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Fターム[4D059BA16]の内容

汚泥処理 (45,709) | 生物学的処理 (3,942) | 嫌気的処理 (975) | メタン発酵 (742) | 生成メタンの精製 (179) | 脱炭酸 (32)

Fターム[4D059BA16]に分類される特許

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【課題】バイオガスを都市ガス導管に注入する場合に好適なバイオガス精製技術を提供する。
【課題手段】メタン発酵槽4出ガスは貯留タンク9に一旦蓄えられた後、貯留タンク3a出の水素を含むガスと混合され、精製装置5に導入される。ここで混合ガスは、高圧状態で吸収塔(図示せず)上部から噴霧される水と向流接触する。吸収塔内の混合ガスは、水に対する溶解度の相違により分離される。二酸化炭素及び硫黄系不純物は水に吸収され、メタン、水素、酸素は吸収されることなく気体のまま精製装置5を出る。また、シロキサン化合物は高圧状態で凝縮して、高圧水に随伴して吸収塔底部に溜り除去される。精製装置5出のバイオガスは、酸素除去装置6に導入される。水素と酸素は反応器内で触媒燃焼して除去され、メタンのみが熱量調整装置7に導入され、都市ガス供給規定による熱量調整が行われる。熱調されたガスは圧力調整されたのちガス導管L0に注入され、導管内に注入される。 (もっと読む)


【課題】 酸素を所定含有量以下に抑えるとともに、高い回収率でバイオガスからメタンを回収することができるメタン回収方法およびメタン回収装置を提供する。
【解決手段】 吸着除去工程でバイオガス中のシロキサンを吸着剤に吸着させて除去し、反応除去工程でバイオガス中の硫化水素を金属酸化物と反応させ、金属硫化物として除去する。捕捉工程では、バイオガス中の酸素を銅−酸化亜鉛と反応させ、酸化銅として捕捉する。濃縮工程では、圧力スイング吸着法によってバイオガス中の二酸化炭素を分離してメタンを濃縮する。これにより、酸素を所定含有量以下、たとえば10ppm以下に抑えるとともに、高い回収率でバイオガスからメタンを回収することができる。 (もっと読む)


【課題】畜産規模の変化への対応や修理などが比較的容易で,導入・維持コストも比較的安価なメタン発酵装置の開発
【解決手段】精製機構にガスホルダを用いたメタン発酵装置。このガスホルダは,精製液体に満たされた凹状容器と前記凹状容器の精製液体に浮遊する凹状浮蓋を具備し,前記凹状容器の精製液体と前記凹状浮蓋の間に精製空間が形成されるガスホルダであることを特徴とする。精製機構を簡易化することにより,導入・維持コストの低減や修理等の対応が容易なメタン発酵装置を完成することができた。さらに,当該メタン発酵装置に,太陽熱温水器を備え,変温管理による温度制御をおこなうことにより,維持コストのさらなる低減を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】メタン発酵により発生したバイオガス中に含まれるアンモニアを効率良く、確実に除去する。
【解決手段】メタン発酵によりバイオガスを発生するメタン発酵槽と、当該メタン発酵槽に接続され、当該メタン発酵槽で発生したバイオガスを送出する第1のガス導管と、当該第1のガス導管を介して上記メタン発酵槽と連結され、内部に張り込まれた溶液中に当該第1のガス導管よりバイオガスが供給される不純物吸収槽と、当該不純物吸収槽に接続され、当該不純物吸収槽内に張り込まれた溶液を通過したバイオガスを送出する第2のガス導管とを備え、上記第2のガス導管は、上記メタン発酵槽の培養液面の上方の空間部に接続され、上記不純物吸収槽から送出されたバイオガスを当該空間部に供給する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、発酵より発生したバイオガスに含まれるメタンはエネルギー源として活用し、また、二酸化炭素を化学反応を介して常温でも安定な固形化学物質として回収するためのバイオリアクタを提供することを目的とし、且つ、設備及び運転コストの低い小型バイオリアクタを構築、提供することを目的とする。
【解決手段】有機性廃棄物を嫌気メタン発酵菌による嫌気発酵させてメタンガスを発生する嫌気性バイオリアクタであって、有機性廃棄物からメタンガスを含むバイオガスを発生させるメタン発酵手段と、該メタン発酵装置に接続され、発生したバイオガスをメタンガスと二酸化炭素に分離し、二酸化炭素を固形化学物質とする分離手段と、該分離手段に接続され分離されたメタンガスを燃焼して電気エネルギーを取り出す変換手段とを備える嫌気性バイオリアクタとした。 (もっと読む)


