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Fターム[4F202AD11]の内容

Fターム[4F202AD11]に分類される特許

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【課題】 塗料注入口に近接するキャビティ端部で脱気不良となった空気が、塗料中を流れることによって発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明による型内被覆成形用金型は、塗料注入口に近接するキャビティ端部の形状を円弧状としたことにより、キャビティ端部に空気が溜まりにくい形状とした。 従って、脱気不良等による成形品の外観不良という問題を防止できる。また、キャビティ内における塗料のフローフロントは、塗料注入工程開始直後に、塗料注入口を中心とする同心円状に広がるので、金型嵌合面隙間に回り込む塗料の流れを抑えるため、金型キャビティ端部の形状を円弧状とし、該円弧について、塗料注入口を中心とする円の一部とするのが効果的である。 (もっと読む)


【課題】 金型内に塗料を注入する前の段階で生じた塗料の硬化物が、塗料注入時に、固形物となって塗料の中を流れることより発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明による型内被覆成形用金型は、所望する形状の成形品を成形するための金型キャビティ15に、金型開閉方向に略平行な立ち面部Tを介し隣接する補助キャビティ18を形成して、補助キャビティ18に塗料注入口を設ける構成とした。本発明による型内被覆成形用金型は、前述の構成としたことにより、塗料注入時において、立ち面部Tに形成される塗料の流路厚み側寸法が、他のキャビティ部分に比較して小さくなり、塗料の硬化物が、その狭い流路部分に挟まってそれより先に流れることができない。従って、塗料の硬化物が、補助キャビティ18から金型キャビティ15内に流れ込むことを防止でき、その結果として優れた外観の型内成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 型内被覆成形の連続運転時に、塗料注入機先端部の温度が上昇して、塗料が硬化物となって流れることよって発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明による型内被覆成形用金型は、塗料注入機の塗料注入口を配したキャビティ部の厚み寸法を、被覆前の樹脂成形品を成形する際に1.5mm以下とすることによって、連続成形時において、塗料注入機の先端部が樹脂の熱量によって加熱されることに起因して生じる塗料の硬化物の発生を抑えることが可能であり、その結果、塗料の硬化物が、金型キャビティの装飾面に流れ込むことを防止できるので、欠陥のない優れた外観の型内被覆成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 金型内に塗料を注入する前の段階で生じた塗料の硬化物が、塗料注入時に、固形物となって塗料の中を流れることよって発生する外観不良を防止する。
【解決手段】 本発明においては、所望する形状の成形品を成形するために形成した金型キャビティ15に隣接して、塗料注入口を設けた補助キャビティ18を形成し、補助キャビティと金型キャビティの間に中間キャビティTを形成する。そして、中間キャビティTにおいて金型開閉方向の最小寸法を、金型キャビティ15より小さくするとともに、補助キャビティ18に注入された塗料が、中間キャビティTを通って、金型キャビティ15に入るよう構成する。成形時において、中間キャビティに形成された塗料の流路は、他のキャビティ部分に比較して狭くなるので、硬化物はその狭い流路部分に挟まってそれより先に流れることができずに、その結果、欠陥のない優れた外観の成形品を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 成形物全体が柔らかく弾力性のある感触を呈するものとすることができ、しかも、成形物の表面に平滑なスキン層を形成して容易に表面意匠をきれいに仕上げることができる立体成形物を提供する。
【解決手段】 立体モデル1を上半部領域1Aと複数に分割した下半部領域1B、1Cとの領域に区画して各領域毎にシリコン樹脂材を塗布して下端部1Dが開口したシリコン樹脂型を製作し、前記シリコン樹脂型の開口した箇所から中空部にウレタン樹脂材を吹き付けてスキン層とし、更に発泡ウレタン樹脂材を充填して、スキン層のある立体成形物を製造する方法である。 (もっと読む)


