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Fターム[4E004MB14]の内容

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Fターム[4E004MB14]に分類される特許

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従来技術では、様々な理由から、連続鋳造法によってマンガン(Mn)、アルミニウム(Al)及びケイ素(Si)の含有量が多く、TWIP(双晶誘起塑性)特性を持つ鋼鉄を製造することは難しい、或いは不可能と考えられている。その理由は、Mnの強いミクロ偏析に対して、凝固時におけるストランド凝固殻の強度が小さい、低い温度での大きな強度、鋼鉄内のアルミニウムと鋳造用粉末との反応、マクロ偏析、周縁領域での合金元素の密度低下、及びあと押し炉でブルームを再加熱する際の粒界の酸化等である。そのため、この発明では、15〜27%のMn、1〜6%のAl、1〜6%のSi、0.8%以下の炭素及び残りを鉄と微量元素とする所定の化学的な組成を持つ軽量鋼を、順番に配置した工程にもとづき、薄いブルーム(d≦120mm)の鋳造機(1)で、好適な鋳造用粉末を用いて鋳造し、凝固に続いて直ぐに、連続したストランド(2)からブルーム(3)を分割し、作業過程内の中間炉(4)で温度の均等化を行い、その次に、その後冷却すること無く直ぐにブルーム(3)を熱間圧延することを提案する。
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【課題】 二次冷却帯における鋳片の冷却能を高めることが可能な、鋳型から引き抜かれた鋳片表面からの剥離性に優れる、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを提供する。
【解決手段】 上記課題は、少なくともSiO2 、CaO及びNa2 Oを含有し、モールドパウダーのSiO2含有量とNa2 O含有量との関係が、下記の(1)式を満たす範囲であり、且つ、モールドパウダーの塩基度(CaO/SiO2)とNa2 O含有量との関係が、下記の(2)式を満たす範囲であるモールドパウダーによって解決される。但し、(1)式及び(2)式において、[%Na2O]はモールドパウダーのNa2 O含有量(質量%)、[%SiO2 ]はモールドパウダーのSiO2含有量(質量%)である。
0.65×[%Na2O]+25≦[%SiO2]≦2.08×[%Na2O]+25…(1)
-0.078×[%Na2O]+1.4≦CaO/SiO2≦-0.077×[%Na2O]+1.8…(2) (もっと読む)


【課題】 本発明は、空気酸化と保温材の反応に起因する溶鋼汚染とを防止できる保温材と清浄性の優れた鋳片を得るための連続鋳造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 溶鋼表面保温材において、SiO含有率が10質量%以下であり、CaO/Al質量比が0.5〜2.0であり、且つTiOを含有していることを特徴とする溶鋼表面保温材。鋼の連続鋳造方法において上記の溶鋼表面保温材をタンディッシュ内の溶鋼表面上に添加することを特徴とする鋼の連続鋳造方法。 (もっと読む)


【課題】亜包晶鋼を連続鋳造するに際し、鋳片の表面割れを防ぐと共に溶鋼の鋳型への焼き付きやブレークアウト等を確実に防止する。
【解決手段】溶鋼1(亜包晶鋼)を上部側に徐冷部13が形成されている鋳型5に注入し、該鋳型5と溶鋼1とが接触することを防ぐべくフッ素含有量が0〜2mass%である鋳型フラックス14を鋳型5に投入して、鋳片2を連続的に鋳造する。 (もっと読む)


【課題】 C含有量が0.08〜0.16%程度の亜包晶鋼を連続鋳造法によって製造しても、不均一冷却に起因する表面疵が発生しない鋳片を製造することのできるモールドパウダー、およびこうしたモールドパウダーを用いて上記のような表面性状に優れた鋳片を製造するための連続鋳造法を提供する。
【解決手段】 本発明のモールドパウダーは、C含有量が0.08〜0.16%である中炭素鋼を連続鋳造法で鋳造する際に用いるモールドパウダーであって、下記(1)式の関係を満足することを特徴とする。
4.69-3.47×10-3・Ts+0.786・logη-3.90×10-2・(T.CaO/SiO2)≦0.30 …(1)
但し、Ts:モールドパウダーの凝固温度(℃)
η:モールドパウダーの粘度(poise at 1300℃)
T.CaO/SiO2:塩基度(CaF2は、CaOに換算)
を夫々示す。 (もっと読む)