【課題】被発酵材をメタン発酵して得られたメタン発酵液を、該メタン発酵液の温度以上に昇温して処理したことに起因して析出する炭酸カルシウムCaCO(アルカリ土類金属の炭酸化合物)の熱交換器の管内への付着を防止することにより、効率よくメタン発酵処理を行うことができるメタン発酵システムを提供すること。
【解決手段】被発酵材Mをメタン発酵処理(嫌気性処理)するメタン発酵槽1、メタン発酵槽1内の温度を昇温または維持するための昇温維持手段2、メタン発酵槽1から出るメタン発酵液中のアルカリ土類金属の含有量を低減するアルカリ土類金属含有量低減処理部3とから構成され、アルカリ土類金属低減処理部3において、メタン発酵液のpHと温度を調整することで、被発酵材M中に含まれるアルカリ土類金属をアルカリ土類金属の炭酸化合物として析出させて、被発酵材M中のアルカリ土類金属の含有量を低減することを可能とした。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物からメタン発酵して得られるバイオガスの生成時において、含有するN2及びO2を、低コストで脱気することができるバイオガスの生成方法、及びバイオガスの生成システムを提供する。
【解決手段】 バイオガスの生成方法は、精製装置65で排出されるオフガスを、一次原料M1が投入された状態の希釈槽10内の下部に導入し、オフガスを希釈槽10の底面10aに向けて吐出するオフガス吐出工程と、オフガス吐出工程の後、希釈槽10内の一次原料M1に混在するN2及びO2を、オフガスにより、希釈槽10の下部から一次原料M1の最上位面SL上に浮上させ、希釈槽10内の上部に貯留した貯留ガスを、第2吸引ポンプP2で吸引する貯留ガス吸引工程と、を有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、固形バイオマスを含む廃棄物を、低コストで、効率的且つ簡便に処理するための方法を提供することである。
【解決手段】固形バイオマスを含む廃棄物を処理する方法であって、前記廃棄物をアルカリ性条件下で可溶化する可溶化工程、前記可溶化工程により得られた可溶化処理物を、二酸化炭素を加えることにより中和する中和工程、および前記中和工程で得られた処理物をメタン発酵するメタン発酵工程を含む処理方法の実施。 (もっと読む)


【課題】有機性廃棄物のメタン、水素等の有価資源ガス生成の前段階に要するアンモニア除去を、従来よりも、遙かに低い温度でしかも嫌気消化に関わる微生物群にダメージを加えることなく嫌気消化を継続しながら行うようにする。
【解決手段】嫌気消化槽1により、有機性廃棄物を嫌気消化し、嫌気消化により生じたガスを、ガス循環系装置100により槽内−槽外間で強制循環させる。ガス循環系装置100の配管途中には、槽外位置に設けられたアンモニア除去手段9及び二酸化炭素除去手段11及びを有する。 (もっと読む)


