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Fターム[4E004MB14]の内容

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Fターム[4E004MB14]に分類される特許

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【課題】Al含有量が0.015質量%未満のSiキルド鋼の連続鋳造において、パウダーの粘度を上げてパウダー巻き込みを防止しつつ、鋳型内の緩冷却を実現することのできる連続鋳造用パウダー及びそれを用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】Al含有量が0.015質量%未満のSiキルド鋼の連続鋳造に塩基度が0.7以下のパウダーを用いることにより、溶融パウダー中の水酸イオンの濃度を増加させ、これにともなって鋳型と鋳片間に流入したパウダーフィルム内に微細な気泡を発生させて、鋳型抜熱を低下させる。同時に、塩基度を下げることで粘度が増加するため、パウダー巻き込みを低減することができる。 (もっと読む)


【課題】鋳片厚みが380mm以上の厚鋼板用大断面鋳片を、表面割れを抑制しながら垂直型連続鋳造する方法を提供する。
【解決手段】鋳片厚みが380mm以上の厚鋼板用大断面鋳片を、垂直型連続鋳造機により鋳造速度が0.2m/min以下で連続鋳造する方法であって、モールドの湯面を覆うモールドパウダーとして、1300℃におけるパウダー粘度ηがη≧0.03・D−6(ηの単位はポアズ、Dの単位はmmである)の式を満足するモールドパウダーを使用する。これにより湯面の変動を抑制し、鋳片表面の湯じわ(リップルマーク)深さを1.5mm以下とし、湯じわの谷部に発生するγ粒界割れを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高粘度でありながら、焼付き現象の生じにくいモールドパウダを提供する。
【解決手段】CaO成分[wt%]とSiO成分[wt%]との比であるCaO/SiOを0.8≦CaO/SiO≦1.2の範囲内とし、LiO成分[wt%]が2.0≦LiO≦5.0の範囲内とし、LiO/NaOを10.0以上とし、凝固温度TLL[℃]を1135≦TLL≦1185の範囲内とし、粘度η[poise]を、1300度のとき1.5≦η≦1.8の範囲内とし、一方、1250度のとき2.2≦η≦2.6の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】溶鋼の汚染防止とともに保温性および脱酸効果に優れたモールドパウダー、および高酸素含有鋼の鋳片表層部でのピンホール発生を抑制できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)CaO/SiO2が0.9〜1.5、Al2O3含有率が0.5〜15%、Na2O、Li2OおよびFの合計含有率が5〜25%、炭酸塩が炭素換算含有率で0.3〜3.5%、Ca-Si合金含有率が2〜7%、酸化鉄がFe2O3換算含有率で4%未満および酸化MnがMnO換算含有率で2%未満であり、さらに凝固温度が1000〜1230℃であり、そして1300℃での粘度が0.05〜1.0Pa・sである鋼の連続鋳造用モールドパウダーである。本パウダーは、硝酸ソーダを1%未満含有してもよく、また、炭酸塩含有率とCa-Si合金含有率との比が0.2〜1.2であることが好ましい。(2)前記(1)のモールドパウダーを用いて、高酸素含有鋼を鋳造する鋼の連続鋳造方法である。 (もっと読む)


【課題】ゲーレナイトまたはアケルマナイトもしくは両者の全率固溶体であるメリライトを晶出もしくは析出するモールドパウダーの粘度を安定化し、鋳型内潤滑性を高める。
【解決手段】質量%で、CaO/SiO2が1.1〜1.5、F含有量が5%未満で、かつF−0.613×Na2O−1.27×Li2Oで表される、F,Na2O及びLi2Oの含有量が0〜1.8%、Al23含有量が10〜25%で、かつAl23+MgOが15〜30%、TiO2含有量が7%未満で、一旦溶融した後に徐冷した場合に晶出もしくは析出する分子量が500未満の主たる結晶が、ゲーレナイトまたはアケルマナイト、もしくはメリライトで、2番目に晶出もしくは析出する結晶がカスピダインであり、凝固温度が1050℃〜1220℃の鋼の連続鋳造用モールドパウダーである。
【効果】溶鋼中に巻き込まれにくい優れた特性のモールドパウダーを、幅広い鋼種に適用可能となる。 (もっと読む)