【課題】 C含有量が0.08〜0.16%程度の亜包晶鋼を連続鋳造法によって製造する際に有用なモールドパウダーの物性を定量的に把握できる評価法を確立すると共に、こうした方法によって評価され、不均一冷却に起因する表面疵が発生しない鋳片を製造することのできる中炭素鋼連続鋳造用モールドパウダーを提供する。
【解決手段】 溶融したモールドパウダーを1300℃以上の温度で、V字型溝を有する水冷鋳型内に流し込み、その後急冷凝固させて凝固した試料の縦断面を観察したときに、該試料の全高さに対するガラス質部分の高さの割合をガラス化率GRとして評価し、水冷鋳型のV字溝の底点の角度をθ(°)、鋳型とモールドパウダーの接触面積S(mm2)とモールドパウダー質量W(g)との比をx(S/W)としたとき、これらが前記GRとの間に下記(1)式の関係を満足する。
GR=Hglass/(Hglass+Hcrystal)≦[0.35×(x/20.8)0.5]/[2×sin(θ/2)]…(1)
但し、Hglass:ガラス質部分の高さ
crystal:結晶質部分の高さ
を夫々示す。 (もっと読む)


【課題】 ロール間隔を広くして厚さの厚い鋳片の製造をして、生産量アップを図る。
【解決手段】 ロール間隔を広くしたロール101,102とサイド堰103,104で囲まれた空間に溶鋼106を供給した状態でロール回転すると、溶鋼106がロール101,102の表面で冷えて凝固シェル111,112となる。このとき、溶鋼106の両サイドに冷材R1,R1を供給すると、冷材R1,R2の表面にも凝固シェル113,114が形成される。ロール間隔を広げたため離れた位置にあるロール表面の凝固シェル111,112は、冷材表面の凝固シェル113,114を介して接続される。このように凝固シェル111,112,113,114により袋綴じ状に凝固し、中央が未凝固部となった鋳片の製造ができる。未凝固部は搬送途中で冷却されて凝固する。このように、ロール間隔を広くしてもブレークアウトの発生なく、厚い鋳片の製造ができ生産量が増加する。 (もっと読む)


【課題】CaO/SiO2の比が1.4を越えるモールドパウダーを用いた場合にもパウダーの流入不良を防止して、表面品位に優れた鋳片を安定して連続鋳造することができる鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 CaO/SiO2の比が1.4を越えるモールドパウダーを用いて鋼の連続鋳造を行うに際し、モールドにポジティブストリップ時間(Tp)が0.34秒以上となるオシレーション動作を行わせ、モールドパウダーの消費量を0.24kg/m以上として連続鋳造を行う。表面品位確保の観点から、ネガティブストリップ時間(Tn)を0.2秒以下としたオシレーション動作を行わせることが好ましい。これにより流入不良が防止され、鋳造速度を高めてもブレークアウト発生のおそれがない。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼表面で速やかに溶融し、溶鋼の再酸化を防止できる溶鋼保温剤を提供する。
【解決手段】 融点が溶鋼温度より低い原料と融点が溶鋼温度より高い原料を配合した溶鋼保温材である。融点が溶鋼温度より低い原料の割合が、全体の30質量パーセント以上で、平均組成での融点が溶鋼温度より低いことが望ましい。融点が溶鋼温度より低い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いること、融点が溶鋼温度より高い原料として、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも一種の酸化物、または、Al2O3、CaO、MgO、SiO2のうち少なくとも二種類以上からなる複合酸化物を用いることが好ましい。平均組成がCaO/Al2O3=0.5〜2.0であり、MgO=5〜30%、SiO2含有量を10%未満とすることが好ましい。上層に固体の保温剤を堆積させればさらに保温性が増す。 (もっと読む)


【課題】 作業効率の向上及び作業コストの低減が可能な連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 溶鋼の鋳込方向に沿って振動する鋳型1と、タンディッシュ2と、モールドパウダー添加機構とを備える連続鋳造機を用いて鋼の連続鋳造を行う際に、鋳型の振動数をf(cpm)とし、鋳型の振動幅をS(m)、溶鋼の鋳込速度をVc(m/s)としたときに、π・f・S+|Vc|≦0.09の条件式を満足するように、鋳型1の振動条件を設定する。 (もっと読む)


