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Fターム[4E002BD08]の内容

金属圧延一般 (9,037) | 圧延付帯及び関連設備 (1,845) | 加熱・保熱 (300)

Fターム[4E002BD08]に分類される特許

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【課題】Z方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板を低コストで提供する。
【解決手段】C:0.01〜0.12%、Si≦0.50%、Mn:0.4〜2%、P≦0.05%、S≦0.008%、Al:0.002〜0.05%、N≦0.01%、Nb:0.003〜0.1%を含み、〔C+(Mn/6)+(Cu/15)+(Ni/15)+(Cr/5)+(Mo/5)+(V/5)〕:0.32〜0.40を満たし、残部はFeと不純物の化学組成を有し、板厚中心部における有効結晶粒径≦25μmで、C断面における板厚1/4位置を中心として、Z方向で特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数NzとC方向で前記と同じ特定長さを有する任意の直線と交差する有効結晶粒の粒界数Ncとの比Nz/Ncが1.05以上のZ方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板。但し、有効結晶粒は、EBSP法を用いて15゜以上の方位差を有する境界を結晶粒界とみなした場合の結晶粒を指す。更に、Ni、Cu、Cr、Mo、V、B、Ti、Ca、Mg及びREMを含んでもよい。 (もっと読む)


【課題】伸びおよび加工後の伸びフランジ特性に優れた高強度鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】成分組成は、mass%で、C:0.08%以上0.20%以下、Si:0.2%以上1.0%以下、Mn:0.5%以上2.5%以下、P:0.04%以下、S:0.005%以下、Al:0.05%以下、Ti:0.07%以上0.20%以下、V:0.05%以上0.20%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織は体積占有率で60%以上95%以下のフェライトと、第二相として5%以上35%以下のベイナイトである。さらに、大きさが20nm未満の析出物に含まれるTiは450mass ppm以上1800mass ppm以下、Vは350 mass ppm以上1200mass ppm未満である。ベイナイト相の硬度(HVS)とフェライト相の硬度(HVα)の差(HVS−HVα)が300以下である。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm超えの厚鋼板として好適な大入熱溶接部靭性および脆性き裂伝播停止特性に優れた高強度厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:1.0%以下、Mn:1.0〜2.0%、Al、P,S、Nb:0.005〜0.017%、Ti:0.005〜0.02%、N、Ca:0.0005〜0.0030%、B:0.0005〜0.0020%、かつ、Ca,O,Sが、下式を満たし、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Vの1種または2種以上、板厚中央部における圧延面での(100)面X線強度比が1.5以上、板厚1/4部の圧延面での(110)面X線強度比が1.2以上の集合組織を有し、かつ板厚1/4部におけるシャルピー破面遷移温度が−40℃以下である鋼板。0<(Ca−(0.18+130×Ca)×O)/1.25/S<1、ただし、Ca,O,Sは各成分の含有量(質量%)をあらわす。 (もっと読む)


【課題】安価なTi系汎用鋼板を用い、引張強度(TS)が540〜780MPaで、強度バラツキの小さい強度均一性に優れた高強度熱延鋼板を提供する
【解決手段】成分組成は、質量%でC:0.05〜0.12%、Si:0.5%以下、Mn:0.8〜1.8%、P:0.030%以下、S:0.01%以下、Al:0.005〜0.1%、N:0.01%以下、Ti:0.030〜0.080%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。そして、組織はベイニティックフェライトが70%以上の分率で存在し、かつサイズ20nm未満の析出物中に存在するTiの量が、下式(1)で計算されるTi*の値の50%以上である。Ti*=[Ti]−48÷14×[N]…(1)ここで、[Ti]および[N]はそれぞれ鋼板のTiおよびNの成分組成(質量%)を示す。 (もっと読む)


【課題】熱間圧延を高温・高速化しつつも、搬送ローラの破損を防ぐことができる搬送装置及び熱間圧延装置、並びに搬送方法及び熱間圧延方法を提案する。
【解決手段】所定間隔で並列に支持された複数本の搬送ローラ5a,6aを有し、該搬送ローラ5a,6aによって、圧延機から保加熱炉6内へと被工作物Yを搬送する搬送装置であって、前記保加熱炉6の上流で、該保加熱炉6内の前記搬送ローラである炉内ローラ6aに前記被工作物Yが与える衝撃の大きさを予測するためのデータを取得する衝撃予測用データ採集部12と、前記衝撃予測用データ採集部12が取得した前記データから衝撃の大きさを予測し、該衝撃の大きさに応じて、前記保加熱炉6内での前記被工作物Yの搬送速度を調節する制御部11とを備える。 (もっと読む)


