明による膜は、公知の方法により製造された膜と比較して、中程度の大きさの分子、たとえばシトクロムCと、高分子のタンパク質、たとえばアルブミンとの間の明らかにより高い分離精度を有する。 (もっと読む)


液体の生体外処理のための濾過装置を、2つの隔室に分離することができる半透過性材料を備える膜を形成するユニットエレメント。前記材料は負の電荷を帯び、前記エレメントは処理中の液体と直に接触する第1の内面と、濾過物と接触する第2の外面とを有する。第2の面は、少なくとも1つのカチオン重合体を備える物質によって、又は少なくとも1つの重合体がカチオン性である重合体の混合物によって、処理される。前記ユニットエレメントは、第2の面として処理される第1の面をさらに有することが可能である。 (もっと読む)


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