【課題】 燈本体3およびレンズ部4を備えて一体に製造される燈体9を、金型移動による射出成形方式を用いて製造するにあたり、燈本体3の内側面に反射面14が形成されたものを製造する。
【解決手段】 固定金型2を真空蒸着装置5が設けられたものとし、燈本体3およびレンズ部4を成形する一次の射出工程と、燈本体3およびレンズ部4を突き合わせて一体化する二次の射出工程のあいだに、燈本体3の内側面に反射面14を真空蒸着する反射面形成工程を設け、反射面のある燈体9にする。 (もっと読む)


【課題】樹脂製マンドレルを使用して筒状のタンクを製造することで、離型処理や修理,補修が不要であり、安価でライナーレスのタンクを効率良く製造することが出来る樹脂製タンクの製造方法を提供する。
【解決手段】この発明の製造工程は、大きく分けて樹脂マンドレルの成形工程(1)と、筒状タンクの成形工程(2)と、マンドレルの脱型工程(3)とから構成され、成形モールド内へ熱可塑性樹脂材料から成る筒状体を配設してブロー成形により熱可塑性樹脂から成るマンドレルを成形し、マンドレルを脱型後、マンドレルの外周面に樹脂材料及び不織布による内層を形成した後、その外周面に少なくとも一層以上の繊維強化プラスチックを巻付けて加熱,加圧することにより繊維強化プラスチック層を形成し、この繊維強化プラスチック層の外周面に補強層及び最外層を形成した後、加熱,加圧してタンク本体を完成し、このタンク本体の内部から前記マンドレルを負圧吸引して脱型する。 (もっと読む)


【課題】 被覆の厚みを均一にすることを目的として、成形時の金型変形をコントロールするために、樹脂成形品の形状が決まる樹脂冷却時の型締力を、塗料硬化時における型締力と同一にするような型内被覆成形を行う場合において、発生しやすい成形品のひけと、金型よりの塗料漏れを防止する。
【解決手段】 塗料硬化時の工程(第4工程)において、初期の型締力を、少なくとも2段階以上の多段で昇圧して最終の型締力とするとともに、樹脂成形時の工程(第2工程)において、初期の型締力を降圧してから最終の型締力とする。
本発明によれば、塗料硬化時の工程において、型締力が高くなる際には金型内の塗料は粘度が高くなって流れにくくなった状態となっているため、金型から塗料が漏れ出しにくく、また、樹脂成形時の工程においても製品がひけにくい。 (もっと読む)


【課題】射出成形後、製品が硬化した段階で被覆材を注入しても、成形品の外表面や側端部の平滑面や光沢面がよい、かつ、塗料が金型外に漏れることのない射出成形金型およびその射出成形方法を提供する。
【解決手段】可動金型1aと固定金型1bとから構成され、成形型内で型締めの圧力をかけて合成樹脂を注入し、成形後に前記成形型内に被覆材を注入して射出成形品の表面を型内被覆する射出成形金型1において、可動金型1aと固定金型1bの一方に配置されてキャビティ9を形成する中子2と、中子2を水平に移動する中子移動手段とを備えたことを特徴とする射出成形金型1である。 (もっと読む)


【課題】金型からの塗料の漏出を防止しつつ、樹脂成形体の端部付近にアンダーカット形状を形成することが可能な型内塗装用金型を提供する。
【解決手段】樹脂成形体9を形成するために複数の金型1で構成するキャビティ12に樹脂を供給する樹脂供給手段6と、キャビティ12の内部にある樹脂成形体9の被塗装面96に塗料を供給する塗料供給手段7とを有し、隣接する金型どうしの境界位置に、キャビティに連通する補助キャビティを設けると共に、樹脂成形体9にアンダーカット部92を形成すべく、金型1に設けられ、金型1の表面に対して傾斜した方向に突出可能なスライドコア4を備えた型内塗装用金型であって、スライドコア4が補助キャビティの一部を形成すると共に、スライドコア4の突出に際して、樹脂成形体9が金型1の表面に沿った方向に移動するのを防止する制止手段を備えた型内塗装用金型。 (もっと読む)


