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Fターム[4D040AA14]の内容

Fターム[4D040AA14]に分類される特許

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【課題】特段の好気性処理を不要としながらも、嫌気性処理槽の大型化を招かず、また、濾過機構の性能の低下を招くことがない排水処理システムを提供する。
【解決手段】排水処理システム1は、有機性排水から液分と固形分を分離する固液分離装置2と、固液分離装置2で分離された液分を嫌気性処理し、汚泥から濾過機構3を通過した処理水を得る第一嫌気性処理槽4と、固液分離装置2で分離された固形分を嫌気性処理する第二嫌気性処理槽5と、第二嫌気性処理槽5での汚泥を第一嫌気性処理槽4に供給する汚泥供給機構6と、を備える。 (もっと読む)


【課題】高濃度の窒素を含む高窒素含有排水から、メタン発酵によりバイオガスを回収する排水処理のプロセスにおいて、メタン発酵の阻害要因となるアンモニアを系外に除去する工程を合理的に組み込んだ排水処理方法および装置を提供すること。
【解決手段】窒素を5000mg/L以上含む高窒素含有排水を、30℃〜50℃の温度において嫌気性発酵処理する嫌気性発酵工程を行い、嫌気性発酵工程により生成した排水中のアンモニアを減圧除去する減圧工程を行い減圧工程によりアンモニア含有量の低下した排水を、メタン発酵するメタン発酵工程を行い、メタン発酵によりメタンガスを得る。 (もっと読む)


【課題】 被処理水からのフッ素成分及び窒素成分の除去を固形物発生量を抑制しつつ簡便に行なうことができると共に、設備を大型化させることなく被処理水の処理を行なうことができる水処理装置及び水処理方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 窒素処理部は、微生物が担体表面に担持された微生物担持体、及び/又は、微生物自体が凝集して粒子状に形成された微生物凝集体を用いた流動床式処理が行なわれるように構成され、窒素処理部に導入された第1処理水と微生物とを含む混合水のpHをカルシウム塩が析出しない程度に維持しつつ窒素成分を除去するように構成されていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】生物処理槽での高負荷運転が可能となる生物学的排水処理方法、及び、生物学的排水処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】例えばEFB(Empty Fruit Bunch)又はFiber又はPKS(Palm Kernel Shell)等のバイオマスの燃焼により発生した灰は、例えばPOME(PalmOil Mill Effluent)等の有機排水に不足し例えばメタン発酵処理等の生物処理を行うのに必要な微量栄養元素を含んでいることから、当該灰を有機排水に添加することによって、有機排水に対して微量栄養元素を補充し、その結果、例えばメタン発酵槽4等の生物処理槽での高負荷運転を可能とする。 (もっと読む)


【課題】排水と有機性残渣を効率的に処理することが可能な複合処理方法を提供する。
【解決手段】排水と有機性残渣の複合処理方法であって、
(i)凝集剤を添加した排水を固形分と液体分に分離する、固液分離工程、
(ii)前記工程(i)において得られた固形分を、有機性残渣と共にメタン発酵に供する、メタン発酵処理工程を含み、
前記工程(ii)のメタン発酵処理工程で発生するメタン発酵残渣を引き抜いて固液分離した後、得られた固形分の少なくとも一部をメタン発酵処理工程に再度導入することを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】トリアゾール類含有有機性排水を効率的に生物処理する。
【解決手段】トリアゾール類含有有機性排水の生物処理に当たり、トリアゾール類含有有機性排水をイオン交換樹脂と接触させて、イオン交換樹脂でトリアゾール類を吸着除去した後生物処理する。トリアゾール類含有有機性排水の生物処理に先立ち、イオン交換樹脂で除去することにより、従来の酸化剤を用いる方法や促進酸化法による処理に比べて、遥かに低コストでトリアゾール類を除去することができる。しかも、イオン交換樹脂によるトリアゾール類の吸着除去であれば、従来法のように、トリアゾール類の酸化分解で生成した生物易分解性有機物の残留もないため、後段の生物処理の負荷を十分に低減することができ、生物処理槽のコンパクト化、供給酸素量の低減が可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、硝酸イオン、亜硝酸イオンを含む被処理水の処理において、完全混合型の脱窒槽に被処理水を連続流入させながら、脱窒菌をグラニュール化させることを可能とする水処理方法及び水処理装置を提供することにある。
【解決手段】本発明の脱窒処理方法は、完全混合型の脱窒部として、第1脱窒部と第2脱窒部とを設置し、前記第2脱窒部内の反応液の一部を前記第1脱窒部に供給した上で、前記第2脱窒部内での被処理水の水理学的滞留時間における前記第1脱窒部内での水素供与体の濃度と、前記第2脱窒部内での被処理水の水理学的滞留時間における前記第2脱窒部内での水素供与体の濃度との差が、脱窒部内の脱窒菌の自己造粒化を誘導する濃度差となるように、少なくとも前記第1脱窒部に水素供与体を供給し、前記第2脱窒部に返送する。 (もっと読む)


