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Fターム[4E084BA09]の内容

溶接用非金属材料(フラックス) (4,852) | 金属成分系 (1,397) | 金属単体 (1,201) | Mo (80)

Fターム[4E084BA09]に分類される特許

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【課題】フラックス入りワイヤを用いてガスシールドアーク溶接によって形成される溶接金属の強度を700MPa以上とすると共に、−60℃レベルの低温域での靭性にも優れた溶接金属を提供する。
【解決手段】フラックス入りワイヤを用い、ガスシールドアーク溶接によって形成された溶接金属であって、質量%で、 C:0.02〜0.12%、 Si:0.1〜1.0%、 Mn:0.5〜3.0%、 Al:0.002〜0.03%、 Ni:0.5〜3.5%、 Ti:0.005〜0.20%、 O:0.03〜0.08%を夫々含むと共に、 N:0.01%以下に制限し、且つ
前記溶接金属断面を電子顕微鏡で観察したときに、最大径が0.1μm以上、1μm未満の酸化物が観察視野1mm2換算で10×103〜500×103個存在し、
且つ、前記最大径が0.1μm以上、1μm未満の酸化物の内、個数割合で80%以上の酸化物が、Tiを含有する結晶質の酸化物および/またはSiを含有する非晶質の酸化物を内包するものであり、
更に最大径が1μm以上の酸化物が観察視野1mm2換算で150個以下に抑えられたものであって、
前記溶接金属断面の組織において、観察されるベイナイト組織サイズが平均で2.0μm以下である
ことを特徴とする低温靭性に優れた高強度溶接金属である。 (もっと読む)


【課題】耐力が690MPa級以上の高張力鋼の溶接において、耐割れ性及び低温靭性が優れた溶接金属を得ることができ、全姿勢溶接において良好な溶接作業性を確保する低水素系被覆アーク溶接棒を提供する。
【解決手段】低水素系被覆アーク溶接棒は、被覆率が25〜45%、心線全質量あたりCを0.06%以下含有し、被覆剤全質量あたり、金属炭酸塩(CO換算):14.7〜22.4%、CaF:13.1〜24.8%、TiO:0〜8%、ZrO:0〜8%、SiO:1.1〜3.0%、Al:0〜0.8%、C:0.01〜0.05%、Si:2.5〜6.0%、Mn:2.2〜8.0%、Ni:1.8〜7.0%、Cr+Mo:0.2〜3.7%を含有する。また、D=8.42−0.18×CO+0.05×CaF+0.50×TiO−1.36×SiO−4.36×Al+0.71×ZrO≦3.8である。 (もっと読む)


【課題】安定して靭性値が高い溶接金属を得ることかできる大入熱エレクトロスラグ溶接方法を提供する。
【解決手段】フラックス入りワイヤは、所定の組成の鋼製外皮に、所定の組成のフラックスを充填したメタル系フラックス入りワイヤである。開先内に充填されるフラックスは、塩基度BLが0.5乃至1.5である。前記フラックス入りワイヤ中のB含有量を[ワイヤ中のBの質量%]、前記フラックス中のB含有量を[フラックス中のBの質量%]としたとき、数式α=49×[ワイヤ中のBの質量%]−[フラックス中のBの質量%]の値αが−0.2乃至0.2を満たす。 (もっと読む)


【課題】 高速度の溶接条件においても溶接作業性が良好で、優れた機械性能の溶接金属が得られるサブマージアーク溶接用溶融型フラックスおよび低温用鋼のサブマージアーク溶接方法を提供する。
【解決手段】 質量%で、SiO:8〜25%、Al:30〜50%、MgO:0.5〜5.0%、MnO:0.5〜5.0%、CaO:5〜20%、CaF:25〜50%を含有する溶融型フラックスと、ワイヤ全質量%で、C:0.02〜0.30%、Si:0.08〜0.6%、Mn:1.2〜3.0%、Ni:0.5〜3.5%、Mo:0.03〜0.8%を含有し、かつ、充填フラックスに、C:0.01〜0.27%、CaF:2〜15%を含有し、ワイヤの全水素量が50ppm以下で、前記成分中の充填フラックスのフラックス充填率が10〜30%からなる鋼製外皮に継ぎ目が無いフラックス入りワイヤとの両者を組合せてサブマージアーク溶接をする。 (もっと読む)