【課題】成形加工時に表面を全体的又は選択的に改質された成形品を製造する方法及び装置を提供する。
【解決手段】熱可塑性樹脂から成形品を製造する方法であって、前記成形品を成形するための成形部に、前記熱可塑性樹脂を溶融樹脂として導入する第1の導入工程と、前記成形部に、有機金属錯体が溶解した超臨界流体を導入する第2の導入工程と、前記溶融樹脂を固化し、金属元素を前記成形品の表面に配置させる工程とを有することを特徴とする方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 蒸着面が汚染されることがなく、在庫管理も格別に必要としない、内表面に薄膜を有する中空成形品の成形方法を提供する。
【解決手段】可動金型(17)とスライド金型(10)とを使用する。また蒸着用チャンバー(25)の内部にターゲット電極等の蒸着要素が設けられている蒸着装置も使用する。可動金型(17)とスライド金型(10)とにより本体部(H)と蓋体(F)を1次成形する。本体部は可動金型(17)に、蓋体はスライド金型(10)に残った状態で型を開く。可動金型(17)に残っている本体部の内表面を蒸着用チャンバー(25)で覆って金型内で蒸着する。次いで、蒸着された本体部に蓋体が整合するようにスライド金型(10)を駆動する。そして、2次成形用の樹脂を射出して本体部と蓋体とを一体化する。 (もっと読む)


【課題】 紫外線硬化型樹脂を微細形状の有する型に充填し,硬化させることによって型の有する微細形状を成形品に転写させることを特徴とする複合型光学素子の製造方法において,基材となる光学素子の表面に構成される樹脂光学素子の形成時における樹脂の硬化収縮による成形品の変形を防ぐ成形用型および,製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係る光学素子成形用型は,光学素子の形状を構成するための転写形状が形成された型表面を備えており,型表面に,特定の波長の光を入射すると入射した波長の1/n(n=2,3,4・・・)の波長の光を返すことを特徴とする非線形光学効果を有する薄膜が形成されていること。 (もっと読む)


【課題】蒸着面が汚染されることがなく、また在庫管理も格別に必要としない、内表面に薄膜を有する中空成形品の成形方法を提供する。
【解決手段】その内部にターゲット電極のような蒸着要素を備えた蒸着用凹部(3、4)が設けられている固定型(1)と、スライド可能な可動金型(22、30)とを使用する。本体部と蓋体をその開口部の周囲に接合部を有するように1次成形する。縦スライド金型(30)に残っている状態の本体部を蒸着用凹部(3、4)により密に覆ってから蒸着する。次いで金型(1、30)に残っている蒸着された本体部と蓋体とを整合させて型締めし、その接合部に溶融樹脂を射出して一体化する。 (もっと読む)


【課題】高周波電力を用いない、プラズマ発生装置付き射出成形装置
【解決手段】1.Aのように射出成形を行い、成形品Pを冷却固化する。次に1.Bのように、ジャッキ120を用いて1〜数mmだけ第2の金型200を移動させて空隙Sを形成する。この際、ガス導入口132と排気口142は、第2の金型200の移動により空隙Sに対して開き、ガス導入管131、空隙S、排気管141は連通する。これらは第2の金型200のOリング201により気密が保たれる。次に、気密となた空隙Sから、排気装置140を用いて排気を行い、ガス供給部130からプラズマ処理のためのガスを空隙Sに供給する。導波管150を介してマイクロ波アンテナ160にマイクロ波を供給すると、空隙Sにおいてマイクロ波による放電が生じ、ガスプラズマが発生する。 (もっと読む)


【課題】多数個取りが可能であり、キャビティに立ち面部が存在しても、ランナを介して塗料をキャビティの中へ注入出来、且つ均一な膜厚の塗膜で樹脂成形品を被覆することが可能な型内被覆成形手段を提供すること。
【解決手段】固定金型部3と可動金型部4とで構成され、固定金型部3及び可動金型部4によって、樹脂成形品14の成形空間である複数のキャビティ5,6と、それら複数のキャビティ5,6の中へ溶融樹脂を射出するためのランナ7,8と、複数のキャビティ5,6の中へ被覆材を注入するための被覆材注入路と、が形成された型内被覆成形用の金型10の提供による。金型10は、ランナ7,8が、複数のキャビティ5,6のそれぞれに接続されるとともに、ランナ7,8を形成する面のうち被覆材が流れる面を除く面に、凹部17が形成されているところに特徴がある。 (もっと読む)