【課題】ゲーレナイトまたはアケルマナイトもしくは両者の全率固溶体であるメリライトを晶出もしくは析出するモールドパウダーの、粘度の安定化を図って凝固温度を下げる。
【解決手段】質量%で、CaO/SiO2の値が1.1〜1.6、F−0.613×Na2O−1.27×Li2Oで表される、F,Na2O及びLi2Oの含有量が0〜3.5%、Al23含有量が10〜25%、Al23及びMgOの合計の含有量が15〜30%、TiO2含有量が7%未満であって、一旦溶融した後に徐冷した場合に晶出もしくは析出する分子量が500未満の主たる結晶が、ゲーレナイトまたはアケルマナイト、もしくはこれらの全率固溶体であるメリライトに加えて、カスピダインであり、凝固温度が1030〜1160℃である連続鋳造用モールドパウダーである。
【効果】溶鋼中に巻き込まれにくい特性のモールドパウダーを、幅広い鋼種に適用できる。 (もっと読む)


【課題】鋳片の角部における凝固遅れを抑制可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳型1の内面に第1傾斜面2と第2傾斜面3とを設け、所謂2段テーパ鋳型とする。モールドパウダ6の、CaO成分及びSiO成分の合計含有量を50wt%以上とし、F成分の含有量を11wt%以下とする。前記傾斜面2・3の傾斜率を、使用するパウダの塩基度や凝固温度に応じて設定する。浸漬ノズル5の溶鋼吐出孔5a・5aの孔面積を2500mm以上6400mm未満とする。当該溶鋼吐出孔5a・5aの吐出角を、水平を基準として、斜め下向きに10度以上35度以下とする。 (もっと読む)


【課題】Fレスあるいは低Fのモールドフラックスを容易に得、かつ鋳型内での緩冷却効果を安定して発揮する。
【解決手段】CaO、SiO2およびNa2Oを主成分とする。CaO/SiO2の値が0.5〜0.9、Na2O含有率が10〜30質量%で、Fを含有しないか、または含有する場合でもその含有率が2質量%以下であって、溶融後の凝固時に析出もしくは晶出する主たる結晶がNa2O・2CaO・3SiO2である鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。望ましくは、CaO、SiO2およびNa2Oを除く成分の総含有率が10質量%以下で、凝固温度が950〜1200℃、1300℃における粘度が2〜15poiseである。
【効果】汎用性に優れる凝固温度の、Fレスあるいは低Fのモールドフラックスが容易に得られ、かつ鋳型内における緩冷却効果が安定して発揮される。 (もっと読む)


【課題】析出物を微細分散させ結晶粒成長を抑制した鋼材、およびその鋼材を得るために合金元素を均一かつ高歩留まりで鋳片内に添加できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として熱間圧延により得られる鋼材であって、C、Si、Mn、P、S、Ti、NおよびAlを含み、さらに、Mo、Cu、Nb、V、Ni、CrおよびBのうちの1種以上を含有し、さらに、AgおよびMgをそれぞれ0.00005〜0.001%含有するか、またはAgおよびMgに加えてBi:0.00005〜0.001%を含有する、析出物が微細分散した鋼材。上記鋼材は、さらに、Ca、NdおよびSnのうちの1種以上を含有してもよい。(2)タンディッシュ内または鋳型内の溶鋼に浸漬させた浸漬ランスを通して、Ag、Mg、Biなどの金属元素の蒸気および/または粒子をキャリアガスとともに溶鋼中に供給する鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】溶鋼などの金属融体中における介在物を簡易に除去することが可能な、新規な方法及び装置を提供する。
【解決手段】円筒形の容器11の外周面において回転運動発生コイル12を設けるとともに、容器11の外周面において軸方向運動発生コイル13を設ける。回転運動発生コイル12から生じたローレンツ力によって、容器11内に容れられた金属融体Sに対して回転運動を生ぜしめ、軸方向運動発生コイル13から生じたローレンツ力13によって、金属融体Sに対して軸方向運動が生ぜしめ、金属融体S内に含まれる介在物を凝集及び肥大化させ、その後、除去する。 (もっと読む)