【課題】冷間成形した鋼管の母材の降伏応力YSが650MPa以上、降伏比YRが90%以下を安定して達成できる低降伏比高強度鋼管用鋼板とその製造方法、および、その鋼板を冷間成形した低降伏比高強度鋼管を提供する。
【解決手段】C:0.03〜0.10mass%、Si:0.05〜0.50mass%、Mn:1.4〜3.0mass%、P:0.02mass%以下、S:0.0050mass%以下、Al:0.1mass%以下、N:0.0070mass%以下を含有し、さらに、Cu:0.1〜1.0mass%、Ni:0.1〜2.0mass%のうち1種または2種を含有する成分組成を有し、ビッカース硬さHvが200〜330のベイナイトと、体積分率が5〜20%でビッカース硬さHvが450〜650の島状マルテンサイトとの混合組織からなる鋼組織を有することを特徴とする低降伏比高強度鋼管用鋼板。 (もっと読む)


【課題】建築、海洋構造物、造船等の分野に使用して好適な、引張強さ580MPa以上の溶接熱影響部靭性に優れた高強度鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.08%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、Nb:0.05〜0.15%、Al:0.01〜0.08%、更に、V:0.005〜0.15%、Ti:0.005〜0.04%の1種又は2種を含有し、原子%でのC量とNb、V、Tiの合計量の比であるC/(Nb+V+Ti)が1.0〜5.0、PCM値(質量%)が0.15以下、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Bの1種又は2種以上、残部Feおよび不可避的不純物からなり、金属組織が実質的にベイナイト組織で、ベイナイト相中にはNbと、V、Tiから選ばれる1種又は2種を含み、10nm未満の炭化物が、好ましくは2×10個/μm以上分散析出している鋼板。 (もっと読む)


【課題】
鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を有効に制御し、比較的に低いコストおよび柔軟な工程により高品質の熱間連続圧延広幅帯鋼製品を生産すること。
【解決手段】
溶鋼を厚さが50〜90mmの薄スラブに連続鋳造し、更に均一加熱、電磁誘導加熱、表面からのスケールの除去、熱間連続圧延、層流冷却および巻取り処理を行い、プロセスパラメーターの調整を通じて鋼中の炭素、窒素、硫化物の固溶および析出を制御することで、最終的に良品の広幅帯鋼製品を生産することができ、該システムは主に順番に直列配置されたスラブ連続鋳造機、スラブ剪断装置、ローラ底型加熱炉、スラブ電磁誘導加熱炉、高圧水スケール除去装置、スラブ熱間連続圧延機、層流冷却装置および鋼帯巻取り装置から構成され、スラブ電磁誘導加熱炉は、高速電磁誘導段と電磁誘導保温段とから構成される。 (もっと読む)


【課題】板厚50mm以上の船舶、海洋構造物、低温貯蔵タンク、建築・土木構造物等の大型構造物に使用して好適な脆性亀裂伝播停止特性に優れた高強度厚鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
板厚中央部における圧延面での{100}<011>方位強度が3.5以上、かつ板厚1/4部における圧延面での{100}<011>方位強度が0.7以上の集合組織を有し、板厚1/4部におけるシャルピー破面遷移温度が―40℃以下で、好ましくは鋼組成が、質量%で、C:0.03〜0.20%、Si:0.03〜0.5%、Mn:0.5〜2.0%、Al:0.005〜0.08%、P、S、N:0.0050%以下、必要に応じてTi、Nb、Cu、Ni、Cr、Mo、V、B、Ca、REMのいずれか1種、または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる。 (もっと読む)


【課題】母材靭性、母材の材質均一性およびHAZ靭性に優れた引張強度565MPa以上の高靭性ラインパイプ用鋼板に好適な高靭性ラインパイプ用鋼板およびその製造方法を提供する。
【解決手段】質量%でC:0.03〜0.08%、Si:0.05%以下、Mn:1.0〜2.0%、P、S、Al:0.02〜0.05%、Nb:0.005〜0.025%、Ti:0.005〜0.030%、N:0.001〜0.010%、さらに、Cu:0.10〜0.60%、Ni:0.10〜1.20%、Cr:0.05〜0.40%、Mo:0.05〜0.40%の1種または2種以上を含有し、必要に応じて、Zr、Ca、Mg、REMの1種または2種以上を含有する0.30≦Ceq≦0.45、残部Feおよび不可避的介在物で、溶接入熱4〜10kJ/mmで溶接した際の溶接熱影響部組織に占める上部ベイナイト組織が90%以上、当該上部ベイナイト組織に含まれる島状マルテンサイトが3%以下である鋼板。 (もっと読む)