【課題】均一被覆が得られるサブマージアーク溶接法の提供。
【解決手段】単数または複数の消耗電極ワイヤーすなわち電極コードを用い、サブマージアーク溶接法によって金属基体の表面を被覆する方法である。合金元素として12〜35重量%のCrを含む、予め合金化された、水によるアトマイズ金属粉末を、前記消耗電極ワイヤーすなわち電極コードの外側に磁気的に付着させて溶融浴に供給することを含み、前記金属基体がロールであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 0.2%耐力が830MPa以上の高張力鋼の溶接において、溶接金属の耐割れ性と低温靱性が優れた溶接構造物を得ることのできる、直流電源溶接機用低水素系被覆アーク溶接棒を提供する。
【解決手段】 溶接棒全質量に対する質量%で、C:0.05〜0.15%、Si:0.3〜2.5%、Mn:0.5〜2.5%、Ni:1.0〜5.0%、Ti:0.30%超〜0.80%以下、Al:0.002〜0.08%、Cr:0.02〜0.20%を含有し、残部がFe、アーク安定剤、スラグ生成剤、粘結剤および不可避的不純物からなり、前記スラグ生成剤には、少なくとも金属炭酸塩および金属弗化物を、被覆剤全質量に対する質量%で、金属炭酸塩:30〜60%、金属弗化物:11〜23%含有し、溶接棒全質量に対する被覆剤質量で表される被覆率が25〜45質量%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】耐棒焼け性が良好で溶接金属の低温靭性が優れる低水素系被覆アーク溶接棒を提供する。
【解決手段】単体C、金属中のCおよび合金中のCのうちの1種以上として、被覆剤にこれらの合計を被覆アーク溶接棒全質量に対する質量%で0.03〜0.14%含み、また被覆アーク溶接棒全質量に対する質量%で、鋼心線と被覆剤の一方または両方に合計で、Si:0.4〜1.8%、Mn:0.5〜1.5%、Ni:0.1〜3.6%、Ti:0.1〜0.8%を含有し、被覆剤の金属および合金の合計が10%以下で、その他は金属酸化物、金属炭酸塩、金属弗化物および不可避不純物である低水素系被覆アーク溶接棒。 (もっと読む)


【課題】高価な金属資源及び不必要な温室効果ガスを使用せず、且つスラグ及びヒュームの発生を抑制し、更には高い静的引張強度と疲労強度を有する溶接継手を得ることができる鋼用の純Ar−MIG溶接用溶接ワイヤと溶接方法を提供する。
【解決手段】外皮133として炭素鋼の帯鋼をパイプ状に溶接したもの又はシームレス鋼管を用い、内部にフラックス131を充填して伸線したフラックス入りワイヤ13において、フラックス131はワイヤ全質量あたり7乃至27質量%を占め、ワイヤ13は、フラックス131中にグラファイトをワイヤ全質量あたり0.16乃至2.00質量%含有し、他に鉄粉をフラックス全質量あたり20質量%以上含有する。 (もっと読む)


【課題】 全姿勢で高能率な溶接が可能で、且つ、耐割れ性に優れた、耐力690MPa以上の高強度鋼の溶接用フラックス入りワイヤおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼製外皮にフラックスを充填してなる高強度鋼溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.25〜0.7%、Mn:1.0〜3.0%、Ni:1.0〜3.5%、B:0.001〜0.015%を含有し、Cr、Alは、Cr:0.05%以下、Al:0.05%以下に制限され、且つフラックスに、TiO:2.5〜7.5%、SiO:0.1〜0.5%、ZrO:0.2〜0.9%、Al:0.1〜0.4%を含有し、残部は、Fe、アーク安定剤および不可避不純物からなり、ワイヤの全水素量が15ppm以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 引張強さが690MPa級以上である高張力鋼の溶接を良好な溶接施工性の下に可能とする、フラックス入り極低水素溶接用ワイヤ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 鋼製外皮にフラックスを充填したフラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.04〜0.20%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.6〜2.5%を含有し、Mg、Ca、Al、Zr、REMの一種または二種以上を、合計で0.01〜2.00%含有し、残部鉄及び不可避不純物からなり、PTS=C+Si/24+Mn/6+Cu/15+Ni/15+Cr/5+Mo/5+V/5(%)の値がワイヤ全体に対する質量%で0.36〜1.0%であり、ワイヤ中の全水素量がワイヤ全体の質量比で6.0ppm以下であり、鋼製外皮に外気浸入の危険性のあるスリット状の継ぎ目が無いことを特徴とする、フラックス入り極低水素溶接用ワイヤ。 (もっと読む)