【課題】磁気特性の優れた超高磁束密度一方向性電磁鋼板を安定的に製造する。
【解決手段】鋼中Bi:0.0005〜0.05質量%とし、タンディッシュ出側の溶鋼プール中に上堰を設けて区切られた領域を形成し、その領域内にBiあるいはBi合金を充填した鉄被覆ワイヤーを供給しつつ、溶鋼流量をノズル内面積で除すことで求められる浸漬ノズル内の溶鋼流量密度Q、鋳型内湯面近傍で旋回流を形成する電磁攪拌の推力Fが以下の関係式を満足することを特徴とする一方向性電磁鋼板用鋳片の鋳造方法である。
Q≧0.9(ton/m2/s)
3,000≦F≦10,000(Pa/m)
また、鋳片内でのBi濃度の均一度標準偏差σ/平均濃度Aが以下の関係式を満足することを特徴とする一方向性電磁鋼板用鋳片。
0.0005≦A≦0.05(%)
σ/A≦0.2 (もっと読む)


【課題】溶鋼の汚染を防止しつつ優れた保温効果を発揮するモールドパウダー、およびそのモールドパウダーを用いた連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)CaO/SiO2が1.0〜1.9、Al2O3含有率が2〜18%、Na2O、Li2OおよびFの合計含有率が2〜25%であり、炭酸塩が炭素換算含有率0.8〜3.5%で、硝酸ソーダが含有率1〜5%で、炭素が含有率0.1〜10%で、Ca-Si合金および/または金属Siが含有率2〜10%でそれぞれ配合され、酸化鉄がFe2O3換算含有率で2%未満および酸化MnがMnO換算含有率で3%未満であり、凝固温度が1050〜1250℃であり、1300℃での粘度が0.04〜0.8Pa・sである鋼の連続鋳造用モールドパウダー。本パウダーは、粒子形態を粉末状とし、アルカリ金属フッ化物および氷晶石をいずれも含まないことが好ましい。(2)前記(1)のモールドパウダーを用いて、鉛快削鋼または極低炭素鋼を鋳造する鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 スラブ鋳片の連続鋳造の際に、凝固シェルのロール間における非定常バルジングに起因して発生する鋳型内の湯面変動を抑制して、モールドパウダーの巻き込みの少ない高品質の鋳片を製造する。
【解決手段】 凝固シェルの非定常バルジングに起因して発生する鋳型内湯面変動を抑制しながら溶鋼を連続鋳造してスラブ鋳片を製造する方法であって、相対する一対の鋳型長辺2aと相対する一対の鋳型短辺2bとを備え、相対する鋳型短辺の上端の間隔をWu、下端の間隔をWl、鋳型短辺の鉛直方向の長さをLとしたときに下記の(1)式で定義されるテーパー量(ΔT)が1.1〜1.3%の範囲内となるように相対する鋳型短辺にテーパーの施された鋳型2を用いて連続鋳造して、鋳型内の凝固シェル厚みを均一化させ、かくして、前記鋳型内湯面変動を抑制する。
ΔT(%)=(Wu−Wl)×100/L…(1) (もっと読む)