【課題】バイオガスの生産効率を最大にする嫌気消化装置を提供する。
【解決手段】畜産廃水または生ゴミを投入する1次投入槽と、前記1次投入槽を通過した流入水が投入される2次投入槽と、前記2次投入槽を通過した流入水が先入先出の順序でメタン発酵を遂行してバイオガスを生産するのと同時に、次の嫌気消化区域に移動するように設計された嫌気消化槽区域1、区域2、区域3及び区域4とからなり、前記嫌気消化槽区域4のガス層に連結されて生産されたバイオガスを捕集する装置と、前記下層部吸入管から吸入されたスラッジ液が新規流入水と熱交換を行なうように前記1次投入槽内部に具備される第1熱交換管と、前記熱交換が終わったスラッジ液から発生する悪臭ガス成分を処理する前記嫌気消化槽上層(二階)に具備される後処理槽区域1、区域2、区域3及び区域4と、悪臭成分が除去されたスラッジを保存する堆液肥槽からなる二階型嫌気消化装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は、消化ガス中に含有する硫化水素の量が多くなった場合にも制約なく適宜、硫化水素を希釈し、効率的な脱硫が可能であり、さらに爆発防止のための硫化水素及び酸素の濃度測定や酸素の供給量制御が不要であるばかりか、硫化水素の除去処理部をコンパクトにできる消化ガスの脱硫方法及び装置を提供すること目的とする。
【解決手段】消化ガスから二酸化炭素及び硫化水素を分離し、メタンを精製する吸収塔4と、この吸収塔4から抜き出された二酸化炭素及び硫化水素が溶解した高圧水を減圧し、かつ、二酸化炭素及び硫化水素を分離させる分離手段としての減圧タンク11と放散塔12と、この分離させた二酸化炭素及び硫化水素と酸素含有ガスとしての空気14を受入れ、硫化水素を分解する微生物が付着した充填材層15を有した生物脱硫塔16と、を備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


ビール粕、低濃度廃水及び高濃度廃水を受け取ることを含む醸造廃棄物の処理方法を提供する。このビール粕、低濃度廃水及び高濃度廃水を栓流嫌気性消化装置で処理して第1排出物を生成させる。この第1排出物の一部分を上向流嫌気性スラッジブランケット消化装置で処理して第2排出物を生成させる。この第2排出物の一部分を固定膜嫌気性消化装置で処理して第3排出物を生成させる。
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【課題】環境保全を重視した有機性廃棄物の処分技術であって、有機性廃棄物を発酵させ分離回収した成分を有効利用する技術を提供する。
【解決手段】有機性廃棄物の処理装置(10)において、デンプン配合率が20重量%から80重量%の複合樹脂製の複数の収容袋に小分けして収容されている有機性廃棄物を搬入する搬入部(20)と、搬入部(20)から移送された前記有機性廃棄物を前記収容袋に収容したまま密閉空間内で流動化して懸濁体にする可溶化部(30)と、可溶化部(30)から移送された前記懸濁体を嫌気性雰囲気で発酵させる発酵部(40)と、発酵部(40)で生成した有効成分(E)を分離して回収する分離回収部(50)と、発酵部(40)から残渣成分(R)を除去する残渣除去部(60)とを、備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】消化液中のアンモニア成分を無触媒で酸化処理し、低コストで処理できるバイオガスシステムを提供すること。
【解決手段】バイオマスを50℃以上の温度でメタン発酵するメタン発酵槽1と、該メタン発酵槽1から排出される消化液を導入して含有するアンモニアを放散するアンモニア放散塔4と、該アンモニア放散塔4から放散されるアンモニアを助燃剤を用いて酸化処理するアンモニア処理装置5とを有することを特徴とするバイオガスシステム。 (もっと読む)


【課題】メタンガスと二酸化炭素とを主成分とするバイオガス中のメタンガス濃度を大がかりな装置を必要とすることなく効果的に高めることを可能にする。
【解決手段】有機性廃棄物の嫌気発酵により発生し、メタンおよび二酸化炭素を主成分とするバイオガスからメタンガスを濃縮する際に、前記バイオガスを気泡化させて液体中を通過させ、前記バイオガス中の主として二酸化炭素を前記液体に溶解させ、該液体に溶解することなく通過した前記メタンガスを含む前記バイオガスを回収する。濃縮装置4として、バイオガスを微細気泡にして散気させる微細気泡発生装置5と、前記微細気泡を散気させる液体11を収納する液体槽(貯留タンク4a)と、前記液体を通過したバイオガスからメタンガスを回収する回収手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】大型の低圧ガスホルダーを設置しなくてすみ、バイオガス発生量の変動などに対して、嫌気性発酵槽のガス圧力を目標値に維持でき、かつ、バイオガスが送り込まれる吸収塔内の圧力を設定値に維持してバイオガス精製を安定して行うことができること。
【解決手段】嫌気性発酵槽からのバイオガスをガス圧縮機によって吸収塔へ送り込み、前記吸収塔内にてバイオガスと水とを高圧状態で接触させてメタンを高濃度化した精製ガスを得るバイオガスの精製方法であって、前記ガス圧縮機に精製ガスを導く精製ガス循環ラインを設け、ガス圧縮機を予め設定された一定の回転数にて運転して、ガス圧縮機に導かれるバイオガス及び精製ガスの合計量を一定又は略一定に維持するとともに、前記嫌気性発酵槽のガス圧力が予め設定された目標値に維持されるようにガス圧縮機に導くバイオガス量を増減制御する。 (もっと読む)


