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Fターム[4E004DB02]の内容

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【課題】全希土類元素の含有率が13.0原子%以下であるR−T−B系合金において、鋳造のままの状態でα−Fe体積率を低減し、熱処理に要する時間を短縮することができる希土類系合金およびその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】全希土類元素の含有率が13.0原子%以下であるR−T−B系合金溶湯から急冷ロールを用いる急冷凝固法により製造された希土類系合金であって、α−Feの体積率が1%以下であることを特徴とする希土類系合金である。本発明の希土類系合金では、さらにR−リッチ相間隔が10μm以上とすることにより、不活性雰囲気下または減圧下で1135℃に加熱し、当該温度で10時間保持した後で冷却する熱処理を施した状態において、R−リッチ相間隔を70μm以上にすることができ、熱処理に要する時間を大幅に短縮できる。 (もっと読む)


【課題】多量の水素ガスを発生させることができる水素ガス発生方法及び水素ガス生成材を提供する。
【解決手段】本発明の水素ガス発生方法は、水素ガス生成材を、Sn及びBiの少なくとも一方を0.5〜20重量%の範囲で含有し、残部がアルミニウム及び不回避的な不純物とである薄片状のアルミニウム合金Aとし、このアルミニウム合金を水または食塩水と反応させてなる。このアルミニウム合金は、原料合金の溶湯を回転する水冷ロール7に接触させて冷却する工程を含むストリップキャスティング法により作製され、この水冷ロールの周速度を1m/sec〜20m/secの範囲に設定した。 (もっと読む)


【課題】急冷凝固により磁石合金の薄帯を製造する際に、冷却ロール表面の温度変動を防止することにより、均一な微細組織とそれによる優れた磁気特性を達成することができる磁石薄帯を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】磁石合金の溶湯を冷却ロールの表面に吐出して急冷凝固により磁石薄帯を製造する際に、上記冷却ロールを上記磁石薄帯の生成方向に対して垂直に連続して往復移動させる。望ましくは、上記溶湯を吐出直前に加熱するための誘導コイルに対して上記ロールの表面を遮蔽するために遮蔽板を用いる。 (もっと読む)


【課題】急冷凝固により磁石合金の薄帯を製造する際に、望ましくない冷却速度で生成した薄帯の混在を防止することにより、均一な微細組織とそれによる優れた磁気特性を達成することができる磁石薄帯を製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】磁石合金の溶湯を冷却ロールの表面に吐出して急冷凝固した磁石薄帯を製造する際に、上記急冷凝固する溶湯の冷却速度を連続的に測定し、望ましい凝固組織が生成する範囲内の冷却速度で生成した適正な薄帯を選択的に回収することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】鋳造物を回収した回収容器を確実に密閉できるようにした真空鋳造装置を提供する。
【解決手段】溶解炉3から出湯される溶湯を冷却ロール4にストリップキャストして一次冷却することで薄帯状の鋳造物を形成する。予備室2aの上面及び下面に、上透孔21及び下透孔22が夫々開設し、透孔の下面外周縁部に、予備室を通って落下する鋳造物を受け取る回収容器を装着する。回収容器は、その上面に装着されて回収容器内を密閉する蓋体74を有し、蓋体の回収容器への脱着を行う脱着手段8を予備室に設ける。また、回収容器への鋳造物の落下をガイドすると共に蓋体の回収容器への密着面73をガードする筒状部材9を予備室内で移動自在に設ける。筒状部材をガイド位置から退避位置に移動させ、蓋体の回収容器への装着に先立って、蓋体の外周縁部が密着する回収容器の密着面を払拭する払拭手段10を予備室内に設ける。 (もっと読む)


【課題】高い磁気特性、形状記憶性を併せ持つ二層形状記憶リボンを提供する。
【解決手段】磁歪定数がほぼゼロの軟磁性合金である第1層、及び、非磁性の形状記憶合金である第2層からなる2層積層構造を有し、上記軟磁性合金の成分組成における含有量(質量%)が最も多い元素と、上記形状記憶合金の成分組成における含有量(質量%)が最も多い元素が、同じ元素であることを特徴とする二層形状記憶リボン。 (もっと読む)