【課題】 溶接金属内の成分むら起因の溶接金属の引張強さ、靭性の低下問題を有利に解決できる、フラックス入りワイヤを用いた高強度鋼のTIG溶接方法を提供する。
【解決手段】 鋼製外皮の断面厚さが0.30〜1.0mmであり、ワイヤ全質量に対する質量%で、C:0.04〜0.4%、Si:0.2〜2.0%、Mn:0.3〜2.0%、Al:0.002〜0.05%を含み、Ni:0.1〜12%、Cr:0.01〜4.0%、Mo:0.1〜4.0%、W:0.1〜4.0%、Cu:0.01〜1.5%のうちの1種または2種以上を含有し、残部鉄及び不可避的不純物からなり、炭素当量が0.40〜1.5%を満たすとともに、ワイヤ全体の炭素当量と鋼製外皮の炭素当量との差が0.10%以上を満たすフラックス入りワイヤを用いて、溶接ワイヤ1g当りの溶接入熱量が1.70〜4.0kJ/cm・gの範囲で、TIG溶接することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】亜鉛系合金めっき鋼材を溶接接合する際に、溶接部およびその近傍において割れが発生することなく、素材亜鉛系めっき鋼材の耐食性を維持できる溶接方法を提供する
【解決手段】少なくとも一方が亜鉛系合金めっき鋼材である鋼材同士を溶接接合する際、溶接ワイヤとしてフェライト系ステンレス鋼組成のものをもちいる。
亜鉛系合金めっき鋼材の母材の熱膨張率と溶接金属の熱膨張率が近似するため、溶接接合後に、溶接部あるいはその近傍での割れ発生を抑制することができる。また、溶接金属がフェライト系ステンレス鋼組成を有しているために耐食性にも優れた溶接構造物が得られる。 (もっと読む)


【課題】鋼製外皮に金属粉末を充填し巻き締めて製造した溶接用ワイヤをエレクトロスラグ溶接に適用し、良好な靭性を有する溶接金属が得られ、かつ安価なエレクトロスラグ溶接用金属粉末入りワイヤを提供する。
【解決手段】鋼製外皮に金属粉末を充填してなるエレクトロスラグ溶接用金属粉末入りワイヤであって、全質量に対して質量%でC:0.002〜0.15%,Si:0.02〜1.4%,Mn:0.5〜3.0%,Cu:2.0%以下,Ni:3.0%以下,Mo:0.05〜1.5%,Al:0.005〜0.05%,Ti:0.05〜0.4%,B:0.005〜0.020%,N:0.010%以下,O:0.001〜0.015%,Mg:0.001〜0.01%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有する金属粉末入りワイヤ。 (もっと読む)


【課題】大入熱でも安定して高靭性の溶接部を得ることができるエレクトロスラグ溶接用ソリッドワイヤを提供する。
【解決手段】めっきなしソリッドワイヤであって、ワイヤ本体は、C:0.02乃至0.12質量%、Si:0.1乃至0.8質量%、Mn:0.5乃至2.0質量%、P:0.025質量%以下、S:0.025質量%以下、Cu:0.8質量%以下、Mo:0.10乃至1.50質量%、N:0.010質量%以下を含有し、残部がFe及び不可避的不純物からなる組成を有する。ワイヤ本体の表面には、ワイヤ本体10kgあたり0.3乃至1.20gの鉱物系油及び植物系油の1種以上が付着しており、前記ワイヤ本体の長手方向の算術平均粗さRaは0.1乃至0.5μmである。 (もっと読む)


【課題】 耐火鋼を使用した建築構造物の溶接部を耐火被覆なしで施工できるように、溶接作業性が良好で溶接欠陥がなく高温強度、常温強度および低温衝撃靱性に優れた溶接金属が得られる耐火鋼用セルフシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する。
【解決手段】 鋼製外皮内にフラックスを充填してなる耐火鋼用セルフシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対する質量%で、フラックスに、BaF:6.5〜11.0%、Sr複合酸化物:3.0〜5.0%、Mg:1.0〜3.0%を含有し、かつ鋼製外皮とフラックスの一方または両方の合計で、C:0.02〜0.07%、Mn:0.5〜2.0%、Al:1.0〜2.5%、Ni:1.6〜3.0%、Mo:0.3〜0.8%を含有し、その他は鋼製外皮のFe、3%以下の金属弗化物と金属炭酸塩の1種または2種、10%以下の鉄粉および不可避不純物である。 (もっと読む)