【課題】消化ガス利用システムにおいて、年間を通じて低コストに消化ガスの精製が可能な消化ガス精製方法とその精製装置を提供する。
【解決手段】少なくとも消化槽加温用機器燃料としての利用分を差し引いた一部または全量を精製し、この精製ガスを他用途の燃料として用いる消化ガス利用システムにおいて、吸収塔404内において高圧雰囲気下で消化ガスと吸収水とを接触させることにより、メタンを高濃度化した精製ガスを得る高圧水吸収法による消化ガス精製方法を用い、前記消化ガス精製系外から補給される補給水水温または前記吸収塔404へ循環される循環水水温が低い時期では、前記吸収塔404から排出された吸収水を系外に排水させる一過式に、また、前記補給水水温または循環水水温が高い時期では、前記補給水または循環水を冷却した後前記吸収塔404へ供給させる循環式に切り換える消化ガス精製方法およびその精製装置。 (もっと読む)


【課題】本発明は、吸着剤を利用したバイオ発酵ガスからのメタンの回収、精製方法を提供する。
【解決手段】(1)吸着工程終了後の相対的高圧の当該吸着剤で充填された1塔と脱着工程終了後の相対的低圧の当該吸着剤で充填された他塔を塔後方で結んで、吸着工程終了後の1塔から残留するメタンを脱着工程終了後の他塔に移行してメタン回収率を向上する共存ガスとの圧力スイング法による分離方法。(2)脱着したCOを主成分とするガスを吸着工程終了後の当該吸着剤吸着塔に塔前方から供給して塔内に残留するメタンを塔後方からパージしてパージガスを原料ラインに還流してメタン回収率を向上する共存ガスとの圧力スイング法による分離方法。吸着剤として酸処理したシリカゲル、シリカライト又は酸処理を施したシリカライト及びシリカコートを施したCa−A又はNa−A型ゼオライトを使用する。 (もっと読む)


【課題】天然ガスハイドレートの分解という現象の利用を図る。
【解決手段】収納部202内での天然ガスハイドレート301の分解によって生成される水を貯水部203に貯留し、貯留される水の中に汚泥を嫌気性処理して得た消化ガスを外部から圧送してマイクロバブル化して導入し、消化ガスに含まれる炭酸ガスを水中に効率よくトラップさせて収納部202の内部で高純度のメタンガスを精製するようにした。 (もっと読む)


【課題】消化汚泥に含有される高濃度の溶解性リン酸イオンを効率よく短時間でMAPの固体粒子として除去あるいは回収し、スケーリングの発生要因成分である溶解性リン酸イオンを低減することにより、消化汚泥を汚泥溶融設備などの汚泥処理施設へ送る送泥管内のスケール付着を防止できるようにする。
【解決手段】消化汚泥を注入するための消化汚泥注入管24、マグネシウム化合物注入管25、曝気用の気体吹き込み管26、リン酸マグネシウムアンモニウム粒子を含んだ消化汚泥を引抜くためのMAP引抜管27及び処理された消化汚泥を排出するための処理汚泥流出管28を備える反応槽21と、前記MAP引抜管27に接続されており、消化汚泥からリン酸マグネシウムアンモニウム粒子を分離するための分離装置22と、この分離装置22を経た消化汚泥を反応槽21に戻すための分離汚泥返送管23とを有する。 (もっと読む)


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