【課題】磁気特性が良好な薄帯を効率的に回収するとともに、歩留まり良く磁石用薄帯を製造すること。
【解決手段】Sm−Fe−N系磁石用の合金溶湯をノズルから噴射し、回転する冷却ロールの外周面に衝突させて急冷させる急冷工程と、急冷工程に引き続き、この急冷工程における衝突時に形成され、冷却ロールの勢いで飛ぶ薄帯を、強制的に落下させるための衝突部材により落下させて回収する回収工程と、回収工程に引き続き、この回収工程により回収された薄帯を500〜900℃で熱処理する熱処理工程と、熱処理工程に引き続き、この熱処理工程により熱処理された薄帯を300〜600℃で窒化する窒化工程と、窒化工程に引き続き、この窒化工程により窒化された薄帯を分級する分級工程からなるSm−Fe−N系磁石用薄帯の製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】金属ストリップの生産のための装置および方法を提供する。
【解決手段】急速凝固技術により延性があり,非結晶質又はナノ結晶である金属ストリップ2を製造する装置1において,回転軸5を中心に回転することができる可動ヒートシンク3の外部表面7を清浄化するのに使用される圧延装置11含む装置であり,ヒートシンクの外部表面の粗さを連続的に軽減しつつ、溶融物8が注がれ,凝固しストリップ2が製造される。圧延装置はロール12を含みヒートシンクが動いている間に、外部表面に対して押し付け可能であるとともに、ローラーは,可動ヒートシンクの外部表面とらせん状に接触するように,可動ヒートシンクの回転軸に平行に,可動ヒートシンクの外部表面を動くことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ドラム式の連続鋳造機の鋳造ドラムの表面研磨を、低コストで、容易且つ安全に行う。
【解決手段】ドラム式の連続鋳造機の鋳造ドラム10の表面を研磨する鋳造ドラム表面研磨装置1において、鋳造ドラム10を回転可能に支持する本体部20と、鋳造ドラム10の表面を研磨するディスクサンダー30と、本体部20に、水平面内の鋳造ドラム10の回転軸10aに直交する方向に移動可能に設けられた移動フレーム40と、移動フレーム40に回動可能に支持されており、ディスクサンダー30が直線的に移動可能に設けられるとともに、ディスクサンダー30が鋳造ドラム10に対して高さ方向に離間した位置と近接した位置とに位置するように、移動フレーム40に対して回動する回動アーム50とを備える。 (もっと読む)


【課題】150℃以下の温度範囲で、温度上昇による保磁力の低下が極めて小さく、かつ実用的な保磁力を有する、Y−T−B系永久磁石を提供する。
【解決手段】Y−T−B系永久磁石において、その組成を適正なものとすることによって、特に、YおよびBの量をY14Bの化学量論組成より大きくし、組成をY(100−x−z)(13≦x≦20、7≦z≦20)とすることによって、異方性磁界の小さいY14B相を主相としながらも実用的な保磁力を有する磁石を得る。 (もっと読む)


本発明は、鉄基ガラス形成合金の形成方法である。本方法は、鉄基ガラス形成合金の原料を供給する段階と、前記原料を溶融する段階と、50%又はそれ以上の二酸化炭素、一酸化炭素又はそれらの混合物から選択される気体を含む環境で前記原料を長状体に鋳造する段階と、を含む。
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【課題】磁気異方性を持つ磁石材料を液体急冷法により高い生産性で製造する方法および装置を提供する。
【解決手段】本発明の装置は、磁石材料の溶湯を冷却ロールに噴射し、該冷却ロールの表面上に形成された急冷凝固帯を、該冷却ロールの該表面に貼り付いた状態で該冷却ロールの回転により搬送し、該冷却ロールと圧延ロールとの間の圧延間隙に走入させて圧延することを特徴とする。本発明の方法は、磁石材料の溶湯を保持する溶湯保持容器、該溶湯保持容器からの溶湯を中空の冷却ロールの内周面に噴射する溶湯噴射装置、該冷却ロールの内周面との間に圧延間隙を構成する圧延ロールを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】Laを主たる希土類元素とする希土類系永久磁石において、高い残留磁束密度、および飽和磁化を有し、かつ実用的な保磁力を有する希土類系永久磁石を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の希土類系永久磁石は、その組成が(La1−xRe(B1−q(Fe1−r100−y−z、(Re=R’R”1−a、但し、R’はNd、Prおよびそれらの組み合わせ,R”はLa、Nd、Pr、Ce以外の希土類元素、TはFe以外の遷移金属元素、0.3≦x≦0.7、12≦y≦20、4≦z≦10、0.5≦a≦1.0、0≦q≦0.1、0≦r≦0.1)である。 (もっと読む)