【課題】多数個取りが可能であり、汎用の型締装置が使用出来、複数のキャビティにおける可動金型部又は固定金型部のキャビティ形成面と、樹脂成形品と、の間の隙間へ導入する塗料の流動バランスを調節することが可能な型内被覆成形手段を提供すること。
【解決手段】固定金型部3と可動金型部4とで構成される金型10の提供による。この金型10には、固定金型部3及び可動金型部4によって、樹脂成形品の成形空間である複数のキャビティ5,6と、それら複数のキャビティ5,6の中へ溶融樹脂を射出するためのランナ7,8と、複数のキャビティ5,6の中へ被覆材を注入するための被覆材注入路と、が形成されている。金型10は、ランナ7,8が、複数のキャビティ5,6のそれぞれに接続されるとともに、被覆材注入路が、ランナ7,8に通じて設けられ、複数のキャビティ5,6に接続されたそれぞれのランナ7,8を形成する面のうち被覆材が流れる面に、複数の凹部が形成されているところに特徴がある。 (もっと読む)


【課題】被覆成形体の製造装置において、上型と下型の相対位置の変動の修正と、所定膜厚の被覆層の実現を可能とする。
【解決手段】被覆成形体の製造装置1の上型11は、上ダイプレートDP1に保持されて、油圧ラムHRの駆動力によって、ガイドポストGPに沿って上下に移動する可動型であり、下型12は、下ダイプレートDP2に固定された金型である支持ベース13の内部に収納されており、支持ベース13は、下型12を収納支持する凹所を有し、この凹所の底面には、上下方向に進退自在に突出して先端が下型12を支持する支持部41と、支持部41の進退動作を駆動する駆動部40と、を備えた型位置制御機構4が設けられている。下型12は、支持部41の進退によって所定の可動範囲内で位置調整のために上下動する半固定型となっている。上型11の肩部には、上型11と下型12との上下方向の相対距離を検出する縦位置検出部3が備えられている。 (もっと読む)


【課題】 工数の増大を抑制しつつ、成形品の形状の自由度を増大することができる金型内塗装成形方法、成形品及び金型を提供する。
【解決手段】 第1キャビティ面13を有する固定金型11と、第2キャビティ面14を有する可動金型12とにより形成されるキャビティ15内で樹脂成形品を成形し、その後、金型を所定間隔だけ開いて樹脂成形品の表面と第1キャビティ面との間に塗料を注入して、表面に塗膜が密着した一体型樹脂成形品を製造する。固定金型及び可動金型間には、型の動き方向の合わせ面Sが設けられる。第1キャビティ面は型開閉方向Aに対し一側に傾斜する第1傾斜面13aを有し、第2キャビティ面は、同他側に傾斜して第1傾斜面に対向する第2傾斜面14aを有する。キャビティは、一端が第1及び第2傾斜面の境界部に連通するとともに、型開閉方向に直交する方向に延出して、他端が合わせ面Sに連通する補助キャビティ15aを有する。 (もっと読む)


【課題】 可動金型5、固定金型6を用い、第一、第二成形体2、3を型成形する第一射出工程、第一成形体2を成膜2aする成膜工程、第一、第二成形体2、3を樹脂材8により一体化する第二射出工程により成膜成形体1を製造するにあたり、成膜領域Xの一部を簡単にマスキングする。
【解決手段】 成膜装置7は、二方向から成膜すべく成膜手段10、11が二組設けられたものとし、該成膜手段10、11のあいだから支持ピン12を突設し、この支持ピン12の先端にマスキング体13を設ける構成にして、成膜装置7を第一成形体2に型合わせすると同時にマスキングができるようにした。 (もっと読む)


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