【課題】 作業コストの低減及び作業効率の向上が可能な連続鋳造用モールドパウダーを提供する。
【解決手段】 主にNa2O,MgO,SiO2,Al23,CaO,F,Li2Oから構成されるモールドパウダー6の成分構成を、塩基度を1.0〜1.6の範囲内、凝固温度を1000〜1200℃の範囲内とし、モールドパウダー6を構成する成分のうち、Na2O及びMgOがモールドパウダー6全体に対して占める割合を、Na2Oを10.0質量%未満とし、MgOを2.0質量%未満とすることにより、鋳型1内の、特に凝固シェル12に生じる損傷の起点となるメニスカス近傍において、凝固シェル12を均一に緩冷却することを可能として、凝固シェル12に損傷が生じることを防止する。 (もっと読む)


【課題】 連続鋳造において鋳型内のモールドパウダー層の溶融厚みを多周波渦流式厚み計測器で計測するに当たり、溶鋼湯面に非接触式で且つ精度良く更に塩水を用いた場合などに比較して大幅に危険性を回避して多周波渦流式厚み計測器を校正する方法提供する。
【解決手段】 少なくとも2種以上の周波数における位相情報と絶対値情報とを用いて、連続鋳造鋳型内の溶融金属2上に添加されたモールドパウダー4の溶融層5の厚みを計測する多周波渦流式モールドパウダー溶融厚み計測器の校正方法であって、前記溶融金属と電気的に性質が近く固体である溶融金属模擬材と、前記モールドパウダーの溶融層と電気的に性質が近く固体である溶融モールドパウダー模擬材とからなる校正板19を用いて校正する。 (もっと読む)


【課題】 溶鋼内部への巻き込みを防止することができ、表面品位の高い鋼板を製造する場合に用いるに適した新規な連続鋳造用モールドパウダーを提供する。
【解決手段】 1300℃におけるパウダー粘度が12ポアズ以下で、かつ質量%SiO2+(質量%Na2O+質量%Li2O)/2≦(0.32η0.16-0.0756)/0.0087の式(A)を満足するように、パウダー組成とパウダー粘度を決定した連続鋳造用モールドパウダーである。SiO2、Na2O、Li2Oを従来のモールドパウダーよりも減少させ、溶鋼との反応性を抑制した結果、溶鋼中へのパウダーの巻き込みが顕著に低減し、表面品位の高い鋼板を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】鍋ノズルや浸漬ノズルでの詰まりのない安定した連続鋳造操業を達成するための方法を提供する。
【解決手段】第1の発明では、溶存酸素濃度が50ppmを超える溶鋼に対して、タンディッシュ溶鋼または鋳片における目標Si、Mn、P、Cr濃度に対し、各元素の質量%で表される目標濃度の80%以上になるように、FeSi、FeMn、FeP、FeCr合金を添加する。第2の発明では、Al脱酸後に添加するFeSi、FeMn、FeP、FeCr合金の投入量が下記(A)式を満足するように、当該合金からのCa総混入量を制限する。
Ca総混入量=(0.5・WFeSi・CaFeSi/100 + 0.01・WFeMn・CaFeMn/100 + 0.02・WFeP・CaFeP/100 + 0.005・WFeCr・CaFeCr/100)/Wsteel ×106≦6 ・・・ (A)
ここで、Wi(kg)はAl脱酸後のi合金の添加量、Wsteel(kg)は溶鋼量、Cai(質量%)はフェロ合金i中のCa濃度である。 (もっと読む)


【課題】 Al,Tiを含有する鋼を鋳造する場合に、難巻き込み性に優れ、パウダー性欠陥の無い高品位の製品を得ることができる、鋼の連続鋳造用モールドパウダーを提供する。
【解決手段】 パウダー中のSiO2の活量が0.4以下であって、CaO*/SiO2が0.6〜1.2であって、CaO*を30%以下、SiO2を10%〜35%、Al23を7%〜25%、Fを2〜10%含み、さらにMgOを10%以下、ZrO2を10%以下、SrOを10%以下含み、1300℃における粘度が2poise以上、凝固温度が1000〜1200℃であることを特徴とする鋼の連続鋳造用モールドパウダー。 (もっと読む)