【課題】幅方向に対して表面特性が安定かつ優れた非晶質合金薄帯を提供する。
【解決手段】冷却ロールと接触した面内の、長辺の長さが100mmであり、短辺の長さが25mmである任意の矩形領域に存在する、鋳造方向に対して垂直な方向の寸法が50μm以上である傷が5個以下であり、それぞれの位置における50Hz、1.3T励磁時の鉄損(W13/50)、及び磁場80A/m下における磁束密度(B0.8)の劣化が小さく、安定した磁気特性が得られる。 (もっと読む)


【課題】単ロール法において、高周波用トランス等に用いられる鉄損の小さい非晶質合金薄帯を安定して鋳造することができる急冷凝固薄帯鋳造用ノズルを提供する。
【解決手段】ノズル4には、溶融合金2が通流するスリット43が形成されており、スリット43よりも冷却ロール5の回転方向(進行方向)の前方に位置する部分である前リップ41の溶融合金2の排出側の端面44が傾斜面となっている。一方、スリット43よりも冷却ロール5の回転方向(進行方向)の後方に位置する部分である後リップ42の溶融合金2の排出側の端面は基準面45と平行になっている。 (もっと読む)


【課題】従来のストリップキャスト法で発生していたR−T−B系合金の厚みバラツキを抑える。
【解決手段】
所定の組成となるようにルツボ内に原料を投入してから加熱し、R−T−B系合金の溶湯を作製する工程と、前記作製したR−T−B系合金の溶湯は、溶湯の流路を形成する傾斜部と平坦部を有する本体と、前記平坦部と所定の間隔を形成して対向配置する蓋と前記蓋に配置する加熱手段とを有し、前記間隙を湯口とするタンディッシュを経由して前記注湯したR−T−B系合金の溶湯を表面粗さRaが1.2μm以上である冷却ロールに注湯して急冷する工程と、からなるR−T−B系合金の製造方法により、厚みの標準偏差が従来に比べて極めて小さいR−T−B系合金作製する。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、大気中での熱間加工や耐熱樹脂の被覆化を行っても良好な機械的強度を維持することができる安価なNi系金属ガラス合金を提供することにある。
【解決手段】本発明に係るNi系金属ガラス合金は、(Ni1-xFex100-a-b-cSiabcの組成(ただし、MはCr及びCuから選択される少なくとも1種類の元素である)を有する。なお、ここで、x、a、b及びcは、0≦x≦0.4、10原子%≦a+b≦30原子%、0原子%≦a≦25原子%、0原子%≦b≦30原子%、0原子%<c≦30原子%(ただし、MがCuであるかCuを含む場合、Cuの含有率は4原子%以下である)の条件を満たし、結晶化開始温度からガラス転移温度を差し引いた値ΔTxが
20℃以上であり、空気雰囲気中350℃での30分間の熱処理後の換算MIT耐折回数が3500回以上である。 (もっと読む)


【課題】高ラミネーシヨン率アモルファス金属を使った変圧器コアを提供する。
【解決手段】ASTMA900−91によって測定して86%またはそれ以上のラミネーション率と170mmの幅を有するアモルファス金属リボン。このアモルファス金属リボンを製造するために、回転しているキャストホイールの表面上へ単一スロットを有するノズルを介して溶融金属をキャストし、それによりリボン状形状体を形成し、105K/秒の冷却速度でそのリボン状形状体を固化させてアモルファス金属リボンを形成し、そしてキャストホイールの表面を60ミクロンメーター未満の平均の研磨剤粒径を有する研磨材料と接触させることによって、回転しているキャストホイールの表面を研磨する。 (もっと読む)


【課題】 高い透磁率と飽和磁束密度を有し、高周波における透磁率の減衰を抑えたFe基軟磁性薄帯およびそれを用いた高周波磁芯を提供すること。
【解決手段】 中心線平均粗さRaで表わされる表面粗さが0.8μm以上5.0μm以下であり、厚みが10μm以上30μm以下であるFe基軟磁性薄帯とし、そのFe基軟磁性薄帯を用いて高周波用磁芯とする。 (もっと読む)


【課題】高強度と低いヤング率とを兼ね備えたアルミニウム合金を提供する。
【解決手段】少なくともAl相とAlCa相とを含むアルミニウム合金であって、粒子径が10μm以上のAlCa粒の面積率(B)に対する、粒子径が10μm未満のAlCa粒の面積率(A)の比(A)/(B)が1以上である、アルミニウム合金。 (もっと読む)


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