【課題】コイル状に巻かれたマグネシウム合金板材を展開し、高速にかつ高精度に目標温度にまで加熱し、前記コイル材を加熱した直後に、連続的に圧延することによって、効率よくマグネシウム合金圧延材を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コイル状に巻かれたマグネシウム合金板材1を連続的に引き出して圧延する方法において、引き出された前記マグネシウム合金板材1に、高速加熱装置2に備えられた赤外線ランプ20a〜20eおよび21a〜21eを用いて近赤外線を照射することにより前記マグネシウム合金板材1を昇温加熱する昇温工程と、前記昇温加熱後の前記マグネシウム合金板材1を圧延する圧延工程とを連続的に行うことを特徴とするマグネシウム合金圧延材11の製造方法を用いることにより、上記課題を解決できる。 (もっと読む)


【課題】 優れた強度と溶接性、および低温靭性を兼ね備えることが可能なLPGおよび液体アンモニア(LAG)などの多種液化ガスを混載する多目的タンク向け厚鋼板とその製造法を提供すること。
【解決手段】 質量%で、C:0.03〜0.1%、Si:0.05〜0.2%、Mn:1.6〜2.0%、P:0.015%以下、S:0.015%以下、Mo:0.05〜0.15%、Ti:0.008〜0.02%、Nb:0.005〜0.05%、Al:0.005%以下、N:0.004%以下、O:0.001〜0.004%を含有した鋼片を1050℃以上1200℃以下の温度に加熱後、850℃以下の未再結晶温度域において累積圧下率で30%以上の熱間圧延をし、720℃以上で熱間圧延を完了させた後、700℃以上の温度から5℃/s以上の冷却速度で100℃以上200℃以下まで冷却する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の熱間圧延中の温度変動による製品の品質低下を防止することができるマグネシウム熱間圧延方法及び装置を提案する。
【解決手段】圧延機1の上流側に配されてマグネシウム板M0,M1を加熱する上流側加熱炉2と、圧延機1の下流側に配されてマグネシウム板M0,M1を加熱する下流側加熱炉3との間で、マグネシウム板M0,M1を往復圧延する第1圧延工程と、上流側加熱炉2の更に上流側に配されて上流側加熱炉2により加熱されたマグネシウム板M0,M1を搬送,保温する上流側保温装置5と、下流側加熱炉3の更に下流側に配されて下流側加熱炉3により加熱されたマグネシウム板M0,M1を搬送,保温する下流側保温装置6との間で、上下流側各端部を保温しつつマグネシウム板M0,M1を往復圧延する第2圧延工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】r値の面内異方性が小さいことから深絞り加工用途にも十分に供することができる熱延鋼板を確実に製造する。
【解決手段】圧延スタンドF1〜F7と、冷却装置4a〜4eと、スタンド間温度計2cとを有する仕上圧延機3を用いて、熱間圧延を開始する前に予め定めた、冷却装置4a〜4eの冷却条件と圧延速度とに基づいて被圧延材1に仕上圧延を行うことにより熱延鋼板を製造する。仕上圧延を開始した後に、スタンド間温度計2cによる被圧延材1の温度の測定値が、被圧延材1の鋼のAr変態点以上の目標温度域を下回る場合に、最終の圧延スタンドF7を通過する際の被圧延材1の温度が目標値を満足するとともに、圧延スタンド間F4/5における被圧延材1の温度がAr変態点以上の目標温度域を満足するように、冷却条件及び圧延速度の一方又は双方を変更する。 (もっと読む)


【課題】マグネシウム合金の熱間圧延中の温度変動による製品の品質低下を防止、歩留まり向上、生産量アップする。
【解決手段】圧延機の入、出側両端にマグネシウム合金シートを各々コイル状態で加熱、保温可能な巻取機を設置し、マグネシウム合金シートを複数リバース圧延にて順次厚み圧下するマグネシウム合金熱間圧延装置において、圧延機は、表面温度をある一定温度に加熱、昇温可能なワークロールとバックアップロールとを備える。 (もっと読む)