【課題】曲げ加工性、めっき密着性、表面性状に優れる引張強度750MPa以上の高張力溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法を提供する。
【解決手段】C:0.05〜0.20%、Si:0.5%以下、Mn:1.0〜3.0%、P:0.05%以下、S:0.05%以下、sol.Al:0.1%以下およびN:0.01%以下、さらにTi:0.5%以下およびNb:0.5%以下の1種または2種を合計で0.05%以上、残部Feおよび不純物の鋼組成を備え、表面から板厚中心方向に向かって深さ1〜10μmの表面近傍部における平均C濃度([C])と表面から板厚中心方向に向かって深さ0.1mmまでの部分を除いた内部の平均C濃度([C])との比([C]/[C])を0.85以下、かつ表面から板厚中心方向に向かって深さ1〜10μmの表面近傍部におけるフェライトの面積率を80%以上とする。 (もっと読む)


【課題】 鋳型内面における損傷発生を抑制して鋳型寿命の延長、生産性の向上、製造コストの削減、及び鋳片の表面品質向上を可能にする鋼の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】 内側にニッケル及びコバルトのいずれか一方又は双方を主体とするメッキ層16が形成されたモールド銅板11〜14を有する鋳型10内に、浸漬ノズル24を介して、溶鋼を順次注湯して鋳型10内の溶鋼の湯面をモールドフラックス25で常時覆いながら鋳型10内で溶鋼を凝固させる連続鋳造方法において、モールドフラックス25に含有される亜鉛量を200ppm以下にし、浸漬ノズル24に形成された溶鋼吐出孔28の中心軸の傾斜角度を水平方向に対して上向き5°以下で下向き45°以下の範囲に設定すると共に、モールド銅板11〜14に加わる熱負荷に応じて鋳造速度を調整する。 (もっと読む)


【課題】 高アルミニウム鋼を連続鋳造する際に、モールド内でモールドパウダーと溶鋼中のAlの反応によってモールドパウダーが組成変動して高融点結晶のゲーレナイトを析出することのないモールドパウダーを提供する
【解決手段】 質量%でAl≧0.80%を含有した高アルミニウム鋼の連続鋳造に用いるモールドパウダーで、軟化点が1050℃以上で1300℃における粘度が1.0Pa・s以上の物性を有する高アルミニウム鋼の連続鋳造用モールドパウダーで、軟化点が1050℃以上で1150℃未満で粘度が1.0Pa・s以上の物性を有し、塩基度のCaO/SiO2が0.50未満に調整されている。 (もっと読む)


【課題】 パウダー組成を高融点結晶の析出を抑制できるように調整した高Al含有鋼の連続鋳造用のモールドパウダーを提供することであり、このモールドパウダーを用いる高Al含有鋼の連続鋳造方法を提供することである。
【解決手段】 質量%でAl≧0.80%を含有する高アルミニウム含有鋼の連続鋳造に使用するモールドパウダーで、質量%で、SiO2:≦15%、Al23:20〜50%、CaO:20〜40%、Li2O:5〜15%、F:5〜20%、全C:5〜15%を含有し、残部の不可避不純物としてNa2O、Fe23の1種〜3種を含有し、物性が塩基度のCaO/SiO2が1.5以上であり、凝固温度が950〜1150℃で、粘度が1300℃において0.2〜0.5Pa・sである。 (もっと読む)


【課題】 鋳型上方に配置したパウダー散布装置から重力にてパウダーを鋳型内に落下させるだけで、溶鋼表面に好適にパウダーを散布することができるパウダー散布装置を提供する。
【解決手段】 連続鋳造システムは、タンディッシュ20の浸漬ノズル24から流出する溶鋼12を連続鋳造用の鋳型26に導き、凝固させながら通過させる。鋳型26内の溶鋼12表面に鋳造用パウダー72を散布するパウダー散布装置50を備える。パウダー散布装置50は、鋳型26上方に配置され、重力にてパウダー72を鋳型26内の溶鋼12表面に落下させる。 (もっと読む)


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