【課題】 本発明は、空気酸化と保温材の反応に起因する溶鋼汚染を確実に防止できる保温材と清浄性の優れた鋳片を得るための連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 溶鋼表面保温材において、SiO2含有率を5質量%以下、CaO/Al23を質量比で1.1〜2.0、MgO含有率を10質量%以上30質量%未満、且つTiを含有したことを特徴とする溶鋼表面保温材。鋼の連続鋳造方法において上記の溶鋼表面保温材をタンディッシュ内の溶鋼表面上に添加することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】 ブレークアウトを防止し、かつ平滑な鋳塊肌を得ることができる連続鋳造装置を提供する
【解決手段】 本発明は、凝固した鋳塊をモールドの下部より引き抜く連続鋳造装置であって、合金溶湯が供給される前記モールドにはスラグ層が配置され、該スラグ層には所定の間隔で複数の加熱電極が設置されており、前記スラグの温度に応じて前記加熱電極のうち特定の加熱電極毎に制御可能な制御装置を具備する連続鋳造装置である。好ましくは、 スラグ層内に複数箇所設置された温度検出手段からの出力に連動して、特定の加熱電極を制御させる。また合金溶湯は、積層凝固速度にて、0.3m/分以下の注入速度で注入することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、空気酸化と保温材の反応に起因する溶鋼汚染を確実に防止できる保温材と清浄性の優れた鋳片を得るための連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 溶鋼表面保温材において、SiO2含有率を10質量%以下、CaO/Al23を質量比で0.5〜2.0とし、且つTiを含有したことを特徴とする溶鋼表面保温材。鋼の連続鋳造方法において上記の溶鋼表面保温材をタンディッシュ内の溶鋼表面上に添加することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】熱延粗圧延直後のスケール除去を十分に行えるようにする。
【解決手段】CaO含有率をSiO2含有率で除した比(CaO/SiO2)が0.5〜1.0であり、P25が0.5〜4.0質量%、B23が1.0〜8.0質量%のうちの1種または2種を含有し、さらにTiO2を10〜35質量%含有し、かつ、凝固温度が1050〜1280℃で、溶融したモールドフラックスが鋳型内で凝固する際に、主たる結晶としてタイタナイトが析出するようにした鋼の連続鋳造用モールドフラックスである。
【効果】スケールと地鉄界面のファイアライト層の融点を降下できるので、熱延粗圧延後にファイアライトの融点以上に加熱してスケール成長を促すことが容易になり、直後の高圧水等によるスケール除去を促進でき、その結果、島状スケールの少ない熱延鋼板を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】再加熱時のオーステナイト粒成長が抑制された低合金鋼材、及びその鋼材を得るための必要元素を高歩留りで均一に鋳片内に添加できる連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として熱間圧延により得られる低合金鋼の鋼材であって、C、Si、Mn、P、S、Ti、NおよびAlを含み、さらに、Mo、Cu、Nb、V、Ni、CrおよびBのうちの1種以上を含有し、さらに、AgおよびMgをそれぞれ0.00005〜0.001%含有するか、またはさらにBi:0.00005〜0.001%を含有する、再加熱時のオーステナイト粒成長が抑制された低合金鋼の鋼材。上記鋼材は、さらに、Ca、NdおよびSnのうちの1種以上を含有してもよい。(2)タンディッシュ内または鋳型内の溶鋼に浸漬させた浸漬ランスを通して、Ag、Mg、Biなどの金属元素の蒸気および/または粒子をキャリアガスとともに溶鋼中に供給する低合金鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】0.1質量%以上のBを含有するステンレス鋼を連続鋳造により製造する場合に、主に縦割れを防止する。
【解決手段】B含有量が0.1質量%以上のステンレス鋼の連続鋳造方法である。タンディッシュ内の溶鋼過熱度を−15℃〜+30℃、鋳型内溶鋼中における浸漬ノズルの吐出孔の吐出角度を、上向きに−15°〜+25°とする。鋳型内溶鋼の表面に添加するモールドフラックスは、金属または合金からなる発熱剤を含有し、かつ該モールドフラックスの塩基度を1.1〜1.8とする。鋳片表面に向けて噴射する二次冷却水の比水量を0.1リットル/kg〜1.0リットル/kgとして鋳造する。
【効果】0.1質量%以上のBを含有するステンレス鋼の連続鋳造において、縦割れ等の鋳片表面欠陥の少ないB含有ステンレス鋼の連続鋳造鋳片を製造できる。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造において鋳型内に添加されたモールドパウダーの溶融厚み及び粉末層厚みを適切な厚みに自動的に制御することのできるモールドパウダー自動供給装置を提供する。
【解決手段】 上記課題は、連続鋳造鋳型1内の溶融金属2の上にモールドパウダー4を全自動で投入するモールドパウダー自動供給装置19であって、前記鋳型内のモールドパウダーの溶融層厚み及び粉末層厚みの計測値に基づいて、モールドパウダーを全自動で投入するモールドパウダー自動供給装置によって解決することができる。この場合、前記モールドパウダーの溶融層厚み及び粉末層厚みの計測値は、少なくとも2種以上の周波数における位相情報と絶対値情報とを用いて計測する多周波渦流式モールドパウダー溶融厚み計測器による計測値であることが好ましい。 (もっと読む)


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