【課題】塗膜の存在状態に左右されることなく、全面腐食や局部腐食に対して優れた耐食性を有すると共に、YPが315MPa以上の強度を有する原油タンク用熱間圧延形鋼とその製造方法を提案する。
【解決手段】C:0.001〜0.16mass%、Si:0.01〜1.5mass%、Mn:0.1〜2.5mass%、P:0.025mass%以下、S:0.01mass%以下、Al:0.005〜0.1mass%、N:0.001〜0.008mass%、W:0.001〜0.5mass%およびCr:0.06mass%以上0.20mass%未満を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有し、加工フェライトを全組織に対して面積率で10%以上含むフェライトとパーライトとからなるミクロ組織を有する原油タンク用熱間圧延形鋼。 (もっと読む)


【目的】圧延条件を最適化することにより、圧延時の割れを抑制しつつ、底面集合組織の分散化を図り、室温での延性に優れ、且つ、機械的性質の異方性が低減されたCa含有Mg合金圧延材を提供すること。
【解決手段】Ca含有Mg合金を溶体化処理した後、該Ca含有Mg合金の融点(液相線)をTm(℃)としたときに、圧延温度を0.55×Tm(℃)〜0.75×Tm(℃)とし、且つ、1パス当たりの圧下率を5〜20%として、全圧下率が50%以上となるように前記Ca含有Mg合金を複数回圧延することにより、圧延方向の0.2%耐力と垂直方向の0.2%耐力との比(圧延方向の0.2%耐力/垂直方向の0.2%耐力)が9/10〜10/9であることを特徴とするCa含有Mg合金圧延材。 (もっと読む)


【課題】柔軟な作動種類の交換を許容し、それにもかかわらず比較的に短く構成する装備を創作すること。
【解決手段】この発明は、鋳造機(2、102、202)、予備スタンドグループ(7、111、211)と仕上げスタンドグループ(12、118、218)を備えて、選択的に連続作動、半連続作動とバッチ作動用のコンパクト柔軟連続ストリップ生産装備(1、101、201、301、401)に関し、バッチ作動或いは半連続的作動には、コイル貯蔵器(8、113、213、501)がテーブルロールに一体化されて、このテーブルロールが予備スタンドから来る予備ストリップ或いはブルームを貯蔵し、連続的作動の場合にコイル貯蔵器が作動されない。コイル貯蔵器(8、113、213、501)は、予備ストリップ或いはブルーム増加した収容容量のために、一つのコイルには二つ、三つ或いはそれ以上の予備ストリップ或いはブルームがジャンボコイルに巻上げられ得るように敷設されている。
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【課題】 高価かつ希少な元素であるNiを多量に含有することなく、実際の成形性を支配する因子である「均一伸び」の高いフェライト・オーステナイト系ステンレス鋼薄板及びその製造方法の提供。
【解決手段】 質量%で、C:0.002〜0.100%、Si:0.05〜2.00%、Mn:0.05〜5.00%、P:0.050%未満、S:0.010%未満、Cr:17〜25%、N:0.010〜0.150%、を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、オーステナイト相の体積分率が10%以上50%未満であり、オーステナイト相中の化学組成より計算されるMd値が−10〜110であり、圧延幅方向に垂直な断面において結晶粒径が15μm以下かつ形状アスペクト比が3未満であるオーステナイト粒の割合が全オーステナイト粒数の90%以上を占め、また同断面において最近接のオーステナイト粒間の平均距離が12μm以下である。 (もっと読む)


【課題】高強度で優れた靱性と耐サワー性能および成形性を有する板厚が30mm以上の高強度耐サワーラインパイプ用鋼板およびその製造方法および鋼管を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.02〜0.06%、Si:0.5%以下、Mn:0.5〜1.5%、P:0.01%以下、S:0.001%以下、Al:0.08%以下、Nb:0.005〜0.035%、Ti:0.005〜0.025%、Ca:0.0010〜0.0035%を含有し、さらに、Cu、Ni、Cr、Mo、Vの中から選ばれる1種または2種以上を含有し、残部がFe及び不可避不純物からなる鋼を、1000〜1200℃に加熱し、熱間圧延し、冷却開始温度が鋼板表面温度で(Ar−10℃)以上、冷却停止温度が鋼板断面平均温度で250〜500℃、となる加速冷却を行い、次いで誘導加熱により鋼板表面温度で550〜700℃、鋼板断面平均温度で400〜580℃に加熱する。 (もっと読む)


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