【課題】厚鋼板の1電極エレクトロガスアーク溶接における作業性が優れており、更に、強度が高く、かつ衝撃性能が優れた溶接金属を得ることができるエレクトロガスアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する。
【解決手段】C:0.03乃至0.07質量%、Si:0.3乃至0.6質量%、Mn:1.8乃至2.0質量%、Ni:0.9乃至1.2質量%、Cr:0.1質量%以下、Cu:0.3質量%以下、Mo:0.3乃至0.8質量%、Ti:0.10乃至0.27質量%、B:0.008乃至0.014質量%、Mg:0.15乃至0.30質量%、Al:0.05質量%以下、P:0.025質量%以下、S:0.025質量%以下、スラグ生成剤:1.0乃至2.0質量%、スラグ生成剤のうちF:0.4乃至0.7質量%を含有する。 (もっと読む)


【課題】 高速度の溶接条件においても優れた機械性能の溶接金属、ビード形状および溶接作業性が得られる高強度鋼用のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する。
【解決手段】 鋼製外皮中にフラックスを充填した高強度鋼用のサブマージアーク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、鋼製外皮およびフラックス成分の合計がワイヤ全質量%で、C:0.06〜0.30%、Si:0.06〜0.5%、Mn:1.0〜3.0%、Ni:2.0〜9.0%、Cr:1.5〜3.5%、Mo:1.0〜4.0%、Ti:0.02〜0.10%を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、前記ワイヤに充填するフラックスのCはワイヤ全質量%で0.02〜0.26%、ワイヤ全水素量が50ppm以下で、フラックス充填率が10〜30質量%であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】強度として0.2%耐力(σ0.2)で600MPa以上、−60℃でのVシャルピー衝撃値vE-60が30J以上を確保できるような溶接金属が実現できると共に、溶接作業性も良好であり、高張力鋼の溶接材料として最適なガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤを提供する。
【解決手段】鋼製外皮の中にTiO2系フラックスを主体とするフラックスを充填してなるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤにおいて、ワイヤ全質量に対する質量%で、Mgを0.01%以上を含有し、溶接時に形成されるスラグがTiO2−Al23−MgO系スラグであり、このスラグの組成がスラグ全質量に対する質量%で、TiO2:50%以上、Al23:1.0〜25%、MgO:8〜30%であるガスシールドアーク溶接用フラックス入りワイヤ。 (もっと読む)


【課題】優れた溶接作業性を有しつつ、溶接金属性能及び耐高温割れ性能が優れた溶接金属を得ることができるチタニヤ系フラックス入りワイヤを提供する。
【解決手段】鋼製外皮内にフラックスを充填してなるフラックス入りワイヤにおいて、前記鋼製外皮のC量を外皮全質量当たり0.04質量%以下に、ワイヤ全質量に対し、前記フラックス中のTiOを4.5乃至7.0質量%、Mgを0.3乃至0.7質量%、Na化合物をNa換算にて0.1乃至0.3質量%、K化合物をK換算にて0.02乃至0.15質量%含有し、前記Na、Kについて[Na]/[K]比率を2.0乃至5.0に、Caを0.01乃至0.05質量%に規制する。 (もっと読む)


【課題】耐力620MPa級以上の高張力鋼の溶接において、−60℃程度での低温靭性、溶接作業性、及び溶接金属の耐割れ性を向上させる。
【解決手段】C;0.02〜0.14%、Si;0.4〜1.1%、Mn;0.8〜3.0%、Ni;0.2〜3.1%、Ti;0.2%以下、Cr及びMoの少なくとも1種;総量で0.1〜4.0%を含有し、TiO及びMgOを総量で5.0〜7.2%含有し、N;0.0150%以下に規制し、更に、必要に応じて、アルカリ金属フッ化物、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属フッ化物、アルカリ土類金属酸化物、B、Al及びMgを総量で2.0%以下含有し、残部が不可避的不純物及びFeからなり、x(=MgO/TiO)とし、関数F(x)をF(x)=37.2×x−0.0665−30で表したとき、0.05≦x≦0.22、11≦F(x)≦15である。 (もっと読む)


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