【課題】二次デカンタ汁液あるいは/及び精製工程で発生する低濃度蛋白排水を安定してメタン発酵処理する。
【解決手段】澱粉製造排水処理設備Aにおいて、二次デカンタ汁液X2あるいは/及び精製工程で発生する低濃度蛋白排水X3を所定の保持温度かつ保持時間だけ保持する溜置槽3と、該溜置槽3から排出される溜置済排水X4を発酵原液としてメタン発酵させる嫌気性処理槽4と、該嫌気性処理槽4の発酵処理液を好気性処理する好気性処理槽5とを備える。 (もっと読む)


【課題】特に有機性成分とともに高濃度で窒素成分を含有する排水から窒素成分を効率よく除去する排水処理方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、含窒素有機性排水を嫌気性好気性処理によって処理する方法であって、含窒素有機性排水を、順次、酸生成槽で有機物の分解による酸の生成、脱窒槽で窒素成分の脱窒処理、メタン生成槽でメタン発酵、および硝化槽で硝化処理を行い、かつ硝化槽の処理水の一部を脱窒槽に戻すことを特徴とする、含窒素有機性排水の処理方法である。
酸生成槽及び/又はメタン生成槽は、内部にグラニュール汚泥を保持する上向流嫌気性汚泥処理床方式(UASB)であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】グラニュール汚泥の崩壊を生じさせる条件において、グラニュール汚泥の崩壊を防止して安定的に高負荷高速の嫌気性処理を可能とする。
【解決手段】パルプ製造過程で排出される蒸発凝縮水のように、メタノール濃度が高く基質の偏りが大きい排水に、例えば澱粉等の糖質を添加してグラニュール汚泥を保持する反応槽20内で嫌気性処理する。澱粉は、アルファ化し、特に液状で反応槽20または被処理液路31に添加し、反応槽20内のグラニュール汚泥全体にできるだけ均一に供給されるようにするとよい。澱粉が添加されることにより、グラニュール汚泥中で粘質物の生産能力の高い微生物が増殖し、グラニュール汚泥の強度保持を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】
嫌気性菌を含むグラニュール汚泥を用いて有機物を含有する排水を処理する嫌気性処理において、グラニュール汚泥が微細化し、流出するのを防ぐ方法および装置を提供する。
【解決手段】
グラニュール汚泥を収容した嫌気性処理反応槽に被処理液を供給して嫌気性処理を行う方法において、前記反応槽より抜き出したグラニュール汚泥に凝集剤を添加・混合して得た、沈降性が良好なグラニュール汚泥を前記反応槽へ再投入することを特徴とする、嫌気性処理方法である。グラニュール汚泥を反応槽1の中間部から引き抜き、凝集剤を凝集剤添加ライン7より添加し、ミキサー8で混合・攪拌処理を行なった後、被処理液供給ライン10を通じて、あるいは、反応槽1へ直接、注入する。 (もっと読む)


【課題】油脂等の水難溶性物質を含む有機性廃水の生物処理装置について、処理装置が過大になることを防止し、かつ、生物処理効率の低下を防止できるようにする。
【解決手段】有機物以外に油脂等を含有する廃水は、必要に応じて凝集反応槽2で凝集処理を行い、フロックを含ませた状態で酸生成槽3に導入する。酸生成槽3は密閉可能な容器で構成され、炭酸ガス等のガス生成を伴う嫌気的生物処理を行い、加圧状態で液中にガスを溶解させる。所定の時間、かかる酸生成反応を行なった後、弁Vを開いて酸生成槽3の容器内で微細気泡を発生させて油脂等を吸着した汚泥を浮上分離する。分離された浮上汚泥は必要に応じてメタン発酵槽8等で処理し、分離水は高負荷メタン生成槽5等で処理する。 (もっと読む)


本発明は、廃水浄化プロセスに関し、特に、紙製造における廃水の連続的な浄化プロセスに関する。浄化すべき廃水が、嫌気性リアクタ12に供給され、該嫌気性リアクタ12において、廃水は嫌気性微生物と作用し、廃水中の異物を分解する。浄化された廃水は、嫌気性リアクタ12から排出される。廃水の少なくとも一部が、嫌気性リアクタに供給される前または嫌気性リアクタから排出された後に気泡分離ステップ30を受け、少なくともある程度までは水から石灰を除去する。さらに、本発明は、該本発明のプロセスを実行するのに適した装置に関する。
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【課題】高い電解効率で以って処理を行うことができ、且つ電解処理後の処理水を再利用に適した水質とすることができる水処理システムを提供する。
【解決手段】被酸化物含有水10に還元剤11を添加して塩素を還元する還元装置1と、該還元後の被処理水の水質調整を行う膜前処理装置2と、前処理水12中の塩化物イオンを濃縮する濃縮装置3と、該濃縮により得られた濃縮水を電解して次亜塩素酸を生成し、該次亜塩素酸により被酸化物を酸化分解する電解装置4と、該電解後の電解処理液17を前記還元装置1に循環させる循環ラインと、を備えた構成とする。 (もっと読む)


【課題】 メタン発酵槽を備えた有機性廃棄物の処理において、pHの低下を引き起こすことなく溶解性汚濁物質を除去することができ、さらに装置の小型化を可能とした有機性廃棄物の処理方法及びシステムを提供する。
【解決手段】 有機性廃棄物の酸生成反応若しくは可溶化を行なう調整槽11と、該調整槽にて低分子化した有機性廃棄物のメタン生成反応を行なうメタン発酵槽12と、該メタン発酵槽から排出する処理液を活性汚泥処理する活性汚泥処理設備13と、を備えた有機性廃棄物の処理システムにおいて、前記調整槽11から引き抜いた有機性廃棄物を導入する鉄電解槽17を設け、該鉄電解槽17にて電解反応により鉄イオンを溶出させ、該鉄イオンを含有する鉄電解液を前記調整槽11に返送するように構成し、前記鉄イオンにより有機性廃棄物に含有されるリン、COD等の溶解性汚濁物質を凝集分離するようにした。 (もっと読む)


【課題】 排水が無機イオンを含有していても、逆浸透膜で透過水と濃縮水とに分離する際の膜面にスケールが付着することがない排水の処理装置を提供する。
【解決手段】 有機窒素化合物及び/又はアンモニア態窒素と無機イオンとを含有する排水の供給手段5と、供給手段5からの排水を受け入れ、曝気処理により有機窒素化合物を微生物分解すると共に硝化を行う曝気槽32と、曝気槽32内の混合液を固液分離する固液分離手段33と、固液分離手段33で分離された分離水を軟化する軟化手段2と、軟化手段2からの流出液を逆浸透膜により透過水と濃縮水とに分離する逆浸透膜分離手段3と、前記濃縮水を生物学的に脱窒処理して脱窒処理水を得る脱窒手段4とを備える構成により、上記課題を解決した。 (もっと読む)


【課題】油脂含有排水を高効率で浄化すると共に排水中の有機成分からエネルギーを効率的に回収し、かつメタン発酵処理の安定化、処理効率の向上、メタン発酵槽の小型化、油脂含有排水からの油脂の分離効率の向上、発生汚泥量の減量化等を図る。
【解決手段】油脂含有排水を凝集反応槽2で凝集処理した後油水分離槽(加圧浮上槽)3で加圧浮上処理し、加圧浮上処理水を酸生成槽4、高負荷嫌気性処理槽5及び好気性処理槽6で生物処理した後沈殿池7で固液分離する。加圧浮上汚泥はメタン発酵槽8でメタン発酵処理した後汚泥脱水機9で脱水処理する。生物処理工程の余剰嫌気性汚泥及び/又は余剰好気性汚泥はメタン発酵槽8に導入する。或いは、生物処理工程の余剰嫌気性汚泥、余剰好気性汚泥及びメタン発酵槽8の余剰消化汚泥を凝集反応槽2に導入する。 (もっと読む)


【課題】 汚水浄化槽の一次処理槽を小型コンパクト化する。
【解決手段】 嫌気接触槽Aと阻流壁分離槽Bを備えた一次処理槽であって、その内、嫌気接触槽Aを移流隔壁12により接触室A1と移流室A2に区画し、接触室A1から移流室A2にかけての槽底部を断面下窄まり形状に形成し、接触室A1の槽底部に噴気装置15を設け、有機性汚水の流入案内管9の流出口10には、流入汚水の流勢を弱め、その流出方向を規制する整流板11を設け、前記移流隔壁12にはバイパス用の移流口14を設ける。また、阻流壁分離槽Bを阻流壁3、4で複数室に区画し、当該阻流壁3、4の中間部より上部側の位置に移流口18、20を開口し、当該移流口18、20より上方部をスカム阻流壁3A、4Aとなし、移流口18、20より下方部を汚泥阻流壁3B、4Bとしている。 (もっと読む)


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